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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
お友達とのお別れのプレゼントに何を用意すべきか悩みませんか?
転勤族の我が家はこの夏、夫の仕事の都合で引っ越しをすることになってしまいました。
現在、年中の娘は幼稚園を転園することに。
年中にもなると、娘はお友達とのお別れが寂しいという感覚をしっかり持っているものなので、お友達にどんな風にこれまでの感謝の気持ちを伝えるか、一緒に考えました。
感謝を伝えるために、プレゼントを渡すか否かから始まり、渡すお友達の範囲と予算、内容等、頭を抱えることに。
そこで今回は、幼稚園を転園することになり、お友達とのお別れにどんなプレゼントを贈ったのか、我が家のエピソードをご紹介します。
幼稚園を転園する際のプレゼントをどうすべきか悩んでいる方に参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
幼稚園の転園する時にそもそもプレゼントは必要?
そもそもプレゼントを送るかどうかも悩みどころではあると思います。
娘の通っていた幼稚園では、プレゼントを贈るか否かはそれぞれの判断に委ねられていたので、結構迷いました。
そこで、これまで転園していったお友達はどうしていたのかを思い出してみることに。
娘が通っていた幼稚園では、入園してから1年ほどで、同学年の子が数人転園していきました。
これまでお別れした子は特別仲が良かった子ではなく、ママとも交流がほとんどありませんでした。
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そのため、単に「クラスメイト」としてのお付き合いだったのですが、プレゼントをクラス全員に配っている子もいれば、仲が良い子だけとしている子もいて、様々でした。
でも、プレゼントを贈るか否かで一番大切なのは、やっぱり子供本人の気持ちなんですよね。
そこで娘に「どうする?」と相談してみたところ、以前転園していったお友達がプレゼントしてくれたことを覚えていたようで

プレゼントを贈るお友達の範囲はどこまで?
プレゼントをすることに決めたら、今度はどの範囲のお友達までプレゼントを送るかが悩みの種に…。
当初は「仲良しの子だけでよいのでは?」と思ったのですが、この“仲の良い友達”の線引きが意外に難しいものなんですよね…。
うちの子の場合、お家に帰ってきてから遊ぶ子と幼稚園で遊ぶ子が必ずしも一致しなかったので、より線引きが難しいと感じられました。
幼稚園で渡すとなると、
- 年少さんの時にも一緒のクラスだった
- 女子だけ
など、大人が納得できる理由で区切ったとしても、やはり貰えなくて嫌な思いをする子が出てしまう可能性があります。
お別れの際に子供たちに嫌な思いをさせるのは一番避けたいことです。
“仲の良い友達”の線引きに悩むくらいなら、「いっその事全員にプレゼントを渡した方が楽では?」と思い始めていたところ、担任の先生から「クラス役員さんが色々考えて下さっていますよ」と教えて頂きました。
思い返してみると、以前転園していった子にはクラス役員さんの声掛けで贈りものをしてきていました。
クラスの役員さんとは特別親しくしていたわけではなかったのですが、お気遣い頂いていることを考えると、やはりクラス全員に渡すべきだという思いに至りました。
プレゼントの予算はどうする?
娘が通っていた幼稚園は年少クラスのみ満3歳児も一緒のため、2クラスだったのですが、年中、年長は1クラスずつという小規模な園でした。
年中クラスは27人。そのため、娘を除いて26人分のプレゼントを用意することにしました。
混乱させてしまったり、嫌な思いをする子が出ないように、クラス全員にプレゼントを渡したいことと、渡し方を担任の先生に事前に相談しておきました。
相談の結果、幼稚園での活動中に娘からお友達に手渡しできるように時間を作ってくれることになりました。
プレゼントは最終登園日に私が先生に渡しにいき、その後娘に配ってもらうことに。
そして、プレゼントの予算を考えるのも悩ましい作業ですよね…。
あまりにチープで子供たちにがっかりされてしまったら残念ですし、かといってお渡しした相手に気を使わせてしまうのは本意ではありません。
そこで、1人100円以内でプレゼントを考えようと予算を決めました。
今回26人分のプレゼントを用意したので、全員分で2,600円。
このくらいであれば、私自身も背伸びせずに準備することができました。
プレゼントは何にする?重視したこと、参考にしたもの
そして、何より一番悩むポイントは「プレゼントを何にするか」ですよね。
我が家もプレゼント選びにはとても悩みました…。
転園していった子たちに頂いたものを参考にした
そこで、これまで転園していった子たちに頂いたものを思い出しながら、参考にすることにしました。
1.鉛筆
これまで転園していった子に鉛筆を頂いたことがありました。
女の子が好きそうなキャラクターがついた鉛筆です。
1ダース購入したものをばらして、1本ずつラッピングし、袋に名前を書いて準備してくれたようでした。
鉛筆を持って帰ってきた娘は大喜び。
文具は幼稚園でも使えますし、これからどんどん必要になるので良いなと感じました。
2.ミニタオル
他の転園していったお友達からはストラップ付のタオルを頂いたことも。
結婚式のプチギフトのように、かわいらしくラッピングされていました。
直径5センチほどの透明のカップに、オシャレなカフェのような雰囲気のシールが貼られていて、その中に鮮やかなストライプの20センチ角のタオルが入れられていて、一見するとパフェのような雰囲気。
とても豪華に見え、これまた娘は大喜びでした。
調べてみたところ、こうしたプチギフトを扱っているサイトがいくつもあることが分かりました。
特に人数が多い場合は、1つ1つラッピングして…という作業が大変になるでしょうから、こうしたプチギフトを活用するのも良さそうですね。
3.お菓子詰め合わせ
その他には大袋入りのお菓子を何種類か詰め合わせにしていただいたこともありました。
お菓子は、子供たちが喜ぶギフトの筆頭だと感じます。
100円ショップを参考に商品選びをした
今回予算を1人約100円に設定したので、まずは100円ショップに行ってみました。
100円ショップにはプレゼント選びのヒントがいっぱい!
改めて100円で色々なものが買えるものだと参考になりました。
ただ、プレゼントした時に「これ100均じゃん」と思われるのは何となく避けたいところ。
そこで、100円ショップにあるものを参考にしつつ、100円ショップでは購入しないことにしました。
100円ショップに並んでいるものの多くが消耗品です。
たくさんあっても困らないもの、あったら喜ばれるものという視点で商品選びをすることにしました。
万人受けするか否か
私は娘のクラスメイトについて、女の子の名前と顔は覚えていましたが、男の子は分からない子も多く、あまりよく知らないママが半分くらいいました。
そのため、食品のアレルギーの有無やキャラクターや色の好みが分からない子も多く、食べ物や渡す相手の好みやイメージで色を選ぶのは私にはハードルが高いと感じました。
そのため、「全員が貰って困らない」という視点でプレゼントをセレクトすることにしました。
幼稚園で使えるかどうか
幼稚園の生活の中で毎日使う消耗品として思いついたのは、ティッシュ、ハンカチ、歯ブラシでした。
ティッシュやハンカチは、キャラクターや色など、好みが出やすいかと思ったので却下。
では、歯ブラシはどうか?と検討しました。
生協で、まとめ買い用の歯ブラシが出ていたこともあり、予算内で準備できそうです。
歯ブラシは幼稚園でも使いますし、家でも使わない人はいないので、これで決まりだと思ったのですが、具体的に選び始めたら、ヘッドの大きさや機能など好みが出そうなポイントがたくさんあることに気づきました。
こだわりがある人には使ってもらえないかもしれない…という理由で歯ブラシはやめました。
私がノート(お絵かき帳)を選んだ理由・決め手
色々考えましたが子供がよく使うものと言えば、やはり文具だという答えに至りました。
うちの娘の場合はお絵かきが大好きなのですが、他の子もノート類であればいくらあっても何かしら使うだろうということで、今回のプレゼントは「ノート(お絵かき帳)」に決定しました。
どんなお絵かき帳にしようかと考えた中で、やはりキャラクターものなど、好き嫌いが出やすいものは避けたいところ。
そして、幼児は中に線がないノートの方が使いやすいだろうということで、無印良品の再生紙ノート・無地 B5・ベージュ・30枚・糸綴じ 90円(税込)を選びました。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550182109108?searchno=4§ionCode=S107010502
26人分で、2,340円で用意することができました!
アレンジやラッピングで手作り感をプラス!
無印良品のノートはシンプルでとても良いのですが、このままでは子供にとって、可愛さ要素がなさすぎるかな?と思い、娘と一緒にラッピングでアレンジすることに。
アレンジやラッピングには100円ショップを利用しました。
ノートの表紙に、100円ショップで売っている名前付け用のスタンプで、クラスメイトの名前を判することに。
さらに1シールを娘に選ばせて、お友達のイメージに合わせて貼付けました。
シールの絵柄は、多くの子供が好きそうなアイスクリームやビスケットなどのお菓子を選んでいました。
ラッピングも子供たちに喜んでもらうために大切な要素。
スタンプしたお友達の名前が見えるように、透明のフィルム袋に入れて、マスキングテープで封をして準備しました。
娘が通っていた幼稚園では、お別れのセレモニーをして下さり、娘がお友達一人一人にプレゼントを手渡ししました。
ノートにお名前を入れたので、同じものにも関わらず、1人1人にプレゼントを用意した雰囲気になり、渡すのがとても盛り上がったようでした。
少しのことでしたが、手を加えて良かったです。
転園時のプレゼント選びの反省点
今回ちょっとだけ手作り感をプラスしたノートを用意して、お友達に喜んでもらえたとのことだったのでほっとしたのですが、いくつか反省点もありました。
サイズ/重さも考えるべきだった
ノートは子どもたちの通園リュックに入るサイズとなると、A5を選ぶべきでした。
しかし、今回渡したのはB5。
持って帰るのが大変だったかもしれないなと、危惧しています。
また、ノートって意外と重いんですよね。
26冊のノートはとても4歳児が運べる重さではなかったので、私が幼稚園に届けに行きました。
お友達に渡したのは、持ち帰る荷物の多い金曜日だったこともあり、お友達が持って帰るのに大変な思いをしなかったかと心配になりました。
時間に余裕を持って準備すべきだった
転園が決まってからすぐにプレゼントをどうするか悩み始めたのですが、私は優柔不断で、最終登園日の直前になるまでプレゼントをどうすべきか決断できず、バタバタしてしまいました。
早めに準備を始めればもっと選択肢もたくさんあったので、早めに方針を決めて手配すればよかったと感じています。
これから、転園等で贈り物をする予定のある方は、とにかく早めに準備を始めることをお勧めします。
登園が一緒のお友達には追加のプレゼントを準備!
娘が通っていた幼稚園は徒歩登園でした。
毎日集合場所に連れて行き送り出していたので、一緒の場所から出発するお友達のママとは、よくおしゃべりをしていました。
そのため、登園が一緒だったお友達には、追加でお世話になったお礼としてプレゼントを用意することにしました。
ママに送る?子供に送る?
登園が一緒のお友達のプレゼントには、子供向けのものを渡すか、ママ向けのものを渡すかで悩みました。
今回は自分なら子供のものを貰った方が嬉しいと思い、子供たち向けに1人600円に予算を設定。
男の子1人、女の子4人に同じものを用意し、登園前にママに渡しました。
プレゼントにメッセージを込める
一緒に登園しているお友達のプレゼント選びで重視したのは、意味を持たせることでした。
年中の娘は、まだ字が書けません。
お手紙を添えてと言っても絵を描いたものを渡すしかできないので、メッセージを込めたプレゼントを贈ることにしました。
今回、仲のよかったお友達のグループには、うち以外にも転勤族の子がいるので、これからまたお別れを経験することになることが予想されています。
そこで、今暮らしている場所からうちの子が暮らす場所や、次に引っ越しをした子が住む場所がどのくらいの距離なのか知ってもらいたいと思いました。
そこで選んだのが、日本地図のパズル。
年中さんにはまだ難しいようにも感じられましたが、地図に興味を持ってもらう良い機会になるかもという思いもあり、選びました。
たまに取り出して、パズルを組み立てながら、ここにうちの娘が住んでるんだよな~とお友達に思い出してもらえたら嬉しいです。
【おまけ】転園していく時に頂いたプレゼントも紹介
ここまで転園していく際のプレゼントをご紹介してきましたが、転園するお友達を送り出す側になることの方が多いと思います。
転勤族の私でも、送られるよりも送り出す方を多く経験しています。
そこで、転園していくお友達とお別れをする際に、何を渡すべきかの参考になるかもしれないので、今回転園していく時に我が家が頂いたものをご紹介します。
寄せ似顔絵&好きなものグッズ
今回はありがたいことに、幼稚園の先生やクラスの役員さんが娘を送り出すためにいろいろと準備をして下さいました。
プレゼントで頂いたのは、クラスの全員が書いてくれた“寄せ書き”ならぬ“寄せ似顔絵”。
そして、ハンドメイド雑貨です。
クラスの役員さんが、娘が好きなものを事前にリサーチして下さったようで、娘が好きな「アナと雪の女王」のヘアゴム、水筒の紐カバー、ティッシュカバーを手作りで用意して下さりました。
全て新しい幼稚園に大切に持って行っています。
ご当地の食品類
転居してしまうとこれまで暮らしてきた場所ならではのものが手に入りにくくなることをと配慮して、お茶や出汁など、ご当地ならではのものも頂きました。
転居してきてから、家族でおいしくいただいています。
好きだったお店の小物
チェーン店ではなく、転居後に行かれなくなるお店の雑貨も頂きました。
よく通っていたセレクトショップの包装を見て、もう買いに行けなくなるんだと、せつない気持ちになったと同時に、好きなお店のものを用意して下さったことに胸が熱くなりました。
娘の好きなキャラクターのもの
仲の良いお友達は娘がはまっているものをよく知っているので、今回娘のど真ん中にあるプリキュアグッズもたくさんいただきました。
普段なかなか買ってもらえないけど、お店で見つけると必ず欲しくなる文具などを頂き、娘は大喜びでした。
移動中に使えるもの
今回転居先には、4時間以上新幹線に乗って移動することになりました。
そんなシーンを想像して、お菓子と新幹線の中で遊べるちょっとしたおもちゃをセットにして下さった方もいました。
おかげで、お別れの後の新幹線移動は、楽しい雰囲気になりました。
子供のことをたくさん考えて下さり、本当にうれしかったです。
まとめ
娘にとって、前の幼稚園のお友達は、もう会えないことは分かっていてもこれからも大切な存在です。
今回プレゼントを渡すことで、娘にとってお別れ時の思い出が、より素敵なものになったようで良かったです。
これまで仲良くしてくれたことへの感謝の気持ちが、相手にも伝わっていてくれたらと願うばかりです。
そして、我が家のプレゼント選びの経験が、これから訪れてしまうかもしれないどこかの子供たちのお別れに何か役立てば幸いです。
プレゼントすることで感謝の気持ちがお友達に伝えられたらよいですね。