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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
子供が病気になると、どのお宅もまずは病院に連れていくことかと思います。
そして受診した結果、お医者様から適切な診断をしてもらいホッとする反面「さて、また薬を飲ませる日々が始まる…」とゲンナリするママもいることでしょう。
スムーズに薬を飲んでくれる子であれば問題はないのですが、薬を見たらすぐさま逃げ出してしまう子も多いですよね…
子供が楽になるためにも是非薬は飲ましてあげたいのに上手くいかないものです(TT)
特に、インフルエンザや溶連菌感染症など特効薬がある病気だと、出来るだけ確実に薬を飲んでほしいですよね…
我が家の子供たちも幼稚園に入る前ぐらいまでは逃げ回っていましたが、今では何とか薬を飲んでくれます(次女は未だに気分によってはイヤがりますが)
でも、今よりも小さいころは薬を飲ませるだけでもホントに骨が折れたものです…
あるときは30分以上にもおよぶ攻防の末に、薬を飲ませられなかったこともありました(TT)
今回は、そんな私の経験を元に「子供の薬の飲ませ方やコツ」についてお伝えしていきたいと思います。
子供に薬を飲ませるのにひと苦労しているママさん、よかったら参考にしてみてくださいね(^^)
パッと読むための目次
我が家がやって効果があった薬の飲ませ方をご紹介!
ママは、子供が体調を崩すと普段の家事やお世話に加えて「薬を飲ませる」という大仕事が追加されます。
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サクッと薬を飲んでくれるのがいちばんなのですが、小さい子供だとそういうワケにもいきませんよね…
薬はイヤがって飲まないからといって「もう今度でいいか~」とカンタンに済ませられるものではありませんし、出来るなら確実に全部飲んでほしいものです。
ここでは、我が家がやって効果があった子供の薬の飲ませ方についてご紹介していきます!
【赤ちゃん時代】哺乳瓶の乳首部分に薬を入れて飲ませる
我が家の長女が赤ちゃんのころによくやっていた薬の飲ませ方は「哺乳瓶の乳首部分に薬を入れて飲ませる」という方法でした。
最初は、果汁用の小さい哺乳瓶があったのでそれを使っていたのですが、いつも瓶の部分を洗うのが手間で…(汗)
なんとかカンタンに手間なく薬を飲ませられないかなと考えたときに、「薬の量も少ないし、乳首だけでいいのでは?」と思って試したのが大当たりだったのです(^^)
普段使っている哺乳瓶の乳首なので長女は抵抗なくすぐにパクッと食いついてくれました。
そしてチュッチュと飲み出すと、一瞬「ん?」という顔をしますが、なんせ赤ちゃんの薬の量は少ないので異変に気付いたころには全て飲み終わっていました(笑)
そして薬が終わったら、その乳首をミルクの入った哺乳瓶につけて、そのままミルクタイムです!
そうすることによってお薬のちょっと気になる味もミルクで帳消しにすることができますよ。
【幼児~】チョコレートアイスと一緒に飲ませる
乳首に薬を入れて飲ませる方法は、まだミルクや母乳を飲んでいる時期の乳児までです。
それ以降は乳首で飲ませようとしてもそっぽ向かれたり、「イヤ!」と拒否されるようになってしまいます(TT)
もうお兄ちゃんお姉ちゃんになったのだから、哺乳瓶の乳首では飲みたがらないことでしょう。
そんな幼児になったお子さんには幼児に合った薬の飲ませ方に変えていきましょう。
そこでおすすめなのが「チョコレートアイス」です!
甘くて美味しいチョコレート味は子供の大好物ですよね。
チョコレートの濃厚な甘さと、アイスの冷たさによって薬のイヤな味がかき消されるのでスムーズに薬を飲んでくれることでしょう(^^)
うちも娘たちもチョコレートアイスが大好きなので、風邪で薬を処方されたときは
そしてチョコレートアイスのいいところが「抗生物質」でも味がごまかせるところです。
抗生物質は何かと混ぜると味が変質してしまうことがあり、かえって飲みづらくなることがあります。
うちの娘はバニラアイスと抗生物質を混ぜたものを食べさせたらベェッと吐き出してしまいました(汗)
その後、調剤薬局の人に相談したところ「抗生物質の場合はチョコレートアイスがいい」と教わり、早速試してみました。
すると、バニラアイスのときとは違ってあっという間に完食!薬が入っていることに一切気がつきませんでした(^^)
【幼児~】ゼリーと一緒に飲ませる
先程はチョコレートアイスをご紹介しましたが、その別バージョンでゼリーでもOKです☆
薬のたびに同じチョコレートアイスだと飽きてしまったりすることがあるので、たまにゼリーを出現させて薬の期間を乗りきりましょう!
なかには「チョコレートアイスばかり食べさせていると虫歯が心配」というママもいると思うので、そんなママさんにもゼリーはおすすめです。
ですが、ゼリーでも虫歯になるリスクはあるので、チョコレートアイスでもゼリーでも食べさせたらしっかりと歯磨きをしてあげてくださいね。
また、お薬を飲ませる用の「服薬ゼリー」もドラッグストアなどでたくさん売られているので、それを使うのもおすすめです。
「服薬ゼリー」は薬の独特な味を包み隠すのにかなり特化した商品で、我が家も長女がインフルエンザのときにずいぶんと助けられました。
インフルエンザにかかった当時、ごまかさなくても単品で薬を飲むのが平気になっていた年長の長女でも、インフルエンザの特効薬であるタミフルだけはどうしても受け付けなくて愚図っていたことがありました…
慣れ親しんだチョコレートアイスに混ぜてみましたが、それでも「変な味がする」とメソメソしながら拒絶されてしまいました。
しかし、インフルエンザになった以上、しっかりとタミフルを飲んでほしくて何かいい方法はないか調べているときに巡り会ったのが、この「服薬ゼリー」でした。
服薬ゼリーの存在は以前から知っていましたが「普通のゼリーより割高だしなぁ」「薬を飲むとき以外に用途ないし」とスルーしてきました。
ですが、そのときはそんなことは言っていられない状況だったので試してみると「変な味しない、美味しい!」とスルスルと薬を飲むではありませんか!
チョコレートアイスでも消しきれなかったタミフルの独特の味を完全にシャットアウトすることができたようです(長女の味覚では、ですが)
また、服薬ゼリーだったらチョコレートアイスのように綿密に薬とアイスを混ぜこむ手間はなく、服薬ゼリーをパパッと包んでチュルンと飲ませるだけなのでとってもカンタンなので親的にもうれしかったです♪
服薬ゼリーは味にもバリエーションがあるので、子供の好みの味を選んであげてくださいね(^^)
ちなみに、長女の幼稚園のお友達はこの「おくすり飲めたね」のピーチ味がとてもお気に入りで、元気で薬なんて必要がないときでも「今日のおやつは『おくすり飲めたね』のピーチ味がいいな♪」とリクエストするそうです…(笑)
薬のときに仕方なく飲むものではなく、普段から「食べたい!」と望まれるなんて、素晴らしい商品ですよね(^^;
子供に薬をスムーズに飲ませるコツ!
前の章では、我が家がしていた子供の薬の飲ませ方をご紹介しました。
子供が小さければ小さいほど「薬飲まないとしんどいからね」「早く良くなるために飲もうね」などの説得は通用しないので、結局は何らかの「ごまかし」をして飲ませていたのですが薬が飲めたのならオールOKです!
そして飲ませ方と併せて知っておきたい「スムーズに飲ませるコツ」をここでご紹介しますので、よかったら参考にしてみてくださいね(^^)
赤ちゃんや小さな子供は「食前」に飲ませる
よく処方される一般的な薬は「食後」に飲むように指示されているものが多いと思います。
ですが、子供の胃袋は大人と比べて小さく、ご飯を食べたあとに薬を飲むための胃のスペースが残っていないなんてこともあります…
ほんのちょびっとのシロップ状の薬でも「苦手だ」「味がまずい」という気持ちがあるので、余計に「飲みたくない」という気持ちに拍車がかかってしまいます。
もし、この満腹の状態で無理やり薬を飲ませてしまうと嘔吐してしまうおそれがあります…
そうなってしまうと子供の体にも負担がかかるし、せっかくの薬も体外へ出てきてしまいます。
我が家の娘たちも満腹になってしまうと、アイスやゼリーに薬を混ぜてもあまり進まずに「もういいや」ってなってしまうことがありました(汗)
そんなことにならないためのコツとしては、赤ちゃんや小さな子供のうちは「食前に薬を飲ませる」ということです。
でも、薬によっては飲み方をしっかり守らないと意味がないものもあるので、食前に薬を飲ませたいときは事前にかかりつけのお医者様に相談しておくようにしましょうね。
「薬入り」だということを悟られないようにする
今よりも幼き日の次女は、薬入りのチョコレートアイスやゼリーをよろこんで食べていましたが、それは「薬入りだと知らないから」という部分が大きかったようです。
ある日「どうせ薬混ぜてもよろこんで食べているし」と、次女の見ている前でアイスやゼリーに薬を調合していたのですが、その姿を見た次女は「ママ今、何してたの!」「○○ちゃん(次女)がキライなの入れた!」と怒り出しました…(汗)
「確かにお薬入れたけど、いつもどおり美味しいよ!」と言っても怒って口を開けず…結局そのときは薬を飲ませることができませんでした(TT)
その翌日、次女の見ていないところでアイスにササッた薬を混ぜて「今日は普通のアイスだよ!」と食べさせたら「ホントだ!入ってない!」とよろこんで食べていました(※入っています)
その後、成長した次女は薬入りでもアイスやゼリーは美味しいとわかったのか、薬入りでもすんなり飲むようになりました。
今では「薬あるから、アイスかゼリー買わないとね!」と提案してくるまでになりました(笑)
このように、幼い子供は味に変化が無くても「薬が入っている」という事実で薬を拒否してしまうことがあります。
アイスやゼリーに薬を混ぜるときは見られたり悟られたりしないようにするのがスムーズに薬を飲ませるコツですよ!
逆に失敗した薬の飲ませ方も…
ここまでは、子供の薬の飲ませ方やコツについてお伝えしました。
薬を飲ませるのに「説得」が通用するようになるまでは、我が家はご紹介した方法やコツを使ってなんとか薬タイムを乗り切ってきました。
ですが、なかには「失敗した薬の飲ませ方」もありました。
子供の薬の飲ませ方としてポピュラーな方法だったのですが、私の不器用さや子供の暴れっぷりによって失敗してしまったのです。
ここでは、その失敗例を少しご紹介させていただきますね。
【失敗…】薬を上顎やほっぺたの内側に塗りつける方法
粉薬を小さい子供に飲ませる方法として一般的なものに「数滴の水で粉薬を練って、それを子供の上顎やほっぺたの内側に塗りつけて飲ませる」というものがありますよね。
私の周りのママ友さんや私の母もその方法で難なく子供に薬を飲ませているそうで、とてもカンタンな方法です。
そして我が家も初めて粉薬を処方されたときに、当然のようにこの方法をトライしました。
周りのみんなはこの方法ですんなりと薬を飲めているので、何の疑いも持たずに「我が子もスムーズに飲ませられる」と信じていました。
ですが、我が子は「かたくなに口を開けない」という予想外の行動に出ました。
薬を飲ませる以前の問題ですよね…
その後、くすぐったり笑わせたりして口元がゆるんだ隙を見て、薬がついた指を口に入れましたが…思いっきり指を噛まれました(汗)
しかし、それでも引くわけには行きません。
そのまま無理やり上顎に薬を塗りつけようとしましたが、ジタバタ暴れる子供を押さえつけながらだったので、指が喉の奥まで入ってしまい子供は嘔吐!
食後で満腹のときに勢いよく喉を指でついてしまったので、かなり盛大に嘔吐させてしまいました。
吐きながら泣く子供、くっきりと歯形がついた指と吐瀉物まみれの私…何もいいことはありませんでした(TT)
結局、私も子供もこの方法にトラウマを持ってしまい、その後は試していません。
【失敗…】スポイトを使って口に入れる方法
私がよく利用する調剤薬局は、薬がシロップ状のもののときは必ず「スポイト」をセットにしてくれていました。
スポイトの使い方は、1回分のシロップをスポイトで吸い、それを子供の口に差し込んで注入するというものでした。
最初は「薬局がスポイトをセットにしているということは、この方法が最善の飲ませ方なんだろうな」と思っていましたが…
先程の粉薬の時と同様に、全く口を開かないので四苦八苦しました(汗)
そしてなんとか口のサイド(口角あたり)からスポイトを差し込んで、スポイトからシロップを注入しました。
すると、シロップが思いっきり舌に触れたようで、全部ベェッと吐き出してしまいました(TT)
スポイトを使って飲ませるときは「ゆっくりと、頬の内側を伝わせるように(舌に触れないように)」が大鉄則なのですが、またしても暴れる子供を押さえつけながらだったので「とにかく口に突っ込んで、勢いよく注入!」してしまったのです…
その後もシロップ状の薬と一緒にスポイトをもらうことがありましたが、次女がスポイトを見ただけで「それ、イヤ!!」と怒るようになったので「スポイトは結構です…」と最初からお断りするようになりました(汗)
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供に薬を飲ませる効果的な方法には
- 哺乳瓶の乳首部分に薬を入れて飲ませる
- チョコレートアイスと一緒に飲ませる
- ゼリーと一緒に飲ませる
特に、タミフルのような飲み慣れない独特な味がする薬には服薬ゼリーが最適です。
「普通のゼリーよりも高価だから」「特定の薬を飲むとき以外用途がないから」とケチっていた私ですが、タミフルで助けられて以来、冷蔵庫のなかに常備しているほどです。
そして、薬を飲ませる方法とあわせて知っておきたいコツは「赤ちゃんや小さな子供は『食前』に飲ませる」「『薬タイム』だということを悟られないようにする」ということです。
そして、我が家では「薬を上顎やほっぺたの内側に塗りつける方法」「スポイトを使って口に入れる方法」など、世間一般ではポピュラーな薬の飲ませ方を失敗してしまったことがあります…
周りのママ友さんや実母はよくやっていた方法でしたが、私の場合はテクニック不足&子供の大暴れがあったので失敗してまったものか思われます。
もし、私と同じように不器用さん、もしくはお子さんが暴れん坊だというお宅はこの方法は失敗する可能性が高いと思われますので、ご注意を!
幼い子供に薬を飲ませるというのは、ホントに大変な仕事ですよね…
我が家も同じように大変さを経験していますが、子供が成長して説得ができるようになると必ずラクになっていきます。
薬の飲ませ方でアレコレと苦労するのは今だけなので、あまり考え込まずに「とにかく飲み込めばOK!」と軽い気持ちでいましょうね!