ののかママ
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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
保育園に入園して一番戸惑ったのはお弁当作りでした。
我が家の娘が通っていた保育園では、1歳を過ぎると隔週でお弁当の日がありました。
普段一緒に過ごせない分、少しでも親子のつながりを…という保育園の配慮はとてもありがたい反面、
周りの話を聞くと毎日お弁当の保育園や幼稚園もあるそうなので、娘の保育園はまだ毎日でないので良かったものの、1歳児のお弁当作りは意外と大変。
私は料理は大好きですが、乳幼児のお弁当は作ったことがありません。
2歳半くらいまでは、食べられるものも、食べられる形態も限られている中でのお弁当作り。
普段自分のお弁当を作るときはパパっと昨日の残りを入れるだけで10分もかからずに作ることができるものの、子どものお弁当はそうは行かず毎回奮闘でした。
今回は、娘のお弁当作りで工夫したこと・気を付けたことなどをご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
お弁当箱はどう選ぶ?
娘のお弁当作りを始めるにあたって、最初にしたことはお弁当箱を買うことだったのですが、何度かお弁当を作っているうちに「お弁当箱は複数あったほうが便利」という結論に至りました。
最初に買ったのは、普通のお弁当箱。娘が好きなキャラクターの入ったもので、280mlのもの。
大き目なお弁当箱だと、娘の食べる量に合わずスカスカになってしまうのではないか…と思い、小さめのものを探しました。
また、汁漏れなどをしないのでいわゆる普通のお弁当を作る際にはとても便利です。
また、このお弁当箱にはおかずを入れて、おにぎりは別途持たせることで、年齢が上がって食べる量が増えた今でも十分に使えています。
そして次に購入したのが、サンドウィッチやパンなどを入れても大丈夫なように高さのあるもの。
こちらのお弁当箱は大きいサイズもあるので、私とおそろいで買いました。
子どもにも開けやすいつくりになっていて、サンドウィッチやロールパンなどを入れるときには大活躍。
パッキンはついてないので、普通のお弁当を入れるには少し心もとないですが、サンドウィッチにから揚げやサラダといったパン系のお弁当にするときにはとっても便利です。
絵柄もかわいいので、娘もお気に入り。
そして最近、2歳~3歳になる過程で購入したのが、こちらのキティちゃんの顔形をしたお弁当箱。
だんだんと年齢が上がるにつれて、かわいらしいキャラ弁を作るお母さんも増えているようですが、我が家は私が不器用なのでキャラ弁は無理。
せめて形だけでも…と思って行き着いたのがこのキティちゃん型のお弁当箱です。
お弁当箱の形自体がキティちゃんなので、中身は普通のおかずでも娘は大喜び。
朝は忙しくてキャラ弁まで作るのは至難の業なので、お弁当箱だけで勘弁してもらっています。
また、お弁当箱に合わせてお弁当を入れる巾着やスプーン・フォークなども用意します。
お弁当箱を包むのは、保育園の先生たちの手を煩わせないように、ランチクロスは使わずにそのまま巾着に入れています。
いざ、お弁当作り!…の前に。衛生管理はしっかりと
お弁当箱を用意した後は、お弁当作りに入りますが、年齢の小さな・免疫の弱い子どものお弁当ということで気を付けたいのが衛生管理です。
大人であれば前日の残りでいいや…とか、すき間にはサラダなどを入れればいいや…とかなりアバウトなところではありますが、乳幼児のお弁当ということで雑菌が増えないような手間は十分にかけています。
まだ離乳食の時期に私が気を付けていたのは下記の事項です。
- 作り置きはしない
大人のお弁当作りには作り置きをしていますが、娘のお弁当は早起きして1から作っています。ご飯も前日から炊飯器をセットしておいて、当日炊いたものを使います。 - 火を通さないものは入れない
生野菜は入れません。サラダにするならば全部に火を入れた豆類のサラダやゴボウサラダ、ニンジンやブロッコリーなどの緑黄色野菜を使います。 - ハムよりも火を通したウインナー
ハムは火を通さないで使うことが多いので、ハムを使うならば茹でたウインナーなどを冷ましてから使います。 - 肉類とその他でまな板や包丁を分ける
肉類を調理するまな板と、そのほかの料理をするまな板とは分けます。肉類を調理した後は消毒します。 - 水滴が出ないように冷ます
お弁当の蓋をして水滴がつくとどうしても傷みやすくなるため、保冷剤などを使って完全に冷めてからお弁当箱に詰めます。 - 卵焼きなどはしっかり火を入れる
すぐに食べるならば少し半熟くらいのほうがおいしいのが卵焼きやオムレツですが、卵類はいつもより長めに、しっかりと火を入れます。 - こまめに手を洗う
調理中はこれでもか、これでもか、と手を洗います。手を洗う時には殺菌効果のある石鹸を使用します。また、お弁当を詰めるときなどにも絶対に食材を素手で触らないように注意します。おにぎりなども素手で握らず、サランラップなどの上から握ります。 - お弁当箱は殺菌する
お弁当箱はお弁当を作る前に一度お弁当箱を洗い、熱湯をかけて一度殺菌します。夏場はキッチンペーパーにお酢を付けてお弁当箱を拭き、殺菌を徹底します。 - 冷食も火を通す
火を通さなくてもよい冷食もありますが、子どものお弁当調理時には必ず火を通します。 - フルーツなどは一緒に入れない
フルーツなどを入れるときにはお弁当箱は分けます。しかし、原則として我が家では傷みやすくなるので入れません。どうしてもと娘からリクエストがあった場合にだけ入れています。
離乳食が終わって、ある程度娘も強くなってきた今となっては、離乳食時期よりは手を抜くこともありますが、一貫して行っているのは調理用具の消毒や、火を通したものしか入れない、ということです。
3歳の今となっては、夜のうちに下ごしらえをしておいて翌朝に火を入れたおかずを入れることもありますし、忙しい朝などには冷凍食品も適度に利用しています。
お弁当作り
衛生管理をしっかりした後は、さっそくお弁当作り開始です。
朝の限られた時間内で作ることになるため、前日から段取りはよく考えておきます。
我が家のお弁当作り:段取り
- お米を研いで、タイマーで炊飯器をセットしておく
- から揚げなどは下味をつけておく
- お弁当箱やサランラップ、ピックなどは全部出しておく
- 作ってから冷ますまでの段取りを再確認
- 目覚ましをセット(これが一番大事かもしれません)
- 冷ますまで時間のかかるものや、調理器具が汚れにくいものから調理をする
- ガスコンロは全部使って効率よく調理する
前日から、最初に作るものを決めておきます。
朝の寝起きの頭では段取り通りに動けない場合もあるため、何をするかを事前にメモしておいて冷蔵庫に貼っておくこともあります。
大体の場合、最初に取り掛かるのはおにぎりです。
なぜかというと、炊き立てのご飯は冷ますまで時間がかかるので、最初に作っておいて冷ます時間が必要になります。
そのため、おにぎりに入れる魚を焼いたり、おにぎりの具を作ることが最初に行うことになります。
そのあと、優先して取り掛かるのが汚れにくいものから調理をするということです。
最初にハンバーグを作ったり、から揚げの衣をつけたりすると、洗い物に時間が係るため、最初に取り掛かるのは付け合わせで入れる野菜を茹でたり、卵を茹でたりすること。
調理器具を洗う手間も段取りとして考え、時間のかからないものから調理を始めます。
(1)我が家のお弁当作り:彩にこだわる
お弁当を作るにあたって、特に気を付けているのは、彩です。
赤・緑・黄色・白・黒・茶色をバランスよく配置できているかどうかを特に意識します。
赤 | パプリカ、ケチャップなど |
---|---|
緑 | ブロッコリー、ピーマン、ほうれん草、枝豆など |
黄色 | 卵、コーン、カレー粉で色を付けたジャガイモなど |
白 | ごはん、カリフラワー、白いんげん豆など |
黒 | 海苔やゴマなど |
茶色 | お肉、揚げ物、煮物など |
そしてこのいろどりですが、食材だけではなく、お弁当箱の色や、なかに入れるカップの色で補うこともよくあります。
家で何度か使って練習し、危なくなく使えることが分かってからお弁当で使うようにしました。
子どもの好きなキャラクターを描いたりして、食欲を促す作戦です。
お弁当箱を開けたときにいろんな色が配置されていればよいという考えで、お弁当の色が1色に偏らないように気を付けます。
子どものお弁当なので、見た目でおいしそう!と思わせることが一番大事だと思っています。
(2)我が家のお弁当作り:何を入れるか
離乳食が終わるかどうかの時期、1歳~2歳児のお弁当というと、何を入れるかとてもよく悩みますが、一番確実なのはお弁当ということにこだわらず、普段からよく食べるものを入れるということです。
我が家の娘の場合は、卵焼きや鮭、豆腐やジャガイモ、枝豆や鶏肉などが好きでよく食べたため、それらの食材を使ったもので汁があまり出ないもの、そして食べやすい形状にしやすいものに野菜を加えるなどして作りました。
まだ手づかみ食べが主体の時期だったため、保育園から勧められたのはおにぎり弁当でした。
一口おにぎりを1~2個と、高野豆腐と鶏肉で作ったチキンナゲット、パプリカやニンジンを細かく切ったものを入れた卵焼きなどを1~2歳児のころはよく作りました。
また、パンも好きなので、骨がないようにお刺身で作った鮭フライを挟んだサンドウィッチや野菜たっぷりの一口コロッケなど、年齢が低いころはあれこれ工夫していろんな料理を編み出したり、インターネットのレシピサイトにお世話になったり、料理の腕も上がる時期だったと思います。
3歳の今となっては、お弁当のパターンは主に3パターンのみ。
A | おにぎり・ハンバーグ・卵焼きとサラダ |
---|---|
B | サンドウィッチ・から揚げ・ポテトフライとサラダ |
C | そぼろご飯とウインナー・サラダ |
このA・B・Cの3パターンを隔週で使い分けているので、お弁当どうしよう…?と悩むことはありません。
これはお弁当の頻度が少ないためできることかと思いますが、毎日お弁当の幼稚園児ママの友人と話をすると、その友人は4~5パターンを繰り返しで、2日続かないようにしているだけ、とのこと。
子どものお弁当、というと大変に思えますけど、普段からよく食べるものをメインにしたお弁当のパターンをいくつか作っておいて、それを主体としてちょっと副菜を変えたり、おにぎりの中身を変えるだけで充分じゃないかと思います。
気合を入れすぎて普段食べないものをたくさん入れて残されてがっかりするよりも、普段からおいしいとよく食べてくれるものを作ること、そして何度も作りなれているものであれば段取りもしやすく、朝の忙しい時間にはとても助かります。
(3)我が家のお弁当作り:入れる量は想定量より若干少なめ
お弁当に入れる量は、これくらい食べるかな?という量よりも少なめに入れるようにしています。
それはなぜかというと、ぎちぎちに入れたお弁当箱では食べづらいことが一つ目の理由、そして二つ目の理由は「食べた」という達成感を与えたいためです。
冷えた食材は固くなることが多いため、ぎっしり詰めたお弁当箱だと、スプーンやフォークが普段より使いづらい、つまり食べるのに時間がかかりますよね。
時間をかけてご飯を食べると脳に「お腹いっぱい」というサインが行ってしまい、子どももそれほど食べられないと思うのです。
そうなると、食べやすいお弁当を作ってあげることが完食させるための得策ではないかと思います。
ぎっちりご飯やおかずを詰め込むことはせずに、少し余裕を持たせて詰め込み、量もいつも食べる量より少し少なめに入れる。
我が家の娘も最初は残していたものの、そうやって量を調整したことで完食して帰ってくることも増え、完食できたことによって『食べられた!』という自信につながっている気がします。
(4)我が家のお弁当作り:頑張りすぎない
我が家は先ほども書きましたが、キャラ弁は作りません。
たまに、娘から『おにぎりをクマちゃんにして!』だとか『ウインナーをタコさんにして!』などとリクエストがある場合もあり、できる範囲での対応はしますが、できないものは「ごめんね」と断っています。
ここ最近疲れているなと思う時には、お弁当にエネルギーを使わず、冷凍食品を使うこともありますし、手を抜けるところはとことん手を抜きます。
また、手のかかりそうなものをリクエストされた場合には、週末の食事などで作ることはあっても、お弁当に入れることはないです。
なぜかというと、私自身仕事もしていて、お弁当を作ることでその日のエネルギーを使い果たしてしまっては子どもへの対応にも影響があるからです。
また、せっかくのお弁当ですから、お弁当を作ることで疲れてしまうのではなくて、楽しみに変えられればそれはそれでとても素晴らしいと思います。
私のママ友の中には、手の込んだお弁当を作って、SNSに載せることを趣味にしている人もいます。
手が込んだおいしそうなお弁当をきれいな角度で写真を撮りSNSで世界に発信する、そこでそれに共感する声がたくさんあればそれはその人の楽しみにもなりますよね。
頑張って疲れすぎてしまうのではなく、楽しみに変えてしまうのもありかと思います。
(5)我が家のお弁当作り:便利グッズをどんどん使う
私のお弁当作りは、先ほども述べた少ないレパートリーのお弁当の使いまわしと、あとは色とりどりのカップや可愛いピック、そしてお弁当の便利グッズに頼ることです。
我が家で登場頻度の高い便利グッズをご紹介します。
レーザーカットされた海苔
カット海苔を使うと、おにぎりに貼るだけでおにぎりが可愛くなるのでお勧めです。
キャラ弁を作らない我が家ですが、この海苔の登場頻度はとても多いです。きれいに貼るためには、完全に冷えたおにぎりに貼ることがポイントです。
仕切りのついたフライパン
朝の出勤前の忙しいときに、洗い物は極力減らしたいもの。
そんなときに、こういったフライパンがあると洗い物が減るのでとても便利です。
お弁当の調理では、少量の食材を調理することが多いため、狭いスペースでも十分に調理が可能です。
ウインナーカッター
子どもから、ウインナーをタコさんにして!と頼まれることがとても多いのですが、朝の忙しい時間にウインナーを一つ一つ切っていくことは結構な手間です。
そんなときにあると便利なのがタコさんウインナー作成用のカッター。こちらがあるのとないのとではかかる手間がかなり違います。
ちょうどいいボール
通常使う大きなボールで調理をすると、洗う手間がとてもかかるので、我が家ではお弁当作りにこの小さなボールが大活躍。
卵焼きの卵液や、サラダをマヨネーズで和えるときにとっても便利です。
まとめ
正直に言うと、隔週でお弁当があると聞いた時には少しがっかりしました(笑)
しかし慣れてくるとそれほど大変とは思わず、また「今日はお弁当食べたかな?」と帰ってからお弁当箱をチェックすることが一つの楽しみになっている気がします。
離れていても、ママの作ったお弁当美味しいな~と思ってくれたら母親冥利に尽きますよね。