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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
赤ちゃんとの生活に慣れてくると、旅行に出かけたくなってきます。
しかし、いざはじめての赤ちゃんとお泊りで遠出しようとすると、心配なところもたくさん出てきます。さらに大きくなってきてからも、成長過程によって旅行するときの注意点は少しずつ変わっていきます。
そこで、今回は赤ちゃんや幼児を連れたの旅行のポイントをまとめてみました。
これから赤ちゃんや幼児と一緒に旅行しようと思っている方に参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
赤ちゃんとの旅行はいつからOK?
赤ちゃんはいつから遠くまで連れ出して良いのか、気になりますよね。
航空会社の規定を見てみると、なんと飛行機には生後8日目から搭乗できるそうです。
里帰り出産など、特別な理由がない限りそこまで早い時期に旅行をする人はあまりいないと思いますが、早い人は生後3か月くらいの首が座った頃に最初の旅行に出かけているようです。
ちなみに我が家は、里帰り出産から自宅に帰る際に、1時間ちょっと新幹線に乗りました。あれが確か、生後3か月になったばかりの頃だったかと思います。
はじめての新幹線はかなりドキドキで、そんなに大騒ぎする必要なかったのに…と今となっては思うほど、とても気を使いました。
移動タイミングは何時が最適?
赤ちゃんや幼児と遠出するときに移動が上手く行くかいかないかは、お昼寝のタイミングにかかっていると私は思います。
具体的に何時かはその子によって違うと思うのですが、狭い移動の空間でぐずってしまうと骨が折れるので、移動中は寝てくれるのが一番楽です。
お昼寝に合わせて上手に移動できるように旅行を計画することが大切になります。
赤ちゃん連れの旅行のマストアイテムは?
移動のタイミングに加えて、赤ちゃんや幼児との旅行準備でもう一つ大切なポイントは荷造りです。
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赤ちゃんの場合は、おむつ・おしりふき・ミルク・哺乳瓶・水筒、離乳食の時期は離乳食など、生活必需品は忘れるわけにはいきません。
我が家では、娘が2歳のころグアムに連れて行ったときに、離乳食は完了していたので現地で大人が食べる物を取り分けて食べさせていたら、慣れない食材や味付けだったせいかお腹を壊してしまいました。
旅先が海外の場合は、現地の食事が口に合わないこともあるので念のため、幼児用の食事を持っていった方が安心です。
また、幼児はおやつとジュースで大人しくしてくれることもあるので、現地で調達できる場合でも移動中の分は用意していくよいでしょう。
またおもちゃ選びも移動中の環境を左右します。
月齢が低い場合は、おもちゃで集中して遊ぶのはなかなか難しいですが、大きくなればおもちゃがあれば間が持つこともあります。
私が持って行って失敗してしまったのは音のなるおもちゃです。
小さな音でも不快に思う人もいるので、いくら子供のお気に入りでも移動中に音が出るおもちゃで遊ばせるのは、避けたほうがよいと感じました。
また母子手帳と健康保険保険証も、旅先で何かあったときのために忘れないようにしなければなりません。
それからウェットティシュやビニール袋、多めに持っていくと様々な場面で活躍してくれます。
こんな風に準備をしていくと荷物がどんどん増えてしまうので、我が家では旅先に洗濯乾燥機がある場合は、持っていく服を減らすようにしています。宿泊先に洗濯機があるかは事前に要確認ですね。
また移動手段にもよりますが、旅行先で調達できるものはなるべく調達し、極力荷物を増やさない方が快適な場合もあります。
子連れの旅行は行き当たりばったりではなく、しっかりシミュレーションして荷造りをすることが大切です。
最適な移動手段は?車vs新幹線vs飛行機
国内旅行の場合、子供がぐずったときに一番気を使わなくて済むのは車です。
新幹線や特急の場合はデッキに出てあやすという方法もありますが、飛行機の場合は逃げ場がなく、ただただ恐縮する、なんてことも。
車・新幹線・飛行機での移動には、それぞれメリットデメリットがあるので、まとめてみました。
車移動

- ぐずっても周りの人に迷惑をかけないで済む
- 時間の融通がきく
- 荷物運びが楽
- 遠くに行くには時間がかかる
- 渋滞に引っかかると間が持たない
- トイレに急に行きたくなったら行けない
車移動は何より、他の人に気を使わなくて良いところが最大の魅力です。
子供が一人の場合は、お昼寝の時間を調整することができますが、二人以上いる場合は同じ時間に寝てもらうのは難しいので、そういった場合も車が気楽でしょう。
赤ちゃんとの旅行は荷物が多くなりがちですが、車なら大きな荷物を持って歩かなくてよいところも嬉しいです。
ただ、車は渋滞のリスクはつきものです。
全く動かない車内で子供がぐずり出すと旅行のムードが最悪になってしまうかもしれません。
渋滞が起きにくい時間を選んで、休憩場所をしっかり調べてからお出かけすることが大切です。
新幹線移動

- ぐずったらデッキに逃げられる
- 直前に切符を購入すれば時間の融通がきく(ただし混んでいる時期は難しい)
- トイレにいつでも行ける
- たくさんの荷物をずっと持って移動しなければならない
- 歩きまわるようになると厄介
新幹線にはデッキがあるので、ぐずった時にはデッキに出てあやすことができるので、赤ちゃんの時には抱っこをしてデッキに立っていれば、しのげます。
しかし、大変なのは動き回るようになってからです。
静かにじっとしていることが子供は苦手。
新幹線に乗れたという喜びでいつも以上にはしゃいだり、じっとしていられなかったりする時期の新幹線移動はかなり苦労します。
飛行機移動

- 遠くまで移動できる
- サービスが充実している
- ぐずっても逃げ場がない
- 決まった時間に搭乗しなければならない
- トイレが使えない時間がある
- 耳が痛くなることがある
飛行機移動は、ぐずったときにどこにも逃げられないのが最大のプレシャーです。
多くの場合は事前に予約しておいた便に搭乗するので、お昼寝の時間に合わせられない可能性もありますし、ベルト着用サインが消えるまでトイレにも行かれません。
離陸と着陸のタイミングで耳が痛くなる子もいて、泣かれてしまうことも。
我が家では、娘が飛行機の揺れに酔って、降りてからおう吐したこともありました。小さな体に飛行機移動は負担がかかるのかもしれません。
ただ、その分飛行機は小さい子供へのサービスが充実しています。様々なサービスが受けられるので、上手に使うことで苦労を軽減できます。
【余談】子連れの場合、新幹線は何両目に乗ればよい?
新幹線は、乗る車両によって苦労を軽減できるのでご紹介します。
断乳前の赤ちゃんと一緒に新幹線に乗る時には、多目的室に近い車両を選ぶと授乳中は安心です。
多目的室は体の不自由の方のためのスペースですが、利用のない場合は、授乳のためにお借りできます。
- 16両編成ののぞみ・ひかり・こだまの場合は、11号車
- 8両編成のみずほ・さくら・ひかりレールスター・こだま
12両編成のかがやき・はくたか・つるぎ・あさまの場合は、7号車
また東海道山陽新幹線は洋式タイプのトイレにオムツ交換台が設置されていて、北陸新幹線には、洋式タイプのトイレにベビーベッドが設置されています。
断乳後は、すいている時間に乗車ができる場合は自由席なら乗る前におもらしなどのトラブルがあっても時間を気にせずに乗れるので、楽だと考えることもできます。
私は、その日の混雑状況や子供の様子に合わせて車両を選ぶようにしています。
ちなみに在来線の特急列車でも、サンダーバード・くろしお・こうのとり・きのさき・はしだて・まいづる・しらさぎにも、多目的室やおむつ交換台が設置されています。
電車を使う場合は、どこの車両に多目的室やおむつ交換台が設置されているか、事前に確認して乗車すると安心です。
さらに寝台列車は意外と子連れ旅行に向いています。個室寝台列車が設けられているものなら周りを気にせずに赤ちゃんや子供たちと旅することができるのです。
寝台列車はまだ利用したことがありませんが、今後利用してみたいと思っています。
また、これもまだ利用したことがないのですが、500系のこだま号には、子供向けの運転台設置されているんです。
新大阪と博多を結ぶ山陽新幹線の500系こだま号の8号車に設置されているということで実際に走っている新幹線の車内でハンドル操作を体験できるんです。
これは、のんびり旅のこだまでも、飽きずに旅することができそうですよね。
【余談】飛行機は赤ちゃん連れは至れり尽くせり!
何年か前に、飛行機で子供がぐずっていたことに腹を立てた有名人が、Twitterで怒りのつぶやきをしていたのを目にしたこともあり、飛行機での赤ちゃんとの移動はハードルが高いと考えていました。
ところが飛行機は子供向けのサービスが凄く充実していて、至れり尽くせりなんです。
JALの場合を例にご紹介していきます。
妊婦や2歳以下の子供は優先搭乗ができるなど、飛び立つ前からやさしく対応してもらえます。またベビーカーのレンタルもあります。
私は母乳とミルクの混合で娘を育てたので、お出かけ時には必ず魔法瓶にお湯を入れて持ち歩いていましたが、飛行機ではお湯が貰えるので安心でした。
機内のトイレは狭いイメージがありますが、おむつ替え専用テーブルが付いたトイレがあり、なんと予備のオムツも用意してくれています。
機内ではおもちゃがもらえたり、絵本の貸し出しがあったり退屈をしのぐ方法もたくさん用意されています。
最近ではWi-Fiが使えるようになったためビデオプログラムで子供向け番組も楽しめます。
さらに、機内で配布される「ベビーと楽しむ空たびbook」には、赤ちゃんとどんな風に機内で過ごすこと快適かという案内と共に、仕掛け絵本感覚で一緒に遊べるコンテンツまで掲載されています。
国際線の場合は、事前に予約することで、赤ちゃん用のベッドや離乳食・幼児食を用意してもらうこともできます。なんとアレルギー対応食まであるんです。
ANAの場合もほぼ同じようにサービスが用意されていて、国際線では、種類や数に限りはあるものの粉ミルクまで用意してくれています。
我が家は、娘が2歳の時に行ったグアム旅行で、事前予約のシステムを知らなかったので、同じくらいの月例の子供たちがかわいらしいキッズミールを食べている中で、娘だけ貰うことができなかったため、少しかわいそうだったな…と反省しました。
飛行機は思った以上にサービスが充実しているので、きちんと調べて行くことをおすすめします。
【余談】高速バス移動も大きくなれば視野に入れても◎
もう一つ、赤ちゃん連れは難しいと思いますが、高速バスという手段もあります。

それこそ逃げ場がないので小さい時には難しいですが、3歳を過ぎてから2時間程度の高速バス移動であれば我が子もできるようになりました。
少し大きくなってきたら高速バスも視野に入れてみるといいかもしれません。
赤ちゃん・子連れに優しい宿3選を紹介!
最近では子連れを歓迎してくれている宿も増えていて「そこまでしてもらえるの?」というサービスもたくさん用意されています。
そこで私が実際に行ってきた中で、これは子連れに良かったという宿を三つご紹介します。
赤ちゃん連れにおすすめ!
【沖縄北谷】ザ・ビーチタワー沖縄
このホテルは、赤ちゃん連れをターゲットにしていると言い切っていいほど、赤ちゃん連れに至れり尽くせりでした。
らくらくマミーパックというサービスを宿泊者は無料で利用できるのですが、このサービスを利用すると、赤ちゃん連れだと大きくなりがちな旅行鞄をコンパクトにしてくれるんです。
なんと
- 紙オムツ5枚
- おしりふき1つ
- スティックタイプ400ml
- ベビーフード1つorおやつ1つorベビードリンク1本
しかも、紙オムツとミルクの品ぞろえが充実していて、普段使っているものと同じものを選ぶことができるんです!ここまでやってくれるのかと感激しました。
レストランのバイキング会場には、キッズ用のバイキング台が設置されていて、離乳食も用意されています。
さらに、事前に予約すれば、ベビーカー・ベビーベッドにベビーガードまで用意してもらえる上に、子供用食器・踏み台・シャンプーハット・便座・ベビーソープ・絵本・歯ブラシまで利用できるんです。
フロントを出て徒歩0分でビーチもプールも温泉も楽しめますし、赤ちゃんとゆったり滞在するのにぴったりな環境です。
ママがくつろげる!独身時代のデート気分が蘇る?!
【小田原】ヒルトン小田原リゾート&スパ
東京駅から新幹線で小田原までは35分。横浜から車で約1時間と、都心から近い場所でリゾート気分が味わえる施設です。
子連れだと二の足を踏んでしまいそうなリゾートホテルですが、ここは子連れが多いのでそこまで気を使う必要がないところが嬉しいです。
しっかり子供用のスリッパや歯ブラシが部屋に用意されていたり、ロビーで子供向けのワークショップが行われていたりするのも嬉しいところ。
プールにも子供用の浮き輪の貸し出しがあります。
お部屋は全室オーシャンビューで食事はホテルのブッフェが味わえます。
子供ももちろん楽しめますが、パパとママがリフレッシュできるホテルだと言えます。
幼児におススメ!
【大分県別府温泉】杉乃井ホテル
3世代で楽しめる西日本最大の温泉リゾートをコンセプトとした杉乃井ホテルには、造波プールを中心に様々なプールが屋内、屋外にあります。

屋外の温泉プールは夜ライトアップもされるので遅くまで楽しむことができますし、窓の外にはイルミネーションやプロジェクションマッピングが用意されています。
子供たちが遊べるキッズランドもあるので、一日中遊びつくすことができるホテルです。
食事は、子供が大好きなグラタン・ピザ・パスタなどを好きなだけ食べられるバイキング。綿菓子を自分で作って食べられるコーナーには子供たちがずらりと並んでいました。
私たちが泊まったお部屋は、畳の上に敷けるお布団とベッドの両方選ぶことができました。
プールとバイキングがとにかく魅力的なので、離乳食が終わった頃から本格的に楽しめる施設だと思います。
まとめ
赤ちゃんが生まれると、日々を何とかこなす事でいっぱいいっぱいになりがちですが、毎日がんばっているご褒美にたまには旅行できたらいいですよね。
とは言え、赤ちゃんや子供を連れての旅行は体力も気もたくさん使って消耗するもの。事前に調べておくことで、様々なサービスを受けられるので、下調べをしっかりして出かけることがとても大切です。
小さな頃に旅行しても、旅の記憶は残らないかもしれませんが、大きくなってから楽しい旅の思い出を、写真を見ながらお話してあげられたらなと思っています。是非、赤ちゃんや幼児と一緒に行ける旅を計画してみて下さい。