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- 赤ちゃん連れの外食を楽しもう!お店選びのポイント、持っていくもの、注意点の私流のコツを紹介します! - 2017年9月24日
ママテク(@mamateku)ライターのしるるママです。
赤ちゃんが産まれ、生後間もない子供を連れて外出するのをためらってしまうお母さんは少なくないと思います。私もその一人でした。
長男が産まれた時は、初めての育児で自分自身が手一杯になってしまい、買い物一つでも、泣いたらどうしよう、泣いた時に家以外でうまく授乳できるだろうか、うんちが出たらすぐにオムツを替えられるだろうか、うんちがオムツから漏れてしまったらどうしようなど心配なことが多く、特に首がすわっていない赤ちゃんを外に出すこと自体に抵抗がありました。
しかし、そのような考えで育児をしていると家の中にずっと赤ちゃんと二人きりでストレスがたまってきます。
外食は栄養面でも心配があると思いますが、毎日外食をするわけではないですし、前後の食事で十分調整ができると思います。
お母さんにも、たまの楽しみがあっても良いと思います。いつもと違うことをするのが何よりも気分転換になります。
長男の時は心配ばかりして外食はごくたまにしかしたことがありませんでした。次男が産まれてからは、自分の気力も体力も限界で、気分転換に外食することが多くなりました。
そして周りをよく見ると意外と赤ちゃんを連れて外食している人は多いのです。それを知ってからは、なんでもっと外食しなかったんだろうと後悔したくらいです。
そこで、私流の赤ちゃん連れの外食の際のお店選びのコツ、持ち物、その他注意点などをご紹介したいと思います。ぜひこの記事を参考にしながら、赤ちゃん連れの外食を楽しい時間にしてくださいね。
パッと読むための目次
赤ちゃん連れの外食・お店選びについて
赤ちゃん連れの外食の場合、食事中に泣き出したり大きな声を出す可能性があるため、静かな雰囲気のお店は行きにくいものです。
そんな時ストレスが少なく済むのはやはりファミリーレストランかフードコートです。
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お店によっては離乳食のメニューがあるところもあります。
家族連れが多いため声の大きさなどもあまり気にならず、みんなお互い様という雰囲気があります。
更にお子様ランチにはおもちゃがついていたりして、子供の機嫌を取ることもできます。
その次に良いのは個室のあるお店。
大人向けのお店でも個室があれば他のお客さんに迷惑をかけずに食事をすることができます。また、個室では授乳しやすいというメリットもあります。
しかし、予約せずにそのままお店へ行くと満席ですぐに入れないということもあります。そういう時に限って子供は愚図って泣いたりします。
事前に外食の予定がわかっている場合には予約をしておくと安心ですね。
予約する際に赤ちゃんがいるということや離乳食の持ち込みができるかなどを予め確認すると更に安心です。
授乳のみの赤ちゃんと外食する時のポイント
お店に入る前に授乳を済ませる
授乳のみの赤ちゃんは授乳すると眠ることがほとんどだと思います。お店に入る前に授乳して寝てもらえばお店ではゆっくりと食事をすることができます。
なるべく授乳を済ませてから行くようにしましょう。
お店で授乳する場合は授乳ケープを使用する
急に泣き出したりすることもあるため、すぐに授乳できるように授乳ケープは便利です。あまり派手な柄でなければ近寄らないと授乳していると気づかれないので、シンプルなデザインの授乳ケープが外食にはおすすめです。
お気に入りのおもちゃを持っていく
赤ちゃんが起きた時のために機嫌を取れるおもちゃが一つあると良いです。
私はよく忘れてしまい、レストランのテーブルにあるメニューなどで機嫌を取ろうとすることもありましたが、だいたいはすぐに飽きてしまうし、フォークなど危険なものや店員さんを呼ぶボタンなどに興味を示してしまって大変な思いをしたことが多いです…。
お気に入りのおもちゃも忘れないように持っていくようにしましょう。
席に座ったら手が届く場所には何も置かないようにする
飲食店の席にはメニューや薬味、カトラリーがあります。子供は普段見慣れないものが大好きで必ず触って遊ぼうとします。
危険な場合も多いので手の届かないところに移動してあげると良いです。
【裏技】抱っこ紐をしたまま授乳
私はエルゴの抱っこ紐を使用していましたが、肩紐を長くし、赤ちゃんと自分の間にやや隙間ができるようにします。そして服をめくり授乳します。
カーディガンなどを上から羽織れば全然授乳しているように見えません。
抱っこ紐に入れたまま授乳して、授乳で眠ってしまったらそのまま肩紐を短く調整すればしばらく起きないので、コツをつかめばとても楽です。
ただし、首が据わっていないと難しいかもしれません。
離乳食期の赤ちゃんと外食するときのポイント
離乳食は食べ慣れているものを持っていく
離乳食は手作り・市販のものどちらでも良いですが、持参することをおすすめします。
その際には食べ慣れているものを持っていくのがポイント。
食べ慣れないものを持っていっても外食先で食べられなくて空腹が満たされず泣くことがあるかもしれません。そうなるとお母さんもせっかくの外食を楽しめませんね。
ただし、離乳食メニューがあるお店では持ち込みができないこともあるため、必ず持参した離乳食を食べさせても良いか店員さんに確認しなければなりません。
私は毎回確認しましたが、一度も断られたことはありませんでした。
赤ちゃんの用のおやつも持ち込み可能なお店は多いと思いますが、念のため確認をしておくようにしましょう。
チェアベルトを持っていく
お店によっては子供用の椅子がないところや、あってもベルトがついていない場合があります。
離乳食期の赤ちゃんは大人のようにじっと大人しく座っていることは難しいですし、座ってくれていても万が一落ちたりすることも考えられます。
そんな時にチェアベルトはとても便利です。
大人用の椅子やお母さんの腰につけて使うこともできます。チェアベルトを持っていても出かける時に忘れがちになってしまうお母さんが多いのですが、できるだけ持っていくようにしましょう。
お食事エプロンと使い慣れたカトラリーを持っていく
まだまだ食事中に食べ物をこぼすことも多いため、お食事エプロンと使い慣れたカトラリーは忘れずに必ず持っていきましょう。
カトラリーはお店にあることが多いのですが、お気に入りのキャラクターのものを私は毎回持っていきました。
だいたいカトラリーは投げたり落としたりするのでお店のものも含めて2セットくらいあると安心ですね。
食事用のはさみを持っていく
はさみは取り分けをする場合に必要になります。
うどんなどの麺類をとりわけることが多くあると思いますが、はさみがないと麺を細かくできないため、私は毎回必ずもっていくようにしています。一口大に切ってとりわけると子供も食べることに集中できます。
取り分けをする場合には必ずはさみを持っていくようにしましょう。
小さく切ったサランラップを持っていく
小さく切ったラップは何に使うかというと、小さいおにぎりを作るためです。
ご飯を取り分けする場合におにぎりを作ってあげれば子供もいつも通りに食べてくれます。持ち込みが大丈夫であれば海苔もあると良いかもしれません。
小さなおにぎりを作るためのシリコン製のグッズも市販されていますので、それも持っていくとかなり便利です!
熱い時は水の氷を使う
我が家の子供たちはとにかく麺が好きで、ラーメン屋さんで外食することも多くありました。
その時、取り分けても熱くてすぐに食べさせられないと子供がぐずってしまうことがあります。
取り分けたお椀に水に入っている氷を一つ入れてかきまぜるとすぐに冷ますことができ、更に味もうすくなるのでおすすめです。
水分摂取には使い慣れたマグなどを持っていく
これも必需品ですね!
うっかりマグを忘れてしまった時に、いざお店のコップで飲ませようとすると上手に飲めなくてこぼすことがよくあります。
マグは使い慣れたものがあると安心です。
食事の待ち時間はシールブック
子供はシールが大好きです。シールブックは市販でたくさんあります。シールを本に貼るだけでなく、腕などに貼ったり剥がしたりなどの遊びにも使えます。
シールを貼るのに集中して大人しく待っていてくれることが多いので、シールブックはおすすめです!
赤ちゃんとの外食での注意点は?
お店や隣の席のお客さんに迷惑をかけるかもしれないことを伝える
赤ちゃん連れをあたたかく受け入れてもらえることも多いですが、一言迷惑をかけるかもしれないことを伝えたり、泣き出したり大きな声を出したりした際には謝ることが必要です。
周りに配慮をすることを忘れないようにしましょう。
持ち込みが可能かどうか先に必ず確認する
確認していないのに子供にお菓子を出したり離乳食を食べさせるのはよくありません。
一言店員さんに離乳食を持ち込んでもいいかどうか、確認をしてから入店するようにしましょう。
ゴミは持ち帰る
出したゴミは持ち帰るのがマナー。
離乳食を食べさせる時に使用した手口拭きなど意外とゴミが多く出ます。あらかじめ袋などを用意して持ち帰ると良いです。
食べこぼしも可能な範囲で拾いましょう。
オムツ替えの可能な場所を確認してから入店する
飲食店の中のトイレにオムツ交換台がある場合もありますが、ないこともあります。オムツ交換台がない場合は先にどこか別の場所でオムツを交換してから入店しましょう。
万一交換が必要な場合は店員さんにどこか変えれる場所はないか確認しましょう。
以前、飲食店の客席でオムツを替えている人を見かけたことがありますが、たとえ個室であっても食事をする場所でオムツを替えるのはマナー違反です。
【番外編】幼児と一緒に外食する時のポイントと持ち物は?
お店でのお約束は店に入る前にゆっくりと目を見て話す
お店では大きい声を出したり走ったりしないことなどをしっかりとお店に入る前に話しましょう。
幼児は特にいつもと違う雰囲気で舞い上がってしまうこともあります。お友達と一緒の外食だと更に興奮してしまい、お店の中で大きな声を出したりしてしまうものです。
ゆっくりと目を見て話すのがポイントです!
トイレは事前に済ませておく
お店に入って食べている途中にトイレに行きたくなった場合に困りますね。
私は息子2人つれてフードコート外食している時に長男にトイレに行きたいと言われ、席から離れることができずにとても困ったことがあります。
お店に入る前にトイレに連れて行っておくと安心ですね。また念のため、着替えも一式持っていくと良いと思います。
機嫌を取れるおもちゃを持っていく
これは赤ちゃんと同様です。音が出ないおもちゃが理想ですが、確実に機嫌が取れそうなものが良いです。
幼児はおもちゃにこだわりがあるにも関わらず、集中力は短いのですぐに飽きてしまいます。おもちゃは慎重に選んだ方が良いですね。
複数持っていっておくと飽きた時に、もう1つのおもちゃで間を持たすことが出来るので最低でも2つくらいあった方が良いと思います。
お友達同士で外食する時は子供を隣同士にしない
これはうちの子供だけなのかもしれませんが、お友達がすぐ隣にいると食事中でもすぐに遊びだしてしまいます。
そうなると食事が進まないばかりかこぼしたり、飲み物を倒したりする危険も増えます。
できればお友達とは向かいに座らせるのが良いと思います。
私の赤ちゃん連れの外食エピソードを紹介
ではここで私が赤ちゃん連れで外食をした際の成功談、失敗談を紹介したいと思います。
赤ちゃん連れの外食は持ち物など事前準備や、お昼寝などのタイミングを図ることも重要です。
ぜひ私の成功談、失敗談を赤ちゃん連れの外食に役立ててもらえれば嬉しいです。
【成功!】赤ちゃん連れ歓迎のカフェでお友達とランチ
まだ長男がハイハイをしていた頃、友人親子2組とランチをしました。
赤ちゃん連れOKのカフェを事前に調べ、離乳食の持ち込み可能、オムツ交換台や授乳スペースあり、キッズスペースありのところを予約しました。
ハイハイの頃は昼12時には眠くなってしまうことがあるため、少し早めの11時に予約しました。
店に入ってすぐ大人のランチを注文。子供たちにはそれぞれ持参した離乳食を食べさせることにしました。
子供用の椅子があったのですが、2脚しかなく1人分足りませんでした。ここでチェアベルトが大活躍。
そして、離乳食は手づかみ食べできるようにお弁当を手作りして持っていきました。
長男は市販の離乳食を一切食べてくれない子だったのですが、持参したお弁当はぱくぱくと食べてくれました。いつもと同じメニューだったのが良かったのかもしれません。
子供に食べさせている時に大人のランチができあがり!
子供にデザートの果物を食べさせている間に私達もランチを食べました。長男は果物が大好きなので夢中で食べてくれ、なくなった後は赤ちゃん用のお菓子をあげました。
大人はやや急いで食べることになりましたが、手づかみで一人で食べていてくれたおかげで私もランチを食べることができました。
食べ終わった順にキッズスペースへ移動しそれぞれ遊ばせて、眠たい素振りを見せてきたところで抱っこ紐へ。
お友達とキッズスペースでゆらゆらとしながらおしゃべり(他にお客さんはいませんでした)。子供たちは空腹が満たされ、遊んだ後なのですんなりと眠ってくれました。
そしてお母さんたちは席に戻り、デザートを食べながらゆっくりとおしゃべり。親子共々満足しとても楽しい時間を過ごせました。
【成功!】ラーメン屋さんでのランチ
長男はラーメンが大好き。私もラーメンが大好きで、いつか子供と一緒にラーメン屋さんに行くことを楽しみにしていました。
しかし、カウンターしかないラーメン屋さんはハードルが高かったため、家族連れが多いチェーン店のラーメン屋さんに行きました。
普通のラーメンを大盛りにして子供とシェアすることにしました。
子供用の取り皿を2つもらい、ラーメンを取り分けては麺を切って短くし、お水に入っていた氷を入れて冷まし、食べさせました。
食べている間に2つ目の取り皿にラーメンを取り分けて冷ましておき、なくなってもすぐにあげられるように準備しました。スープが飛ぶのでプラスチック製のエプロンも大活躍でした。
子供は大喜びでラーメンを食べてくれ、子供も私も満足することができました。
【失敗!】掘りごたつの飲食店で子供が転落…
家族で夕食をすることになり、個室のもつ鍋屋さんを予約しました。
しかし、掘りごたつしかないとのこと。個室の端におもちゃで遊ぶスペースを作ること、家族皆がいるので目が行き届くと考え、掘りごたつの部屋を予約しました。
おにぎりなど子供が食べられるものを注文し、子供も機嫌良く食べてくれました。
しかし、空腹が満たされると食事には集中できなくなり、ヨチヨチと歩き出しました。そしてふとした瞬間に掘りごたつに落ちてしまいました…。
幸い怪我はありませんでしたが楽しい夕食の雰囲気は壊れてしまいました。
大人が数名いるから目が行き届くだろうと甘く考えたのが悪かったのだと思いました。やはり掘りごたつは赤ちゃんには危険ですね…。
【失敗!】抱っこ紐で寝ている時にカフェで休憩
ショッピングモールで買い物中、抱っこ紐の中で子供が寝たので、『これはチャンス!』と思い、カフェに入りケーキのついたセットを注文。
店員さんのすすめでケーキにトッピングで生クリームを追加してわくわくして席で待っていると、子供が起きて泣き出しました。
いつもどんなに泣いていてもジュースを目の前にするとご機嫌になるので、子供用に持っていたジュースを差し出しても大泣き。立ち上がってゆらゆらしても大泣き。
カフェにいる他のお客さんもチラチラこちらを見ているし、店員さんにも「大丈夫ですか?」と聞かれる始末(汗)
全然泣き止まないため、仕方なくテイクアウトにして外に出ようと考えましたが、生クリームをトッピングしたケーキはテイクアウトにできないと言われ、結局全く食べていないケーキを置いて外に出ることに。
後から、その時子供が中耳炎になっていたとわかったのですが、寝てくれたと軽く考えた自分がいけなかったと反省しました。
子供は急に体調不良になったりすることもあります。そのことを忘れてはいけませんね。
まとめ
以上、赤ちゃん連れの外食のお店選び、持ち物や注意点、また私の実体験外食エピソードもご紹介しました。
まだまだ外食エピソードはたくさんありますが、失敗も今となっては良い思い出です。今までの失敗を生かしつつ、最近では子供二人を連れて3人だけでランチをしに行くこともあります。
はじめての赤ちゃん連れの外食は不安や戸惑うこともたくさんあるかと思いますが、慣れてしまえば大丈夫。大事なのは事前の下調べ、持ち物、あとはお昼寝などのタイミングを図って計画することです。
これさえ掴めれば、赤ちゃん連れの外食はとっても簡単です!みなさんもぜひ赤ちゃん連れの外食を楽しんでくださいね。