
Write.mama

最新記事 by Write.mama (全て見る)
- 【体験談】子供のおもちゃの片づけ方は小さいうちからが大事!子供をお片付け上手に育てるコツを教えます! - 2018年1月5日
- 【体験談】子供の学費、どう貯めるのがいい?我が家の実体験を元に学資保険加入の注意点や預貯金のコツをアドバイス! - 2018年1月2日
- 【体験談】お祝い返し、カタログギフトで大失敗した話…!子供へのお祝い返しを選ぶことで学んだこと。 - 2017年10月21日
ママテク(@mamateku)ライターのWrite.mamaです。
子供に頂いたお祝いのお返し、結構頭を悩ませますよね。
- 友人と親戚は同じで品物でいいのか
- 会社の上司や先輩、後輩は?
- 親の友達からもお祝いを頂いた場合のお返しは?
- 金額の違いはどうするか
などを考えると、何をお返しするのがベストなのか考えるのに結構時間がかかります。
我が家では出産祝いのお返しで大失敗してしまいました…。
そんなわけで今回は我が家のお祝い返しの大失敗から、お祝い返しの選び方で注意すべき点やおすすめの品物を紹介したいと思います。
お祝い返しどうしようかな?と考えている方は参考にして頂けたら嬉しいです。
パッと読むための目次
当時流行だったカタログギフト。勧められるまま用意したけれど……。
うちの子供が生まれた時、嬉しいことにたくさんのお祝いを頂きました。
意外と品物より現金が多かったので、本当に助かったことを覚えています。
そろそろお祝い返しを考えなければいけないという時期になり、私、子供、旦那さん、義母(ついて来ちゃった)で探しに行くと、お店の方に真っ先に勧められたのがカタログギフトでした。
ウォームカラーの表紙。ページをめくると、1ページごとに対象商品が紹介されています。
お祝いの金額に応じてカタログが違うのですが、当時流行っていたこと、お店の方のイチ押しだったことで人気なのだろうと思い込み、それを送ることになりました。
ちなみにこの時、義母の意見も考慮されました。

【スポンサードサーチ】

ところが、ふたを開けて見ると返信はほぼ皆無の状態で、返信の締め切り前に1度連絡が行くのですがそれでも返信は2割程度でした。
この貴重な2割は、なんとほとんどが義母のご友人でした。義母がきっと「返信してね」と声をかけたのでしょう。
そう、このカタログギフト、流行ってはいたもののあまり人気があるわけではなかったのです。今はあまり見かけなくなりましたよね。
カタログの中から品物を選んで、はがきに欲しい物を書いて送り返す。
いま考えれば、随分な手間を取ってもらう方法です。
もちろん若かったですし、そこに逆らえない義母の意見が入ったのでどうしようもなかったのですが、結果惨敗に「これはいい!」と声をあげた義母は撃沈。
私はというと、2度とカタログギフトは送らないでおこうと思ったのでした。
ちなみに、後日自分もカタログギフトをもらう側になりましたが、やっぱり期限切れを通知するはがきをもらってしまいました。この時、改めてカタログギフトの面倒臭さを実感。
何とか締め切り前にはがきを返送し、小さめのホーローのお鍋のセットを頂きました。
この友人も、後で私と同じように大変な目に遭ったのです。この時のことを振り返ると「お互い大変だったね」と振り返ります。
2回目のお祝い返し選びは旦那さんと義母抜きで考えた
1回目の大失敗を考慮し(だってカタログを発送した分のお金は戻って来ないわけですし……)、2回目のお祝い返し選びは私だけで考えました。
カタログに頼らず、
- 何をもらったら嬉しいか
- 相手がどんな人で、どんな立場の人で
日持ちする食べ物を選んだ理由は…
- 食べたらなくなるので邪魔にならない
- でも日持ちは大事
- 年齢問わず、食べてもらえる
ちなみにその時選んだのは超有名なメーカーの素麺と、おこめ券でした。
素麺はいくつか価格設定があるので、頂いた金額に合わせて選ぶことができました。

桐の箱に入っているので、高級感もばっちりです。人間関係は細く、長くとも言うので、そういう意味も込めて選びました。
おこめ券は、独身でお祝いを下さった方に贈ろうと用意。素麺を茹でるより、炊飯器でお米を炊くくらいはしているかなと思ってそうしました。
カタログギフトの返信を下った2割の方には申し訳ないと思いつつも、返信を頂けなかったからといってお返しをしないわけにはいきません。
子供が生まれてから礼を欠くなんてことはあってはいけないので、相当悩みましたがそれに決めました。
そして、車で行ける範囲の方は手渡し、遠方にお住いの方には宅配で配送をお願いしたのでした。
お祝い返しを送り直し。お詫びも含めて手渡しに行ったら……。
用意した素麺とおこめ券を、手渡しに行けるところには伺ったのですが、まずは皆さん恐縮されるので、逆に申し訳なくなりました。
「選びにくい物を送ってしまってすみませんでした」とまずは謝って、用意した素麺、またはおこめ券を手渡し。
旦那さんの仕事でお付き合いがある方からも結構頂いたこともあり、かなりの軒数を回りました。ほぼ丸1日仕事でした。

会社には出勤時に持って行けるので、子供を連れて事務所にお邪魔してきました。
※会社の方、全員から返信がなかったのです…。
この時、子供はチャイルドシートに乗せて一緒にご挨拶に連れて行ったのですが、ぐずらずいい子で付き合ってくれたので良かったです。
ドライブのつもりだったのかもしれません。そのうち、先に伺ったお家から次のお家に連絡がいっていたりして在宅を促して下さっていて、とても助かりました。
その時、1軒のお宅で「中身、素麺なんだって?」と玄関先で聞かれ「ハイ」と答えると「みんな好きなんだよー。ありがとう」とお礼を言われました。
そこで、やっぱり素麺を選んでよかった!と思ったのでした。
独身者に贈ったおこめ券も、評判は上々でした。
みんな、ピンチの時に引き換えに行く、と。選んでよかった、おこめ券。
宅配で送ったところからも、何とお礼が届いた!
お祝い返しを手渡しするのに丸1日のつもりが、暗くなりその日は終了。
相手の在宅を確認しないで出かけていたので、当然ながらご不在の家もあり、次の日も改めて車を出し、何とか手渡し分に用意した素麺は配り終えました!

何と

お菓子とか、洗剤とか、ちょっと小さめのタオルケットとか色々悩んだのですが、自分が貰って嬉しくない物は、きっとみんなも嬉しくないと思う。
そう考えて選んだので、すぐに食べると言って頂いたのはとても嬉しかったです。
やっぱり、安心して食べられる物に勝るものはないのかもしれません。
そうこうしているうちに、配送をお願いしたお家からも「届いたよ」と連絡が着始め「貴重な保存食だわ」とか「お休みの日のお昼に」とか、それぞれのお家で普段から素麺が活躍していることもわかりました。
正直、独身の若い子たちはどう思ったのか気になったのですが、最終的におこめ券でよかったという話になりました。
ひとり暮らしの子が多かったのですが、みんな炊飯器は持っていて、自炊している子が多かったのです。
例えば給料日の前、お米さえあれば何とかなるというヤツで、おこめ券は割と早めに交換されて大活躍だったようです。
受け取ったみなさんからの正直な声を聞いて、素麺もおこめ券もどちらも「選んでよかった」と思ったのでした。
後日困ったこと。義母が色々喋っちゃった!
カタログギフトの返信をほとんど貰えず、選び直したお祝い返しを喜んでもらえたのもつかの間、とても面倒なことが起こりました。
それは、カタログギフトから品物を選んでくれた2割の方々に、義母が今回の顛末をペラペラと喋ってしまったことです。


普通、こういう裏事情はペラペラ喋ったりしないと思うのですが、義母は普段からお喋りな人で、相手も自分の友達なので話してもいいと思ってしまったようでした。
でも、もう返信をしてもらった人たちの品物は発送されていて、すでに受け取り済み、開封済み。返品はできない状態でした。
旦那さんと義母で散々揉めた結果(私はあえて話し合いに参加せず)、義母がお中元という名目で友達宛に素麺を送ることになりました。もちろん、費用は義母持ちです。
この時は旦那さんに大いに感謝しました。
義母には今後、こういう裏の話はしないように釘も刺したようでしたが、あまり改善はなく、小学校の入学祝でもひと悶着あったのでした…(汗)
子供のお祝い返しの教訓!お店の人の言うことに左右されない品物選びを
まず、今回の1番の失敗は、何のリサーチもせずお店に行き、店員さんの言うことを鵜吞みにしてしまったことです。
そこに義母の一声もありましたが、それに惑わされずにいられればよかったのです。
何より、行ったその日に決めてしまったことが悔やまれます。
まずお店の方から伺った「カタログギフトがお勧めです!」という言葉を一旦持ち帰り、ネットなどでリサーチすればよかったのです。
私は友達の中で1番先に出産したので、お祝い返しを相談できる先輩ママがその時いない状態だったので、周りを見ることもしませんでした。
お返しをする本人たちに「何が欲しい?」と聞くのも失礼かと思いましたし、何より、結婚、出産と周りから一人前と認められるような状況の中で、「夫婦で解決しなければ」というような思い込みもありました。
義母の言葉に左右されているのに。今思えば、とても恥ずかしいです。
入園、入学とお祝い返しはコンスタントに続くものなので、これを機に色々学びました。
- お店の人の言うことは鵜呑みにしない
- 何か言われた場合は、一旦持ち帰る
- お店に行った当日に品物を決めない
- ネットでいい物を見つけた場合も、実物を1度見に行く
実は、今回は全部食べ物に絞りましたが別な物を一つ候補に挙げていました。
とてもシンプルなタオルのセットだったのですが、ネットで見たときは「あら素敵!」と思ったにも関わらず、お店で実物を見たらびっくりするほど地味でした。
こういうイメージの違いはない方がいいと思うので、ネットでお祝い返しの品物を選ぶときは気をつけたほうがいいですね。
品物でお祝いを頂いた方へのお祝い返しにも素麺とお米券!
出産祝いだったので、もちろん子供用の服や靴、食器など現金以外のお祝いも頂きました。
正直、その金額のあたりをつけてお返しをしなければならないので、こちらも相当悩みました。
大変失礼かと思いつつ、どのくらいの金額の物なのかを調べさせて頂いて、あたりをつけてお返しをする、という感じです。

もちろん、最初は皆さんカタログギフトだったのですが、やっぱり返信はほとんどなく「お気遣い無用」とご連絡を頂いた方も数名いらっしゃいました。
最終的に品物でお祝いを頂いた方たちにも素麺とおこめ券を送り直すことに。「わらしべ長者みたいね」と言われつつ、お礼をしました。
やっぱり、お祝いを頂いたままで黙っているわけにはいきません。
これからもお世話になる人たちなのですし、今後私たちがお祝いを出すことになっても、その時の参考になるようにしなければとも思いました。
きっと、一般的なお祝い返しを送る期間の倍くらいの時間をかけてしまいましたが、作ったチェックリストが全部埋まった時は本当にほっとしました。
そして今後は、この失敗を活かそうと心に誓ったのでした。
まとめ
子供の出産祝いで大失敗した我が家ですが、この時に得た教訓はちゃんと入園、入学で活かされました。
入園はものすごく変なタイミングで入園したので(中途でした)、本当に身内くらいにしか教えなかったのですが節目だからとお祝いを頂きました。
この時によかったのは、身内から先に「もうカタログはいらないわよ」と先に言ってもらえたことでした。
私たちより後にも、みんな何度となくカタログギフトが送られていて、結局カタログには欲しい物がないのでお返しはいらないと思ってしまうらしく、お返しを前提として考える場合はちゃんと品物が届くように配慮した方が相手の気持ちもよいことがわかりました。

好きな物を選んでというのは、結構難しいみたいです。特に、年配の方とか。
入園の時に選んだのも、実は素麺のセットでした。
出産のお祝い返しの時に選んだのは素麺だけの物だったのですが、この時は麺つゆもセットになった物を選んで送りました。
素麺だけの物よりちょっとだけ重みがあるので、開けるまで何だ?というワクワク感もあったみたいで好評でした。
食べるにしても、その箱さえ開けたらある程度完結する物がいいということもこれで学びました。
おこめ券と併用しつつ、この時くらいから金券に関して受け取ることに抵抗がないこともはっきりしてきたので、これもアリだなと思ったのでした。
さらに年が過ぎ、小学校のお祝い返しではクレジットカード会社が発行する商品券を選んだのですが、これが大喜びされました。みなさん、抵抗なく受け取って頂けました。

使いどころがわからないと言われそうだということで、ご年配の方(祖父母の世代)にはやっぱり素麺を送り喜ばれたのですが、今はもう「物より金券」なのかもしれませんね。
金券を買う場合、高額な額面のものは避けました。1枚5百円からあるので、それを活用。
金券はおつりが出ないことがほとんどなので、無駄なく使ってもらおうと思うと千円の額面はちょっと大きいかもしれません。
金券はコンビニでも使えるところがあるので「お財布に1枚入れておいて助かった!」ということもあったみたいです。
もし、金券を送ることに抵抗がなければ、素麺など保存できる食品と合わせてセットで送るのもお勧めですよ。