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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
4月といえば始まりの季節ですよね。
子供がまだ赤ちゃんだったり未就園児だったりするとピンと来ない人も多いかもしれませんが、子供が3歳や4歳くらいなら4月に幼稚園の入園を控えていてドキドキワクワクしているのではないでしょうか?
「やっと幼稚園に通える!」と思っている人もいれば、「もう幼稚園か…」と少し寂しく感じているママもいるはず。
入園に関して色んな感情があることと思いますが、入園はとてもおめでたいものですよね。子供も初めての集団生活を楽しみにしていることでしょう。
しかし、ただ手放しで入園を喜んでいるわけにはいきません。
子供が未就園児だったこれまではわりと時間に融通が利く生活をしていたかもしれませんが、幼稚園に通いだすと「幼稚園タイム」に軸を合わせて生活をしていかないといけません。
これまで朝起きる時間が定まっていなかったという子、お昼寝はしたいときにさせていたというお宅は入園までにしっかりとした生活リズムを作っていく必要があります。
幼稚園入園後にしんどい思いをしないためにも、今のうちからしっかりと「幼稚園で過ごす生活リズム」を子供の体に覚えさせておくと、とてもラクチンですよ(^^)
今回は、お子さんが幼稚園の入園を控えているというママさんたちへ「幼稚園に入園するまでにしておきたい生活リズムの見直しや、生活リズムの作り方」についてお伝えしていこうと思います!
我が家の入園後の生活リズムについてもお伝えしているので、よかったら参考にしてみてくださいね。
パッと読むための目次
まずは、これまでの生活リズムを見直し!何をどう変えていけばいい?
幼稚園生活に合った生活リズムを作る前に、まずは現在の我が子の生活リズムを確認することからはじめてみましょう。
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このときによくチェックしておきたいのが
- 起きる時間、寝る時間
- お昼ご飯の時間
- お昼寝
特に「起きる時間、寝る時間」「お昼寝」などの睡眠に関するところはしっかりと確認して見直していく必要があります。
ここではそれぞれのポイントについて詳しく見ていきますね。
起きる時間、寝る時間
幼稚園に通うまではわりと自由に設定することができる起きる時間や寝る時間。
子供が起きてくるまで満足に眠らせてあげたり、寝かしつけようとしたらうるさいので眠たくなるまで起こしておくというお宅もあることでしょう。
しかし、幼稚園がはじまったらそういわけにはいきません。
幼稚園には登園時間やバスの時間というものがあります。
幼稚園は学校ほど遅刻に厳しいというわけではありませんが、「この時間までに登園してください」という時間が決まっているのですから、よほどの事情がない限りは登園時間を守るようにしたいものです。
バス通園の幼稚園の場合は、バスの順路の関係で集合時間がとても早い時間であることがあります。
我が家のご近所さんはお子さんがバス通園の幼稚園に通っているのですが、朝の7時半には集合場所に向かっています。
我が家の長女は徒歩(自転車)通園で、8時40分登園の幼稚園に通っているのですが、7時半には家を出るということに衝撃を受けました…
その子のママさんは

確かに小学校は幼稚園よりも始まる時間が早いですし、遅刻することはできません。
長いスパンで考えると幼稚園のときから早く動くことに慣れているというのは大きなメリットなのかもしれません。
ちなみに、幼稚園に入りたての頃は「登園ぐずり」をすることがあります。
幼稚園自体は楽しいのだけど、登園してママと離れるのがイヤだとグズグズ言ってしまうことがあるのです。
どの幼稚園でも、4月中は年少さんの登園ぐずりがアチコチで見られます(笑)
遠目で見ている分は微笑ましく感じるのですが、当事者としてはたまったものではありませよね…
入園したてでまだまだ気持ちの部分が追い付いていない子が多いので、グズグズは仕方がないことです。
我が子が玄関や通園路、幼稚園の門の前などで登園ぐずりをしたことを考えて、起きる時間はたっぷりと余裕を持っておきたいですね。
また、起きる時間を整えるためには同時に寝る時間も調整していかないといけません。
寝る時間が遅いと、朝も気持ちよく起きることができませんよね。
タップリ睡眠をとっておかないと目ざめが悪く、せっかくこれから楽しい幼稚園なのに眠気から登園を拒否してしまうなんてことにもなりかねません。
かろうじて登園したとしても、睡眠不足から幼稚園でもボーっとして過ごすことになったりするので子供にとってはいいことは1つもありません。
幼稚園生活をエンジョイするためにも、早寝早起きをする習慣を身につけるようにしましょうね。
お昼ご飯の時間
幼稚園によってお昼ご飯の時間は異なりますが、だいたい11時半~12時半くらいの時間からお昼ご飯を開始する幼稚園が多いようです。
これまでは「11時にお昼を食べさせていた」という人や「13時くらいかな」「子供のお腹の減り具合に合わせていたから、特にお昼の時間は決っていない」という人は、お昼ご飯の時間を調整しておく必要があります。
年中さんや年長さんなら多少の時間の変動はガマンすることができると思いますが、入園したての年少さんは食欲にとても素直です。
幼稚園のお昼ご飯時間よりも早くお昼を食べている子だったら「お腹空いた…」と機嫌が悪くなってしまうことがありますし、空腹になり次第お昼ご飯を食べさせていたというご家庭の子なら「まだお腹空いてないから食べたくない!」となってしまうことがあります。
子供が通う幼稚園のお昼ご飯の時間に合わせて、今のうちからお昼ごはんのスタートの時間を調整するようにしておきましょう。
また、幼稚園のお昼ご飯タイムはだいたい30分から40分程度という園が多いです。
ダラダラ食べをしてしまう子や、どう頑張っても食べるのがゆっくりな子の場合は時間内に食べきらないということもあるかもしれません。
前者の場合はダラダラと食べないように今のうちから改善する必要があります。
後者の場合は、お弁当の量を調整したり、園でのお昼ご飯が始まる前に担任の先生に相談しておくといいですよ。
お昼寝
3歳年少から入園する子の場合は、まだお昼寝をしているという子も多いことかと思います。
しかし、幼稚園ではお昼寝時間を取らない園がほとんどです(年少に限り、お昼寝時間を設ける幼稚園もあります)
4月中は慣らしの意味を込めて午前保育で帰宅という幼稚園が多いですが、ゴールデンウィークが明けると幼稚園でお弁当や給食を食べる午後保育が開始されます。
午後保育がはじまったときに、まだお昼寝をしないと持たないようであれば子供がしんどい思いをすることになりますよ。
ほかのお友達は午後も元気に遊んでいるので、自分だけ眠くて仕方ない…なんて状況はかわいそうですよね。
午後保育がはじまったときのことを見越して、もうお昼寝は卒業するようにしてもいいかもしれません。
しかし、今の時点で昼寝を辞めさせても、4月のうちは家に帰宅したら自然とお昼寝をしてしまうこともあるでしょう。
慣れない登園や初めての集団生活で疲れ切っていてるので仕方がありません。
そんなときは無理に起こしておこうとはせずに、帰宅後1時間程度のお昼寝を取らせてあげてください。
基本の姿勢は「お昼寝は卒業しておく」ようにして、登園開始後は必要に応じて「軽くお昼寝をする」というスタンスを目指しましょう!
入園するとどのように生活リズムが変わる?我が家を例にご紹介
ここまでは、幼稚園の入園に向けての生活リズムの見直しなどについてお伝えしていきました。
起床時間や就寝時間、昼寝に関してはとても大事なことなので、お子さんが入園する予定の幼稚園のスケジュールに合わせて生活リズムを整えていきましょうね☆
また、我が子の生活リズムを整えるにあたって「他のお宅はどんな感じの生活リズムなのかな?」と気になることもありますよね。
私も入園に向けた生活リズムを組むのに、ご近所さんの意見やママ友さんの例などをよく聞いて考えたものです。
実際に幼稚園に通っているお子さんの生活リズムが聞けるとホントに参考になりますよね。
ここでは簡単ではありますが、我が家の長女の幼稚園入園前と入園後の生活リズムをご紹介していきたいと思います!
よかったら参考にしていただけただと思います。
幼稚園入園前(3歳)
幼稚園入園3ヶ月前くらいの生活リズムです。
1日のスケジュールはとにかく前倒ししていた覚えがあります(夜に1人の時間がほしかったので(笑))
お昼寝は3歳の誕生日の日からしなくなり、日中はずっと起きていました。
娘は朝からエンジン全開のタイプで、午前中はめちゃくちゃ元気なのですが、お風呂の時間くらいから疲れてちょっと大人しくなってきます。
入園直前の幼稚園の先生との面談で「1日の過ごし方」という紙を提出したのですが、次のとおりの過ごし方を書いたら「とても模範的」とお褒めの言葉を頂きました。
7時 | 起床して朝の身支度 |
---|---|
7時半 | 朝食 |
9時 | 買い物や公園遊びなど |
11時半 | 昼食 |
12時 | 家で遊ぶ(1人でお絵描き、ビデオ鑑賞、私と遊ぶなど) |
14時 | おやつ |
15時 | 近所を散歩、公園遊びなど |
16時半 | お風呂 |
17時 | 夕飯 |
19時半 | 就寝 |
幼稚園入園後(午後保育の日)
幼稚園に入園して1ヶ月後くらいの生活リズムです。
ゴールデンウィークが終わり、幼稚園でのお弁当日がスタートしました。
登園時間を考えても入園前の起床時間でも十分だったのですが、長女は朝に「お通じ」がある子なので朝食から登園時間までに余裕を持たせるためにも6時半起床にしました。
9時から14時までみっちり幼稚園タイムを楽しんだあとは、帰宅しておやつを食べます。
お風呂までは家で明日の幼稚園の準備を2人でしていました。
体力がついてきて寝つきが悪くなってきたので、就寝時間は入園前より30分遅らせて20時に設定しました。
6時半 | 起床して朝の身支度 |
---|---|
7時 | 朝食 |
8時半 | 登園 |
9時 | 幼稚園タイムスタート |
11時半 | お弁当 |
14時 | 降園 |
15時 | おやつ |
17時 | お風呂 |
18時 | 夕飯 |
20時 | 就寝 |
入園前と入園後を比べて
我が家はもともと朝起きるもの早かったし(当時赤ちゃんだった次女がとても早起きだった)、行動も早めにして過ごしてきていたので、入園前と入園後の生活リズムに大きく変動したところはありませんでした。
午前保育の時間はたまに午後にヒマを持て余して昼寝をしそうになることがありますが、なんとか持ちこたえさせていました(汗)
また、幼稚園の運動会が近づくと練習が続くので、夜は疲れきって19時前に寝てしまうこともしばしば…
「早く就寝するのはOK、でも遅く起きるのはNG」のスタンスなので、早く寝てもらう分にはまったく問題ありませんでした(笑)
入園前と比べると、入園後は夕方にはかなり疲れているので、変な時間に時間に昼寝をしてしまわないように先手を打って早い時間にお風呂に入れることもありました。
生活リズムは子供と楽しみながら変えていこう!
入園に向けていざ生活リズムを変えていこうとしても、変化をイヤがる子供もいます。
これまでの生活リズムに慣れていて、快適に過ごしていたのに急に「朝は早く起きるよ!」「お昼寝はナシね!」と言われると戸惑ってしまうことでしょう。
生活リズムを今後どのように変えていくかを細かく決めるのはママが主導となって決めてもいいですが、その中心に子供がいることを忘れてはいけません。
スケジュールを守ることを重視するあまりに
- 早くしなさい!
- そんなんじゃ幼稚園に通えないよ!
また、子供に何の説明もなく生活リズムを変えるのは子供も混乱してしまいます。
生活リズムを変えるときは、まず「もうすぐ幼稚園に入るから、そのときのために準備をしておこうね!」など子供に言ってからにしましょう。
ほかには、夜寝る前に


そうすることによって子供にも事情が伝わりやすいし、幼稚園への関心を高めることができます。
生活リズムが整ってきたら

入園への太鼓判を押された喜びと、ママに褒められた嬉しさで子供も楽しんで生活リズムを整えるのに協力してくれちゃいますよ☆
また、これまでの生活リズムと入園後の生活リズムが大幅に変化する場合は、全部を突然変えていくのは子供にとって負担になってしまうことがあります。
起きる時間や寝る時間を先に整えたいのであれば、起きる時間や寝る時間だけは必ず守れるようにして、そのかわり多少のお昼寝は当面のあいだは残したりなど、1つずつでいいのでクリアしていくようにしましょう。
また、生活リズムの変化に子供があまり積極的でない場合は、手作りの予定表などを作ってみてはどうでしょうか?
ママと2人で色々決めながらスケジュール表を作るのは楽しいものですよ。
もし、ちゃんとスケジュールを守ることができたら好きなシールを表に貼ってもいいなど「ご褒美」的な決まりを作ると、子供も進んでスケジュールを守るようになるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
1人目のお子さんが幼稚園に入園予定というママさんにとっては、幼稚園に通っている生活というのは未知の世界ですよね。
できることなら事前にしっかりと準備して、子供がムリすることなく楽しく幼稚園に通えるようにしてあげたいものです。
入園までに生活リズムを見直すときは「起きる時間、寝る時間」「お昼寝」など「睡眠関係」を重点的に見直すようにしてください。
子供なので眠くなると一気に機嫌が悪くなりますし、睡眠が充分にとれていないと体調不良の原因にもなります。
お昼ご飯の時間も、今のうちに幼稚園のお昼ご飯タイムに合わせていってあげるようにしましょうね。
また、生活リズムを入園に向けて整えるときは子供にもちゃんと説明してあげましょう。
突然ママだけ張り切って「早く起きなさい!」「お昼寝はナシ!」なんて言われても、子供は戸惑ってしまいます。
「幼稚園に入るために準備だよ」「幼稚園に通ったときに困らないように頑張ろうね」など教えてあげるだけで子供も納得しますし、「もうすぐ自分は幼稚園生なんだ」という喜びを感じることができます。
入園までもう間もなくという人も多いと思いますが、今からでも遅くはないので是非生活リズムを入園に向けて整えてあげてくださいね!