あっこちゃん
最新記事 by あっこちゃん (全て見る)
- 子供のお絵かきデビュー!なるべく安全に、汚さないために工夫していることをシェア! - 2019年3月6日
- 手づかみ食べのストレスを軽減できるメニューはこれ!ママも赤ちゃんも楽しくなるレシピを紹介! - 2019年2月17日
- 世代を超えて親子でハマった!50周年を迎えたリカちゃん人形の世界が凄い! - 2019年2月1日
ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。
1歳頃、キャラクターの顔を認識できるようになってきたのか、うちの娘も丸くてはっきりした顔立ちのアンパンマンに魅了され始めました。
アンパンマンのアニメを見せたり、家の中にアンパンマングッズを置いたりしていなくても子供たちは保育園や子育て支援施設などでアンパンマンに出会い、好きになってしまう子が多いようです。不思議ですよね。
うちの娘は、最初は「アンパン」としか発音できませんでしたが、月齢が上がるにつれて「アンパンマン」と言えるようになり、家の中はぬいぐるみや絵本などの小さなものから、滑り台、自転車などの大物までアンパンマングッズで埋め尽くされるようになりました。
そこで今回は、アンパンマン愛が深い娘と共に、堪能しているアンパンマンの楽しみ方をまとめてみました。
アンパンマンにはまっているお子さんをお持ちの方に参考にして頂けたらと思います。
パッと読むための目次
アンパンマンこどもミュージアムに行ってみよう
アンパンマンこどもミュージアムは、テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」の世界を堪能できる施設です。全国にアンパンマンこどもミュージアムは5か所あります。
- 横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール
- 名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク※場所は三重県
- 仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール
- 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
- 福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール
各所、微妙に名前が違っているのがおもしろいですよね。
ちなみに転勤族の我が家は、横浜・名古屋・福岡に行ったことがあります。それぞれ同じようで違うところがあっておもしろいです。
入場料は?
こども(1歳以上) | 1,500円(税込)記念品つき |
おとな(中学生以上) | 1,500円(税込) |
子供は毎回入園記念品がもらえます。これまでに、タンバリン・マラカス・おもちゃカメラをもらいました!
【スポンサードサーチ】
HPを見れば、今どんな記念品がもらえるのが確認できるので、お出かけ前に見ておくと、同じおもちゃが増えなくて済みます。
1歳から入場料がかかるのははじめて行ったときにびっくりしましたが、小さい子供向け施設だから仕方ないですね。
そして、まぼろしの年間パスもあります。
何がまぼろしかと言うと、まず施設によって年間パスがあるところとないところがあるんです。
福岡こどもアンパンマンミュージアムの場合は、パス発行時から1年間通い放題でなんと1枚3500円(税込)です。3回行けば元が取れる!
子供のみの購入もしくは、子供と一緒に買えば大人も購入可能です。その場で顔写真を撮ってくれて発行されるので、子供はテンション上がりそうですね。
さらに、年間パスはいつでも販売しているわけではないんです。
なので、ヘビーユーザーにも関わらず我が家は毎年買いそびれてしまっています(笑)
福岡こどもアンパンマンミュージアムの場合、2016年度は11月に10,000枚販売されて2ヵ月で完売してしまったとか。
ただ、年間パスのリスクとして、子供のアンパンマンに対する情熱がいきなり冷めてしまった場合、元を取れない!というところがあります。
我が子の場合、三歳半でまだアンパンマンラブですが、周りのお友達は次々にアンパンマンを卒業し、プリンセスやプリキュア・トーマスなどなど、新しいキャラクターに移行しています。
年間パスを購入するとしたら、1~2歳の頃までが良いかもしれません。
無数のフォトスポットが存在
館内には、アンパンマンのキャラクターたちが順に歩き回っていて、一緒に写真を撮ることができます。
ただ、うちの子の場合は着ぐるみ全般が怖いらしく、遠くから見るのが精いっぱい。
でも、パン工場やアンパンマン号、バイキンUFOなど、アニメでおなじみの建物や乗り物に入ったり乗ったりできるので、触れてはしゃぎまわっています。
動かないアンパンマンのキャラクターたちも施設の中にたくさんあるので、着ぐるみが苦手な子は、こうしたキャラクターと写真撮影すると良いと思います。
その他、滑り台や迷路、砂場に、アンパンマンのボールで遊べるスペースと、子供が体を動かして飽きずに遊べるスポットがたくさんあります。
季節ごとにどんどん変わる催し物
一番人気は、アンパンマンに登場するキャラクターと一緒に歌ったり踊ったりするショーです。
クリスマス・夏祭り・ハロウィンなど、季節によってどんどん内容が変わるので、何度も行きたくなってしまいます。
イベントごとに変わるキャラクターたちのコスチュームにも注目です。
広場で、一緒に歌って踊って楽しむことができて、子供たちは大興奮。ショーが始まる前には、場所取りをしている人もいます。
映画上映会
アンパンマンこどもミュージアムにある「やなせたかし劇場」では、アンパンマンのアニメの中から選び抜かれた名作を大きなスクリーンで見られます。
親世代が子供の頃に見たかもしれない名作も登場するので、親も懐かしみながら楽しめます。
いつも見ているアニメですが、劇場の大きなスクリーンで見ると一味違います。
そして、劇場には、アンパンマンが登場して一緒に歌って踊る時間も設けられています。「アンパンマン体操」や「サンサン体操」などをアンパンマンと一緒に踊れます。
文化系イベントも?
身体を動かして遊ぶのに疲れたら、ゆっくり座って楽しむこともできます。
「みみせんせいのがっこう」や「キッズルーム」では、工作教室やおえかき教室を開催しています。
クレヨンやのりを使ってアンパンマンに登場するキャラクターのお面を作ったり、人形劇を鑑賞したり、色んな感性が刺激されます。
夢の食べ物もたくさん
アンパンマンミュージアムでつい買わずにはいられないのは、「ジャムおじさんのパン工場」の手作りパン。
アンパンマンに登場するキャラクターのパンが次々に焼きあがります。どのパンも顔がしっかり作られていてとってもかわいいんです。
子供たちにとっては夢のパンたちです。期間限定商品や、5つの施設の中でここだけしか買えない限定パンもあるので、ついついたくさん買ってしまいます。
その他にも、レストラン「アンパンマン&ペコズキッチン」は並んででも食べたいメニューが満載。
不二家のペコちゃんとアンパンマンがコラボしていて、アンパンマンのキャラクターが溢れる店内で、食器や食材にもアンパンマンが登場するメニューを楽しめます。
その他にも、コロッケ・中華まん・ジュース・おにぎり・うどん・ハンバーガー・スイーツなど、アンパンマンのキャラクターをコンセプトにした食べ物屋さんがたくさんあります。
かわいくて食べるのがもったいないくらいのメニューばかりです。
おみやげ
館内で多くの子供たちが持っているので、毎回ねだられてしまうのは風船です。
「ふうせんかばさんのふうせん屋」は、かわいらしいワゴンに風船をたくさん積んで販売しているお店です。風船の中にさらにキャラクターの風船が入った、子供の頭2から3つ分くらいの大きめサイズ。
アンパンマンこどもミュージアムでしか買えないので、家路につくベビーカーにはだいたい風船がついていたりします。
その他、アンパンマンこどもミュージアムのは、ここで買えないアンパンマングッズはないのでは?と思うくらい、アンパンマングッズが一堂に介しています。
いくつかのコンセプトに分けられて、複数のお店で販売されているので、1つずつお店を覗くだけでも楽しめます。
特に“限定”ものには、ついつい財布のひもが緩みがちです。
ちなみに、館内にはATMがありますので安心!?です。おみやげは予定していたよりもたくさん買っちゃうこともあります。
各地特色比較
私が行ったことのある、横浜・名古屋・福岡のミュージアムで大きく違うのは、横浜のみ無料のエリアがあるところです。
入場料を払わなくても、アンパンマングッズやパン屋さんのパンを買うことができます。おもちゃで遊ぶスペースもあるので、短い時間だけなら中に入らなくても十分に楽しめます。
名古屋は長島スパーランドに併設されているので、体力があるようなら別々に入場料はかかりますが両方楽しむことができます。
福岡はビルの中にミュージアムがあるのが特徴です。ちょっとごちゃごちゃとしているように感じられなくもないですが、お天気に左右されないのは嬉しいです。
小さな子供はイレギュラーに弱いので、雨だから行けないということを納得させるのは結構大変ですよね?その点、福岡のアンパンマンミュージアムは室内なので雨でも変わらず楽しめて助かります。
横浜・名古屋・福岡と三か所制覇してしまうと、あとの仙台と神戸にも行っておきたい気がします。機会があれば調査しに行きたいものです。
アンパンマンで映画館デビュー
1989年から、毎年上映されているアンパンマンの映画。2018年には記念すべき30作目が公開される予定だそうです。
ここ数年は夏休みに公開されることが多く、アンパンマンの映画で映画館デビューする子供も多いんだとか。うちの子ももちろん、アンパンマンで映画館デビューしました。
アンパンマンの映画は、子供が干渉しやすい音量と照明で上映されます。
また暗がりに慣れることを目的に、おなじみの曲に合わせて一緒に歌ったり踊ったりするパートもあります。
うちの子は2歳で映画館デビューしたのですが、知らない映画の予告にびっくりして泣き、画面が暗いシーンになると泣き、どうなることかと思いましたが、終わってみると印象深かったようで、何度も映画館に行った話やキャラクターや内容についてお話してくれました。
映画館に慣れるためには、良かったなと思いました。
ただ、びっくりしたのは、2歳からお金かかることと、短い映画なのに大人の当日券は普通に1800円だということ。
一般的には、3歳から子供料金が発生するので、子供がメインに楽しむ映画にお金を出すのは当然かな。
2017年の映画は
前売り | 一般 (高校生以上) | 1400円(税込) |
子供(2歳以上) | 900円(税込) | |
親子ペア券 | 2200円※特典あり |
当日券 | 一般 | 1800円(税込) |
子供 | 1000円(税込) |
でした。
前売りで購入して、映画が公開されるまでの時間を楽しみに待つのが良かったかなと思います。
うちの子は、映画館に行く前にCMを見過ぎて、予告編のナレーションを暗唱していました(笑)年に一度の機会ですから盛り上げられたらいいですね。
アンパンマン列車って?
アンパンマンこどもミュージアムだけでなく、列車もアンパンマンを堪能できるスポットになっています。
アンパンマン列車はJR四国が運航しているアンパンマンをコンセプトとした列車です。
アンパンマンの産みの親、やなせたかしさんは高知県で育ちました。そのため、四国はアンパンマン王国なんです。
2000年に、高知と香川を結ぶ土讃線にアンパンマン列車が誕生してから、これまでに様々な車体が登場していて、路線バス、貸し切りバスにトロッコまで、今では様々なアンパンマン号が四国中を走っています。
さらに岡山から瀬戸大橋を渡るアンパンマン号まであります。
アンパンマン列車は、外観だけでなく車内のシートやトイレに至るまでアンパンマン!プレイルームがある車両もあります。
スタンプラリーが開催されたり、アンパンマンのお弁当やパンが買える列車も。
様々なツアーが販売されているので、移動を楽しみつつ四国の名所を堪能することができます。
2017年3月には高知駅に「アンパンマン列車ひろば」ができたので、高知を目指してアンパンマン列車で旅してみたいなと計画中です。
香美市立やなせたかし記念館とは?
高知県香美市にある「やなせやかし記念館」の中にも「アンパンマンミュージアム」があります。
やなせさんのふるさとにあるこのミュージアムでは、自由に歩き回って館内に隠れているアンパンマンと仲間たちを探すことができます。
ここにしかないアンパンマンの手形があったり、大きな壁画があったりと、まさにミュージアムです。
屋外にあるジオラマは、原画と見比べて楽しむことができますし、アンパンマンの町が再現されたミニチュアジオラマも置かれ、ガラスの収蔵庫には、おもちゃ屋・ぬいぐるみ・服に文具など、これまで発売されたアンパンマングッズが所狭しと並べられています。
アンパンマンに纏わるお宝が集められたスポットなので、アンパンマン育ちの大人も楽しめる施設です。やなせさんがアンパンマンを通じて伝えたかった思いを感じることができます。
入館料は、
大人 | 700円 |
中学生・高校生 | 500円 |
小人(三歳以上小学生) | 300円 |
です。ここにも、限定グッズがたくさんあります。
やなせたかし記念館オリジナルのマグカップ・サブレ―・ボールペン・クリアファイル・レターセット・ハンカチ・バンダナ・プチタオル・ポストカード・トートバッグと、高くても1000円台で買うことが出来ます。
アニメの世界ではなく、やなせたかしさんのアンパンマンの世界なので、子供たちにとってはいつも見ているアンパンマンたちと少しお顔が違って見えるかもしれませんが、やさしいタッチと表情が印象的なアンパンマン達のグッズはあたたかみのあるものばかりです。
高知市の中心部から車で60分程度と、ちょっと遠い印象ですが、時間をかけてでも行く価値のある施設です。
大人も学べるアンパンマン
「アンパンマンのマーチ」など歌の歌詞もそうですが、作者のやなせたかしさんのメッセージが大人にとっても深く心に刺さることがあります。
子供と一緒にアンパンマンを見ながら、学ばせてもらった本が二冊あります。
アンパンマン大図鑑
テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」に登場している2000以上のキャラクターが紹介されている図鑑です。
ちなみにアンパンマンのキャラクター数は、ギネス世界記録に認定されています。
子供と一緒に毎日のようにアンパンマンを見ていると、キャラクターについて、よく考えられているな、これはなんだったっけ?と思うことがしばしばあります。
そこで、自分の方が子供より気になるようになってしまい「アンパンマン大図鑑」を購入。新しいキャラクターが出てくると、よく調べてます。
アンパンマンの遺書
やなせたかしさんが、人生を振り返り、アンパンマンが誕生した際の秘話も公開しているエッセイです。
やなせさんがアンパンマンを生み出すのは、人生の後半になってから。登場したばかりのころのアンパンマンは意外にも大人向けだったそうなんです。
それからいかにして子供にここまで愛されるキャラクターになったのかを知ることができて、この作品を読むとアンパンマンへの思いが親としてより深くなります。
まとめ
いかがでしたか?
娘に求められると、ついお金を使ってしまうアンパンマンですが、こんなに子育てを助けてくれるキャラクターもなかなかいないのではないかと日々感じています。
子供たちはいつの間にかすんなりアンパンマンから卒業する日が来ると聞きます。
アンパンマンにどっぷりな時期はそんなに長くないはずなので、初めて深く興味を抱いたアンパンマンと共にできるだけ楽しませてあげたいものです。
せっかくなので大人も一緒に楽しめるといいですよね。様々な楽しみ方で、この短いアンパンマン期を満喫しましょう!