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ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
先日、家族で山梨県にある星野リゾート『リゾナーレ八ヶ岳』へ行ってきました。
感想を先に言うと、「日帰りじゃ、物足りない!」です。
グルメやショッピングにアクティビティ…『リゾナーレ八ヶ岳』を満喫するには全然足りませんでした。また来たいと思いました。
世界的な建築デザイナーであるマリオ・ベリーニ氏が手掛けたデザイナーズホテルはもちろんのこと、ブックカフェやプール、さまざまな露店が連なるピーマン通りなど日帰りでも十分楽しめる施設が満載でした♪
そして、何よりうれしいのが「赤ちゃん連れ大歓迎」の雰囲気を前面に出しているところ。
筆者が訪れた際も、ベビーカーを押している家族や、まだほんの小さな赤ちゃんを連れている家族をたくさん見かけました。
雑誌に載っている写真を見ると「オシャレすぎて…」と子連れで行くのを敬遠してしまいがちですが、全然そんなことありません!
『リゾナーレ八ヶ岳』はまさにファミリー向けのリゾートと言ってもいいのです。
そこで、赤ちゃん連れ・子連れで行く、『リゾナーレ八ヶ岳』の楽しみ方をご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
『リゾナーレ八ヶ岳』って、どんなところ?

- 山梨県と長野県の境、北杜市小淵沢にある。周りにはスキー場やアウトレット、ワイナリーなどの観光地がたくさんある。
- 世界的に有名なデザイナーが手掛けたというホテルは、メゾネットタイプやリゾートモダンルームなどいろいろなタイプの部屋があり、一生に一度は泊まってみたいと思わせる。
- イタリアの山岳都市のような造りの街並みは、ハロウィンやクリスマスはもちろん、梅雨の時期にはアンブレラスカイなど季節によって彩られるので歩くだけでも楽しい。
- ブックカフェ、バイキングレストラン、大人の雰囲気のレストランなど、気分や目的によって入るお店を選べるので、誰と来ても楽しめる。
- 「森の中のプール」や「森の散歩」など、アクティビティも多数ある。
- リゾートウェディングが挙げられる。
- 露店にはカフェやパン屋、籐の籠、麻のエプロンなどバラエティに富んだ商品がたくさん。ときどき野菜を売っていたり、マルシェも開かれる。
星野リゾートは、全国各地に高級感ある温泉旅館やリゾートホテルを運営しており、テレビや雑誌でも数々紹介されているので一度は耳にしたことのある方も多いと思います。
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ホテルの客室は常に予約でいっぱい(稼働率は8割を超えるそう!)で、とくに利用者からは接客・サービスに関しての満足度が高く、リピート率もかなり高いそうです。
『リゾナーレ八ヶ岳』は、そんな星野リゾートの記念すべき第一号なんです。

ここには書ききれないリゾナーレ八ヶ岳の魅力がたくさんありますが、その中でも筆者が「いいな」と思ったものをいくつか紹介したいと思います。
ピーマン通りの街並みが素敵!
『リゾナーレ八ヶ岳』の入り口を入ると、まず石畳の通りが目に入ります。
両側には小ぢんまりとしたお店がたくさん並び、ショッピングストリートになっています。

5月にはお花でいっぱいに彩られた“花畳の回廊”になり、梅雨にはカラフルな傘で彩る幻想的な“アンブレラスカイ”などのイベントが開催されます。
夏には、八ヶ岳で獲れた新鮮な野菜が並ぶ“八ヶ岳マルシェ”も。
『丸山珈琲』や『八ヶ岳ファーマーズケーキ』など地元の洗練されたカフェやパン屋、ジェラートやガレットのお店もあり、ワインも飲めます。

ママ向けのセレクトショップ、おしゃれなキッズウェア、北欧雑貨のお店も並んでいます。

街並みから装飾まで、すべてがフォトジェニックで、きっと写真をたくさん撮りたくなってしまうことでしょう。
筆者も子どもの写真を撮りましたが、なんでもない場面なのに素敵な絵になっていてキレイでした。
レンタルサイクルサービスもあり!
『リゾナーレ八ヶ岳』は森に囲まれ、夏でも涼しいのが特長です。
道路は整備され、カフェや美術館めぐりにドライブやサイクリングがうってつけです。また、ホテル内に専用オフロードコースもあるそうです。

ここでは自転車を1時間~レンタルすることができ、電動自転車、マウンテンバイク、クロスバイクと種類が選べます。
チャイルドシート付き電動自転車、おんぶ紐も用意されているので、小さな赤ちゃんを連れていても安心です。
ブックカフェでまったりできる♪
店内にある本を自由に読みながらコーヒーを愉しめる、ブックカフェがあります。
もちろん本の販売もしており、雑貨やポストカードもあります。
カフェではハーブティーや、スイーツも。
本は写真集や、旅行、アウトドアなどが中心です。
料理本、建築、図鑑やライフスタイルブックもあるので、子ども・ママ・パパみんなで行っても楽しめるのかなと感じます。
テーブル席やソファなど、店内はおしゃれなインテリアがランダムに配置されています。
ショッピング中のママをここで待つ、プールの着替え後の待ち合わせ、などに利用してもいいと思います。
筆者は子連れで行ったことはありませんが、以前利用したときは2時間くらいまったりと長居してしまいました。
リゾナーレ八ヶ岳の赤ちゃん連れにやさしいポイントって?
『リゾナーレ八ヶ岳』には、赤ちゃん・子ども連れにやさしい工夫がいくつもあります。
ベビーカーの貸し出し、子ども用食事エプロンなどが常備されているほか、授乳室やキッズスペースもあります。
①キッズプレイルーム、授乳室が充実
『リゾナーレ八ヶ岳』のアクティビティセンターの奥に、無料で利用できるキッズプレイルームがありました。

広い空間にカーテンで仕切られた授乳室、おむつ替え用ベッドが2台、0歳児の赤ちゃんから遊べる遊具やおもちゃなど。
遊んでいる子どもたちを見守るように壁際に配置されたおしゃれなソファは、すわり心地も抜群で、遊び疲れた頃に座ったらそのまま寝てしまいそう…。

アクティビティの待ち時間や、少し疲れたときに休憩するのに便利ですね。
わが子はピーマン通りを歩き疲れて、ここでごろんごろんしていました(笑)
②託児サービスもあり
『リゾナーレ八ヶ岳』には6ヶ月~未就学の子どもを預かる託児所があります。
ゆっくりお買いものやカフェ、夫婦でディナーを楽しみたいときに利用するといいでしょう。
スパやオットセッテでのディナーを利用すると、託児は無料になります。
それ以外の時間(昼間)は、30分500円~です。
たまには育児に追われる日常から離れて、旦那様と二人きりの時間を楽しんでみるのもいいですよね♪
③YY(ワイワイ)グリルには離乳食バイキングも!
リゾナーレ八ヶ岳にはお食事ができるところはいくつかあるのですが、小さな赤ちゃんや子ども連れのファミリーには“YYグリル”がおすすめです。

名前の通り、わいわい楽しくお食事ができるビュッフェ形式のレストランです。
ビュッフェには、離乳食バイキングコーナーもあります。
キッズ向けに、から揚げやポテト、肉団子などがあり、その横にはベビー向けに甘口カレー、おかゆ、かぼちゃや枝豆ピューレ。
対応年齢は書かれていませんが、筆者が見た感じでは離乳食初期の5、6ヶ月の赤ちゃん~食べられそうです。
リゾナーレ八ヶ岳へ行った時のわが子はちょうど1歳で、ドロドロ離乳食では物足りず、揚げ物はまだ早い…となかなか離乳食バイキングのメニューにはうまくハマりませんでしたが、大人用ビュッフェの中にも食べられるものがあったので問題ありませんでした。
“YYグリル”の感想はのちほど詳しくレポートさせていただきます。
赤ちゃん連れに優しいプールも!
リゾナーレ八ヶ岳にはおむつをつけた0歳児から入れる、“イルマーレ”という波の出るプールがあります。

プールについてもあとで詳しく書きますが、このプールの「赤ちゃん歓迎」なところを挙げると、
- 子ども用の浅いボールプールがある。
- ライフジャケットやおもちゃが無料で使える。
- 一休みできる、ジョイントマットが敷かれたプレイルームがある。
- 更衣室のシャワーにベビーソープ、ベビー用お風呂イスが完備されている。
こんなに赤ちゃんに親切なプールは初めてで、びっくりでした。
YY(ワイワイ)グリルに行ってみた感想をレポート
筆者たちがYY(ワイワイ)グリルに行ったのは、ランチでした。
11:30の開店30分前に到着し、ピーマン通りを散策していると、なんだかレストランの前に人がたくさん。
ランチビュッフェのために、30分前から並んでいたのです。
10人、20人とあっという間に人が増えていくので、筆者たちも慌てて列に加わりました。
店内は100席くらいはあるかと思われますが、繁忙期はかなりの人手が予想されるので早めに並んだ方がおすすめです(宿泊者以外は予約できません)
店内に案内されると、落ち着いた雰囲気で「本当に赤ちゃん連れで大丈夫かな?」と思ってしまいますが、周りを見るとほとんどがファミリーのようでした。
席と席の間隔は広くとられているので、ベビーカーでも安心です。
レストラン内では、中央のビュッフェコーナーを隔てて、左右で「小さな赤ちゃん・子ども連れ」と「そうではないグループ」に分けられて案内されているようです。
周りが同じファミリーだと安心ですね。
キッズビュッフェは好き嫌いのある子には向かないかも?
可愛い子ども用紙エプロンがありました。
まずはキッズビュッフェコーナーにて、甘口カレーとおかゆ、ポテトを盛り、わが子の前に置きましたが、食べムラ真っ盛りのわが子は案の定食べてくれず…。
仕方ないので、非常用に持参してきたおにぎりをあげました。
離乳食ビュッフェ、キッズビュッフェのあるレストランは珍しいので期待して行ったのですが、それほど種類があるわけではありませんでした。
ただ、裏ごしも丁寧に施されており、素材にもこだわっているようでしたので、余計にわが子が食べてくれなかったことがもったいなく感じてしまいました。

大人用のビュッフェ料理は、野菜を使った料理が中心で、迷ってしまうほど種類がたくさんありました。
サラダコーナーは、シンプルなおなじみの野菜はもちろん、タコなど魚介類の入ったマリネも。
この日は、グリーンカレーやキーマカレーにナンがありました。タンドリーチキンや小龍包風のものも。どれもスパイシーで本格的な味つけでした。
「万人受けの食べ放題」というのではなく、どちらかというとなかなかクセのある味が多かったので、子どもは好き嫌いするかもしれません。
もちろん、スープやから揚げなど、子どもが好きな料理もあります。
好きなものを好きなだけ、というよりは、いろんな味をちょっとずつ楽しむ、という感じのビュッフェでした。
イルマーレ(プール)にいってみた感想をレポート
『リゾナーレ八ヶ岳』には、ホテル宿泊客のみならず一般の人でも入れるプール『イルマーレ』があります。
季節や天気を気にすることなく楽しめる屋内プールで、波の出るプール、ボールプール、スパやサウナ、屋外ジェットバスなどさまざまなプールが用意されています。
簡単なドリンクや軽食を販売するカフェ、浮き輪のレンタルコーナーなどのサービスも充実しています。
では、リゾナーレ八ヶ岳のプール『イルマーレ』のおすすめポイントを紹介したいと思います。
波の出るプールが楽しい!
1時間に1度、毎時10分間のビッグウェーブが開催され、子どもはもちろん、大人でも十分楽しめる迫力があります。

ビッグウェーブ時にはライフガードスタッフが増員されて見守ってくれていました。
わが子は1歳だったので、波打ち際で波が押し寄せる様子を観察していました。
くだけた波が足元に届くと、楽しそうにパシャパシャ。
ひときわ大きな波がきたときは、押されて後ろに倒れてしまう場面もありました。
波がない時間は、アームリングをつけて深いところまでお散歩。
全体を見渡すと、かなりのスケールなのでもっと深いのかなと予想していたのですが、一番深いところでも大人の胸くらいの深さでした。
こちらのプールは、外のジェットバスとつながっています。
ジェットバスも温水なので、ジャグジーのようにリラックスして水につかることができます。
子供はボールプールに夢中!
イルマーレのボールプールは、キッズ用とは思えないほど大きなボールプールでした。
水深3~40cmほどの浅いプールを、何千個というカラフルなボールが埋め尽くしておりました。水面が見えないほどです。

奥には滝があり、修行僧と化している子どももいましたよ(笑)
バケツやスコップなどのおもちゃは、無料で借りることができるので、わが子はいつまでもこのボールプールで飽きずに遊んでいました。
わが家は行ったときは空いていたのですが、それでも10人くらいの子どもが遊ぶと、お互いにぶつかったり転んだり…。
繁忙期になるとボールだけでなく子どもで埋め尽くされるのかなーと思い、0~2歳くらいの小さな子は空いている時間帯を狙って行ったほうがいいかもしれません。
リラックススペースが充実!
イルマーレのリラックススペースにはカフェテリアがあり、軽食やドリンク、お酒が飲めます。
いくつかのテーブルと、プールを見渡せる場所には寝ころべるベンチがたくさん設置されていました。

しかし、このベンチは早い者勝ちで、わが家が行った頃にはすでに満席でした。
休憩を終えると空くということもなく、タオルや飲み物で場所取りをされているので、結局座ることができませんでした。残念。
また、プール全体を見下ろせる場所には、クッションや雑誌が置いてあるスペースがあり、疲れたらお昼寝をするのにもってこいです。
イルマーレの入口でワンピースやガウンがレンタルされているのはこのためなのだな、と納得しました。
手ぶらで行ける!
『イルマーレ』には水着などの販売、レンタルが充実しているので、手ぶらで行ってもいいくらいなんです。

赤ちゃん歓迎なので、赤ちゃん用の水遊びおむつやベビー水着もあります。
大人用のビーチで着るガウンやワンピースもあります。
プール内では浮き輪各種のレンタルもあります。
無料のライフジャケットやビート板からスタンダードな浮き輪、バナナボートやいかだのようなボートタイプなど。大小サイズを取り揃えてあります。
ロッカーのキーを見せると借りることができ、精算はあとでまとめてできるので、小銭を持っていかなくてもいいのは嬉しいですね。
また、タオルは使い放題です。

いろんなところにタオルが置いてあるので、ちょっと冷えたなと感じたときや、プールサイドで休むときなど、乾いたタオルがすぐに使えるので衛生的です。
使い終わったタオルは、備え付けのBOXに入れればOKです。
充実のアメニティ!ベビーソープやバンボまで!
『イルマーレ』では、ロッカールームにシャワー室があります。
10個ほどの個室があり、扉が閉められるので気兼ねなくシャワーを浴びることができ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが個室に完備されています。

また、バンボ、ベビーソープは自由に使えるように置いてあるので、赤ちゃんのデリケートな肌についた塩素などを洗い流すことができるところも嬉しい配慮です。
化粧ブースは十数席あり、それぞれドライヤーが完備。使い捨てのヘアブラシがありました。
よくブラシを忘れて、髪を乾かすときにがっかりする筆者には嬉しい備品でした。
メイク落としもあるので、プールに入る前にここでお化粧を落とすこともできます。
ベビーベッドが2台あり、赤ちゃんのおむつ替えはもちろん、化粧ブースから見えるので、ママが髪を乾かしている間、赤ちゃんにはベッドで待っていてもらうこともできます。
オットセッテに行ってみた感想をレポート
リゾナーレ八ヶ岳にはYYグリルとは別に、もうひとつ“大人のレストラン”として『オットセッテ』があります。
こちらは主にディナーコースのみ。種類豊富なワインを選んで楽しむことができます。
子どもは入れないというわけではなく、『お子様コース』もあり、誕生日などのアニバーサリーもお祝いすることができます。
筆者は妊娠中に、リゾナーレ八ヶ岳の『オットセッテ』を利用しました。
予約をして行きましたが、混んでいて案内待ち。
「予約でいっぱいです」とお断りされていた方もいたので、『オットセッテ』へ行くなら早めの予約がおすすめです。
『オットセッテ』の店内は照明が暗めに設定されていて、落ち着ける雰囲気です。
席につくと、順番に料理が提供されます。
ガラスの大皿に宝石のように散りばめられた野菜たち、泡の上のトリュフ、グラスに入ったそうめん?、デザートは天の川(七夕でした)。

見たことも聞いたこともない料理ばかりで、横から上から観察したくなるくらいキレイな盛り付け。
食べるのがもったいなく、そのまま持ち帰って飾っておきたいくらいでした。
内容は野菜中心ですが、トータルするとかなりボリュームがあり、メインを食べる頃にはお腹いっぱい。
メインのお肉は、今までの人生で最高の美味しさでした。
デザートとは別に、お持ち帰りできるお菓子をいただきました。
キャラメルやマカロン、メレンゲなど10種類ほどのお菓子がどれも一口サイズになっていて、可愛かったです。
オットセッテはステキなレストランでしたが、妊娠中に3時間近くのコースはちょっときつかったです。
ゆっくりワインを楽しみながらだったら、あっという間の時間でしょうが、まだ小さな赤ちゃんや子どもにはちょっと長いかもしれませんね。
託児サービスに預けて利用する方も多いようですよ。
妊娠中のためワインを飲むことができなかったので、次はワインを楽しみに行きたいと思っています。
まとめ
『リゾナーレ八ヶ岳』は、宿泊はもちろん、日帰りでも十分満足できます。
施設自体の建築美は、観るだけでも価値のあるものなので、観光にもおすすめです。近くにはアウトレットやスキー場などもあるので、近くに行く際には『リゾナーレ八ヶ岳』にぜひ訪れてみてください。
プール、レストラン、ホテル、すべてが斬新で、子どもも大人も、日常からは得られない感覚を得ることができると思います。