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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
一生懸命頑張って保活をして認可の保育園に入れて、ほっとするのもつかの間。入園はゴールではなくスタートだと言うことを思い知ることになりました。
毎日忘れ物がないように準備をして、乳児・幼児を連れての通園は想像以上に大変です。
上の子は、5か月から2歳過ぎまで保育園に入れて、その後夫の転勤と私の退職を機に3歳から幼稚園に通わせ始めました。保育所は2か所経験し、1歳児までは小規模保育に、2歳児では普通の保育園を経験しました。両方とも私立の認可保育所です。
3つの園は通っていた時期も違うので、単純に比較はできませんがそれぞれに良さも大変さもあったように感じてます。
園によって方針が違うので、必ずしも参考になるとは思いませんが、3つの園を経験しているので、これから初めて保育園・幼稚園に入れる方の心の準備のお手伝いができたらと思っています。
「保育園や幼稚園に入るとこんなことがあるんだ」と思いながら読んで頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
そもそも小規模保育・保育園・幼稚園の違いとは?
小規模保育は対象が0~3歳未満児を対象としています。
定員は6人~19人以下の少人数で、スタッフ一人が面倒を見る子供の数が少ないのが特徴です。
利用できるのは、共働きなど、何らかの理由があって家庭内で子供を保育できない人です。
ちなみに2015年度から、「子ども・子育て支援法」が施行されて小規模保育施設は「小規模認可保育所」として国の認可事業となりました。
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私が通わせていた小規模保育施設は、まるでお家にいるような環境で、アットホームに保育してくれる施設でした。
園に通う0歳児から2歳児はクラス分けされずに兄弟で行動するような感覚で一緒に過ごします。
自然と大好きなお姉ちゃんができて一緒に遊んだり、まねをして様々なことができるようになったりと、のんびりとした環境ですくすく育ってくれました。
小規模保育に対し、保育園は対象となるのが0~5歳児です。利用できる対象者は小規模保育と同じ。
小規模保育にも色々あるとは思うのですが、保育園の方が預けられる時間が長かったため、保育園への転園希望を出し続け、2歳児になったときに転園しました。
一般的に小規模保育より保育園の方が空きが出にくいです。
保育園に対し幼稚園は、利用者に制限はありません。対象となるのは3~5歳で、プレ保育として週に数回2歳児から通える園もあります。
幼稚園は小学校以降の教育の基礎固めをする目的を持っているので、保育園よりも学校寄りです。
最近では多くの幼稚園が預かり保育も実施してくれていて、希望を出せば夕方まで預かってもらうことができますし、また保育園でも幼稚園と同じように、体育遊び・音楽遊び・英語遊びと学習の要素が強いカリキュラムが組まれていたりもしたので、保育園と幼稚園でやることは段々と近づきつつあるようです。
乳児・幼児の持ち物準備に一苦労…
月齢が上がっていくにつれてお出かけ用のママバックが小さくなってくるのと同じように、園に持っていく荷物も小さくなります。
小規模保育に通わせ始めた頃は、毎日大きな荷物を持って、娘を抱っこして、さらに通勤かばんを抱えて電車に乗っていました。振り返ってみると懐かしくもありますが、頑張っていたなと思います。
保育園、幼稚園それぞれの持ち物準備のポイントをまとめてみました。
保育園の持ち物準備はこんなものがありました
保育園を選ぶときに確認しておけばよかったと思うこととして、布団の持ち帰りの有無があります。
最初に通っていた小規模保育の園では、毎週シーツと布団カバータオルケットは持ち帰らなければならず、月に一回、布団の持ち帰りもありました。
転園した保育園では、布団は必要なかったものの、掛布団用のタオルと敷布団用のタオル、冬場は毛布を毎週持ち帰っていました。
車で送迎している場合は荷物に関してそんなに気にならないかもしれませんが、私は電車や自転車を使っていたので、布団を持ち帰る日はそれはもう大変でした。
保育園を選ぶのに贅沢をいっていられないご時世ではありますが、布団の持ち帰りのないところの方が、車以外で送迎する場合は楽だと思います。
小規模保育も保育園も、親が子供のロッカーの中に決められた荷物を持っていき、着替えやおむつなどなくなったら補充し、連絡帳など毎朝持っていかなければならないものを指定の場所に入れるという仕組みだったので、忘れ物をしてしまった場合は、すぐに気が付くことができました。
幼稚園の持ち物準備はこんなものがありました
幼稚園では毎日ハンカチやティシュ、食事のフォークやランチョンマットなど、持っていくものが決まってきます。
さらに曜日によって、上履きやスモックは月曜日に持っていき金曜日に持ち帰るなどのルールもあります。
家では準備を手伝いますが、園についてからは、自分で指定の場所に荷物を置いて準備をしています。そのため、何かを忘れてしまったとしても子供が申告するまで親は気付くことができず、1週間借りていた…なんてこともありました。
私はどうしても忘れ物をしがちな性格なので、持ち物表を作り、玄関のドアに貼って娘と一緒に確認するようにしています。
夫に送迎を頼む時にも、持ち物表を貼っておけば確認してもらえるので役立っています。
持ち物の名前つけに一苦労…
集団生活をしていく中で、子供たちはまだ自分の持ち物がどれなのかわからなくなってしまいます。
そのため名前つけは必須!
園に通っている間は、太いサインペン・細い名前ペンは、リビングの常に手に届くところに置いておく必要があります。
月齢によって持っていくものは変わるので、名前つけの苦労は変わってきます。
さらに、持っていく服やタオル・靴下等に一度名前を書いたら終わりではないんですよね。油性ペンで書いても洗濯を繰り返すと消えてしまうんです。
アイロンでくっつくシートでつけることもあるんですが、これも一度付けたら終わりではなく、結構な頻度で取れてくるんです。
名前は書いて、消えて、書いて…貼って、はがれて、貼っての繰り返し。
これまでに何度も先生に名前がないので確認して下さいと注意されたかわかりません。
園に通わせる保護者として名前つけは大きな任務です。しっかり名前をつけていても他の子のものを持ち帰ってくることもあるので、名前がない場合はなくなってしまっても仕方がありません。
保育園の持ち物の名前つけはこんなものに必要!
まだオムツの外れていない頃は、持っていくオムツすべてに名前を書いて持たせなければなりませんでした。
トイレに行っておしっこができるようになるまでは、毎日10枚はストックしておかなくてはならず、毎朝バタバタとサインペンを動かしたものです。
オムツ用のスタンプも売られているので、これはあったほうが便利かもしれません。
服は私服だったのですべてに名前を付けておかないと、先生に迷惑をかけたり、なくなってしまうこともありました。
幼稚園の持ち物の名前つけはこんなものに必要!
お道具箱の中に、クレヨンやペン、ハサミにのりなど様々な道具を入れて使うようにあったので、そのすべてに入園前に名前をつけました。
クレヨンとサインペンは、箱にのみ名前を書いて持たせたら、なんと一本一本に書く必要があったようで、やり直しになってしまい恥ずかしかったです(汗)
幼稚園は制服なので、私服の名前つけからは解放されたのですが、制服や体操服への名前つけにはルールが厳密に決められており、不器用な私にとてもは大変な作業でした。
パンツ・シャツ・靴下と、園で着替えをした際になくなる可能性の高いものへの名前つけはやはり必要です。
毎日の送り迎えに一苦労・・・
保育園の送り迎えはこんな感じ
保育園は、登園とお帰りの時間は、親の仕事が始まる時間・終わる時間に合わせて決められています。保育園は親が直接園まで連れて行き、連れて帰らなければなりません。
周りの保護者も含めて自転車・電車・車とさまざまな手段で送迎をしていましたが、通園ラッシュの時間は自転車や車が園の前で渋滞していることもあり、急いで職場に向かう保護者で毎朝あわただし雰囲気でした。
送りは子供が泣いても出勤時間が決まっているので出て行かなくてはならないのですが、帰りは迎えに行ってからダラダラ遊びはじめてしまってなかなか帰れないこともありました。
また、仕事が忙しすぎる時に何度もお迎えの時間に遅れてしまうことがあり、先生に叱られました。仕事との両立に苦しみ、何度泣いたか数え切れません。
時間を過ぎてしまうことが続くと、認可保育園の場合、市から園に指導が入ってしまうんだそうです。
私は営業職だったので、お客さんから帰り際に相談されてしまうとつい遅くなってしまっていたので、小さな子供がいる時にできる仕事とできない仕事があるなと、保育園のお迎えリミットの時間に遅れてしまうようになった頃に考えるようになりました。
幼稚園の送り迎えはこんな感じ
幼稚園は、カリキュラムに合わせて時間が決まっています。
家の前で園バスに乗せられる園もあり、保育園より楽な印象ですが、転勤族の我が家は園バスのない幼稚園にしか入れず、家から10分ほどの場所に集合した後、徒歩で登園するというスタイルです。帰りの時間も決まっているので、同じように集合場所にピックアップしに行っています。
保育園の頃は毎日園に行っていたので、先生と話をする機会が多く、よく園での様子が分かったのですが、幼稚園で集団登校になると先生にお会いする機会が減ってしまい、どんな風に過ごしているのかが保育園の頃よりは分からなくなりました。
若干寂しくも思いますが、自立していってもらうためには、干渉しすぎないことも大事なんでしょう。
連絡帳、お便り、提出物の管理に一苦労・・・
毎日連絡帳を記入したり、かわいらしいお便りを制作してくださる先生には頭が上がりません。
連絡帳、お便り、提出物については保育園と幼稚園では大きく違いがありました。
保育園の連絡帳、お便り、提出物って?
保育園の連絡帳には、前の日から預けるまでに、何時にミルクや食事をとってうんちが出てお風呂に入って何時に寝て、さらに先生に一言…とたくさん書くことがありました。毎朝の検温も大切です。
忙しすぎてバタバタしているときには、熱を測るのを忘れたり、記入を園についてからしてしまったりしたことも…。
先生もお昼寝中にその日の様子を記入してくださり、ノートからも園での様子を知ることができました。
最近では、連絡帳としてスマートフォンのアプリを利用していて、毎日写真を見ることができる園もあるようです。
幼稚園の連絡帳、お便り、提出物って?
幼稚園の連絡帳は、毎日書かなければいけない保育園とは違い、連絡のある時だけ使うノートです。
2週に一度くらい、園での様子を先生が記入してくれることもありますが、体調が悪いなど、何か特別にお伝えすることがなければ基本的には使いません。
保育園でも、3歳児より上は、2歳児までの頃のように毎日連絡帳に細かい記載はしなくなるようです。
搾乳やお弁当作りに一苦労・・・
保育園のお昼ご飯って?
娘が10ヵ月になるころまでは、会社で搾乳して冷凍し、毎日母乳を持って保育所に行っていました。
ミルクと混合で育てましたが、なんとなく母乳もあげたほうが良いような気がしていて頑張っていました。
そのうちにご飯が食べられるようになると保育園でのお昼ご飯は、給食になりました!
認可保育園では市で献立が決められていて、それを保育園内の給食室で調理して出してくれていました。その日何を食べたのか、保育園では展示もされていたので、とても安心できました。
離乳食にも対応してくれたので、初めての離乳食を相談しながら進めることができて大変に心強かったです。
幼稚園のお昼ご飯って?
園にもよると思いますが、うちの子が通う園は週に3回お弁当の日があります。
転勤族で、入れる園が選べなかったので仕方がなかったのですが、お弁当作りは、はじめ嫌で嫌で仕方がありませんでした。
みんながかわいらしいお弁当を持って行っているようなので、見た目にも工夫が必要で、しかも子供にとってお弁当は嬉しい時間らしく、友達や先生にわざわざ見せているようなので手を抜くことができません。
さらに、暑い季節は特に食中毒対策が必要で、保冷剤・保冷バック・抗菌シートを準備したりと何かと気を使います。
バランやアルミカップ・旗など、お弁当をかわいく見せるアイテムは100円ショップにたくさん並んでいるので、楽しみながらお弁当作りをするのも大切だと感じています。
お弁当以外の日は週2回あって、仕出し弁当のような給食です。
幸いうちの子は好き嫌いがあまりないので困ってはいませんが、給食室のあった保育園を思うと少し物足りなく感じるところもあります。
園選びのポイントとして給食はかなり重要だと思います。
イベント行事への参加も意外と大変!
小規模保育の時には、お誕生会と父母の会くらいで、あまり行事はありませんでしたが保育園に行くと運動会、発表会、遠足、夏祭りとさまざまな行事があり、びっくりしました。
さらに幼稚園に進むと、一つ一つの行事の気合の入り方が保育園とは違っていて、毎月のように父母は参加するイベントが設けられています。
園にもよりますが、娘の通っている園は働いていないお母さんも多いので、平日にも参観日があります。
保育園のように毎日園に連れていかなくなったので、幼稚園に親が足を運ぶ機会がたまにあると様子が分かって良いのですが、手作り商品を準備しなければならないバザーなど逃げ出したくなるような行事もあります。
パパの参加も結構大切で、行事の準備などの係をできるだけやってほしいと言われます。
大変な分、しっかり行事のために先生が指導して下さっていて子供の成長を見て感動できるのですが、保育園からの転園組としては、気合の入り方にカルチャーショックを受けました。
ママ友付き合いも大切に!
毎日親の仕事の時間に合わせてあわただしく登園する保育園では、親同士がコミュニケーションを取ることはあまりありませんでした。
それに対し、幼稚園は毎朝集合場所に子供を連れて行くので顔見知りになったお母さんたちと毎日のように井戸端会議があります。
行事も頻繁にあるので、ママ友付き合いは大切になってきます。
親同志の距離も保育園と幼稚園では大きく違っているんです。
ママ友の付き合いで気を遣うのは疲れるので、あいさつ程度の付き合いは楽でよいのですが、同じ年齢の子を持つ同志として助け合うこともできるので、なるべく仲良くして上手くやっていくことも大切だと感じています。
まとめ
いかがでしたか?保育園や幼稚園に通うことで、準備など毎日やらなくてはならないことがたくさんあります。
どちらにしても、小学校に上がるまでに子供が自分で様々なことができるようになれるように、少しずつできることを増やしていってもらわなければなりません。
せっかく一日のうち、短くない時間を園で過ごすわけですから、有意義になるようにサポートしたいものです。大変なことはたくさんありますが、子供の貴重な時間のためにがんばりましょう。