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ママテク(@mamateku)ライターの美奈ママです!
実家への帰省や法事などで、一人で赤ちゃんを連れて新幹線に乗らなければならないこともあると思います。
赤ちゃんが泣きだしたらどうしよう、荷物は何を持っていけばいいの、座席はどうしたら…..など、赤ちゃんと一緒だと、ママも不安でいっぱいですよね。
実際に私は一人で10回以上新幹線に赤ちゃん連れで乗っています。下の子が生まれてからは、一人で2人連れて乗ることも。
そこで今回は赤ちゃんと一緒に新幹線に乗る際のコツや注意点をご紹介します。
これを読んで赤ちゃん連れで新幹線に乗るママさんの不安を少しでも解消してもらえると嬉しいです。
新幹線に乗る前に気を付けたいことは?
そもそも赤ちゃんはいつから新幹線に乗れるの?
特にいつからと決まっていませんが、1か月健診を待ってからがいいと思います。
ただ、首が座らない時期は、身体もしっかりせず、何かと気を使うことがあります。おむつ替えや授乳も頻回ですよね。
実際に私は首が座らない生後2か月で新幹線に乗りましたが、授乳やおむつ替えが頻繁でなかなか大変でした。
首が座ってから乗ることをおすすめしたいです。
赤ちゃん連れの新幹線の料金は?
新幹線は子どもを膝に乗せたり、抱っこ紐に入れていたりして座席を使用しなければ、6歳未満まで基本は無料です。
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ただし以下の場合は、「こども」の運賃と特急料金がかかるので注意しましょう。指定をせずに自由席なら、席が空いていれば座っても問題ありません。
- 「おとな」または「こども」と一緒に乗る「幼児」の人数が3人以上の場合は、3人目から「こども」料金が必要
- 「幼児」「乳児」が一人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車は除く)、寝台等を利用する場合は「こども」料金が必要
- 「幼児」が単独で旅行する場合も「こども」料金が必要
※幼児=1歳から6歳未満
※乳児=1歳未満のこと
あらかじめベビー休憩室を調べておくと安心!
新幹線の乗る駅や降りる駅、乗り換えをするなら、乗り換え駅にベビー休憩室があるか調べておきましょう。ベビー休憩室がなければ、多目的トイレの場所を確認しましょう。
駅は人で混雑していて、ベビーカーや沢山の荷物を抱えていると、移動が大変!授乳やおむつ替えスペースを探すだけでも一苦労で、時間もとられます。
あらかじめ、駅構内の見取り図などをネットなどで確認しておくといいですね!
授乳やおむつ替えは乗り込む前に済ませておこう
新幹線に乗ると大変なのが、授乳とおむつ替えです。乗る前にあらかじめ済ませておくのがいいですね。
特に上の子も連れて乗る場合は、なかなか席を離れることが難しいです。おむつ替えも、なるべく新幹線内ですることがないように、事前にすませておきましょう。
荷物はなるべく送っておくと楽!
荷物とベビーカー、赤ちゃんを連れて新幹線に乗り込むのは本当に大変!
私は上の子の手も引いて乗り込んでいたので、ドアの入り口で荷物を落としたり、ベビーカーを投げ入れるようにいれたり……新幹線に乗り込むだけで一苦労でした!
ときには、そばにいる方に、「すみませんが、乗り込むとき荷物を一つ持っていただけませんか?」とお願いしたことも……。
もう乗り込むだけで大騒ぎです”(-“”-)”それだけ手に持っているものが多すぎて、必死になります。
特に赤ちゃんの荷物は多くなってしまいます。できるだけ荷物が少なくなるように、可能であれば事前に送っておくことをおすすめします。
新幹線に乗る時の持ち物は?
持ち物は、子どもの月齢によってもちがうと思いますが、私が新幹線へ乗った時の持ち物をご紹介します。参考にしてみてくださいね!
- おむつ、おしりふき(余裕を持って入れておきましょう!駅の売店ではなかなか売っていません)
- ビニール袋(ゴミや、おむつの持ち帰り用に)
- 着替え(ミルクを吐いたり、嘔吐したり、服が汚れたときように)
- ミルク、哺乳瓶、湯冷まし、お湯(ミルクを水道水で冷ましている余裕はないと思うので、湯冷ましも一緒に)
- お菓子(子供がぐずったときのため、数種類入れると安心)
- 離乳食(レトルトが便利ですよね)
- 飲み物(新幹線内は乾燥します。必ず持っていきましょう)
- ウエットティッシュ(口をふいたり、手をふいたりと便利)
- ガーゼやタオル(汚れた口をふくため)
- カーディガン・タオル(クーラーなどで寒いときは、調節しましょう)
- 授乳ケープ(座席で授乳するときに)
- おもちゃ(ぐずったとき、時間つぶし用に)
- 抱っこ紐(寝かしつけや、泣き出してあやすときに使いましょう)
赤ちゃんと乗る時のおすすめの座席とは?
新幹線に乗ることが決まれば、どの座席にすればいいか悩むと思います。
実際に赤ちゃん連れで新幹線に乗る時は座席選びはとっても重要!赤ちゃん連れにおすすめの座席や号車をご紹介します。
1.席はどの席を取ればいいの?
座席は一番後ろの席か、一番前の席をおすすめします。
窓側か通路側は、おむつ替えやデッキに出てあやすことを考えると、通路側がいいと思います。
泣いたときにあやすために、デッキにも出やすく、乗車・降車もしやすいですね。
歩き始めたら、椅子のそばで立ったりして遊ぶこともできるので、私は空いていればまずは一番前の席を選ぶようにしています。
特におすすめなのが、本来新幹線はABCと3人掛けの席ですが、車いす用のスペースのため一席分が空いている、2人掛けの席です。車いすの人がそのまま乗れるように、1席空いているんです。
車いすの予約がなければ、私たちも使うことができ、このスペースにベビーカーをそのまま置くことができて、とても便利でおすすめです!
月齢が小さいころは、寝ている時間も多く、抱っこ紐よりもベビーカーで寝てくれた方がママも楽ですよね。予約がなければ、この席をよく利用していました。
また、この2人掛けの席だと、近くに多目的トイレがあります。多目的トイレは車いすの人が使えるように広めに作られ、おむつ替えが出来る台もありますので、おむつを替える際に便利です。
車いすの人が乗れる号車は1つの車両につき、1つしかありません。是非、予約が入っていなければ、利用してみることをおすすめします!
2. おすすめの号車は?
おすすめの号車は、多目的室が近い号車です。車両によって多目的室の場所がちがうので、事前に確認してみましょう。
使用していない場合は、授乳スペースとして利用できます。内側から鍵を掛けられるので、安心して授乳ができますね。
多目的室は、勝手に入ることができません。乗務員に声をかけて、空いていれば使えるようになっています。
混雑しているときは、込み合いますので、素早くすませて長居をせずに、次の人と交代してあげてください。
また、使用中も予想されるので、授乳ケープを用意しておくといいですね!
3.おすすめの時間帯は?
早朝に新幹線に乗るのがいいと思います。
日程や、乗る新幹線にもよりますが、早朝の新幹線だと空いている可能性が高いです。
また、昼寝の時間に合わせて乗るのも方法の1つです。新幹線の適度な揺れで、赤ちゃんは結構寝てくれます。1時間以上寝てくれたら、ママはとっても助かりますよね!
あと、ご飯の時間に合わせるのもおすすめです。新幹線はどうしても赤ちゃんや子どもにとって退屈な時間。ご飯を食べていると、自然と時間が過ぎていきます。
4.自由席も視野に入れよう
本来は、事前に予約して指定席でいくのがいいと思いますが、私は上の子もいるので、あえて自由席で行くことにしています。その理由は以下のとおりです。
ただし混んでいることが予想される時期、時間帯の新幹線は、絶対に指定席にしてください。
でも、乗る新幹線がいつも座席に余裕があり、絶対に自由席が空いている!という自信があるのであれば、自由席も意外とおすすめですよ。
- 上の子の運賃が自由席だと無料なため(6歳未満の場合)
- 赤ちゃんがいるので、乗る時間を指定せずに乗れる時間に乗りたい
- 席を移動できるので、ぐずったりしたら、混んでない場所に移動できる
- 周りの方も自由に移動できます。もし赤ちゃん連れが気になるなら、そばに座らない、もしくは移動も可能ですので、周りの視線や申し訳なさから少し解放される
私の中では(4)の理由がかなり大きいです。
指定席なら、赤ちゃんがぐずっても移動できないので、周りの人に「申し訳ない…」という気持ちがとてもプレッシャーになりますが、自由席なら、そんなプレッシャーが少し軽減される気がします。
新幹線での過ごし方はどうすればいい?
では、やっと新幹線の席について、数時間どうやって赤ちゃんと過ごせばいいのか、周りに迷惑をかけずに過ごすことが出来るか、ママは心配ですよね。
そこで新幹線の中での過ごし方やポイントについてご紹介します。
1.荷物はどうしたらいいの?
ベビーカーや大きな荷物は、一番後の席のトランクケースやベビーカーを置くスペースを利用しましょう。
ただ、必ずしも空いているとは限りません。乗ったら、他の方のトランクケースで乗せる場所がないということも!なるべく荷物はコンパクトにまとめて、棚の上と足元に分散させるといいですね。
赤ちゃんを抱えながら棚の上の荷物を取るのは大変です。新幹線の中で必要になりそうな荷物は、足元に置くようにしておきましょう。
おもちゃやお菓子など、ぐずりアイテムはさっと取り出せるようにしておくと便利ですね!
ベビーカーは大きすぎるので、腰が座ったら折り畳みできるバギーを使用すると便利です。折りたたんで、足元に置いておけるし、乗り降りするときに、肩にかけることができ、一つ手が空きます。
バギーを購入してからは、抱っこ紐の中に赤ちゃん、肩にはバギーをかけ、左手に荷物、右手に上の子の手を握る……という感じで乗り降りしています。ドア付近でもたつかずに、他の方への迷惑が少なくなると思います。とっても大変で毎回緊張しますけれど”(-“”-)”
2.レジャーシートを活用すると便利!
つかまり立ちや伝い歩きができるようになると、なかなか抱っこ紐や抱っこではじっとしていません。膝から降りて、床で遊ぶことも。
そんなとき、靴下でもあそべるように、レジャーシートを引いておくと便利です!床に座っても、気にせず遊ぶことができますね。
私の子どもも椅子に座ったり、降りたりを繰り返して、そのたびに靴を履かせたり脱がせたりしていました。レジャーシートを引くようになってから、その心配がなくなって快適に過ごせるようになりました。
また、離乳食や上の子が食事をとるとき、下にこぼしたりすることもありますよね。拾いたくても、赤ちゃんが抱っこ紐で寝ていると、身体を曲げることができず、なかなか拾えないことも。
レジャーシートを引いておくと、新幹線の床を汚す心配もないので、気持ちよく過ごすことができますね。
3.新幹線内でおすすめのおもちゃは?
新幹線内では音のならないおもちゃを複数用意して、ぐずりや時間つぶしに備えましょう!
私のおすすめのグッズは次のとおりです。なるべく、移動用に新しいものを用意するか、1か月ほど隠しておいて久しぶりに見せるようにすると、子どもたちも熱心に遊んでくれて時間つぶしになると思いますよ!
- 音の出ないおもちゃ
- お絵かき帳
- 絵本
- 塗り絵 など
私は、上の子には、水のペンで書く携帯用のお絵かき帳を必ず持っていきます。水のペンで書くので、車内を汚す心配もないです。
色鉛筆やクレヨンは落として散らばると、拾い集めるのが大変!キティちゃんの塗り絵や、ひらがなが練習ができるものもあります。
4.周りの人に声掛けをしよう
赤ちゃんや小さい子を連れていると、泣いたりしていなくても、大きな声を出したりして、迷惑をかけることがあると思います。
乗ってすぐに一言「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」と周りの方に挨拶できるといいですね。
また、降りるときも「騒がしくして、申し訳ありませんでした。」とあいさつすると、意外と皆さん「全然気にしなくていいのよ。」と温かい言葉をかけてくれることが多いです。
一言思い切って声掛けして、お互い気持ちよく過ごせるといいですね(*^-^*)
以上、新幹線での過ごし方をご紹介しました。次は、新幹線に乗る前や、乗ってからハプニングが起きた時の対処法をご紹介します。
こんなときはどうしたらいいの?
1.予定していた新幹線に乗り遅れた
「赤ちゃんのお世話をしていて乗り遅れたら、どうしよう!」と心配されるかたもいると思います。
でも、大丈夫です!同じ日であれば、乗り過ごしてしまった列車のあとに発車する新幹線に、自由席で乗ることができます。
また、もし発車する前に電車に乗れないとわかり、みどりの窓口へ手続きに行けるなら、一回だけ変更手数料が無料で新幹線を変更することができますので、可能であれば変更の手続きをしましょう。
特に、上の子を連れているときは、素早く行動できません。トイレにいったり、お昼ご飯を買ったり、エレベーターを探していたりすると「もう発車時間!」なんてことも。
なるべく乗り遅れないように、早め早めに行動するようにするといいですね。私も毎回ばたばたです。
2.赤ちゃんが泣き止まない…
赤ちゃんが泣き止まない場合はとても焦りますよね。
私も一度赤ちゃんが眠くても寝れずに泣き止まないときがありました。本当に汗だくで、1時間ほどなだめていました。
そういうときは、すぐにデッキに行ってなだめましょう。抱っこ紐にいれて、デッキでゆらゆらするのもいいですね。窓から外の景色を見せてもいいと思います。
座席に座ったままでは、なかなか泣き止まないし、周りの視線も気になります。すぐにデッキに避難しましょう!
3.ママの具合が悪くなってしまったときは?
新幹線での長旅に緊張して、夜眠れなかったり、朝早く起きて準備をしたりして、新幹線の中で具合が悪くなるママもいると思います。
我慢しすぎず乗務員に伝えて、多目的室を借りましょう。
多目的室は、座席を倒すとベッドようにできるので、少し横になると体調もマシになるかもしれません。無理をしすぎずに相談してみましょうね。
まとめ
いかがでしたか。
新幹線に乗ることが決まったら、「赤ちゃんが泣き始めたらどうしよう」「ミルクや授乳はどうしたらいいの?」「乗り降りも不安……」など、ママは色んなことを考えてしまうと思います。
でも大丈夫です!新幹線の中ではいろいろと大変なことがありますが、意外と乗り切ることができます。
座席の位置や、持ち物、多目的室の確認など、必要なことをちゃんと準備すれば、楽しい思い出の1つになると思います。
周りの視線も気になるかもしれませんが、私が乗ったときは、みんないい人ばかりでした。
最初に声掛けしたり、降りる時に謝ったりすれば、「いいよ、全然いい子にしていたよ。」と言ってもらって嬉しい思いもしました。
また、退屈していた上の子に、「こっちにおいで」と呼んでくれて、遊んでくれたお姉さんもいて、本当に有難かったです。
実際に、荷物も多くて、考えなければならないことも多く、赤ちゃん連れの新幹線は大変です。でも、乗ってしまえば、時が過ぎるのを待つだけ!あまり心配し過ぎずにチャレンジしてみてくださいね。この苦労もいい思い出になると思います(*^-^*)