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ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
子どもとの外出は車で、という家庭は多いですよね。
車の中ならどんなに騒いでも、電車のように周りを気にする必要もありませんし、好きなタイミングで車を停めて休憩をすることもできます。
しかし、狭い車内ではじっとしていないのが子ども。
遠出をして高速道路や山道などを走ると、単調な景色が続いているのでなおさらぐずり出すというもの。
わが子はチャイルドシートが大嫌いで、乗せた瞬間からのけぞり出して暴れ、いつも抑えつけてベルトを留めていました。
走り出すと寝ることが多いのですが、寝ない時はだいたいぐずっています。
わが家は田舎なので車しか移動手段はなく、夫も私も遠出好き&ドライブ好きなので、なんとかわが子に車に乗ることを楽しんでもらおうと思い工夫を重ねました。
そこで、わが家で試した子どもとのドライブが楽になり、子どもがドライブを楽しんでくれる方法をみなさんにもご紹介したいと思います!
お盆やお正月の帰省、旅行や遠出の際はぜひ参考にしてみてください。
パッと読むための目次
移動時間をねんね時間にすると楽!
子どもは自由に動きたがるため、チャイルドシートに拘束されるのが苦手…という子も多いはず。
わが子も最初は大人しくしてくれていても、長時間のドライブになると必ずどこかでぐずり出します。
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旅行や帰省などで移動時間が長い場合、ちょうど“ねんねの時間”に合わせて車に乗せるのがおすすめです。
わが子はチャイルドシートが大嫌いで、反り返って嫌がっていた時期もありましたが、走り出すとやがて車の振動に揺られて移動中はぐっすり寝てくれ、着くころには目覚めてゴキゲン!になっていることが多かったです。
なかなか寝ないときに車に乗せて走って寝かせるという『寝かしつけドライブ』は、筆者の親世代もよくやっていたそうで、そのくらい小さな子どもは車に揺られると寝てしまうものなんですね。
後ろで寝てくれれば運転に集中できるし、子どもも寝ている間に移動が終われば退屈しないで済みます。
チャイルドシートの暑さ対策、寒さ対策
後部座席での体感温度の違いに注意
車の後部座席は、エアコンの風が届きにくかったり、運転席や助手席と体感温度が異なることもよくあります。
パパの運転で出かけるときに筆者が後ろでわが子の隣に乗っていると、それがよく分かるので注文をつけることがよくあります。
- 暑いからエアコン強めて!
- 後ろは陽が当たらないから、エアコン強くすると寒いよ!暑いなら吹き出し口を自分のほう向けて
だから、自分が運転するときには運転席が適温だと感じていても、後ろに乗っているわが子は「手足が冷たくないか、汗をかいていないか」とこまめに確認してあげるようにしています。
また、ズボンがずり上がって脚が丸出しになってしまうこともあるので、冬はレッグウォーマーを履かせていました。
チャイルドシートの暑さ対策にも工夫を
真夏の車内は灼熱地獄で、シートベルトの金具なんて触ると火傷するくらいです。
チャイルドシートも当然温まっているはずです。
とくにベビー用のチャイルドシートは、赤ちゃんの身体を包み込むような形状になっているので、熱くなっているシートで包み込まれた赤ちゃんは、余計にとても暑く感じると思います。
わが家は、保冷剤が入れられるシートカバーをつけています。
また、チャイルドシートが熱くならないように、すっぽり被せておくカバーも売られています。
炎天下に駐車しておく際には便利です。
逆に冬はソフト湯たんぽをお尻の下や背中に敷いてあげてもいいと思います。
湯たんぽはお湯の温度を調節できるから、カイロのように熱くなりすぎないので安全ですよ。
このような便利アイテムを使って、暑い夏、寒い冬も快適に車移動ができるような工夫をしてくださいね。
0円裏ワザ!日よけカーテンの取り付け方法
私たちも車に乗っているときに「日差しが眩しい、暑い」と感じることが、よくあると思います。
大人はサングラスやサンバイザーで対処できますが、赤ちゃんは日差しを受けるままになってしまうので、気をつけないといけません。
わが家は、後部座席の窓にカーテンを取り付けています。
ベビー用品やカー用品店で1000円ほどで買える、吸盤タイプです。
しかし、最近はわが子が手を伸ばして引っ張るようになってしまったので、吸盤ではすぐに取れてしまいます。
レールを取り付けるような本格的なカーテンも売られていますが、車を買い替えることなどを考慮して、わが家は簡易的なもので済ませることにしています。
そこで、本当に簡易的な対処法なのですが、布を窓にはさむことにしました。
ウィンドウを下げて、布の上端を窓から少し出します。その状態でウィンドウを上げると、布がはさまります。
ぴったりウィンドウを閉じれば、子どもが引っ張ってもなかなか取れません。
なんという原始的な方法なのか、と思うかもしれませんが、意外とこの方法は最強なのではないかと感じています(筆者はずぼらなもので(笑))
この方法なら、わざわざカーテンを買わなくても、家にある布やタオルで代用できますよ。
外に出ている部分はバイザーに隠れて見えませんが、この部分が汚れてしまうので、こまめに洗濯するか使い捨てになります。
車で遊べるおもちゃは窓にぶら下げるのが便利
長時間のドライブになると、子どもはすぐに飽きてしまうので、退屈しないようなおもちゃは必需品です。
わが家もお出かけの際は、長く持って遊んでいられるようなおもちゃを選んで持っていくようにしています。
でも、わが子はせっかく遊んでいたおもちゃを落として大泣きしてしまう、ということがよくあるんです。
うまく信号待ちのときに拾ってあげられればいいのですが、うまくいかない時は「おもちゃ取って~!」とずっと泣いたままになっているときも。
そこでわが家は、窓の上についている握れる取っ手部分(アシスタントグリップ)に引っ張れるおもちゃを取り付けています。
カラフルな色使いが特長のおもちゃメーカー、Sassyのジッターバグというおもちゃは、ひもを引っ張るとぶるぶる震えてもとに戻るのが楽しいようで飽きずにいつまでも遊んでいます。
電池不要なので便利です。
このほか、わが家のチャイルドシートにはうまく取り付けられなかったのですが、タイニーラブ社のサニーストロールというチャイルドシート&ベビーカーに取り付けられるおもちゃも、多彩な遊び方ができるのでわが子は気に入っていました。
泣き止まない時のスマホ!手作りホルダー
どうしても泣き止まない、けどどうしても今のうちに移動したい…という時がたまにあります。
そういうときは、奥の手、スマホの登場です。
わが子は、これで百発百中、どんなときでも泣き止みます。
運手席や助手席のヘッドレストに取り付けるスマホホルダーは、カー用品店のほか、インターネットショップなどでも売られています。
が、わが家のスポーツタイプの車にはヘッドレストがなく、どれも使えませんでした。
そこで、筆者は百円ショップの材料で手作りしてみました。
- 梱包用のマジックテープつき幅広ゴムバンド
- スマホ三脚
を使います(正式名称は分かりません!)
スマホ三脚は、脚の部分を取ってしまいます。ねじ式なので回すと簡単に取れます。
次に、ゴムを運転席のヘッドレストに巻き、三脚の上部分をはさみます。これで完成。
ゴムバンドが弱いとスマホの重さで下がってしまうので、できるだけ強力なゴムを選びます。
スマホには、あらかじめ動画を自動再生できるように、Youtubeなどの動画で再生リストを作っておきます。
内容はアンパンマンソングや手遊び歌など。
手作りスマホホルダーにスマホをはさみ、再生すると、わが子は泣き止んでじっと見ています。
あまり長く見せるのは良くない気がするので、どうしてもという時の奥の手にしています。
おやつはパンやおにぎりで済ます
子どもがぐずったときに効果的なのが、“おやつ”です。
わが子も、何か食べているときだけは大人しく座っています。
でも、大人しくさせるためだけにおやつをあげ続けるのは良くありませんね。
わが子は食べムラ・食べない真っ盛りで、おやつを食べすぎると、次のご飯を食べなくなってしまうので、家ではあまり与えていません。
お出かけのときも同じこと。
なので、車でぐずった時にあげるおやつをお菓子ではなく、パンやおにぎりにしてご飯の代わりとすることもあります。
自分たちはサービスエリアやコンビニのご飯でさっと済ませたいとき、わが子がなかなか食べてくれないとイライラしてしまいますが、「車で移動中に済ませちゃえ」と思うと気が楽になります。
スーパーなどで売られているアンパンマンの『ミニスナック』はわが子の大好物です。
スナックとありますが甘さはひかえめで、スティックパンなので子どもも食べやすいです。
せんべいのように散らかる心配もありません。
固めのクッキーを手作りして持って行くときもあります。
食べ応えのあるおやつだと、時間が稼げるので便利です。
落としても大丈夫!手作りドリンクホルダー
車の中で飲み物をあげると、わが子はすぐに手を離して落としてしまうため、休憩のときに与えています。
が、わが子は気まぐれで、飲んでほしいタイミングで飲んでくれないときが多いです。
そうすると次の休憩や目的地まで水分はお預けになってしまいます。
そこで、わが子が自分のタイミングで飲めるように、ドリンクホルダーを作りました。
私たちが使うドリンクホルダーといえば、ペットボトルやカップを置く穴のようなものを想像すると思いますが、まだ1歳のわが子が所定の位置にストローマグを戻すとは思えません。
なので、百円ショップのリールを使って、ストローマグを吊り下げることにしました。
これなら、手を離しても下に落ちずにぶら下がってくれます。
また、飲みたいときはヒモを引っ張れば飲めるとすぐに覚えてくれました。
公園で遊んだ帰りなどは、家に着くころにはいつの間にかマグの中身が空になっている、ということもよくありましたよ。
ベビーミラーで赤ちゃんの顔を確認
1歳前後になると、チャイルドシートを前向きに変えることができるようになりますが、それまでは赤ちゃんを護るために後ろ向きに取り付けている家庭が多いと思います。
そうすると、運転席や助手席から赤ちゃんの様子が見えにくくなります。
パパの運転で、ママはチャイルドシートの横に座っていられればいいのですが、わが家はわが子と二人だけで帰省や遠出をすることがよくあります。
すると、わが子の様子を見てくれる人がいないため、運転者は信号に停まった隙に身体をねじってチャイルドシートの向こう側を確認しないといけません。
寝たのかな?苦しくないかな?
など、姿が見えないことで心配は尽きません。
こんなときのために“ベビーミラー”という商品があります。
後部座席のヘッドレストに取り付けて、赤ちゃんの顔が見えるようにする鏡です。
残念ながらヘッドレストがないわが家の車には取り付けできませんでしたが、もしできるなら、間違いなく購入していたと思います。
わざわざ振り返らなくとも、バックミラー越しにわが子の顔がいつも見えている状態であれば安心できますよね。
また、わざわざ購入しなくても、手作りをするという方法もあります。
家にある手鏡をガムテープなどで貼りつける、ヘッドレストに固定するだけでベビーミラーが完成します。
ただ、運転席から見えやすいように角度を調整するのがちょっと難しいかもしれません。
ベビーミラーを取り付けている方の話を聞くと、「鏡で赤ちゃんが笑う」「ママの顔が鏡で見えるので安心するみたい」といった効果もあるようです。
ただ、まだ三半規管が発達していない赤ちゃんは車酔いをしにくいようですが、ずっと鏡を見ていることで具合が悪くならない保証はありません。
ベビーミラーを付けたときは赤ちゃんが鏡酔いしていないか、様子を見ながらの方がいいかもしれませんね。
チャイルドシート用のテーブルがあると便利!
子どもはそれまで遊んでいたおもちゃを急に離してしまう、食べていたおやつを落としてしまうことがよくあります。
チャイルドシートから落としてしまうと、自分で拾うことができません。
これを防止するのが、チャイルドシート用のテーブルです。
こういった商品があるのを、筆者は最近まで知りませんでした。
が、たしかに、あると大変便利なのですね。
わが家は旅行に行く前に、インターネットでチャイルドシート用テーブルを購入しました。
しかし、これが失敗。
わが家のチャイルドシートには取り付けられなかったのです。
購入したのはチャイルドシートの肘置きのような部分を利用して置くタイプだったのですが、わが家のチャイルドシートはナナメになっていたので、テーブルもナナメになってしまい、これでは物を置けませんでした。
安価なものを買ってしまったせいもあるのかもしれませんので、今後もっとしっかりしたタイプのものを買い直すか、自作するかで悩み中です。
もしチャイルドシート用テーブルがあれば、お菓子やおやつを置いたり、絵本などのおもちゃを広げたりできます。
力の弱い赤ちゃんでも、テーブルに置いて遊ぶことができれば便利です。もう少し大きくなれば、お絵かきもできると思います。
ただ、筆者が購入した商品もそうですが、テーブルとはいえ、手で折り曲げられるくらいの柔らかさがあります。
これは、万一の事故のときに、割れたり、子どもにぶつかって怪我をしないようにするためなのだと思います。
自作するときも、素材は固い板などではなく、多少頼りないですが簡単に折り曲げられる段ボールなどを使い、子どもの安全を配慮したいと思っています。
もし市販品で書い直すとしたら、こちらのようにしっかりしたタイプのものを購入すると思います。
トレイ付ドライブポケットがあると調乳もラクラク!
チャイルドシート用テーブルは失敗してしまいましたが、購入して「良かった!」と思えるものもあります。
ヘッドレストに取り付ける、ドライブポケットです。
フチ付きトレイ、ドリンクホルダー、ティッシュBOXホルダーなどが一体になった、マルチなポケットです。
運転席や助手席のヘッドレストの後ろに取り付ければ、ドライブ中に必要なものを収納し、すぐに取り出して使うことができるので、大変便利です。
わが子がまだ赤ちゃんの頃は、車の中での授乳やおむつ替えに重宝しました。
哺乳瓶や水筒を入れられるし、トレイがあるので調乳作業が楽でした。
なんといっても、どの座席に座っていてもティッシュBOXに手が届くというのが嬉しかったです。
それまでは、たまにティッシュ箱が車の中で迷子になっていたので…
ペットボトル加湿器で車内の乾燥を防ぐ!
冬は暖房をつけていると、車内はかなり乾燥した状態になります。
乾燥していると肌がかさかさになったり、手が荒れたり、鼻が詰まったり、のどが痛くなります。
筆者も、長距離ドライブではこういった症状によく悩まされます。
また、わが子が五か月くらいの頃、長距離ドライブから帰ってくると、わが子が鼻づまりを起こしてしまったことがありました。
産院からも「暖房で乾燥するので加湿してくださいね」と指導があった通り、赤ちゃんに乾燥は大敵だったのです。
そこで、車用ではありませんが、ペットボトル加湿器を購入しました。
電源がUSBなので、車のシガーソケットにつなぐことができます(シガーソケット用のプラグも必要)
超音波式なので霧のように出るため、加湿器周辺が濡れないように置く場所は選ばないといけませんが、わが家はこれで車内の快適さは格段にアップしたような気がします。
また、加湿器でなくとも、濡れタオルを置いておくだけでも効果的です。
まとめ
車での移動は、大人と同様に子どもも意外と疲れるものです。
ずっと座っているだけ…ですが、長時間チャイルドシートに固定されたまま動けないというのは、思っているよりストレスなのですね。
しかし、車での移動は公共交通機関よりも自由がきき、便利な乗り物です。
大人も子どもも、できるだけストレスをためないように、うまく工夫をすることが大切です。
車内を快適にして、楽しいドライブにしてくださいね。