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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
ついこないだまで1人じゃ何も出来ない赤ちゃんだった我が子…
気が付くと「自分でやりたい」「あれもやってみたい」と、何事にも積極的になっていて、子供の成長を感じるママも多いことでしょう。
こういった自我の芽生えや、前に進もうとする気持ちは出来るだけ聞いてあげたいし、大切にしてあげたいですよね(^^)
ですが、子供のこういう時期はママにとっては「試練の時期」でもあります。
上手に出来ないから思わず手を出したくなったり「もうママがやるから!」と全部やってあげたくなったりしまいますよね…
特に「お着替え」はヤキモキしてしまうものです。
前後ろ、裏表で着るのはもちろんのこと、ボタンのかけ違えや奇抜なコーディネート、靴下が左右で違うデザインなんてことはよくあることです(^^;
今はママが正してあげたり、サポートしてあげられるのでいいのですが、今後幼稚園に入園することを思うと、これを機に本格的に「着替えの練習」をしておきたいですよね。
でも、どのように練習するのがいいのか(子供のためになるのか)わからないというママも多いはず。
今回は、そんなママのために我が家が実際にやっていた「お着替えの練習方法」についてをご紹介したいと思います!
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これからお着替えの練習を始めるご家庭は、よかったら参考にしてみてくださいね(^^)
パッと読むための目次
お着替えの練習は「達成感」を味わわせてあげることが大事
お着替えの練習を本格的に始める前に気をつけておきたいのが、子供に「達成感」を味あわせてあげることがとても大事だということです。
自分で出来たという感動や喜びは「次も頑張ろう!」「もっと上手くできるようになろう!」という思いに繋がります。
上手く出来なくて「もー!ちゃんとやってよ!」とママに怒られたり、「もうママがやるね!」と中断されたりすると、子供はずっと達成感を得ることはできません。
その上、それを繰り返していると
- 自分で出来なくてもママが助けてくれる
- ママにやってもらった方がラクだ
そんなことにならないためにも、お着替えの練習を始めるのであれば、どんなに下手でも、どんなに時間がかかっても、まずは最後まで子供1人でやらせてあげましょう。
子供が「できた!」と言ったら、「スゴい!」「頑張ったね!」と全力で褒めてあげてください。
仕上がりはともかく、やり遂げたことを評価してあげましょう(^^)
その後、服の乱れやおかしなところを
子供のやる気を削がずに上手に改善ポイントを教えてあげると、次からそこも気を付けようと頑張ってくれますよ☆
お着替え練習は、難易度の低いものから始めよう!
お着替え練習を始めるにつき、まずは達成感を味あわせてあげることが大事なのは先ほどお伝えしました。
大人でも「やり遂げた」という気持ちがあると、心が満たされますよね!
そしてもう1つ大事なのが「カンタンなものから始める」ということです。
カンタンに着られるもので達成感を味あわせて、「自分でもできるんだ」という成功のイメージをつけてあげましょう。
まずは肌着とパンツ(またはオムツ)だけ着ることからスタート。
慣れてきたら首を突っ込めば着られるTシャツやトレーナーと、サッと履けるゴムウエストのズボンやスカートを追加するなどして、少しずつ段階を踏むことをおすすめします。
いきなり小さいボタンがたくさん付いているシャツや、ベルトまで締めないといけないズボンなど、難易度が高いお着替えをさせると、出来なすぎて心が折れてしまうおそれがあります…
お着替え練習はカンタンなものから始めて、ちょっとずつ難易度を上げていくのが鉄則です。
我が家で効果があったお着替えの練習法をご紹介!
さて、お次は我が家の子供たちが実際にやっていた練習方法をご紹介していきたいと思います!
上の子と下の子の両方に効果があったものや、特にどちらかに効果があったものちょっと変わった方法などをご紹介するので、よかったら参考にしてみてくださいね☆
「パジャマでおじゃま」の音楽に合わせて着替える!
小さい子供ならみんなが見ているEテレの子供向け番組「おかあさんといっしょ」。
この番組内の「パジャマでおじゃま」というコーナーは、お着替え練習にはとっても効果的です!
我が家の子供たちは、お着替え練習のときに「パジャマでおじゃま」を繰り返し見ては「自分もやる!」とやる気をたぎらせていたものです。
このやる気を逃してはいけないと思った私は、子供のお着替え練習のときに「パジャマでおじゃま」を再現することにしました。
やり方はとってもカンタン!
お着替えしてほしいときに「パジャマでおじゃま」のイントロを口ずさみ、
そしてママはそのまま、番組内のように「パジャマでおじゃま」の音楽を歌い続けます。
YouTubeなどで音楽を流すのもいいのですが、ママが歌ったほうが子供は喜びます。
少し時間がかかりそうなら、アレンジで曲を引き伸ばしたりしましょう。
そして着替え終わったら「出来たらハイ!ポーズ♪」とふってあげると、子供なりの決めポーズをします。
我が家の子供たちはこの瞬間をしたいがあまりに、ここまで頑張ります(笑)
この「パジャマでおじゃま」のおかけで、我が家のお着替え練習はかなり捗りました!
ちなみに、ママ友たちにこの話をすると「うちといっしょ!」「あの音楽流れたらすぐに着替えたがるよね!」と多くの同意をもらえました。
どのお宅も「パジャマでおじゃま」作戦は効果的のようです(^^)
ちょっと話は脱線するのですが、同じく「おかあさんといっしょ」で定番の人気コーナーである「はみがきじょうずかな」も同じような効果が期待できるので、歯みがきにお困りの人は是非活用してみてください。
ママやパパと一緒に着替える!
「パジャマでおじゃま」以外で、我が家の上の子で効果があったのが「ママやパパと一緒に着替える」という方法でした。
親が着替えるときに
親と一緒に何かをするのが大好きな上の子にとっては、お着替えもママやパパと一緒に出来るのはとても嬉しいことだったみたいです(^^)
また、上の子にとって難しいところは、親もよく似た系統の服を着てお手本を見せています。
例えば、ジーパンのウエストのフックやジッパーは固いので四苦八苦していましたが、夫や私が繰り返しお手本を見せることで、何とかできるようになりました。
また、ハイネックセーターから顔を出すのもとても苦手でした。
普通のセーターのようにハッキリとした首を出す穴がなく、多少強引に首を突っ込むというのがイヤだったようです(^^;
それも根気よく一緒に着替えてお手本を見せることで、何とか着られるようになりました。
ですが、私は基本的に家族で1番に起きてみんなが寝ているうちに着替えを済ませて、朝の支度をするという仕事があります。
そのため、上の子が起きてくるまで着替えを待つ時間はありません(TT)
夫も時間によっては急いで着替えないといけないので、平日にこの方法でお着替え練習ができるのはとても少なかったです。
でもその分、「普段はやれない」というレアさが増したのか、時間がある休日にこの方法でお着替え練習をすると、とても熱心に取り組んでくれました。
親子のコミュニケーションを取りながらお着替え練習ができるので、この方法はかなりおすすめですよ(^^)
人形のお着替えでイメージトレーニング!
お着替え練習を始めたころは、どうやってボタンをしたらいいか、どうやって袖を通していいかがわからず、ヤキモキすることが多かった下の子。
仕上がりイメージはついてるようですが、そこまでのプロセスが上手くいかずによくキーキーと癇癪を起こしていたものです。
どうにかしてお着替えのプロセスを伝えたかったのですが、上の子のときのように親が着替える様子を見せても途中で飽きてしまい、なかなか伝えるのが難しく…どう伝えていいのか悩んでいました。
そんなときに、ママ友に「人形を使ったイメージトレーニング」について教えてもらいました!
リカちゃんやメルちゃんなどの服は、着脱しやすいように背中にマジックテープが着いているタイプものがほとんどで、ボタンやジッパーに関してはあまりイメージトレーニングの練習にはなりませんでしたが、「袖を通す」という動作に関してはよくわかってもらえました。
そしてボタンがけなどは、ママ友から譲ってもらったお着替えトレーニング用の人形で練習しました!
ボタンやジッパーだけでなく、靴ヒモなどのトレーニングも出来てとてもいい感じです。
見てるだけではなく自分が実際にアレコレと触るものなので、飽きることなくお人形でお着替えのプロセスや細かい練習を楽しんでいました。
ちなみに、当時幼稚園に通っていた上の子もこの人形で楽しそうに遊んでいました。
小さい子のお世話をする練習にも使える素晴らしい人形でした(^^)
ちょっとしたヒントを出してみる
下の子で効果があったお着替え練習の1つに、「ちょっとしたヒントを出す」というものがありました。
下の子は、敢えて難易度の高い服を自分から着たがるくせに、出来なくてイライラして大泣き→やる気を無くすというパターンがとても多くて困っていました…(^^;
先ほどご紹介した「人形でイメージトレーニング」のステージを終えて、ようやく次のステップに踏み出したばかりなのに、いきなり難しいことばかりをしようとするので思うように出来ずに1人でイライラしているようでした。
また、あくまで人形のイメージトレーニングは「人形に着せる(着せてあげる)」タイプのものなので、それを自分自身でお着替えを実践するとなると「ちょっと違う」と思うところがあったようです。
基本的な着替えのプロセスは人形を使った練習でイメージできているのですが、下の子の場合はそれを「自分が着る場合」にイメージを置き換えるのが難しかったようです。
「出来ない!!」と怒ったタイミングでサポートに入ろうとするのですが、「やめて!!」と更に怒リ出す…。
どうしたものかと困り果てた末に思い付いたのが、下の子の服を「お母さんが着てみていい?」と言って着るフリをして、ちょっとしたヒントを出すやり方でした。
やり方は、下の子が着たがってるけど思うように着れなくてヤキモキしている服を持って
当然サイズ的に着ることは出来ないので、着るフリをしたり、その服を手に取って観察するフリをします。
そして下の子がつまづいていた箇所(細かいボタンやベルトなど)を眺めて
いきなり「ココはこうだよ!」と正解を教えてしまうと下の子は考えることをやめてしまうし、頑張っていた子供のプライドを傷つけてしまうので、「お母さんもよくわかっていないフリ」をしていました。
最初は「わからない!」「もうイヤ!」と怒っている下の子ですが、徐々に落ち着いて私の様子を見てくれます。
最終的には
答えではなく”ヒント”を出すのがミソです(ボタンやベルトをかけるギリギリまでを見せる)
すると、ピンと来た下の子は「出来る!!やる!!」と勢いよく私から服を奪って再挑戦します。
それでも出来ないことはよくありましたが、ヒントを見ているので癇癪起こすこともなく落ち着いてトライしていました。
ちなみに、早々に出来ないと感じたら「お母さん、コレ(服)着てみていいよ」と自分から渡してくることがあります(笑)
このように、自分からアッサリとヒントを求めてやってきたときは、いつもよりヒントを渋めにしたり「お母さんもわからない…!」ととぼけたりしています。
まだ自分で考え尽くしていないタイミングでヒントを出すのは極力避けていました。
最初は「なんで!」「教えてよ!」と怒っていましたが、自分で出来たときはとてもキラキラした嬉しそうな顔で「出来たよ!」と報告してくれるので、こっちまで嬉しくなりました(^^)
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供のお着替えの練習は、ママにとって育児のやま場でもあります。
見ていてじれったくなって思わず手を出したり、全部着替えさせてあげたくなってしまうことでしょうが、練習のためにもここはジッと耐えて子供に任せてあげてみましょう。
我が家のお着替え練習の方法は
- 『パジャマでおじゃま』の音楽に合わせて着替える
- ママやパパと一緒に着替える
- 人形のお着替えでイメージトレーニング
- ちょっとしたヒントをしてみる
上の子は「見たら出来る」「パパやママと一緒にするのが好き」という子だったので、親を一緒に着替えてお手本を見せながら練習するのがとても効果的でした。
下の子は「他人のお手本を見るが苦手(見てるだけは退屈する)」「絶対に親に手を出してほしくない」というタイプの子だったので、お着替え人形を触らせてのお着替えの練習をさせたり、ヒントを出しながら正解に導く方法がとても効果的でした。
こんなにもタイプの違う2人でしたが、この2人が共通して好きだったのが『パジャマでおじゃま』を使ったお着替え練習でした。
Eテレはやはり最強ですね!(笑)
子供によって有効なお着替え練習は異なりますが、基本としては「子供にやりきらせる」というポイントはおさえておきましょう。
そうして達成感を実感させることで「これからも1人で着替える!」「次はもっと上手に着替える!」と、前向きにお着替え練習に取り組んでくれますよ。
また、お着替えの練習を始めるときは、まずはカンタンな衣服(肌着など)からスタートして徐々に難易度をあげていくようにしましょう。
初めからフルセットでお着替えの練習をすると「難しい」「自分にはできないかも」というイメージを与えてしまうことがあるし、達成感を味わうことができません。
初めからカンペキにできる子はいないので、ちょっとずつ時間をかけて、我が子に合ったペースでお着替え練習を進めていきましょうね(^^)