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ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
筆者はわが子が産まれてからずっと、ベビービョルンの抱っこ紐を愛用しています。
わが子が産まれてすぐから生後3ヶ月までは『ベビーキャリア オリジナル』、それ以降は『ベビーキャリア ONE』を使っていました。
ベビービョルンの抱っこ紐は、とても優秀で使いやすく、快適でした。
インターネットでベビービョルンの口コミを調べていても『新生児期から使う抱っこ紐としては最高だ』と評価している先輩ママさんも多いです。
しかし、わが子が成長するにつれて、いくつかの問題も出てきました。
実際に使ってみると人気のある抱っこ紐であっても、合う合わないはママの体格や、生活スタイルによるのだということが分かりました。
そこで今回は1年間、ベビービョルンの抱っこ紐を使ってみた筆者が、『ベビーキャリア オリジナル』と『ベビーキャリア ONE』の“良かった点”“苦労した点”などをそれぞれ具体的に挙げてみました。
これから抱っこ紐を選ぶという方や、ベビービョルンの抱っこ紐を検討中の方も、参考にしてみてくださいね。
パッと読むための目次
ベビービョルンとは?
ベビービョルンはスウェーデンのベビー用品ブランド。
抱っこひもやバウンサー・ハイチェアなど、人間工学に基づいた安全で高品質なベビー用品を開発しています。
スウェーデンは、「男女平等」「福祉が充実」していることで知られています。
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また、母親が子育てしながら働ける環境が当たり前のように整っており、日本から移住する家族も増えているようです。
2016年にアメリカで行われた国別ランキング調査「子育てしやすい国ランキング」では、 デンマーク、オランダ、オーストラリアを抑えて、スウェーデンが1位だっだそうです!
ベビービョルンは、そんなスウェーデンで作られた抱っこ紐なのです。
筆者がベビービョルンを選んだ背景には、少なからずスウェーデンという国に対しての好印象が影響していたのだと思います。
ベビービョルンの抱っこ紐を選んだきっかけ
ベビービョルンの抱っこ紐のパッケージには、モデルさんが抱っこ紐を装着した写真があるのですが、そこに女性だけではなく男性も起用されていることにまず驚きました。
さすが「男女平等の国」と唸りました。
たしかに最近、パパが抱っこ紐で赤ちゃんを抱いている姿を頻繁に見かけます。
近所を散歩していると、赤ちゃんを抱っこ紐に入れたパパがコンビニの袋を下げて歩いていたり。
休日にスーパーに行くと、ママが買い物をしている横で、パパが赤ちゃんを抱いているのは当たり前の光景ですね。
ベビービョルンの抱っこ紐のデザインは、メンズファッションに合わせても違和感のないスタイリッシュさ。
わが家も『パパが使える抱っこ紐』を探していたので、「これはいい!」と思ったのでした。
ベビービョルンの抱っこ紐はデザインや生地が選べる
もう1つベビービョルンの抱っこ紐がいいと思った点は、デザインが豊富なところです。
公式サイトにもいくつか載っていますが、それ以外にも店舗によって限定カラーが販売されています。
筆者はアカチャンホンポにて購入しましたが、このグレーカラーはアカチャンホンポ限定だそうです。
カッコよくて、パパも気に入っています。
その他にもデニム素材、レッド、ブルーなどの個性的なカラーもありますよ。
また、メッシュ生地やジャージ生地、オーガニックコットン生地など、好みの生地から選ぶことができます。
筆者はメッシュ生地でできた『ONE Air』を選びましたが、通常のものより軽くて使いやすい気がします。
また、ジャージ素材は手触りがよく、赤ちゃんも気持ち良いのではないかと思います。
わが家が使っていた2種類のベビービョルンの抱っこ紐を紹介!
それでは早速、わが家が使っていた2種類のベビービョルン、『ベビーキャリア オリジナル』『ベビーキャリア ONE』の抱っこ紐をメリット・デメリットとともに紹介していきます。
シンプルでコンパクト!『ベビーキャリア オリジナル』
ベビービョルンの『ベビーキャリア オリジナル』は、シンプルでコンパクトながら、生後1ヶ月から使える抱っこ紐です。
公式HPには“新生児から”と“生後1か月から”という2つの表記があります。
どちらも首すわり前という意味で、スウェーデンでは区別はないのかもしれません。
他のメーカーの抱っこ紐は『首がすわった3~4ヶ月頃から』というものが多く、小さな赤ちゃんは別売りのインサートを使わなければならないものが多い中、ベビービョルンの抱っこ紐はインサートなしで産まれたときからずっと使えるところも大きな特徴です。
公式HPには、
- 新生児から14ヶ月まで使えます
- 使いやすいシンプルデザイン
- 対面抱っこ・前向き抱っこ可能
- 洗濯機で洗えます
とあります。
では、実際に『ベビーキャリア オリジナル』を筆者が使ってみて感じたメリットやデメリットを紹介していきます。
【メリット】首すわり前でも安定して使える
『ベビーキャリア オリジナル』は、小さな赤ちゃんを包み込むようなヘッドサポートが首すわり前の赤ちゃんの首をしっかり支えてくれます。
また、抱っこ紐の長さやベルトの締め具合を調節することで、赤ちゃんの体格にぴったり合うようにできます。
【メリット】そのままベッドに寝かせられる
月齢が低いうちは、抱っこ紐の中でわが子が寝てしまうことがよくありました。
そんなとき、ワンタッチでバックルを外し、そのままベッドに寝かせることができて助かりました。
『ベビーキャリア オリジナル』はバックルを外すだけで肩ひもと本体がセパレートになるため、ママは寝ている赤ちゃんを起こさないように苦労して抱っこ紐をおろす…という作業は必要ありません。
さっと抱っこでき、さっとおろせるので、家の中での寝かしつけにも重宝していましたよ。
【メリット】抱っこ紐をしたまま動きやすい
『ベビーキャリア オリジナル』は腰ベルトがないため、抱っこ紐をしたまま立ったり座ったり、歩いたりといった動作も楽にできました。
おんぶはできないのですが、抱っこで寝かしつけながら簡単な家事をしていました。
後に使い出した『ベビーキャリア ONE』のほうは、筆者の背が低いこともあり、どうしても腰ベルトが邪魔で思うように動けず、座ると少し苦しかったです。
また、丸めると小さくなるので持ち運びもしやすいのも便利でした。
友達とランチに行ってわが子がぐずり始めると、さっと抱っこ紐をカバンから取り出し装着!
揺られているうちに眠ってしまうので、そのまま友達とおしゃべりやコーヒーを愉しむことができました。
【メリット】お手頃な価格
しっかりした抱っこ紐を買うとなると、2万円前後しますが、『ベビーキャリア オリジナル』は6000円台からあり、手が出しやすい価格となっています。
【デメリット】成長すると使いづらい
そんな『ベビーキャリア オリジナル』のデメリットは、成長すると使いづらいことでした。
ヘッドサポートは、赤ちゃんの頭と首をしっかり包み込んで支えるようになっているため、首がすわると邪魔になってしまいました。
わが子が外を見たがっているのに、ヘッドサポートが邪魔で頭が動かしづらく、視界も塞がれてしまうのです。
なので、ヘッドサポートのボタンを片方はずして、外の景色を見せてあげていました。
また、シンプルな設計で付け外ししやすい反面、腰ベルトがなく、肩だけで支えるタイプなのでわが子の体重がすべて肩にかかってしまうのです…。
わが子の場合は、生後2ヶ月くらいまでは苦もなくお散歩やお買い物に行けていたのですが、生後3ヶ月もすぎると体重が出生時の2倍近くにもなり、肩が痛くなってきました。
『ベビーキャリア オリジナル』の説明書には『11kgまで』と書かれていますが、腰ベルトなしの抱っこ紐はせいぜい6~7kgまでかなと感じます。
したがって、わが子が3ヶ月のときに腰ベルト付きのものに買い替えることになりました。
多機能で長く使える『ベビーキャリア ONE』
筆者が2本目に選んだのが、ベビービョルンの『ベビーキャリア ONE』です。
上で書いたように、それまで使っていた『ベビーキャリア オリジナル』ではしんどくなってきたため、それ以降は完全に『ベビーキャリア ONE』に移行しました。
『ベビーキャリア ONE』は色や素材のバリエーションが多く、使う人や使う季節によって選べるようになっています。
わが子は春産まれだったため、夏に使えるようにメッシュ素材のものを選びました。
公式HPでは、
- メッシュ素材だけで作られ優れた通気性(ONE Airの場合)
- 新生児から約3歳まで使えます
- 4通りの抱っこ、おんぶが楽しめます
- たっぷりショルダーパッドで肩も快適
- 日本人の体格を考慮した専用モデル
とあるように、身長150cm台の筆者でも問題なく使うことができました。
実は抱っこ紐購入前にママ友から「エルゴの抱っこ紐は安定していて良いよ」と聞き、インターネットで口コミなどを調べるとすごく評判も良かったので、当初はエルゴベビーというメーカーの抱っこ紐を第一候補としていたのですが、実際に試着してみると海外製品だからか大きすぎて筆者には合わなかったのです…。
でも、ベビービョルンの抱っこ紐は何ら問題なく使用することが出来ました。
『ベビーキャリア オリジナル』と違うところは?
インサートなしで新生児から使えるところは、『ベビーキャリア オリジナル』と同じです。
では、ベビーキャリアオリジナルに腰ベルトがついただけなのかといえば、そうではありません。
『ベビーキャリア ONE』はセパレートにはならないので、もし赤ちゃんが抱っこ紐で寝てしまってそのままベッドに降ろしたいときは、どうしても赤ちゃんかママのどちらかが抱っこ紐から抜け出さないといけなくなります(筆者はよく失敗して起こしてしまっていました…)
腰ベルトつきで、肩にかかる負担も少なく、簡単におんぶに移行できるため、そのまま抱っこし続けてもいいのですが、前述したようにテキパキと家事をこなすには“動きにくさ”を感じます。
『ベビーキャリア ONE』は長時間の抱っこには向いていますが、『ベビーキャリア オリジナル』のように「寝かしつけ」や「ちょっと買い物するだけ、移動するだけ」には、作りがごつくて本格的すぎるかなと思います。
抱っこ紐にはそれぞれ、合う使い方があるのですね。
では、『ベビーキャリア ONE』を筆者が使ってみて感じたメリットやデメリットを紹介していきます。
【メリット】多様な抱き方が出来る
『ベビーキャリア ONE』は…
- 首すわり前の高い位置での対面抱っこ
- 首すわり後の対面抱っこ
- 前向き抱っこ
- おんぶ
これにより、赤ちゃんから幼児へと成長しても、抱き方を変えることで対応できるので長く使うことができるのです。
新生児から約3歳までの長期間使えるため、最低限これ1つあればいいという抱っこ紐です。
【メリット】簡単におんぶができる
『ベビーキャリア ONE』は立ったまま装着でき、そのままくるりとスライドしておんぶにすることができます。
日本人の体型は背中に荷物を背負うのに向いているため、おんぶの方が楽なのです。
なので、わが子を降ろさずにおんぶの形にできるところは、とてもありがたかったです。
しかし、わが子は最初からおんぶにするとぐずってしまうので、抱っこ紐で揺られているうちに眠ってしまってからおんぶにしていました。
【メリット】負担を軽減できる腰ベルト
クッション性のある肩ベルトと腰ベルトにより、赤ちゃんが成長して重くなっても負担が軽減されます。
筆者の体感ではわが子が10kg近くになっても、それほど苦もなく抱っこすることができました。
幅広いベルトなら他の外国製の抱っこ紐(エルゴなど)にも採用されていますが、日本人の華奢な肩、なで肩には合いません。
でもベビービョルンの抱っこ紐は日本人の体型に合うような設計になっているため、ずり落ちることもなく、腰ベルトが歩行を妨げることもありませんでした。
【デメリット】持ち運びしにくい、動きにくい、暑い
完ぺきともいえる『ベビーキャリア ONE』ですが、使いづらいと感じる場面もないわけではありませんでした。
これは抱っこ紐自体の弱点というよりは、使いやすい設計がゆえに、ある場面ではデメリットとなってしまうのではないかという点です。
筆者が使いづらいと感じた3点です。
- 持ち運びしにくい
- 動きにくい
- 夏は暑い
『ベビーキャリア ONE』の重さは約1kgもあり、極厚ベルトがなかなか手ごわいです…。
したがって、丸めてバッグに入れるのは無理です。
どんなに小さくしても、リュックの中はいっぱいになってしまいますし、せいぜいベビーカーの荷受けにぎりぎり入るかなというくらい結構かさばります。
外出時に持って行く、というよりかは、最初から抱っこ紐で出かけるという場面に向いています。
また、赤ちゃんだけでなくママ側も抱っこ紐にホールドされているような感覚なので、決して動きやすいとはいえず、装着したまま家事をしたり、動き回るのはあまり適していないと感じます。
また、赤ちゃんとの密着度が高く、いくらメッシュ素材でも夏は汗だくになります。
しかし、このようなデメリットは、ベビービョルンに限らず、同じような作りのほかの抱っこ紐にもいえるのかなと思います。
もしこれらを解消させたいのならば、“もっと簡易的な抱っこ紐”や“昔ながらの抱っこ紐”、“スリング”などを選択肢に入れるといいかもしれません。
筆者もベビービョルンのほかにこういったタイプのお下がりの抱っこ紐も持っていましたので、使ったことがあるのですが、そうすると今度はホールド力が足りずに何度も背負いなおさなければならなかったり、肩ひもが食い込んでしまい長時間の抱っこは厳しかったです…。
抱っこ紐にはそれぞれメリットとデメリットがあるのですね。
生活スタイルや好みに応じて、どれを選ぶかはママによるのかなと思います。
『ベビーキャリア オリジナル』と『ベビーキャリア ONE』の比較
分かりやすいように、『ベビーキャリア オリジナル』と『ベビーキャリア ONE』の違いを表にしてみました。
価格などは公式HPや説明書に書いてあるものですが、“重さ”は実際にスケールで測った重さであり、“何kgまで使えるか”は筆者自身の体感をもとにしました。良かったら参考にしてみてください。
オリジナル | ONE | |
重さ | 約550g | 約920g |
洗濯 | OK! | OK! |
腰ベルト | ×(なし) | ○(あり) |
新生児から | ○ | ○ |
何kgまで? | 6kgくらいが限界 (公式HPでは1歳2ヶ月まで) | 10kgくらいであれば大丈夫そう (公式HPでは3歳まで) |
持ち運び | ○(丸めれば折りたたみ傘くらい) | ×(バッグに入らない) |
抱き方 | 2Way | 4Way |
価格 | 6000円前後 | 22000円前後 |
『ベビーキャリアオリジナル』の機能は『ベビーキャリアONE』に包括される
もしベビービョルンの抱っこ紐を考えているのであれば、筆者は断然『ベビーキャリア ONE』をおすすめします。
なぜなら、これまで書いてきたように『ベビーキャリア ONE』のほうが長く使えるからです。
『ベビーキャリア オリジナル』の特長は『ベビーキャリア ONE』にも共通しており、『ベビーキャリア オリジナル』を購入する必要性はあまり感じられなかったからです。
『ベビーキャリア オリジナル』はリーズナブルで簡単なので手を出しやすいのですが、のちのち買い替えるのであれば最初から『ベビーキャリア ONE』を買っておけば良かったかな…と筆者は後悔しています。
抱っこ紐はメインとサブの2本持ちがおすすめ
しかし、前述したように『ベビーキャリア ONE』1本だけでは、不便な場面も多くあります。
そこで筆者は、
- メインの抱っこ紐
- 持ち運び用・ちょっと使い(家使い)用のサブ抱っこ紐
の2本持ちをおすすめします。
例えば、多機能な『ベビーキャリア ONE』をメインに。
シンプルな『ベビーキャリア オリジナル』をサブといったように使い分けると、最強の組み合わせが出来上がります。
もちろん、他のメーカーの抱っこ紐と組み合わせてもいいと思います。
筆者のまわりの友人は、サブ抱っこ紐として“昔ながらの結ぶタイプのおんぶ紐”“スリング”などを使っている人もいます。
【まとめ】実際にベビービョルンの抱っこ紐を使ってみた感想
いろいろと書いてきましたが、最後に感想をまとめます。
- 赤ちゃんにやさしい安全設計のため、ごつい、重い、かさばる。
- 持ち運びづらい。
- 留める箇所がたくさんあり、バックルの差しこみがうまくいかず、手こずる時もあった。
- 背中部分のパッドがしっかりしていて、赤ちゃんの背中がまっすぐになってしまう(最近ではちゃんとCカーブを描くように改良されている機種もあるそうです)
- 折り曲げられるとはいえ、成長すると、ヘッドサポートが邪魔。
- 丸洗いできるとはいえ、大きいので気軽に洗濯しづらい。洗濯しないでいると、汗ジミ・よだれジミで黄色くなってしまった…。分解して部分的に洗えたなら良かったのに。
- 首すわり前でも、安心して抱っこができた。
- 密着できるため、わが子がよく寝てくれた。
- ヘッドサポートは、寝たあとの首カックンを防止できる。
- わが子が重くなっても、肩がつらくない(『ベビーキャリア ONE』の場合)
- 海外品だからか大きく、パパも違和感なく使える。
- かといって、身長150cm台の私にも大きすぎない。
ベビービョルンの抱っこ紐は、新生児に使うのであれば確かに最高だと思います。
また、成長して赤ちゃんが重くなっても肩への負担が少ないため、長時間の抱っこにも向いています(『ベビーキャリア ONE』の場合)
しかし、わが子は首がすわってくると、“ママとの密着度の高さ”“しっかりしたホールド感”を窮屈だと感じるようになったようです。
お出かけに持っていったり、動きたがるような子どもには向いていないと感じます。
概ね満足度は高いベビービョルンの抱っこ紐でしたが、「ベビービョルンで良かった」けど「ベビービョルンじゃなくても良かった」と、筆者は思います。
たとえば
- 家事をしている間ずっと抱っこをしている
- 上の子の世話で手がふさがるので下の子は抱っこ紐中心
でも、筆者のように基本は車移動で、抱っこ紐は「ちょっと買い物するだけ」「ちょっと移動するだけ」といった使い方しかしないのであれば、もっと軽量・安価・簡単な抱っこ紐で良かったのかなとも思います。
安全かつ快適設計されたベビービョルンの抱っこ紐はとても優秀です。
しかしながら、その恩恵を受けられるのは、ごく限られた期間であり、使い方によるのかなと感じました。
【おまけ】ベビービョルン抱っこ紐のオプションアイテムも紹介
ベビービョルンの抱っこ紐を使い始めて、いくつかのオプションアイテムをそろえました。
まずは『よだれカバー(スタイ)』。
まだわが子が小さかった頃は、抱っこ紐を必ずハムハムしてしまい、よだれでびちょびちょになっていました。
いくら洗えるといっても、毎日洗濯するわけにもいかないため、わが子がハムハムする部分によだれカバーをつけることにしました。
よだれカバーはメーカーオリジナルのものもありますが、デザインが少なかったため、筆者はどの抱っこ紐にも使える市販品、それからフリマサイトで売られているハンドメイド品を購入しました。
人気があるベビービョルンの抱っこ紐は、対応している市販品やハンドメイド品も多いため、可愛いよだれカバーを安く手に入れることもできますよ。探してみてくださいね。
それから、防寒用のカバーと、日よけケープも揃えました。
日よけケープはこちらと同じもので、抱っこ紐だけでなくベビーカーにも使えます。
防寒ケープは「buddybuddy」というブランドのものを使っています。今はもう同じ柄は販売されていないようですが、現在は違うデザインのものが発売されています。
このようなオプションアイテムも、人気のベビービョルンの抱っこ紐であれば大抵のものが対応しているのもメリットの1つかなと感じます。
さいごに
わが家には、ほかに『昔ながらのおんぶ紐』と『スリング』がありますが、どちらも体格の良いパパには布が足りませんでした。
一方、最近の多機能抱っこ紐は、ベビービョルンに限らずそうなのかもしれませんが、パパも使うことを想定して作られているようですね。
知らないとみんな同じに見えてしまいますが、毎日使う抱っこ紐は、細かな違いで使い勝手はずいぶん変わるものです。
でも、パーフェクトな抱っこ紐はないのかなと思います。
新生児からすごい速さで子どもは成長するし、場面によって使い方も変わります。
マルチに使えるものを1本だけ買うというよりかは、サブ、おうち用、など何本かの抱っこ紐を用途に応じて併用するのがおすすめです。
筆者は、もし2人目ができたら、次は別の抱っこ紐を試してみたいなあと思っています(余裕があれば!)