【体験談】第一次反抗期(悪魔の3歳児)。我が家の対処法・向き合い方をまとめました。

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ののかママ

日々、2014年生まれの女の子に翻弄されているワーキングママです。育児や仕事に家事と、毎日何かに追われへとへとですが、娘からもらう幸せと笑いをもとに生きています。日々の生活の中から役立つ情報が発信出来たら幸いです。

ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。

イヤイヤ期って大変でしょ?
娘が2歳だというと、色んな人に言われました。

確かに、どこに地雷があるんだろう…?と毎日手探り状態だったイヤイヤ期。赤ちゃんの頃とはまた違った大変さはあるにはあったのですが、正直に言うと、そこまで大変ではなかったです。

大変という枠に当てはめてしまえば、対応の仕方に悩むことも多く大変だったのですが、私の率直なイヤイヤ期の感想は「可愛い」。

舌ったらずの娘がイヤイヤ泣いている姿や、口を真四角にして顔全体でいやぁ~と叫ぶ真っ赤な顔、じたばた活きの良い魚のように暴れる姿がとても新鮮。

ののかママ
あ、また泣いた
えー?ぎゃん泣きだ!
わー、ひっくり返った!
街中を歩くとどこかで遭遇するその景色が、今自分の目の前で起こっていることがとても楽しかったし、成長の真っただ中にいる娘が可愛くてかわいくて仕方なかったのです。

「イヤイヤ期楽勝かも…?」3歳を前に、そんなことを思っていました。

しかし…。そんな気持ちも吹っ飛んだのが3歳になってからやってきた反抗期でした。

「また始まった」「疲れる/疲れた…」が率直な感想です。

我が家の場合はイヤイヤ期よりも、反抗期の方が手を焼くことがとっても多い気がします。

今回は我が家の反抗期娘との向き合い方についてご紹介したいと思います。

イヤイヤ期と反抗期

そもそも、イヤイヤ期と反抗期とは何が違うのでしょうか?

調べてみると、イヤイヤ期を第一次反抗期と位置付けている記載も多いのですが、1歳から2歳はイヤイヤ期、3歳~を第一次反抗期と位置付けている記載も同じくらいあるようです。

我が家の場合で言うと2歳児の時と3歳の時では親への抵抗の種類が違う気がするので、1歳から2歳の自我が芽生えたころの反抗期をイヤイヤ期ある程度言葉の発達も性格も意志もはっきりしている3歳の今を反抗期と名付ける方がしっくりくる気がします。

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イヤイヤ期
時期:1歳~3歳くらい
特徴:自我が芽生えるがまだ言葉で説明できない。 良いことと悪いことの判断が出来ない。 「イヤ!」と反抗される
俗称:魔の2歳児
反抗期
時期:3歳~4歳くらい
特徴:言葉で自分の気持ちを伝えることができる。 悪いことが分かっていてもやってしまう。 一つの言葉を投げるとああだこうだ理由を付けて反抗してくる。
俗称:悪魔の3歳児

おなじ「第一次反抗期」という記載もありますが、特徴に違いがあることがわかると思います。

この記事では、あえてそこの違いを分けていこうと思います。

我が家の娘のイヤイヤ期

うちの娘の場合、最初にイヤイヤ期の特徴が見受けられたのは、車の中で「靴を脱ぎたい」と脱ごうとしたことを止めたことからだったと思います。

『もうすぐ着くからダメだよ』と言ったところからぎゃん泣きが始まり、延々と止まらない。

小一時間くらい一人で泣き続け、

ののかママ
ああ、とうとうイヤイヤ期が来たか…
と思いました。

それからは何が原因かわからないものの、娘の意志と違う行動を私や夫がすると延々と泣き続ける、騒ぐ、わめく…が続きました。

イヤイヤ期で特に顕著だったのが、「自分で!」ということ。

靴を履く、服を着る、ドアを開ける、ごはんにふりかけをかける、等々…娘が「自分でやりたい」ことがたくさんあって、そのどれか一つでも私や夫が間違えてやってしまうとこの世の終わりとばかりに大騒ぎ。

また、お店で物を欲しがって、売り場から離れないことも良くありました。

しかし、イヤイヤ期も大変ではあったものの、今反抗期真っただ中の娘と向き合う日々の中で、当時の方が楽だったなと思うのは、イヤイヤ期の「イヤだったこと」は時間が経てば「娘自身が忘れてしまう」ことだったように思います。

一度大泣きして、なんとかなだめたり、その場から強制的にも連れ去ったりして、イヤイヤの発端であったことから離れさせると割とケロッとしている、忘れてしまうんですよね。

例えば機嫌を損ねてしまって、ごはんを食べることを拒否されたとしても、しばらくすると何食わぬ顔をして何事もなかったかのようにごはんを食べている。

一緒に買い物に行って、あれ欲しいと大泣きをしたとしても、強制的に車に連行してしまえば後部座席で何事もなかったかのように歌を歌い始める。

うちの娘の性格からかもしれないのですが、そんな風に気持ちの切り替えがとても早かったように思います。

うちの娘のイヤイヤ期・対処法

我が家の場合何が良かったのかというと、保育園に行っていたことがとても大きかったと思います。

〇ちゃんイヤイヤ期が始まったと思うので、一旦気持ちを受け止めるようにしますね
と、保育園の先生から声をかけてくれて、日中の娘のイヤイヤ期に対して真剣に向き合ってもらうことが出来ました。

私も初めての子であったこともあって、「とうとう来たか…」という思いはあったとしても最初の段階でどうやって対応したら良いかわかりませんでした。

例えば、イヤイヤ期に気づいた先述の靴事件のことについても、どうしたらいいのかわからないので「気のすむまで泣くがいいさ」と放置してしまったくらい、何をしていいかわからなかったんですよね。

しかし、保育園の対処法を家でも実践して、子どもと同じ視点で物事を見てあげることができるようになると、娘のイヤイヤを受け止めることに関しても少し余裕が持てたと思います。

保育園の先生から言われたのは、一旦イヤイヤの原因を受け止めてあげることで、「お母さんが分かってくれた」という安心感に変わり、そこで愛情が満たされると気持ちの切り替えを行うことも容易くなるということ。

例えば、お店で子どもがおもちゃを欲しい!と駄々をこねたとき、

いいおもちゃ見つけたね。楽しそうだね
と目線を合わせて一旦受け止めてあげる、そして
でも今日買うのはやめようね?
という言い方をすれば、子どもはお母さんもおもちゃの素敵さを分かってくれたというところで少し満足出来るそう。

ただ、「ダメ!買わない!」というよりかは自分が良いと思ったものの良さを「分かってくれた」という気持ちが発生する分、買わないという事実も受け止めやすくなるのだそうです。

我が家もそれを実践してみると、確かに少なからず効果はありました。

そして、何よりも大人が子どもと同じ目線で物事を測ることで、子どもの「やりたい」気持ち、「欲しい」気持ちが少しわかるようになって、自分でやりたそうなことであれば自分でやらせましたし、欲しいと駄々をこねるようなものがあれば前を通らないように気を付けたり、事前に親がイヤイヤの元を避けることもできるようになったと思います。

とはいえ、我が家ではイヤイヤ期は「可愛い時期」という位置づけでもあった為、なんでもかんでもイヤイヤの原因を親が取り去ることはしませんでした。

自分の意に反することでも、受け入れていくことも必要だと思ったのと、自分がこうしたい、ああしたいという気持ちを思う存分叫ぶ時期が一生のうちに1度や2度あってもいいんじゃないかと思ったからです。

娘の気持ちを受け止めることには注意を払っていましたが、朝の忙しい時間や混んでいるスーパーなどほかの人に迷惑になる場合を除いて、あえて爆発させないような努力はあまりしなかったと思います。

我が家の娘のイヤイヤ期は、3歳の数か月前には少しずつ落ち着いていき、徐々に反抗期へと突入していきました。

一筋縄ではいかない反抗期

あくまでもうちの娘の場合の話ですが、イヤイヤ期が一時的なゲリラ豪雨のようなものであれば、反抗期は一定期間被害のある台風のようなものであるような気がします。

ゲリラ豪雨であればその一時期をやり過ごせば普通の生活に戻れますが、台風はその予兆があり、台風が来て、その後も強風が続く、対応策も延長戦になり、とても疲れます。

うちの娘の反抗期もまさに台風。

予兆時期ダメだよ、止めてね、優しい言葉を投げかけるも聞かない
台風いい加減にしなさいと叱ると、爆発する、泣く
お母さん怒らないでよと泣き続ける
その後叱られたことを納得できても叱られたことを延々と引っ張る
納得できない場合はお母さんがいじめた、けちんぼなどとブツブツ小言を言う
ヘタすると翌日まで覚えている
台風一過自分が怒られた内容が納得出来てしばらくするとべったり甘えてくる
『ママ大好き』と、くっついて離れない

叱られたことに対して、自分がどうしてそうしたかったのかを延々と訴えかけますし、自分が悪いと分かっていることもついついやってしまう。

どこで覚えてきたのか悪い言葉を使うこともありますし、お母さんのけちんぼ!おかあさんの意地悪!こらっ!などと怒鳴られることもしょっちゅうです。

また、反抗期を迎えてからというもの、娘なりのこだわりもとても多く出てきて、一度自分が嫌だと思ったことをやろうとしないという行動も見られます。

例えば、今までも決して野菜が得意ではなかったのですが、それでもだましだましは食べていました。

しかし、家では多少食べるものの、保育園では食べない。
保育園で野菜を食べることや、元々苦手な冷たいごはんなどは一切口にしないようです。

どんなにお腹が空いていても、食べること自体を拒否している、その反面好きなものは飛びつくように食べるということで、自我というよりもわがままが目立つようにもなってきたようにも思います。

『私の頑固な性格が遺伝してしまったのかなぁ』と思うこともあるのですが、自分が出来ること・出来ないこと・受け入れること・受け入れられないこと…娘の中で色んな物事への想いが介在している状況、とでもいうのでしょうか。

自分がやりたいことや拒否したいことに対して、親や周りの大人たちが自分の意に沿わないことを伝えると、ああでもない、こうでもないと憎まれ口を叩いたり、言葉で言い表せないときにはイヤイヤ期に戻ったかのように大泣きします。

ちゃんとじっくりと話をして、納得をすればわかることも増えてきたものの、イヤイヤ期の頃のように、その場を離れさせることで忘れさせることは出来なくなっているので対応策がなかなか難しい。

一度怒りのスイッチを押してしまうと、納得させる・説得する・言い諭すということが一々必要になってくるので、向かい合う時間がとても長くなっていると思います。

そして台風という例えと同じで、台風が過ぎ去った後は、人が変わったかのようにとてもいい子になったり、抱き着いてきて甘えたり、とても可愛らしいときもあります。

小悪魔とかツンデレという言葉そのもので、憎たらしい言葉を吐いているときと甘えてくるときのふり幅がとても大きいです。

我が家の反抗期への対処法

現在が反抗期真っただ中のため、我が家が取る対処法も現在進行形で試行錯誤なのですが、最近の娘との対応の仕方で、気になることがあります。

それは、悪いと分かっていてわざとやること、そして私が怒ることを分かっていてやることです。

例えば、ご飯を食べながら、足を別の椅子の上に乗せる、これは何度も何度も私が注意していることです。

しかし、「乗せていいの?」と聞くと、「だって足疲れたんだもん」と言ってくる。
「お行儀悪いからやめた方が良いと思うよ?」と言ってもなかなか止めません。

そこからしばらく押し問答は続き、

ののかママ
足を下ろしなさいと言っているでしょう?どうしていうこと聞けないのかな?
と伝えると、機嫌が悪くなり泣き始め、最後にはしゃくりあげる。

泣いている娘を目の前に座らせて、延々とお説教…ということを、何度も何度も繰り返します。

最終的には娘が「もうしません」「ごめんなさい」「ゆるしてください」「いい子になります」と謝って終わるのですが、もうしないというのは全くの嘘で、3日に一回は同じ内容を繰り返すのです。

最近、このやり取りを繰り返しているうちに、私の中で「娘は私のことを試しているのではないか?」という気持ちが沸くようになりました。

わざと悪いことをしたり悪い言葉を使ったりしてお母さんを怒らせる、自分でも中学生くらいの思春期の頃に意識的ではないにしてもやっていたように思います。

自分の身体がどんどん成長していく中で、親にとって自分がどういう存在なのか、無意識のうちに試したいのかもしれません。

反抗期の娘への対処法・私の反省点

そんなことを何となく気づくようになると、娘への対応の仕方で少し反省することも出てきました。

それは、私が成長した娘に対して気づかずに行っていた下記のことです。

反省点
  1. もう3歳だからと期待が大きくなっていた
    自分で出来ることが多くなったため、自分でやってと突き放すことが多くなっていった
  2. 体調不良で寝込んでいた・仕事が忙しかった
    私自身が体調不良で動けない時期があり、また、仕事も忙しく娘にあまりかかわってあげられなかった。
  3. 躾が少し厳しかった
    言って分かる年齢になってきたため、しつけに対して一生懸命になりすぎた
  4. 抱っこする時間が減った
    長時間歩けるようになった、また体が大きくなったために抱っこする時間が減った

うえの4つすべてに言えること、それは「もう3歳だから大丈夫」と思っていたことだと思います。

もう伝えればわかる、もう自分で出来る、歩ける、少しくらいなら放っておいても大丈夫…。

3歳という年齢になると、たいていの子が自分で服も着替えられるし、お腹が空いたということもできる、トイレも自分で出来て、暑い・寒いということもできる。
一人遊びだって出来てしまいます。生まれたときに比べたら飛躍的に楽になる年齢ですよね。

だから、もうママの助けもそれほどいらないかな、自分でやってほしいな、という気持ちが少なからず生じてしまうし、期待値も大きくなってしまう。

そして、その期待に添わないと、自分でやってと急かしたり、もう少し頑張ろうねという気持ちが沸いてしまったり、親として子どもの成長を願う気持ちからの言動なのですが、もしかしたらその親の気持ちの変化を一番感じているのは、娘自身なのかもしれません

私を試そうとしている?という考えをふと抱くようになってからは、意識的に抱きしめることを増やすことにしました。

もう3歳であるけれど、まだ3歳。
たった3年しか生きていないし、まだまだママの愛情が欲しい年齢であることに変わりありません。

成長していくに伴ってママからかけられる期待が大きすぎて、どうしたらいいのかわかっていないのかもしれません。

又は、いつも叱ってばかり、自分でやってと突き放されることによって、ママは自分のことが嫌いなのかも?と思っているのかもしれません。

もしも娘がそう感じているとしたら、そこの不安は早いうちに取り除いてあげなければいけないぞと感じました。

相変わらずお説教は続きますが、お説教した後は「仲直り」と言って抱きしめる。

そうしていくうちに、今まではお説教の後「お母さんの意地悪!」という捨て台詞を投げられていたのが、「ママ大好き、ごめんね」と言ったり、しばらくして時間が経ってから「さっき〇ちゃん悪い子だった、ごめんね」と突然言いに来たりするようになりました。

抱きしめる方法は、効果がありそうなのでしばらく続けてみようと思います。

まとめ

子どもの成長は嬉しいものの、ついつい子どもの気持ちにまでは気持ちが配れないことがあります。

そして、子ども自身も、自分の成長によって変わる大人の態度の変化にもどかしさを感じているかもしれません。

もしかしたら、イヤイヤ期も、反抗期も、「お母さん分かって!」という子どもなりの心の声の表れなのかもしれません。

確かに大変な時期でもありますが、いつでもどんな時でも子どもの心の声を受け止め、子どもに負けないくらい親としても成長できるように、どんとかまえて向き合っていきたいです。

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