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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
10月1日になると多くの幼稚園では来年度入園時の願書配布が始まります。
園の見学が終わって、最終的にどこに入園させるかまだ迷っているかもしれませんが、幼稚園の年間行事がどのくらいあって、親の参加の有無についても園選びの際にしっかり確認することをお勧めします。
というのも、私が入園させた幼稚園は行事が多く、入園してから
今回は、行事が多い園で保護者がどのくらい時間をかけているのか、私の経験をお話します。幼稚園選びの際に参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
幼稚園にはどんな行事がある?
基本的に幼稚園に足を運ばない月はなく、行事準備などで参加を求められることが多々あります。
またこれらの行事は平日に行われるものも多いので、行事が多いと会社勤めの人にとっては大変だと思います。
土日に行われる行事は特に気合が入っているものが多く、事前の準備などやることは結構ある印象です。
そこでここではうちの娘が通っている幼稚園の年間行事を一覧にして紹介していきます。
親の参加が必要なものを※で表示して、さらに親が参加する行事に関しては、拘束される時間の目安を記載しました(係などをやらなかった場合の時間です)
さらに、親の大変度を★で、(★が多いほど大変)表してみました。
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あくまでうちの幼稚園の行事にはなりますが、参考にしてみてください。
4月
入園式&進級式(土曜)※午前のみ
家庭訪問(平日)※10分程度
うちの場合は、玄関で10分程度お話しすることに。
玄関周りの掃除がちょっと大変だったかな。
父母の会総会(平日)※午後2時間
5月
春の親子遠足(平日)※お昼をまたいで4時間
お弁当を持参で子供と一緒に食べたり、ゲームに参加したりします。
参観日(平日)※午前中2時間
母の日前の参観日なので、子供たちから母の日の歌や似顔絵のプレゼントがあります。
6月
プール開き(平日)
親の参加は必要ありませんでしたが、毎日水着とタオルを用意しなければならず梅雨時はちょっと大変です。
参観日(土曜)※午前中2時間
父の日前の参観日なので子供たちからお父さんの似顔絵のプレゼントがあります。
7月
七夕の飾りつけ(平日)
夏祭り(土曜)※夕方から3時間
準備や当日の運営をする係の手伝いが必要です。
8月
お泊り保育(夏休み中)
近隣の施設に足を運び、親元を離れてお友達と一緒に一夜を明かします。
夏季保育(平日)
9月
父母会(平日)※午後2時間
10月
運動会(日曜・前日土曜日にも登園)※朝から2時過ぎまで
場所取り・お弁当の準備が必要です。
準備や当日の運営をする係の手伝いもあります。
係になると事前に説明会の出席も求められます。
山のぼり(平日)
社会見学(平日)
バザー(日曜)※午後2時間
手作り品の提出が求められれるうえ、値札付けの手伝いなどたくさんの手が必要になります。
当日は飲食の提供もあるので、係になると何日も園に足を運ぶことになります。
秋の遠足(平日)※昼を挟んで4時間
11月
参観日(平日)※午前中2時間
父母の会(平日)※午後2時間
おもちつき(土曜)※午後2時間
係になると用具の準備や調理を手伝います。
お遊戯会リハーサル(平日)※午前2時間
しっかり協力して当日を迎えることになります。
12月
お遊戯会(日曜・前日土曜日に登園)※午前2時間
本番きちんとやれるように、子供に、家でも練習させます。
個人面談※10分程度
クリスマス(平日)
1月
マラソン大会(平日)※午前2時間
親は、子供たちの応援に行きます。
2月
なわとび大会(平日)※午前2時間
親は、子供たちの応援に行きます。
節分(平日)
お別れパーティー(平日)
作品展(土曜)※午後2時間
3月
父母の会(平日)※午後2時間
年度の報告や、役員からのあいさつなどがあります。
お別れ遠足(平日)
卒園式(土曜)※午前2時間
誕生月
誕生日会(平日)※午前1時間
幼稚園行事への親の関わり方
娘が通っている幼稚園は行事が本当に多く、こうして並べてみると預かり保育を利用したとしてもフルタイムで働いていたら両立は難しいだろうなと感じます。
もちろん全てに参加しなければならないわけでじゃありませんが、参加しない親は少ないです。
しかも、参加するだけでなく係の仕事をすることも求められます。
役員や係は、年度の始めに父母会で、父母会の会長、副会長、会計など、主要な役員が決められます。
うちの娘が通っている園では、その場でなかなか手を挙げる人がいないのか事前に根回しされていて、年度初めの父母会では発表と同時に承認を促されました。
役員をやられる人の傾向としては、卒園した兄弟がいる人、兄弟に未就園児がいない人です。
そしてもちろん、一年間きっちり責任感を持って役員を務められそうなしっかりした方に園からお声がかかっているようでした。
役員の方は、率先して園の行事に関わり、父母と園との架け橋になっていくことになります。
さらにクラス委員と言う役職もあり、これは年度始めの父母会のあとにクラス懇談会が行われ、事前の根回しなしに決められました。
全員が先生と目を合わせないようにして何とか回避しようという空気が流れましたが、責任感の強い方が最後に引き受けてくれました。
さらにさらに、父母会ではどの行事の係りを希望するか調査表が配られました。
それぞれ父、母のどちらが係を担当することが可能かを、5つのイベントの中から2つは参加するようにと記載されています。
今年度は二人目の出産を控えていることもあり、夫に係りを2つやってもらうことにして調査表を提出したのですが、係りが決まったお便りを見てみたら、真面目に2つ出した人は意外と少なく、最低1つ参加すれば許されると考えている人が多いようでした。
行事の係りをやってみたら、準備に時間がとられたり色々大変なのですが、もの凄く感謝されて、打ち合わせの際にお弁当が用意されていたり、係りの人だけで打ち上げが行われ缶ビールが振る舞われたりもしました。
せっかく係をやるなら楽しみながらできた方が良いですね。
ただ、係になると子供と一緒に行事を楽しむことはできません。保護者が二人以上出られる場合でないと、子供の相手をしたり、写真やビデオの撮影をする人がいなくなってしまうので、二人以上体制で参加できる行事の係を選ぶこともポイントです。
幼稚園の行事がたくさんあるとここが大変!
平日の行事のために仕事を休まなければならない
平日の行事はどうしても行かれない場合は、先生に相談すればおまかせすることもできるのですが、お友だちの親が来ているのに自分のところだけ来ていないと、子供は寂しがります。
泣いている子を見ると、無理してでも参加できるように調整しようと思わされてしまいます。ただ、家庭によって方針は違いますし、無理に周りに合わせる必要はないです。
私は会社を辞めたあとに幼稚園に入ったので、園の行事にはしっかり参加していますが、もし会社員時代にこんなに平日何度も足を運ばなければならなかったら、全部は絶対無理だと思います。
通わせている親は働いている人が多いのか、専業主婦が多いのか、どんな傾向の園なのかを見学の際にしっかりと見ておくことが大切です。
他の保護者と仲良くしなければならない?!
幼稚園の行事に参加すると、周りのお母さんとの距離感に悩むこともあります。
自分のためだけなら無理して周りに合わせずに過ごすこともできるのですが、子供のことを考えると、気を使わずにはいられません。
大げさかもしれませんが、グループに入れないことによる疎外感、気を使って話さなければならない徒労感など、学生時代に味わったつらい記憶を呼び覚ますことになる場合もあります。
上の子がいるお母さん同士など、もう出来上がってしまっているグループに入っていくのは大変です。
なんとなく溶け込むためには、子供が仲良くしてもらっている友達のお母さんに挨拶をしたり、同じような雰囲気の人を見つけて何となく一人にならないように過ごすなど工夫が必要になります。
子供は敏感なので、ママが上手く振舞えていないことに気が付くものです。子供にいらぬ心配をかけないように、上手に乗り切りたいですね。
未就園児がいる場合、親一人での参加は大忙し
親や夫などに頼れなかったり、上の子の学校行事と日程がかぶるなどの理由で、親一人で未就園児とともに行事に参加しなければならない場合もあると思うのですが、下の子を見ながら行事に参加するのは戦場です。
子供と一緒にレクリエーションなどに参加しようとしても、下の子が脱走…なんてこともよくあります。
みんな事情を分かっているので問題はないのですが、終わったあとにぐったりしているお母さんをよく見かけます。
写真の購入費がかなりかかる
幼稚園の行事では毎回園が契約しているカメラマンがやってきて写真を撮ってくれます。
集合写真に加えてスナップ写真を何枚か買うとあっという間に2000円くらいになってしまいます。結構いいお値段で売られているんですよね。
親が撮れない場面や表情をおさえてくれていてありがたいのですが、毎月のように出費になることは覚悟しておいた方がよいです。
もちろん購入は強制ではないので割りきって買わないという選択もありでしょう。
ちなみに、写真は園にまとめられているものを見て注文することになるので、そのためにも園に足を運ぶことになります。
幼稚園の行事がたくさんあって良かったこと
幼稚園の行事が多いことで大変なこともある一方で、よかったことももちろんあります。
当日までの時間を充実させられる
うちの子の場合は今のところ、幼稚園が好きで行事を楽しみにするという気持ちを持てているようなので、毎回行事を待ちわびるわくわく感を味わっています。
親が幼稚園に来て一緒に行事に参加することを楽しみにしてくれているので、内心面倒だと思っていたとしても子供と行事までの時間を大切に過ごすようにしています。
毎回、行事に参加するために子供達も歌や踊りを覚えるなど、何らかの準備をしていることが多いので、当日どんなことをするのか、どんな練習をしているのか毎日話を聞くようにして、当日までにできる練習を一緒にしたりもしています。
家とは違う様子を知ることができる
また、幼稚園に足を運ぶ機会が多いことで、家では見せない一面を垣間見ることができます。
教室に貼ってある絵を見るだけでも成長を感じられますし、友達同士でどんなポジションに立つタイプなのか知られるのは面白い発見だったりします。
また、園での様子を知ることで、どんなことを大切に子供と関わっていくべきかに気が付くことができます。
例えば、「おはよう」ではなく「おはようございます」と言えるように教えられていたり、自分のことを名前で呼ぶのではなく「僕・私」と呼べるようになることを教えられていることに気付くことがありました。
うちの場合は、どうしてもいつまでも赤ちゃん扱いして甘やかしてしまっているので、幼稚園での指導を知ることで、子供の躾について考えさせられたりすることも。
幼稚園任せにせずに、家でもしっかりやらなくては…と思わされます。
まとめ
いかがでしたか?幼稚園によって行事の量や力の入れ具合はまちまちです。
どのくらいのペースなら無理なく行事に参加できそうかを考えながら園を選ぶことも大切です。
きちんと行事について調べておかないと、入園してから思ったより行事が多くて大変に感じたり、逆に少なくて物足りなく感じることもあるかもしれません。
まずは入園前に行事についてもしっかり調べてミスマッチが少ない園を探すことを心掛けることをおすすめします。もし万が一、行事が多くて大変な園に入園したとしても、デメリットばかりでなくメリットに目を向けて子供と一緒に楽しめると良いですね。
幼稚園選びについて決め手に欠ける…などで悩んでいるママはぜひ年間行事についても調べてみるようにしてくださいね。