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ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
赤ちゃんが産まれたときから、“ベビーソープ”を使っているという家庭は多いと思います。
でも「いつまで使うの?」と、ふと疑問に思うことはありませんか?
わが子は1歳を過ぎたころに、わが子に起きたある変化がきっかけでベビーソープを卒業しました。
しかし、ベビーソープを卒業したあとに、どんなものを選べばいいのか悩みました。
買い物に行くと、私たちが使っている大人用はたくさん種類がありますが、キッズ用のシャンプーやボディソープってほとんど見ないと思うんです。
そこで筆者は、ドラッグストアに売られているシャンプーやボディーソープの成分表示を徹底的に調べ、比較してみました。
中には「あまり使わないほうがいい」と思ってしまうような成分を含んでいるものもありました。
今回は子供も大人も一緒に使える安全なシャンプー、ボディソープを見分ける方法をご紹介したいと思います!
また、実際に筆者が使ってみた商品のレビューなどもまとめてみたので参考にしてもらえると嬉しいです。
パッと読むための目次
ベビーソープを卒業するタイミングはいつ?
ベビー用品売り場には、たくさんのベビー用せっけん、ベビーソープが並んでいます。
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それらを見てみると『0か月から使える』『新生児から使える』と使用開始時期の目安は書かれていますが、「何歳まで使えるか?」という終わりは書いてありません。
わが子は産まれてから1ヶ月は、沐浴剤を使用していました。
入浴剤のようにベビーバスの中に入れて使え、すすぐ必要もないので楽でした。
そして、ママやパパと一緒にお風呂に入れるようになるとベビーソープを使うようになりました。
ベビー用品売り場で一番目についた、ピジョンの『全身泡ソープ』。
泡で出てくるし、やさしい成分でできているので、「これはいい!」とその後1年間使い続けていました。
しかしあるとき、わが子の身体にある変化が起きたのです。
それは1歳を過ぎた頃のことです。
ひざの上にのせていたわが子の頭が臭うことに気づきました。
たとえるなら、こんな感じの臭いです。
私たちが髪の間に指を入れて、頭皮をさわった後の指についたにおい。
汗をかいて、蒸れた帽子を取ったときのにおい。
そこまで「くさい!」というほどではありませんでしたが、これまで我が子からほとんどニオイを感じたことがなかったため、筆者はかなりショックでした…。
ベビーソープ卒業の目安時期①「気になったら」
そんな経緯でベビーソープを卒業したわが子でしたが、卒業時期について改めて調べてみると、ベビーソープには明確に「いつまで」という基準はなさそうでした。
ピジョンのメーカーのHPにも『0か月~』としか書かれていません。
さらにQ&Aのページでは
髪の量が増えたり、髪がきしんだりする場合には、ベビーシャンプーのご使用をおすすめします。
https://products.pigeon.co.jp/item/index-1208.html
とあります。
つまりニオイや髪のきしみなど、「気になったら」がベビーソープ卒業のひとつの目安と考えていいかもしれませんね。
また、身体の汚れが落としきれないために出るかゆみや湿疹も、ベビーソープを替えるタイミングでもあるようです。
ベビーソープ卒業の目安時期②「1歳半になったら」
ベビーソープの代わりとなるものを探しに行くと、『ベビー用シャンプー』を見つけました。
頭から足の先まで洗えるという『全身泡ソープ』ではなく、頭とからだを使い分けるのです。
いろいろ見ていると、一部のベビー用シャンプーに共通するあることに気づきました。
- 対象年齢が「1歳半~」と書かれている
- 販促POPに「ニオイが気になる1歳半ごろからはこちら」と書かれている(0か月から使えるものもあります)
公園で遊べるようになるのも、この時期が多いのかなと思います。
季節にもよりますが、このように
- 活動的になる
- 外で遊ぶようになる
ベビーソープ卒業の目安時期③「頭が洗えるようになったら」
赤ちゃんの頃は髪も少なく、わざわざシャンプーとボディーソープを使い分ける必要性を感じないというママも多いと思います。
しかし、髪が増えてくれば、からまりやすくなったり、汚れが気になったりします。
また、赤ちゃんの頃は「頭を洗うと泣いてしまう」「さっとしか洗えない」という子も多いでしょう。
わが子も、少しでも顔に水がかかるとギャン泣き状態になるので、十分に頭を洗い流せませんでした。
ただ成長するにつれて、顔に水がかかるのも我慢できるようになってくると思います。
しっかり頭が洗い流せるようになったらシャンプーとボディーソープを使い分ける、というのもいいタイミングじゃないかと思います。
つまり、ベビーソープは何歳まででも使って問題はないけれど、物足りなさを感じるようになったら替え時、ということなのですね。
ベビーソープを卒業したら、その次は何を使えばいい?
では、ベビーソープに代わるものとして、どんなものを使えばいいのでしょうか。
筆者が考えた方法は、次の3つでした。
- 頭だけ『ベビー用シャンプー』を使う
- 大人用と同じものを使う
- 無添加シャンプー、ボディーソープを使う
それぞれ、どんなメリットとデメリットがあるのか、まとめてみました。
ベビー用シャンプー
わが家が使っていたベビーソープの姉妹品として『ベビー用シャンプー』があります。
この2つはどう違うのかというと、シャンプーにはコンディショニング剤が含まれているそうです。
また、ピジョンのメーカーHPによると「身体の汚れと頭や髪の汚れは異なります」ということなので、ボディーソープと比べると頭の汚れが落ちやすい洗浄剤が含まれているのかもしれませんね。
しかし、あくまでベビー用なので、やさしい成分で作られており、洗浄力は弱いです。
ベビーソープとの違いも、あまりないと筆者は感じます。
「とくに頭の臭いが気になる」という子には、あまり期待できないかもしれません。
ジャンプーとボディーソープを使い分ける、というところに手間を感じる人もいると思います。
まだニオイも気にならない赤ちゃんのうちは、『全身泡ソープ』で頭から足の先まで洗ってあげて問題ないと思いますし、「あれこれ使い分けるのは面倒!」という人はもう少し先でいいかもしれません。
よって、この方法はベビーソープでは「髪がきしむ」という子に向いています。
「シャンプーデビュー」として初めて使うシャンプーにもいいと思います。
大人用と同じものを使う
ベビーソープは、大人用に市販されているボディソープと比較すると価格が高めです。
ママやパパが使っている大人用のものを一緒に使えれば、経済的にも楽ですよね。
しかし、肌がデリケートな子どもには、気をつけたほうがいいこともあります。
- 清涼剤入り、スクラブ入りのものは刺激が強いので厳禁(トニックシャンプーなど)
- コンディショナーはできるだけ使わないか、髪の先だけつける
- よく洗い流す
- 肌の油分が流されるので、お風呂上りは乾燥に注意
- 肌に合わないときはやめる
特に「子どもに使ってはいけない」という商品は見かけませんが、刺激が強そうなものはやめた方が無難です。
大人のシャンプー・ボディーソープは、ベビー用と比べると強い洗浄力をもっています。
したがって、肌の油分が洗い流されてしまうため、かさつく場合もあります。
また、コンディショナーは、洗ったあとにだけ髪のすべりを良くして「一時的に髪をきれいに見せる」ためのものであり、まだ髪が傷んでもいない子どもには必要ないのかなと筆者は思います。
シリコンなどの化学物質や油分が多く含まれているので、世の中では「子どもにコンディショナーは使わない方が良い」という意見も多数あるようです。
どうしても髪のからまりが気になるという子には、地肌につけず、髪の先だけつけてシャワーでよく洗い流すようにするといいと思います。
無添加シャンプー、ボディーソープを使う
『無添加』『オーガニック』『植物性』『ボタニカル』…
こう書かれているシャンプーやボディソープは、安全で身体に良さそうに思えますよね。
しかし、本当にそうでしょうか。
商品パッケージのこのような表示は、メーカーが訴求を狙って謳っているいわば広告のようなもので基準はなにもありません。
- 保存料のみ無添加
- 1滴でも植物性オイルが入っていればボタニカル
といえるのです。
なかには本当にオーガニックなものもありますが、選び取るのは難しいと思います。
筆者が調べた印象では、本当にオーガニックなシャンプーやボディソープは1本5,000円以上するなど、とても毎日使えるような価格帯ではありませんでした。
よって、スーパーで市販されているお手頃価格のオーガニックは文字通りではない可能性が高いです。
本物の『オーガニック』を選びたいなら、コストがかかると覚えておいていいと思います。
子供が使えるボディーソープ、シャンプー…どう選べばいい?
上で書いたように、大人用シャンプー、コンディショナー、ボディーソープには刺激物が含まれています。
これらは化学物質、身体に入ると良くない作用をもたらすといわれている成分です。
これらの化学物質は、肌に刺激となってかゆみや湿疹を引き起こしたりするだけでなく、経皮毒といって皮膚から身体に吸収されるようです(経皮毒というのは造語ですが)
経皮毒が危ないと叫ばれているのは、理由が二つあります。
- 消化器官を通らないので、分解されず蓄積されてしまう
- 将来、がんや子宮の病気をも引き起こすという意見もある
因果関係は証明されていませんし、もし病気として結果が出るとしても何十年も先。
目に見えないものなので、「経皮毒ってあるよね?無いよね?」と思うのは人それぞれですが、湿布や塗り薬が肌に浸透して効果を発揮することを考えれば、薬学の視点から見れば「皮膚から吸収される」という点は本当のことのように思います。
気にしすぎてしまえばキリがありませんが、子どもが使うものを選ぶときには、経費毒というものを完全に無視するよりは、少しだけでも気にかけてあげるといいのかなと思います。
かといって、オーガニックは高い…。
では、スーパーで買えるようなお手頃な価格で、子どもに使える安心安全なシャンプー、ボディーソープはどのように選べばいいのか。
「安心、安全」といっても、そのような明確な基準があるわけではありません。
ここでは筆者の考えをもとに選び方を紹介しますので、1つの意見として参考にしていただければと思います。
成分表示を見る
シャンプーやボディーソープを選ぶ際に『成分表示』を見たことはありますか?
おそらくほとんどの方は(筆者もそうでしたが)、パッケージのキャッチコピーや販促POP、CMや雑誌の情報などをもとに選んでいるのではないかと思います。
これは上でも書いたように、商品の中身を正確に言い表しているのではなく「広告」の文言なのです。
普段ならそれでももちろん良いのですが、もし「子どものために少しでも安全なものを選びたい」と思っているなら、パッケージ裏面の『成分表示』に少し注目してみましょう。
なぜ成分表示なのかというと、ちょっと難しい話になりますが、筆者の考えを書いてみますね。
売上No.1ブランドの○○からボタニカルボディソープ登場!エッセンシャルオイル(香り成分)配合のトリプルボタニカルアロマで香りが変化。リラックスする香りをまといながら、なめらか素肌へ。100%アンデス産ピュアオーガニックオイル、ボタニカルフラワーオイルをはじめとする7つの植物由来成分配合。…
これは、植物由来のオーガニックボタニカルをうたっている商品説明です。
これを見ると「ボタニカル」「オーガニック」と書かれているので安全性が高いように見えるのですが…
裏の成分表示を見ると、ラウレス硫酸Naという表記があります。
これは、ネット上では悪名高い成分です。
なぜかというと、洗浄力がとても強く、皮膚に必要な皮脂までもを取り除いてしまうため、乾燥やアトピー性皮膚炎を招く可能性があるといわれているからです。
しかも、“7つの植物由来成分”というのは成分表示に載っていません。
表示されていないということは、表記しなくてもいいほど少ない量しか入っていないということです。
これらの広告や商品パッケージを作っているのは、そのシャンプーを使ったことも手にしたことすらない人たちです(筆者は広告代理店と、広告を作るお仕事をしていました)
全くの嘘が書いてあるわけではありませんが、前述したようにたとえ1滴でも、オーガニック成分が入っていれば「オーガニック」と言ってもいいのです。
その他の成分は、石油系界面活性剤やシリコンなどの添加物がたんまり入っている…ということもあります。
その点、商品の裏側にある成分表示は嘘をつきません。
「家庭用品品質表示法」という法律で義務づけられているからです。
安心して使えるシャンプー、ボディーソープを選ぶためには、この成分表示を必ず見るようにしましょう。
成分表示は多く配合されている順に書いてある
成分表示の並び順は適当ではなく、その商品に配合されているものが多い順に記載されるというルールがあります。
例えば、ピジョンの『ベビー泡シャンプー』
難しい名前が並んでいて嫌になりそうですが、すべて見る必要はありません。
多い順に書いてありますので、主な成分としてははじめの数個。それだけ見ればいいと思います。
この場合は、水の次にあるDPGは、りんごなどの果物からも作られる安全な保湿剤で、食品にも多く使われているようです。
その次のラウロイルメチルアラニンTEAは、パーム油などの植物由来の洗浄成分で、適度な洗浄力をもちながらpHの値も安全値になっており、アミノ酸系シャンプーによく使われる高価な成分だそうです。
こうやって見ていくと「安全な成分が使われている」ことが分かり、『だからベビー用のソープは価格が高いのか』ということもわかります。
ちなみに、大人用の安価なシャンプーの成分を検索してみると…
- ○○は危険!
- 安価な○○を使ったシャンプーは毒!
などとインターネットですでに誰かが指摘しているので、すぐにわかります。
気になるシャンプー、ボディーソープは検索して調べる
かといって、1つ1つの成分の性質を理解するとか、名前を覚える必要はありません。
お店に並んでいるシャンプー、ボディーソープの中で気になるものがあれば、裏の成分表示を見て、はじめの数個をスマホで検索してみましょう。
たとえば、上で書いたDPGを検索してみてください。
すでに誰かが調べて、まとめてあるブログやサイトがすぐに見つかると思います。
とはいえ、お店の売り場では落ち着いて調べられませんよね。
そこで筆者は、気になる商品の成分表をスマホで撮影し、いったん家に帰ってから撮った写真を見ながら調べます。
「ラックス ○○シャンプー」「ダブ ○○」など商品名を入れると、Amazonなどの通販サイトに成分表示が載っているものもあるので、その場合はそのままコピペして検索するだけです。
シャンプーやボディソープの成分は、それほど種類が多くありません。
だいたい同じ価格帯の商品には同じ成分が使われているので、調べているうちに検索履歴や名称などから「これさっき出てきたダメなやつだ」と分かるようになりますよ。
例えば…カウブランド 無添加ボディソープでいうと
成分名 | 配合目的 |
---|---|
水 | ベース成分 |
ミリスチン酸K | 植物性石けん成分 |
DPG | 保湿成分 |
パルミチン酸K | 植物性石けん成分 |
塩化K | ベース成分 |
コカミドMEA | 植物性洗浄成分 |
ジステアリン酸グリコール | ベース成分 |
ココイルグルタミン酸K | 植物性アミノ酸系洗浄成分 |
PEG-9M | ベース成分 |
※カウブランドHPより
このように、成分はそれぞれ役割があります。
ぱっと見で安全かどうか見分ける方法
成分表示をひとつひとつ調べるのが確実ですが、ぱっと見て見分ける方法もあります。
と思うかもしれませんが、これはあくまでも簡易的に「カンで当てるようなもの」です(8割がたはこれで大丈夫だと思いますが)
- 成分表示がシンプルで、入っているものが少ない
- 長いカタカナの名称が多くない
上記に該当するものは安全である可能性が高いです。
例えば、この3つのボディーソープを比べてみましょう。
どれが一番安全そうかは一目瞭然ですよね。
Aは上で紹介した「カウブランド 無添加ボディソープ」ですが、この中ではAが一番良さそうだということが分かると思います。
なぜなら、成分がシンプルだからです。
次にBで「シア脂、カニナバラ果実油、コチョウランエキス、ユーカリ葉エキス、ブドウ種子油、チャ葉エキス、ミズハッカ葉エキス」など、なんとなく理解できる成分が多いためです。
筆者はこの中では、A→B→Cの順に安全だろうと思いますし、使うとすればAを選びます。
気をつけたいのは石油系/化学合成成分
上で例を挙げた中で、Cのボディソープを見ると、化学の実験で使うのかと思うような変な名前の成分が多いです。
これらは、合成化学物質・石油系成分の可能性が高いです。
刺激が強く、アレルギーや皮膚トラブルを引き起こす原因とされています。
また、最後の方にある「安息香酸Na」は防腐剤ですが、ビタミンCと結合すると有害な「ベンゼン」に変わり、白血病などの発がん性のリスクが高まると考えられているようです。
しかし、成分表示の最後の方に書かれているということは、量が少ないということ。
これくらいなら無視できる、という考え方もできます。
成分表示で大事なのは、
- 「よく分からない成分」が多く入っていないこと
- できるだけシンプルなこと
- 刺激の強い「合成化学物質・石油系成分」が少ないこと
【結論】子どもにも使える安全なシャンプー、ボディーソープは?
結論からいうと、成分とコスパのバランスから、我が家では大人と同じカインズオリジナル『肌にやさしいボディソープ』をわが子に使うことにしました。
http://www.cainz.com/shop/g/g4549509020271/
「これがいい!」ということではありませんが、いろいろ試した結果、可もなく不可もなくだと感じたからです。
では、我が家が使っているカインズオリジナル『肌にやさしいボディソープ』のレビューと、その他にも試してみたものの感想もまとめてみました。
カインズオリジナル『肌にやさしいボディソープ』
みんなで使うには、パパにはやさしすぎて物足りないかもしれません。何よりコスパが良好。
新しい商品なので、今後もずっと継続して販売されていくかは分からない。
これはもともとわが家で使っていたボディソープ。
成分はあまり気にしていませんでしたが、改めて見てみると、低価格のわりには有害そうなものは入っていませんでした。
同じシリーズで泡で出てくるタイプもありましたが、すぐに終わってしまい、コスパがよろしくありませんでした。
なので、泡立てる必要は生じますが、こちらの液体タイプを選びました。
次の点が、こちらを選んだ理由になります。
- 前から使っていて、近所ですぐに買える
- コスパがいい
- 家族みんなで使える
- 洗いあがりもしっとりする、髪もぱさぱさにならない
- 頭と身体を使い分ける必要がない
わが家ではネットで泡立てて、私とわが子の身体(頭も)を一緒に洗っています。
同じものを使うと、ボトルの数も少なくなりますし、わが子だけ別のものを使うより、手間が省けて楽ですよ。
ピジョンの『ベビー泡シャンプー』
新生児から使え、ノンシリコン。コンディショニング成分配合で赤ちゃんの髪をさらさらにします
ピジョンHPより
ベビー用ならもう少し香りが弱くてもいいなあと思いました。
ベビー用品大手メーカーの商品なので、安心して使えます。
パッケージに「目にしみにくい」と書かれていたのが、購入の決め手となりました(わが子は泡のついた手でよく目をこすってしまうので)
しかし、次の点から、1本使い終わった時点でやめてしまいました。
- わが子の髪質には合わなかった
- やはりベビーソープと同様に価格が高い
- 「目にしみない」とあるが、目に入れば普通に痛そうにしていた
- 頭と身体を使い分けるのが面倒。わが子は動き回るし泡で遊ぶので、どうせ泡が全身についてしまう
髪質が合えばいいと思いますし、ベビーソープから卒業するきっかけとして使い始めるのには◎だと思います。
せっけんボディーソープ
無添加にこだわるなら、せっけん成分でできたものがおすすめです。
せっけんはボディソープとは根本的に違うものです。
「赤ちゃん用洗濯洗剤を使うのをやめた理由。わが家に起きた事件とは…?洗濯洗剤について徹底調査してみた!」
「せっけん素地」といわれるものが原料のほとんどで、とてもシンプルな成分からつくられていることが最大の魅力になっています。
添加物もほとんど入っておらず、このせっけんボディーソープを選べば間違いないと思います。
「究極のオーガニック」といっても過言ではありません。
固形ではなく、液体もしくは泡で出てくるものが使いやすく、おすすめです。
しかし、筆者はせっけんボディーソープを選びませんでした。
その理由はいくつかあります。
- 価格が高い(カインズのと比べると約2倍)
- 頭を洗う、髪につくと、ごわごわになる
- せっけんの油分が、浴室に白くこびりつく、カビのもとになる
- ボディソープのポンプにカビが生える
実は、筆者はこのせっけんボディーソープを使ったことがあるのですが、浴室の掃除が大変になったり、ポンプの溝などにカビが生えてしまって苦い経験をしたことがあるのです。
防腐剤などの添加物や、保湿成分を使っていないことが、使いにくさとなることもあるようです。
無添加には、無添加なりのデメリットがあるのですね。
嫌われる化学物質ですが、「使いやすさ」を追求するため、それぞれ役に立っているのですね。
こんなところに、化学の力を感じます。
まとめ
広告にまどわされたり、売り場で目移りしたり、シャンプー・ボディソープ選びは難しいですよね。
筆者が調べてみたり、実際に使ってみて感じたことは、
- 1歳でベビーソープを卒業し、シャンプーとボディーソープを使い分けるのは良いタイミング。
- でも、大人用シャンプー・コンディショナーはまだ早い。せめて入園してからにしたい。
- 使い分けるなら、シャンプーはまだベビー用。ボディソープは大人用と共有してもいいけど、できるだけシンプルなものを使う。
面倒なようですが、まだ子どもが小さいうちは身体を洗うものにも気をつけないといけない時期が続きます。
よく汗をかく子もいれば、皮膚がデリケートで大人用が使えないという子もいるはず。
また、わが子の活動量や、季節によっても使うものを選ぶといいかもしれませんね。