【体験談】イヤイヤ期だからこそあえて”二人きりでお出かけ”を楽しんだ!気をつけたこと、移動手段、持ち物、参考にしたサイトなど当時を振り返ってみました

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ののかママ

日々、2014年生まれの女の子に翻弄されているワーキングママです。育児や仕事に家事と、毎日何かに追われへとへとですが、娘からもらう幸せと笑いをもとに生きています。日々の生活の中から役立つ情報が発信出来たら幸いです。

ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。

実は我が家、夫の仕事の都合でしばらく別々に暮らしていた時期があります。

単身赴任期間としてはたったの半年ではありましたが、私たち家族にとってはそれぞれの大切さを思い知る濃密な時期であったように思います。

丁度そのころは娘が2歳、イヤイヤ期真っ只中。また女の子とはいえ、かなりアクティブな我が子。

最初は2人だから外出は大変だな…とか、疲れると翌日の仕事に響くな…と外出の敷居は高く感じていたのですが、有り余るエネルギーを抱えた子どもと家の中にばかりもいられない。

また同時に、パパがいなくて寂しいのではないだろうか、不憫な思いしていないだろうか…と、いう思いもありました。

そして、

ののかママ
寂しい思いだけはさせたくない、せっかくの機会だから2人でたくさん楽しまなきゃ…
と、気持ちを切り替え、半年間は色んな場所に二人で訪れました。

そこで今回は、2歳児イヤイヤ期娘との二人きりのお出かけをした時に考えたことや気をつけたこと、便利だった持ち物や、情報収集で参考にしたサイトなどを当時のことを振り返りながらまとめてみました。

イヤイヤ期娘とのお出かけ:行き先を考える

娘と出かけようと考えた時に、まず行き先を考えました。

二人でのお出かけで、行き先は一人で考えても仕方ないので、毎回娘と相談をすることにしました。

とはいえ、2歳児です。

ののかママ
どこに行きたい?
と聞いても、
ゾウさん!
とか
可愛いところ!
とか、総体的なリクエストばかり…(笑)

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そこは私の方で都合よく解釈させていただいて、晴れた場合とそうでない場合を考慮して毎回行き先を考えました。

行き先を決める時に重視したこと
  1. 無理のないスケジュールであること
  2. 途中で予定が変更できること
  3. 事前に情報が手に入る場所であること

子どもと二人きりということで、頼れるのは自分だけです。

行き先の情報収集は事前にくまなく行いました。

お出かけ自体を楽しむことはもちろんですが、ケガや事故を防ぐためにも情報収集は必要なことでした。

そうして行き先を十分に吟味した結果、夫の単身赴任中に私と娘が出かけた場所は夫の単身赴任先(新幹線)を筆頭に、

  • 温泉
  • 動物園
  • 水族館
  • ディズニーランド
  • スカイツリー
  • フルーツ狩り
  • プール

等々です(近所の公園・ショッピングモールなどは除く)

最初はとても腰が重かった娘と二人きりのお出かけですが、結果的にはとても良い経験になったと思います。

イヤイヤ期娘とのお出かけ:交通手段を考える

行き先が決まったら次に気にするのは交通手段です。

夫が単身赴任先に車を持って行ってしまったため、我が家には車はありません。

そうなると、自ずと公共交通手段を選ばなければなりません。

我が家が選べる選択肢はバスか、電車か、です。行き先に合わせて、毎回かなり頭を悩ませました。

バス

メリット
乗り換えがない
土日は割とすいている
高速バスの場合はベビーカーも預けられる
高速バスなどを使えば乗り換えが少ない
デメリット
本数が少ない
電車より割高
ノンストップだった場合、愚図った時やトイレに降りられない
路線バスの場合辺鄙な場所にバス停があることが多く、容易に降りることができない

電車

メリット
安い
早い
愚図ったりトイレに行きたくなったりしたら途中下車可能
新幹線の場合はトイレがある
デメリット
土日だったとしても、ベビーカーは邪魔になる
エレベーターがない駅での乗り換えがきつい
指定席以外の場合では座れない可能性がある

バスで行くにしても新幹線などを使うにしても、座席は子どもの分も指定席を取りました。

新幹線などは膝の上に乗せるか自由席であれば子どもの費用は掛からないのですが、イヤイヤ期。いつ愚図るかわかりません。

愚図った時や、乗り物に飽きてふらふらしだした時に一人分のスペースであやすことはとても難しいことのように感じました。

また、自由席などで座れない人がいた場合、娘が席を占領していることで肩身が狭くなるのではないかと考えました。

そして、乗り物を決める際にいつも念頭にあったのがベビーカーです。

ベビーカーを目的地で借りる事が出来る場合もありますが、移動中の荷物の事を考えると、ベビーカーがあるほうが便利です。

しかし、ベビーカーを持って行ったとしても、娘はまだ2歳です。

ベビーカーに乗せたままエレベーターに乗れればいいですが、エレベーターがない場合は娘の手を取って歩かせなければなりません。

片手に荷物とベビーカー、片手に娘の手を握って階段を上ることは「(娘も荷物も)どっちも絶対に落とせない」というプレッシャーの中で、非常に大変なことでした。

ベビーカーを畳まないと電車内でも邪魔になりますし、邪魔になっているな…と思うことを繰り返すうちに、結局ベビーカーをもっていかないことも多かったように思います。

また、やっとオムツが取れた娘。

『オムツでしてもいいよ』と言ってもオムツの中で用をたすことをすごく嫌がるようになっていたので、トイレに降りられないことがあるのではないか、ということも懸念事項でした。

ノンストップのバスなどはトイレに降りられないことが一番の心配要素であり、トイレがあったとしてもバスの中の狭いトイレでさせることも億劫でした。

また、電車でのお出かけだった場合にも、突然やってくる「トイレ行きたい!」に対応するために、子どもの手を引いてベビーカーなどの重い荷物を抱えて電車を乗ったり下りたり駅のトイレまで急ぐことにも不安がありました。

行き先を決めるよりも、乗り物をどうするかを考えることの方が頭を悩ませたと思います。

イヤイヤ期娘とのお出かけ:子どもの生活リズムを考えた予定を立てる

我が家の娘は保育園児なので、一日の生活リズムは大体決まっています。

保育園の日の生活リズム
6:30起床
7:30登園
11:00お昼御飯
12:00~14:30お昼寝
15:00おやつ
17:30お迎え
19:30夜ごはん
21:00寝る

休日。しかもせっかくのお出かけですし、保育園の日と完全に同じ時間にする必要はないものの、なるべく近い時間で予定をたてることでお腹が空いたとか眠いといった機嫌の良し悪しのパターンも掴めます。

例えば7時前に起きて8時ごろ家を出れば、娘の眠気はすっかり冷めていますし、電車内でも愚図る事も少ないはず。

反対に12時のお昼寝の時間の前に食事を終わらせて乗り物に乗ることで、一番騒がれたくない電車や新幹線内で寝ていてくれるということもありました。

普段の子どもの生活パターンに合わせて予定を組むことで、避けられる不機嫌の種は事前に取り除くように配慮しました。

また、混んでいる場所に行く際には食事をする場所の確保も必須です。

パパがいれば『簡単なもの買ってきて!』とか、『代わりに並んでおいて!』と頼めますが2人きりではそうはいきません。

予約が出来るレストランなどがあれば料理さえも事前に予約をして行きました。

お腹がすいたとき、そして眠い時、子どもは機嫌が悪くなります。

先回りして予定を組み、機嫌が悪くなる隙を与えないことで、外出先でのイヤイヤを防ごうと試みました。

結果的に、これは大成功だったと思います。

そして、予定を立てるために一番大事なこと、それは子どもがいるということは「スケジュール通りに進むわけがない」と最初からあきらめることでした(笑)

路線バスに並んでいても、『さぁ乗るぞ』という時点で「トイレ行きたい」と言われることは日常茶飯事で、そうなるとバスに乗ることよりも、トイレを探すことが優先になります。

イヤイヤの癇癪が爆発して、なかなか次に行きたい場所に進まないこともしばしばありました。

しかし、「娘とのお出かけの目的は何か」を振り返ってみると「娘と楽しむ」ことが大前提です。

その為には予定をぎっしりと詰めないこと、そしてどんな時も「まぁいっか」と心に余裕を持つことを心掛けました。

イヤイヤ期娘とのお出かけ:宿泊か日帰りか。

お出かけを決める際には、宿泊にするか日帰りにするかもよく考えました。

日帰りで十分に行って帰れる場所であれば検討しなくても良いですし、温泉など最初に泊まることが決まっている場合はいいとして、例えばディズニーランドなど、日帰りできる距離でもお出かけが一日かかる場所、とても混む場所に行くときには、ホテルを手配するかどうかをとても悩みました。

遊んでいる最中に休める場所を確実に確保できるかどうかということや、荷物の保管場所のことを考えると、ホテルを取っておいた方が心強い場合もありますよね。

もちろん、宿泊にはお金がかかります。

2人きりの週末にちょっと贅沢すぎやしないか…と少し悩むこともありましたが、疲れた!抱っこ!眠いの!と、いつ怪獣ぐずりんぼうが顔を出すかを考えると、必要経費でもありました。

また、幸い娘はまだ2歳なので、添い寝で良いことを考えると、娘の分の宿泊費はかかりません。

最終的には毎回夫に電話で相談し、夫からのGOがでた時のみ宿泊することにしました。

宿泊先があると、事前に荷物なども送って置けたので移動などもとてもスムーズでした。

子どもの休憩室対策でのホテルでしたが、結果的には私自身もリラックス出来ましたし、子育て・仕事・家事を一人で切り盛りしなくてはいけなかった夫の単身赴任期間に、家事や仕事から離れることが出来て、とても良い気分転換になったように思います。

宿泊施設探しで参考にしたサイト

イヤイヤ期娘とのお出かけ:持ち物は最小限に!

二人きりのお出かけですので、荷物はいつも最小限にすることを心掛けました。常にカバンに入れていたのは下記の荷物です。

  1. 保険証 … どこに行くにも絶対忘れてはいけないと思っています。突然の熱やケガの時に必要です。役所からもらえる受給者表などは紛失を考えコピーだけをもって歩いています。
  2. 着替え 2組 … 外出時は荷物を減らすため、ワンピースなどが多いです。食べこぼしや遊んで汗をかいた時用です。
  3. 下着着替え 3組 … 上下3組はもっていきます。
  4. ハンドタオル 2-3枚 … お手拭き替わりはもちろん、汗拭きや発熱時には濡らして熱さまし替わりに使ったり、色んな事に使えます。
  5. 絆創膏 … 転ぶことが多いのでいつもバッグに入れています。
  6. ビニール袋 数枚 … 汚れものやごみ入れに必要です。
  7. 折り畳みのお買い物バッグ(大)… 折り畳み出来るお買い物バッグを入れておくと汚れものが出た時やお土産など買い物で荷物が増えた時に便利です。
  8. ティッシュ
  9. ウェットティッシュ
  10. お菓子
  11. シールブック
  12. おもちゃ
  13. おむつ(泊りの時のみ)2-3枚 … オムツはもう外れていましたが、違う環境で眠ることでおもらしをする可能性もあります。念のため夜だけ着用させました。

上記の①~⑩に関しては、赤ちゃん時代からずっとマザーズバッグに入っているものです。ジップロックに入れて空気を抜いて、ぺちゃんこして持ち歩きます。

基本的には、必要なものが出てきたらその時に外出先で買うなど検討しようと、その他のものはあまり持ち歩きませんでした。

赤ちゃん時代と違うのは、イヤイヤ期を迎えてからはお菓子、シールブック、おもちゃは必需品になったことです。

イヤイヤ期を越えた今でも、娘と2人きりの外出には必ずシールブックとお菓子とおもちゃを持って行きます。

シールブックは音もでず、ゴミも増えず、貼って剥がして…が楽しいようで黙々と作業しています。貼ったりはがしたり、何度も使えるのも利点です。

駅の売店などやコンビニでも買えて1冊500円程度でお手軽です。

往復の乗り物の中はもちろん、遊園地のアトラクションの待ち時間やレストランでご飯が出てくるまでの間など、シールブックは大活躍でした。

お菓子は、

  • ゴミがでない(ボロボロ崩れない)
  • 匂いがでない
  • 服が汚れない
  • 音が出ない
  • すぐに食べきれる
これらに当てはまるものを電車内では食べさせていました。

我が家の場合はグミやたまごボーロなどが定番です。

小さく小分けされたものをいくつかバッグに入れておき、愚図り始めた時に渡すと食べている間は静かです(笑)

おもちゃは小さいものを一つ、二つ、音が出ず、失くしても娘が悲しまないようなものを持っていきました。

どのおもちゃを持っていくかは娘には自分で選ばせて娘のリュックで持ち歩かせました。

ぬいぐるみだったり、ボールだったり、その時々の娘のチョイスで変わってくるのですが、「自分のおもちゃを持っていること」が安心感になるようで、おもちゃ持参をしていると外でおもちゃが欲しいと泣き叫び駄々をこねることが少なかったように思います。

荷物は最小限ですが、おもちゃは絶対に外せないアイテムでした。

二人きりのお出かけで一番困ったこと

パパがいないお出かけで一番困ったことは、やはり娘が眠ってしまった時です。

ただでさえ普通の子より大きい我が子。

しかも眠ってしまった子どもは重いので、ショッピングセンターやデパートなどではベンチやベビー休憩室などで休ませて頂きましたが、駅などの野外ではエアコンなどの空調がない場合も多く、暑い日には熱中症にならないかと心配になることも…。

そんな時には休憩室をインターネットで検索してはよく利用していました。

休憩室探しで参考にしたサイト
ママに優しい百貨店リスト

また、レストランなどで料理を頼む前や頼んだ後に「トイレに行きたい」と言われることも多く、荷物を持ったまま座席を離れてしまうことで、注文をキャンセルされたと誤解されて私たちが座っていた席に別のお客さんを通されてしまったこともありました。

次回からは必ずお店に入る前にトイレに行かせる、また仮に座席を離れるときにもお店の人に席は離れるが必ず戻ってくる旨を一声かけるようにしました。

お出かけ中は子どもより楽しむ

二人きりのお出かけでお母さんがムスッとしていたら、せっかくのお出かけもつまらないのではないものです。

娘とのお出かけに関してはなるべくテンションを高めにしていました(笑)

外の景色を見れば「綺麗だね!」美味しいものを食べれば「美味しいね!」楽しいことがあれば「楽しいね!」と娘とたくさん話をしました。

もちろんそれでもイヤイヤ期の娘ですので、叱る場面が出てきたり、ちょっとのことでイヤイヤのスイッチが入ってしまい先に進まなかったり…などということもたくさんありました。

しかし、なるべく嫌な気持ちは長く引きずらないように配慮しました。

また、お出かけの前に必ず

ののかママ
今日は〇ちゃんとママ二人きりのお出かけだからね。お手伝い出来ることはお手伝いしてね
と、娘を頼りにすることで、娘の協力も得られたと思います。

お出かけしてみて思ったこと

ただでさえ厄介なイヤイヤ期に娘と二人きりの生活になり、正直に言うと不安でいっぱいでした。

しかし、家の中にいるとどうしても家事や持ち帰りの仕事でいっぱいいっぱいになってしまう状態だったので、イヤイヤ期の時期にあえて娘と二人で向き合ってみる機会を「お出かけ」という形で作ったことで、イヤイヤさえも楽しむことができたと思います。

世の中には、一人で子育てをされているお母さんもたくさんいらっしゃいますし、もっと長期間のパパの単身赴任中に複数のお子さんのお世話を一人で頑張っているお母さんもいらっしゃると思います。

そんな中で、我が家の状況はまだ甘い方かもしれませんが、我が家の場合は、もちろん怒ったり困ったりもあったのですが、一つ一つのお出かけを通して子どもの成長を感じられ、しかもそれを独り占め出来てとても良い体験だったと思います。

もしも今、イヤイヤ期で頭を抱えているお母さんがいらっしゃいましたら、リフレッシュのためにもお子さんと二人きりのお出かけはいかがでしょうか?

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