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ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
赤ちゃんが産まれると、ママがお出かけできる範囲がぐんと狭まってしまいますよね。
子連れで行くと、入れるお店は限られますし、移動に気を使って疲れてしまいます。
かと言って、預けていくと出先でずっと子供のことが気になってしまいますし、そもそも預けてまで行きたいかと考えて、我慢してしまうことが多くあります。
ママが自分のための時間を持つのはなかなか難しいものですよね。
そんな中、最近、子連れでも映画を見られる映画館が増えているという情報を知り、チャレンジしてみることにしました。
長女が生まれて4年半。
そういえば一度も自分が見たい映画を映画館で見ていないことに気が付きました。

今回は、4歳の長女と、生後8ヶ月の次女を連れて、赤ちゃん連れOKの映画を見に行った体験談をご紹介します。
子育ての息抜きに映画館に行きたいと思っている方に、参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
赤ちゃん連れOKの映画館とは?
赤ちゃん連れの人を対象にした上映サービスは全国各地の様々な映画館で行われています。
主役は赤ちゃんではなくママです。
見られる作品は限られますが、ママは自分自身が見たい作品を選んで参加することができます。
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どこの劇場も赤ちゃんに配慮して、音は小さめ、照明は明るめで上映されています。
映画館によって少しずつ仕組みは違うので、まずはお近くの映画館でやっているかどうか確認し、どんなサービスがあるのか調べてみて下さい。
以下に主なものを並べてみました。
- 一般1,500円で、ママ1人につき補助席1席付き
- スクリーン前に子供のプレイスペースを設置
- シアター内にオムツ替えと簡易授乳スペース設置
私の家の近所にはユナイテッドシネマがあり、「抱っこdeシネマ」が開催されているので、今回参加してみました。
ユナイテッドシネマの「抱っこdeシネマ」とは?
抱っこdeシネマでは、他の映画館でも行われているように、赤ちゃんが怖がらないように音の大きさや照明の暗さが配慮されています。
また、赤ちゃん連ればかりが集まるので、赤ちゃんが泣いてもお互い様な空気です。
公共交通機関を使っているときのように、周りに気を使いすぎなくても大丈夫。
慌てずに、ゆっくり赤ちゃんをあやしながら映画を楽しむことができます。
上映作品や時間は劇場ごとに決められています。
上映スケジュールは劇場のホームページでも確認できるので、気になった方は確認してみて下さい。
鑑賞料金は、通常の映画と同額の大人1,800円、幼児・小学生1,000円です。
対象年齢は特に記載されていませんが、3歳未満は無料で入場し、ママやパパの膝の上で抱っこで見ることができます。
映画って高くない?安く行ける方法を探してみた
「赤ちゃん連れで映画に行ける!」となっても、1回1,800円と考えると、お財布と相談…という人もいるでしょう。
日々節約に努める主婦として、私も尻込みしてしまいました。
ママ向け上映会は一般価格よりも安く設定されているところもありますが、ユナイテッドシネマの抱っこdeシネマの場合は通常料金です。
わが家の場合は、無料で見られる生後8ヶ月の次女に加えて、4歳の次女も一緒に連れて行くことになるため、大人1,800円+幼児1,000円=2,800円かかることに。
金額を見て、無理に行かなくても…という思いも生じてきてしまいました。
そこで、お得に行ける方法はないか調べてみました。
いくつか方法があったのですが、結果的に私たちは今回3人(実質お金がかかっているのは2人分)で2,100円で見ることができました。
抱っこdeシネマに“安く”行ける方法とは?
抱っこdeシネマを見るためには通常の鑑賞料がかかりますが、各種割引は適用/span>になります。
例えば、水曜日のレディースデーなど、サービスデーの割引は適用になります。
ただ、うちの近所の劇場では、木曜日と土曜日に抱っこdeシネマが開催されているので、こうした曜日や日にちの割引を受けるチャンスは少なさそうでした…。
そんな中、エポスカードを使うと安く購入できるという情報をゲット。
エポスカードの特典を使うと、大人が500円OFF、子供が200円OFF、合計700円OFFで見ることができるのです。
“エポトクプラザ”から購入手続きを行い、ローソンのロッピーで発券手続きをして割引チケットを受け取るという流れです。
この他にも、dカードのクレジットカードやauシネマ割など、割引にできる方法はあります。
また、会社の福利厚生で映画が安く見られるところも。
映画を見るために自分が受けられる割引がないか、探してみて下さい。
【体験レポ】4歳と8ヶ月と3人で「未来のミライ」を映画館で鑑賞!
抱っこdeシネマの上映当日、映画館に到着すると、開始1時間弱前に到着したにもかかわらず、すでにチケット売り場では赤ちゃん連れの人の姿を見かけました。
ベビーカーに靴を履いて座っている子もいれば、小さい赤ちゃんだと首が座ってないくらいの子も!
月齢が低い子の方がたっぷり寝るので、参加しやすかったかもと思いながら、4歳児の手を引き、生後8ヶ月を抱っこして、チケット売り場に並びました。
ママと赤ちゃん2人で来ている人もいれば、私たちのようにママが、赤ちゃんや幼児を複数連れている人もいました。
さらに小さな子供のいるママ友同志や、パパやおばあちゃんと一緒に赤ちゃんを連れている人も。
確かに、赤ちゃんと2人きりで参加するより、家族や友達と一緒の方が、赤ちゃんが泣きだしたときも心強そうです。
抱っこdeシネマは、様々な楽しみ方ができそうです。
今回、私は抱っこ紐で次女を連れて映画館に行ったのですが、上映館の入り口の横にはベビーカーがずらりと整列していました。
普段、ベビーカーを押していると、どこに行くにも少なからず気を使わなくてはならないので、堂々とベビーカーを置いて楽しめる環境を見て、とても嬉しく感じられました。
上映開始時刻には、後方を中心に4分の1くらいは赤ちゃん連れで席が埋まりました。
抱っこdeシネマは席選びが大切
抱っこdeシネマは、インターネットでの受付が行われていません。
一週間ほど前から劇場で購入しておくこともできますが、私は当日窓口でチケットを購入し(私は安いチケットを購入していたので、引き換え)座席を選びました。
早めについたので、座席はたくさん空いていたのですが、入り口に近い通路側は後ろから埋まって行っていました。
私たちは、真ん中らへんの列の入り口に近い通路側に席を確保。
通路側の席に私が次女を抱っこして座り、長女が隣に座りました。
次女は、抱っこして座っているとぐずぐずになることがあるので、泣きだしたらすぐに通路側に立って、あやしながら見ようと考えて席を決めました。
お昼寝の時間を調整して臨む
抱っこdeシネマは、赤ちゃんが泣いても大丈夫な上映会ですが、そうは言ってもママとしては赤ちゃんに泣かれると落ち着いて見ることができませんよね。
うちの次女は、平日、長女を幼稚園に送りに行くと寝てしまうことが多く、午前中のお昼寝は、今のところ9時半頃から1~2時間程度しています。
今回参加した抱っこdeシネマは、午前10時50分から上映開始だったので、上映前に眠くなることが予想されました。
でも、映画を見ている間に寝てもらった方が集中して見られるので、始まる前に寝ないように気を付けて連れて行きました。
映画上映中にミルクタイム
次女は混合で育てているので、授乳ケープとミルクを作った哺乳瓶を用意して、映画館に入りました。
お昼寝時間と同じように、ミルクタイムも映画が始まってからできるように、朝、普段より早めに起こして調整していきました。
次女は上映開始からしばらくは物珍しい空間だったからか、キョロキョロして過ごしていました。
しばらくすると飽きたのか、ぐずぐずしそうになったので、すかさず哺乳瓶を取り出してミルクを飲ませることに。
ミルクを飲み終わると、すぐに目をこするなど、眠そうなしぐさをしてぐずり出したので、抱っこ紐をして立ち上がり背中を叩いてあげました。
大きな音がしていたのでなかなか眠れないことが予想されたのですが、もう少しぐずぐず言ったら外に出ようと思っていたところ、運よくエンドロールまでぐっすり。
上映前、ほんの少しうとうとしてしまいましたが、何とかぐっすり寝ることなく、上映開始時間を迎えられたことが功を奏したようでした。
次女が寝たのは、ちょうど映画の折り返しくらいの時間だったので、その後は割と快適に見ることができました。
抱っこdeシネマは、照明が普通の映画に比べると明るめに設定されていますが、それでも十分暗いので、授乳ケープをして授乳しても大丈夫そうでした。
今回はミルクのみで寝てしまったので授乳はしませんでしたが、完母で授乳が必要な方などは、一番後ろの席にすると、授乳する際により周りの目が気にならなくてよさそうです。
赤ちゃん連れの映画鑑賞にはリュックか肩掛けカバンがおススメ
赤ちゃんを抱っこしたまま、カバンの中身を探す映画観賞は、バックの中身を整理しておくことが大切だと感じました。
また、映画上映中に赤ちゃんがぐずって何度も外に出ることもあるので、抱っこしていても貴重品を持って外に出られるカバンを使うことをおすすめします。
ベビーカーの場合は、オムツなど、劇場の外で必要になるもののみをベビーカーに入れておくなど、工夫すると楽です。
温度調整ができる服装を準備
多くの映画館には、ブランケットが用意されていて、大人は膝にかけて鑑賞できます。
ただ子供の場合は、じっとしていられないので、ブランケットより上着を用意して行った方が上手に温度調節できます。
今回、とても暑い日に映画に行ったのですが、その分、映画館の中はよく冷えていて、途中で寒くなってきてしまいました。
子供二人分のカーデガンを持っていたので途中で着せることに。
2時間ほど同じ空間にいることになりますから、温度調整しやすいように上着等もしっかり準備していくのが大切だと感じました。
上映中、ぐずっても本当に大丈夫?!
いくら赤ちゃん連れOKの映画館とはいえ、「上映中、ぐずっても本当に大丈夫?!」と感じますよね。
私も行く前は少し不安でした。
実際に行ってみると映画が上映されている約2時間、ほぼ途切れることなく、館内のどこかで赤ちゃんが泣いていました。
赤ちゃんが1人が泣くと、他の子にうつることも…。
あまりにずっと泣いていると、外に連れていくママもいましたが、泣いていてもお互い様で、誰も気にしない空気だったので心地よかったです。
ノーマークだった4歳児が鬼門に
生後8ヶ月の次女のことばかりに気を取られ、口で言えば様々なことが理解できる4歳の長女は最後まで座って見られるだろう、と考えていました。
今回は長女と一緒に楽しみたい思いもあり、アニメ映画「未来のミライ」を見ることにしました。
長女はこれまでもアンパンマンやプリキュアを映画館で見てきたので、映画館の雰囲気を怖がることはないだろうと、特に心配はしていませんでした。
ところが、映画のクライマックスで内容に入り込みすぎてしまった長女は、声を上げて号泣…。
いくら泣いても大丈夫な雰囲気と言えど、赤ちゃんと4歳児では声の大きさがまるで違います。
4歳の長女の声が大きすぎたので、大慌てに(汗)
迷惑すぎるから外に出ようと思ったところで何とか落ち着いてくれたので良かったのですが、大きくなっても油断はできないと感じました。
映画の内容が分からない赤ちゃんは、暗かったり大きな音がすることが恐怖のようですが、お話が分かる4歳児は、内容に感情を揺さぶられるものなんですね。
もっときちんと映画館でのマナーなど、事前に話をしてから見に行くべきだったと反省しました。
オムツ交換台の場所は要チェック
今回、私が行った映画館のトイレにはオムツ交換台がありませんでした。
確かに抱っこdeシネマ以外に、小さな子供を連れて映画館に行く人はあまり多くないので、オムツ交換台がなかったのかなと思います。
映画が始まる前に、しっかりオムツ替えを済ましておき、万が一途中でお尻が気持ち悪くなってぐずったときのため、オムツ交換台があるトイレや授乳室が一番近くてどこにあるのかをしっかり確認しておくべきだと感じました。
幼児を連れて行く場合には、映画が始まる前にトイレを済ませておくことも大切です。
抱っこdeシネマは上映開始約10分前に入場になるので、それまでにオムツ交換などをすませておくとスムーズです。
赤ちゃん連れ映画でポップコーンは買うべきか?!
映画と言えばポップコーンと考える人も多いと思います。
今回抱っこdeシネマに参加している人にも、ポップコーンを買っている人は結構いました。
私も長女にねだられ、ポップコーンを購入してから入場しました。
しかし、席に着いてから気が付いたのですが、手足をバタバタさせるようになった赤ちゃんがいるとポップコーンって危険なんですよね。
何度か、次女がポップコーンをひっくり返しそうになりヒヤッとしました。
また、ポップコーンを食べた手はべたべたになります。
その手で触ると赤ちゃんにもべたべたがついてしまうので、ウェットティッシュなどお手拭きは必須です。
ポップコーンだけでなく飲み物も、劇場で売られているストローと蓋のついた紙コップでは、赤ちゃんの元気な足が当たって簡単にこぼれそうになりました。
万が一、前の席の人などにかかってしまったら大事故になってしまうので、次回からは購入するか慎重に検討すべきだと感じました。
飲食をしながらの映画観賞は楽しいですが、赤ちゃん連れの場合は、様々な状況を想定しておくことも大切です。
まとめ
赤ちゃん連れの映画鑑賞は、子供にも気を配る必要があるので、物語に入り込んでみるのはなかなか難しい状況でした。
しかしその分、子供たちと一緒に見たという思い出になり、作品に愛着がわきました。
今後も見たい作品が抱っこdeシネマで上映されれば、是非行きたいと思います。
赤ちゃんはどんどん成長していくので、生後8ヶ月の次女がこれから歩きだすと、今とはまた違う悩みが出てくることが予想されます。
今回も歩くのが楽しい時期の子が上映中階段を駆けまわろうとして、必死で追いかけているママもいました。
月齢によってそういった状況や準備すべきこともどんどん変わっていきます。
少しでもゆっくり映画が見られる時間ができるように、次回はその月齢に合わせて何を準備してくべきかしっかり考えてから行こうと思います。
赤ちゃんと一緒に見た作品は特別なものになりますし、映画館に行くことはリフレッシュになりますよ。