【体験談】ヘルパンギーナに我が子が感染!症状やホームケアのポイントなどを実録レポート!

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ChiKa

2歳と6歳の姉妹の母親をやっています。毎日姉妹に翻弄されていますが、ナイスなおかんを目指して日々頑張っております。趣味は人間観察ですが、その姿をよく知り合いに観察されています…ちょっとマヌケですが、宜しくお願いします。

ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。

ヘルパンギーナ…何だかオシャレな名前なので「何の名前かな?」と思う人もいることでしょう。

ヘルパンギーナとは、小さい子供がいるママさんならご存じのとおり、子供がかかるウイルス性の感染症です。

主に夏に流行るので「夏風邪の一種」として知られています。

なんだ~、風邪かぁ!聞いたことがない名前だからビックリしちゃった!
とホッとするかもしれませんが、このヘルパンギーナ、なかなか厄介なのです…(汗)

我が家の長女も去年にヘルパンギーナにかかったのですが、かな~り厄介でした…。

長女はその冬にはインフルエンザ、しかも症状が重たいと言われるA型にもかかったのですが「夏にかかったヘルパンギーナの方がツラかった」と語れるほどです(TT)

そんなヘルパンギーナ、まだかかったことがないお宅や今まさしくかかってしまったというお宅はドキドキしてしまっているのではないでしょうか?

今回は、そんなヘルパンギーナが怖いというママさんたちのために、我が家の体験談なども踏まえてヘルパンギーナについてお伝えしていこうと思います!

ヘルパンギーナのホームケアなどもご紹介しますので、よかったら参考にしてみてくださいね(^^)

ヘルパンギーナってどんな症状が出る?

ヘルパンギーナは、感染すると2日から5日ほどの潜伏期間を経て発症します。

ちなみに我が家の長女がヘルパンギーナになったときは、長女の幼稚園で「ヘルパンギーナの感染者が現れました」というお知らせが出てから3日後の夜に発症しました。

感染者が現れてからすぐに感染したということになりますよね(汗)

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発症すると、長女の場合はまずは39度以上の高熱が出ました。

突然の高熱に「体が重たい」「フワフワする」とメソメソと泣いていました…(TT)

幸い、長女は熱性けいれんの経験がないのですが、熱性けいれん持ちのお子さんの場合は心配になることかと思います。

最初は高熱以外に目立った症状がなかったので「ただの風邪かなぁ?これから鼻水とか咳が出るパターンか?」と思っていました。

特に救急外来を受診することもせずに、翌朝に病院に行くことを心に決めて夜を明かしました。

そして翌朝、長女の熱は相変わらず39度台。ツラそうな顔をしながら「喉が痛い…」と訴えてきました。

ツバを飲み込むのもツラいらしく、半べそをかきながら水分補給をしていました…。

また、昨日まではなかった鼻詰りの症状も出始めており「こりゃ、やっぱ風邪だなぁ。熱も高いし、早めに診てもらおう…」と、朝イチで小児科を受診することに。

そして喉の様子を診たお医者様に

今、幼稚園でヘルパンギーナ流行ってない?喉に発疹できてるよ~
と言われ、長女がヘルパンギーナにかかっていることが発覚したのです。

お医者様に言われて長女の喉を覗いてみると、白いポツポツ(白ニキビのようなもの)が4つか5つくらい喉の奥に出来ているのが見えました…。

当時、お恥ずかしながらヘルパンギーナの具体的な症状を知らなかった私は、昨晩の急な高熱でピンと来ることが出来なければ、長女の「喉が痛い…」という訴えのときに喉の確認もしていませんでした(TT)

「ヘルパンギーナが流行っている」という情報は事前に掴んでいたのに、症状を知らなかったために「ただの風邪」と勝手に思い込んでいました。

その後、解熱剤(カロナール)と鼻詰りの薬(ムコダイン)を処方してもらい、帰宅しました。

お医者様の話によると、ヘルパンギーナには特効薬はないらしく、不快な症状を和らげながら自然治癒するのを待つしかないそうなのです(TT)

そしてカロナールには、解熱の効果だけでなく喉の痛みを和らげる効果もあるそうでなので、高熱と喉の痛みで苦しむ長女に、処方してもらったその場ですぐに飲ませてあげました(その効果は次の章でお伝えします)

幸い、朝イチで小児科を受診することが出来たのでよかったです…

万が一見過ごしていてもヘルパンギーナは自然治癒するそうなのですが、高熱や喉の痛みなどの不快症状を和らげるためにも、早めに病院に行くことが大切だなと思いました。

ヘルパンギーナに早めに対処するためにも「周囲でヘルパンギーナが流行っている」ということがわかったら、

  • 急な高熱
  • 喉の痛み(喉に発疹)
  • 咳や鼻水
などの症状が出ていないかを日頃からよくチェックしてあげてください。

もし様子がおかしければ、早めに病院に連れていってあげましょうね!

ヘルパンギーナのホームケアのコツ!わが家はこう乗り越えた

小児科でヘルパンギーナと診断されて、不快症状を和らげる薬をもらってひと安心…というわけではありませんでした(汗)

薬で症状を和らげるにしても、常に解熱剤を飲み続けるわけにもいきませんし、場合によっては効果があまり出ないこともあります。

我が家の長女の場合は、カロナールで解熱することは出来ても、喉の痛みにはあまり効果がなかったようです。

ちなみに、ママ友のお子さんがヘルパンギーナになったときはカロナールがバツグンに喉の痛みに効いたと言っていたので、鎮痛効果には個人差があるようです(TT)

喉の痛がり方がホントにツラそうで見ていられなかったので、カロナールがあまり効かないというのはとてもショックでした…

このように、薬がアテにならなかった時には、そして早く回復してもらうためにも、ママの「ホームケア」がとても大切になってきます!

ここでは、ヘルパンギーナのホームケアとそのポイントについてお伝えしていきたいと思います!

刺激が少ない食事を用意する

ヘルパンギーナの症状のなかで1番特徴的なのが「喉の痛み(発疹)」でしょう。

喉にたくさん出来た発疹は大人が見てもゾッとするものです…

長女いわく「ツバを飲み込むだけでも痛い」というツラさなので、出来るだけ刺激を与えないように飲食させてあげたいものです。

その結果、我が家は長女がヘルパンギーナのときは「常温のゼリー」「温めのうどん」を主食として用意していました。

ゼリーといえば、普段は冷え冷えが美味しいものですが、ヘルパンギーナのときはそれが逆効果に…。

最初はよーく冷やしたゼリーを「のど越しさわやか!」を意識して娘に出してみましたが、ひとくち食べて「喉がヒリヒリする…」と拒否されてしまいました…(TT)

冷え冷えにするのはいらぬ気遣いだったようです(汗)

その後、冷たさが喉に刺激になっているのだと思い、あえて常温にしておいたゼリーを食べさせたら「コレは美味しい!!」とスルスルと食べていました!

そして、喉の痛みはあるものの、熱は下がって少し体力が回復してきたときに、ゼリー以外の食事を求めるようになりました。

喉は痛くてもお腹は空くので、ちゃんとした食事がしたくなったようです。

ですが、まだ普通の食事は喉に負担が大きいので、何を食べさせたらいいのか悩みました…

最初は冷めたおかゆを出しましたが「美味しくない」と拒否されました…(私のクッキング技術の低さもあると思います)

その後、長女に何が食べたいか聞いたところ「うどん」と答えたので、温めのうどんを用意することにしたのですが、これが正解でした。

少しふやけた上に、熱くもなく冷たくもなく、いつもであれば「美味しくない状態のうどん」ですが、このときの長女は「食べやすい!」「美味しい!」と喜んで食べていましたよ(^^)

このように、ヘルパンギーナのときの食事は「常温、ぬるめ」にするのがポイントです。

「冷たい(熱い)方が美味しい」などは、ヘルパンギーナの際はどうでもいいようです。

いかに喉に負担をかけないか、ということを考えてあげてくださいね。

もちろん、味が濃いものも刺激が強いのでご法度ですよ!

子供が好きな食べ物は濃い味のものが多いですが、それはしっかりと回復してからたくさん食べさせてあげてください(^^)

こまめな水分補給を!

ヘルパンギーナにかかると高熱が出るので体の水分は常に失われて続けています。

大人でも高熱が出るとスゴく喉が乾きますよね…(TT)

高熱があると喉が乾いていても「何も口にしたくない」という子もいますが、水分補給を怠ると脱水症状をおこしてしまって、さらに大変なことになってしまう場合も…

ただでさえヘルパンギーナにかかって大変なのに、それに加えて脱水症状になんてなったら心配で仕方ありませんよね。

そんなことにならないためにも「こまめな水分補給」がとても大切になります。

ですが、ヘルパンギーナ特有の喉の痛みによってスムーズに水分をとるのが難しいという子もいますよね…我が家の長女がまさにそうでした(TT)

長女は喉が乾いたと言って冷たいジュース(しかもオレンジジュース)を欲しがりましたが、一口飲んでむせていました。

その後、ミネラルウォーターを飲ませましたが、それもとてもツラそうでした。

飲むという動作もそうですが、冷たさがかなりの刺激になっていたようです。

ヘルパンギーナによって喉の痛みが辛いときの飲み物は「常温」にしておくことをおすすめします。

冷たすぎず、熱すぎずが喉にとても優しくて、飲みやすいようです。

あと、喉がかわいているので一気に飲みたい気持ちがあるかもしれませんが、「ストローを使って、ちょっとずつ」飲ませるようにしましょう。

常温でも一気飲みは喉を刺激してしまいますよ。

また、飲ませるものは麦茶、お水、経口補水液などがおすすめです。

ジュースはやはり喉に刺激が大きいようです。できるだけ喉を労りながら摂取できる常温の飲み物を選んであげましょうね(^^)

そして何より大事なのが「こまめに」ということです。

ヘルパンギーナのときの水分補給のポイントはコレに尽きます。

高熱によって体内の水分は常に失われつづけているので、こまめに水分をとらないといけません。

また、喉の痛みから1回で飲める量が無意識に少なくなっているということもあります。
量が飲めないのであれば、飲む回数を増やすように意識してくださいね。

また、喉が乾いていなそうなときでも、前の水分補給から時間が経っていたら少しでもいいので水分をとらせるようにしてくださいね。

快適な環境を作ってあげる

先程もお伝えしましたが、ヘルパンギーナにかかると高熱が出るので、子供は汗びっしょりになってしまいます。

大人だって高熱が出ると汗がたくさん出ますよね…それは自然なことなので仕方ありません。

ですが、汗だらけの寝巻きでは安眠することができませんよね(TT)

汗で濡れてベタベタしてて不快感なのはもちろん、衛生的にもよろしくありません。

ヘルパンギーナで高熱があるうちはたくさん汗をかくので、こまめに着替えをさせて、気持ちよく過ごせるようにしてあげてください。

また、部屋の中の設定温度にも気を付けましょう。

ヘルパンギーナが流行る夏は、どのお宅も冷房をつけてすごしていることでしょうが、その設定温度は大丈夫でしょうか??

高熱で暑そうにしているから、いつもより設定温度を下げてあげたい
と思うかもしれませんが、汗もかいているので冷やしすぎは厳禁ですよ!

ですが、健康な人より体温が高くなっているのも事実です。

どうしても暑くて不快そうにしているのだったら、いつもの設定温度より1度だけ下げて様子を見てあげてくださいね(^^)

ヘルパンギーナは特効薬がないので、回復するまでとにかく安静にするしかありません。

気持ちよく安静にするためには、快適な環境を作ってあげるのはかなり重要なポイントだと私は思います。

こまめに着替えさせたり、室温に気を払ったりなどとママは落ち着きませんが、より早い回復のためにも頑張ってあげてくださいね!

ヘルパンギーナは大人にも移る!看病するママも気を付けて

ヘルパンギーナというと子供の病気というイメージを持っている人も多いと思いますが、実は大人にも移ってしまうことがあるのです!

子供の看病でお疲れのママは抵抗力や体力が落ちているので特に要注意ですよ。

ママが動けなくなったら家族みんなが心配するし、困ってしまうので気を付けるようにしましょう。

大人への感染を予防するためにはマスクを着用し、子供のお世話が終わったら手洗いと消毒を徹底するようにしてくださいね。

パパは直接看病にかかわっていなくても、仕事で疲れているので免疫や体力が落ちてしまっていることも。
ママと同じくらいの予防策は取ってもらうようにしましょう!

ちなみに、私のママ友さんで「ヘルパンギーナのお子さんの看病をしていて、ヘルパンギーナが移った…」という人がいるのですが、とても大変だったそうです…

高熱が4日ほど続き、喉の痛みと発疹がとてつもなくて話せない&常温の水ですら飲めないという状態だったそうです。

しかもこのママ友さん、ご主人は単身赴任でアテにできない、実家は遠方、病み上がりで甘えたモードになってる上の子&まだまだ手のかかる赤ちゃんの下の子という条件下だったので、2人の子供のお世話をしながらヘルパンギーナと戦っていました…

何とか必死で頑張っていましたが、水分がほぼ飲めていないので脱水症状が出てしまい、点滴を受けにいっていました(入院するべきとお医者様に言われたけど、入院中の子供の預け先がないと言って断ったようです)

数日後、ようやく良くなったようですが「もう2度とヘルパンギーナはごめんだ…」とツラそうに語っていました。

健康な大人であればあまりかかることもないヘルパンギーナですが、毎日の家事や赤ちゃんのお世話に、上の子のヘルパンギーナの看病ですっかり体が弱っていたのでしょうね…

私のママ友さんのようにダウンしないためにも、お子さんを看病するときは自分や他の家族への感染対策をしっかりとるようにしてくださいね!

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供が病気で苦しむ姿はホントに可哀想ですよね…

ヘルパンギーナになると「急な高熱」「喉の痛みや発疹」「咳や鼻水の症状」などがあらわれます。

最初は「風邪かな?」と思うかもしれませんが、もし「ヘルパンギーナが流行っている」という情報があれば、まずはヘルパンギーナ特有の「喉の痛みや発疹」がないかをよくチェックしてみてください。

また、小児科を受診してもヘルパンギーナに有効な治療法や特効薬はなく、不快症状を薬で和らげながら自然治癒を待つことになります。

高熱を下げる用に処方される解熱剤は、個人差はありますが喉の痛みにも効果があるので是非もらっておきたいところです。

そしてヘルパンギーナは治癒するまでのホームケアがとても大切です。

ヘルパンギーナで苦しむ子供のために、喉に優しく刺激が少ない食事を用意したり、脱水しないようにこまめに水分補給をしたり、汗をかいたら着替えさせる、エアコンをつけるなどさて快適な環境を作ってあげるようにしましょう。

子供のしんどさを変わってあげられるのら変わってあげたいものですが、それは出来ないので、少しでも楽に過ごせるようにママはホームケアを頑張りましょう!

また、ヘルパンギーナは大人にも感染するおそれがあります。

健康な大人であればあまり問題はありませんが、子供の看病でお疲れのママさんは感染する可能性が高いので気を付けてくださいね!

ヘルパンギーナの子供のお世話をするときは、マスクを着用し、手洗いと消毒を徹底するようにしましょう。ママがダウンすると家族が困ってしまいますよ。

自分への感染対策をしつつ、子供のヘルパンギーナのホームケアを頑張ってくださいね☆

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