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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
秋になると公立、私立ともに幼稚園の願書が配布されて、来年入園予定のお子さんを持つママたちはソワソワしてしまいますよね!
春から幼稚園選びに奔走していた人にとってはいよいよ大詰めでしょう。
プレに通ったり、色んな幼稚園の情報収集を行ったりと親子で様々な幼稚園を巡った人もきっと少なくはないはずです。我が子のことを考えると、そう簡単に選べないですよね…
そして幼稚園の内定がもらえて一段落しても、次は
- 初めての集団生活で我が子がうまくやっていけるのか
- 自分は周りの幼稚園のママたちに溶け込めるだろうか
- 幼稚園ってどんなものが必要なんだろう?
このような悩みや不安を少しでも軽くするためにも親子でしっかりと事前準備をしておきたいものですよね。
そこで今回は、入園まであと少しの子供を持つママのために「幼稚園の入園までにやっておきたいこと」をお伝えします!
幼稚園の入園までにやっておきたいこと!【子供編】
最近では年少保育がすっかり定着して、3歳から幼稚園に通うお子さんが多くなりました。
ついこないだまで赤ちゃんだったはずの我が子が、もう制服を着て幼稚園に通うようになるなんて何だか感慨深いですよね…
そんな幼い我が子が心配で
幼稚園に入園するまでにまずやっておきたいことは「トイレトレーニングをできるところまで進めておくこと」です。
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幼稚園にも寄りますが、入園予定の幼稚園の入園条件に「トイレトレーニングの完了」が挙げられていなければ完了までしていなくても大丈夫ですが、入園までに進められるところまで進めておきましょう。
2歳や3歳くらいだと、トイレトレーニングがまだまだ途中、または全然だという子はたくさんいると思います。
我が家の長女は、幼稚園入園したてのころはトイレではおしっこしかできませんでした。1人でトイレに座ってウンチができるようになったのは夏休み前です。
トイトレ中は幼稚園の先生と密に連絡を取り合って、ちょっとずつトイレトレーニングの完了を目指しました。
トイレトレーニングが途中の子のお世話は先生も慣れっこなので「何がなんでも入園までにトイトレを!」と意気込む必要はありませんが、無理のない範囲でできるだけ進めておくと安心ですし、トイレトレーニングの完了もスムーズですよ。
他にやっておきたいこととしては、お昼寝の時間調整です。
幼稚園に入園すると、これまでと違って日中「眠たいときに寝る」ということが出来なくなります。
幼稚園によってはお昼寝タイムがあるところがありますが、お昼寝がないところも多いので今のうちから子供の様子を見ながら出来るだけお昼寝をなくしていけるようにするといいですよ。
とはいえ、幼稚園に通い始めると、子供も慣れない集団行動や初めてのことだらけでとっても疲れてしまいます。
4月のうちは慣らし保育のため、給食やお弁当を食べず午前中のうちに帰宅する幼稚園が多いはずです。
そのときは、無理がありそうな様子であれば一時間ほどお昼寝をさせてあげてもいいかもしれません。
ちなみに我が家の長女は、入園前から体力オバケでどれだけ公園遊びなどさせても昼寝はほとんどせず、体力が常に有り余っていました。
しかし幼稚園に入園したてのころは毎日ヘロヘロで帰ってきました…それだけ幼稚園って疲れるんだなぁと思ったものです。
あとは、もし機会があるのなら入園予定の幼稚園に遊びに行くようにしましょう。
プレで通っている幼稚園にそのまま入園する予定の人はそこまで抵抗感はないかもしれませんが、そういう人ばかりではありませんよね。
幼稚園選びに熱心だったママの場合は、プレに通っていた幼稚園と実際に入園で選んだ幼稚園は別だったなんてことはよくある話です。
またまた私の話なのですが、次女の幼稚園選びがまさしくその状態で、プレに通っていた幼稚園ではなく、別の幼稚園に入園を決めました。
プレに通っていた幼稚園は長女が通っている幼稚園なので色々勝手は知っていてラクではあったのですが、通っているうちに次女には合わないであろうところが色々と見えてきて
その結果、プレに通いながらも探していた中で「これだ!」と思える幼稚園に出会い、その幼稚園に入園を決めました。
しかし、教育方針や見学したときの雰囲気にピンときたというだけで、じっくりプレには通ってはいませんでしたのでちょっと不安が残りました。
その不安を拭うべく、私が取った行動は入園予定の園庭開放にこまめに通うということでした。
幼稚園によっては園庭開放という時間を設けて行っており、その幼稚園に通っていない子でも自由に遊びに来ていい日や時間が設けられていることがあります。
園庭開放時に在園児のお兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に遊べる機会もありますし、ママもじっくりと幼稚園の様子を見ることができますよ。
何より、子供が園庭だけでも幼稚園に馴染むいい機会なので、プレに行っている人も行っていない人も、ぜひ機会があれば連れて行ってあげてください。
幼稚園の入園までにやっておきたいこと!【ママ編】
幼稚園は子供が主役なのでママは出る幕なし…なんてことはありません。幼稚園ほどママの出番が多いことはありません。
幼稚園を卒園してから小学校、中学校、高校と進学していく都度に親の出番というものは基本的に少なくなっていくものですが、幼稚園のうちはまだどうしても親のフォローがたくさん必要になってしまうことがあるので、役員などをしていなくても幼稚園に出向いたり、ほかのママさんと色々話すことがあったりするものです。
そのため、ママが子供の幼稚園の入園までにやっておきたいことというのは「気軽に話せる空気作り」です。
もともと「人と話すのが大好き」という人や、コミュニケーション能力が高くてこれまでも人間関係をうまくやってこれたというママさんなら特に何をしなくても問題なく幼稚園でうまくやっていけるかもしません。
しかし、「初対面の人が苦手」「友達作りが得意ではない」というママさんはちょっと努力が必要になるかもしれません。
実際に入園後の生活を考えると、気軽に話せるママ友は1人や2人は絶対にいたほうがいいです。
ママ友ができると世間話や雑談はもちろん、ちょっとした情報交換(いい病院情報や穴場の遊び場など)などもできてとても楽しいですよ。
幼稚園に入るまでは1日中子供と2人きりで過ごしてたママも、幼稚園で同じ境遇のママと出会うことで、一気に世界が広がることがあります。
同じママでももちろん「性格が合う、合わない」がありますが、刺激を受け合うことは出来ます。
そういうことから、私はママ友や気軽に話せる人は積極的に作っていくべきだと思います。
ですが、なかには「ママ友なんて人間関係は億劫だ」と、あえていばらの道に進んでいくママさんもいます。
確かにひょうひょうとしていて、幼稚園での人間関係を気にすることなく気ままに過ごす様子はストレスフリーに見えます。
幼稚園関係でのわからないことは先生に聞けば解決しますし、子供は保育時間中でママの関係のないところで友達と楽しく遊んでいます。
しかし、保護者が主催するようなイベントでは1人ぼっち、詳しいことを聞ける相手もおらず(幼稚園の先生に聞いても「園はノータッチなので…」「保護者会に聞いてください」などと言われる)、困り果ててしまうことがあります。
また、子供からは「ママはなんでほかの子のママと違っていつも1人なの?」と聞かれて困ってしまうことがあるそうです。
また幼稚園の降園後に、子供が仲良しのお友達と「おうちで遊ぼう」「あとで公園で遊ぼう」という約束をしてもそのママ同士に交友がなければ実現することはありません。
小学校になったら自分で遊びに行く子がほどんどですが、幼稚園のうちは幼稚園外での遊びは保護者同伴が鉄則なのです。
ママがほかのママとの接触を拒絶することによって、子供が寂しい思いをすることがあるということを頭の片隅に置いておきましょう。
こういうことがあるので、人見知りのママさんも「子供のためだ」と思って、できるだけコミュニケーションが取れるように心の準備をしておきましょう。
どうしても自信がない人は、子供とよく行く近所の公園などにいるママさんやお子さんに積極的に挨拶をするところから練習してみてはどうでしょうか?
挨拶程度ならできないことではないと思います。もしかしたら、こんな挨拶を繰り返しているうちに打ち解けてステキなママ友が出来るかもしれませんよ。
公立幼稚園なら、園区が一緒だった(同年代で同じ幼稚園)なんてこともあります。そうなれば入園前の段階で心強い味方が出来てうれしいものですよね。
ほかに実用的な部分でやっておきたいことをあげるのなら、入園までに色んなサイズや形の「お名前シール」を用意しておくといいです。
幼稚園の持っていくものには、どれも必ず名前を書くことになります。
服や帽子、タオルはもちろん、色鉛筆やクレヨンの1本1本までに名前を書かなければいけません。その量は全部合わせるととても莫大ですし、何より鉛筆などの類になると書きづらくて仕方ありません。
そんなときにあるといいのが「お名前シール」なのです。
そして、まだ文字が読めなくて自分の名前すらわからない子のために名前のほかに特徴があるお名前シールと選ぶといいでしょう。
我が家の長女のお名前シールは、名前の前にピンクのお花が描かれていて、文字が読めないうちはそれを目印にしていたようです。
お名前シールはネットでオーダーメイドすることができるので、入園前にはゲットしておくととても便利です。
ちなみにお名前シールは布にも使えるものがあります。アイロンで取り付けるタイプなのですが、洗濯しても剥がれることはないしお勧めですよ!
お道具関係用のお名前シールと併せて作っておくと、巾着や手提げカバン、体操服、制服などにも使えて便利です。
逆に入園前にやってはいけないことは?
ここまでは幼稚園の入園までにやっておきたいことについてお伝えしてきました。
その反対に、やってはいけないということもあります。
例えば、ママがやってほしいことを子供にやってもらえなかったり、子供がイタズラをしたときに、
- こんなんじゃ幼稚園に行けないよ!
- ○○ちゃんだけおうちにいることになるよ
など、「お利口にしてないと幼稚園に行けなくなる」ということを言うのはやめましょう。
幼稚園に通うのを楽しみにしている子や、逆に不安でいっぱいだったりママと離れたくなかったりで幼稚園に行きたくないと思っている子の両方に悪い影響が出る場合があります。
前者の幼稚園を楽しみにしている子にとっては、その言葉はただの「脅し」でしかありません。
せっかく幼稚園に通えると思っていたのに、ちょっと自分の意思で動いてみたり軽いイタズラをしただけで「幼稚園に行けないよ!」と言われるのは、ママはそこまで深く考えずに発言したのだとしても、子供は深く傷ついてしまう場合もあります。
また、幼稚園に行く心の準備が出来ていない子にとっては
「このままだと幼稚園に行けないよ!」という言葉は入園前のお子さんによく使ってしまう言葉ですよね。
どうしても行きたい子供の場合は必死で「幼稚園に通えるくらいのいい子」を演じようとしますが、結果としていい方向に行かないことが多々あります。
というのは、実際に私も幼稚園に行きたくて仕方なかった長女が言うことを聞かないときに「これじゃ、○○ちゃんが幼稚園に行けないね!」という言葉を投げ続けてしまったことがあります。
「行くもん!行けるもん!」と必死になって言うことを聞いてきた娘を見て「お、これは効き目があるぞ!」を調子に乗った私は、どうしても言うことを聞かないときにはこの魔法の言葉を使い続けてきました。
その結果、幼稚園入園を間近に迎えたタイミングで
「幼稚園に行けないよ」という魔法の言葉は、いつの間にか長女の自信を奪ってしまう呪いの言葉になってしまっていたのです。
自分の過ちに気付いた私は長女にこれまでの発言を謝りつづけ、これまでとは逆に
まとめ
いかがだったでしょうか?
初めての幼稚園でママも子どももドキドキしますよね。子供は期待や楽しみからのドキドキですが、ママは不安や心配が入り混じったドキドキの方が大きいでしょう。
あんなにも幼稚園に早く入ってほしかったのに、入園直前になると不安や心配がアレコレ出てくるってなんだか不思議ですよね。
幼稚園の主役はあくまで子供です。しかし、ママがまったく無関係というわけではありません。
むしろ、子供が楽しく幼稚園に通うための陰の主役なのです。
そんな子供のサポートをすべく、入園までに出来るだけ(でも無理のない程度に)トイレトレーニングやお昼寝の時間の調整を進め、入園予定の幼稚園の園庭開放などに遊びに行くなりして「もうすぐアナタも幼稚園だね!」と子供の気持ちを盛り上げてあげましょう。
もしかしたら「今から幼稚園に通う!」と張り切り過ぎちゃうかもしれませんが…!?
ママ自身も、子供の幼稚園生活のために幼稚園ママとも笑顔で接する心構えをしつつ、入園準備のためのお名前シールの注文をしておくといいですよ。
そして子供が言うことを聞かないときやイタズラをしたときに「そんなんじゃ幼稚園に行けないよ!」と言うのはご法度です。逆に、「スゴイね!さすが!もうすぐ幼稚園に通うだけあるね!」と褒めるときに使うのは全然OKだと思います。
入園前のママはやっておくことが多くて色々と大変かもしれませんが、ママも子供も楽しい幼稚園生活が送れるように、出来ることは今のうちからやっておくと安心です!
子供が毎日笑顔で幼稚園に通えるように頑張りましょうね。