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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
夏が終わると、ちょっと涼しくなるので過ごしやすいですよね。
ですが、外出もしやすくなって「たくさん遊ぶぞ~!」と思っている矢先に体調を崩すのは「子供あるある」です(TT)
季節の変わり目は大人でも体調を崩しやすいので仕方がありませんよね。
ただの風邪なら数日安静にしていれば大丈夫ですが、秋や冬はあらゆる感染症が流行するので気を抜くことはできません。
そんな秋冬に流行する感染症の1つである「RSウイルス」は、初めは風邪のような症状なので油断してしまいがちなので注意が必要です。
我が家の子供もRSウイルスに感染したことがありますが、初期症状がほとんど風邪と同じでした…。
RSウイルスだとわかってからは、病院でもらった薬にあわせてホームケアをしましたが、ホームケアはとても大事だなと思いました。
症状や状態にあわせてホームケアすることで、子供も快適に過ごすことができますし、別の病気の併発を予防することができるのでホームケアのコツは知っておくといいですよ。
今回は、我が家の子供がRSウイルスに感染したときの体験談や、RSウイルスのホームケアについてお伝えしていきたいと思います。
パッと読むための目次
RSウイルスってどんな病気?
RSウイルスとは、毎年11月頃から春先に流行する感染症です。
流行のピークは寒い時期なのですが、人によっては夏でもRSウイルスに感染していることがあり、1年中感染・発症のリスクがあります。
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RSウイルスの症状には個人差があり、軽い鼻風邪で済む子もいますが、なかには入院が必要なレベルまで重症化してしまう子もいます。
そんなRSウイルスの主な症状は、次のとおりです。
- 鼻水や鼻づまりなどの鼻の症状
- しつこい咳
- 発熱
でも、幼い子供の場合はこれらの症状が激しく出ることが多く、ママも心配になってしまうことでしょう。
また、RSウイルスをきっかけに喘息や肺炎を併発することもあります。
こうなってしまうと年齢によっては入院が必要になってしまう可能性が高いので、なんとかしたいですよね…(TT)
そんな事態になる可能性を少しでもおさえるためにも「ホームケア」はとても重要です。
重症化するときはしてしまうものですが、咳が和らぐようにしっかりケアしたりすることによって防げる場合もあります。
次の章ではRSウイルスのときのホームケアを、我が家のRSウイルス体験談と一緒にお伝えしていきますね。
よかったら参考にしてみてください(^^)
我が家のRSウイルス感染の体験談!ホームケアもご紹介
RSウイルスは、2歳になるまでにほとんどの子供が感染すると言われています。
我が家の長女もRSウイルスに感染したことがあります。
次女はRSウイルスに感染した記憶や記録はありません…
おそらく「風邪だと思ってたけど実はRSウイルスだった」というような感じで、感染を把握できてなかっただけと思われます。
おそらく多くのママは、最初は「風邪かな?」と思うことでしょう。
ですが、RSウイルスの場合は普段の風邪よりも症状が重いことが多く、子供もとてもツラそうです。
そんな子供のツラさを少しでも和らげるためには「ホームケア」が大切です。
ここでは、我が家の長女のRSウイルスの感染体験談とあわせて、RSウイルスのホームケアについてお伝えしていこうと思います!
RSウイルス発症1日目…風邪の引きはじめ?程度の症状からスタート
長女は、2歳になった冬にRSウイルスに感染しました。
最初は鼻水をすすっていたので「風邪でも引いたかな?」程度に思っていました。
その日はお風呂の湯船でしっかりと蒸気を吸わせ、お風呂上がりに電動の鼻水吸引器を使って鼻水を吸い出してから就寝しました。
RSウイルス発症2日目…RSウイルスと診断。解熱剤がまさかの不発
そして翌朝…やはり鼻水をすすっています。それどころか昨日よりも症状が悪化しているようでした。
熱はありませんでしたが、念のためにかかりつけの病院を受診することに。
いつもたくさんの患者さんがいる病院なので、その日もかなりの待ち時間がありました。
「長くなりそうだから、1回帰ろうかなぁ」とは思いましたが、その病院は受付を済ませたあとに院外に出ると順番が飛ばされることがあるので、そのまま院内で順番を待つことにしました。
長女はいたって元気で、色んなお話をしてくれたので、周りに迷惑にならない程度に小声で会話をして時間を潰していました。
そうして院内で1時間ほど待っていると、長女の口数が減っていることに気付きました。
よく見ると顔が少し赤くなっていて目がトローンとしており、1時間前とは明らかに様子が違っており…
「もしかして」と思って、受付で体温計を借りて熱を計ってみました。
結果はなんと38度!!いつの間にこんな熱出ていたんだと驚きました(^^;
熱を計ってからは長女も熱があることを自覚してしまい「しんどい」「動けない」とメソメソしだしました(うちの長女は自覚してからが本番です…)
検温からさらに1時間くらいでようやく診察室へ。
先生に一連のことを伝えるとアッサリと「RSウイルスだね~」と診断されました。
ちなみに後から聞いた話なのですが、RSウイルスの検査は…
- 1歳未満の乳児
- もともと持病を持っている子
長女はもう2歳だったし、持病もなく普段は元気そのものなので、検査はされませんでした。
診察後は薬を受け取って帰宅。
RSウイルスには特効薬がないので鼻の通りが良くなる薬や咳止め、解熱剤などが処方されました。
とにかくRSウイルスのツラい症状を薬で和らげて自然治癒を待つしかないようです。
家に帰ったら、まずはパジャマに着替えさせて、薬を飲ませてから鼻水の吸引をしました。
長女の場合は鼻づまりがツラかったようなので、鼻の症状をラクにしてあげたかったのです。
その晩は、熱が39度まで上がりしんどそうだったので、解熱剤(座薬)を使って様子を見ましたが…まだまだこれから熱が上がるのか、不発に終わりました。
朝までグズグズ言ってはウトウトしてを繰り返し、母子ともに寝不足でした。
RSウイルス発症3日目…解熱剤で体力回復&こまめな水分補給!加湿器も参戦
翌朝、熱は37度台に落ち着いたのですが、咳がひどくなっていました。
鼻水が喉に降りてきているせいか、痰がからんだ苦しそうな咳をするのでとてもかわいそうでした…(TT)
熱が下がったおかけでそれなりに元気ではあったのですが、食欲はなく朝ごはんはリンゴ8分の1個だけでした。
幸い水分がとれたので、こまめに水分補給をしていました。
また、部屋が乾燥していたので加湿器を出動させました。
普段は加湿器を付けると「音が気になって眠れない」と文句を言うので紙タイプのエコ加湿器を使っていますが、こんなときは加湿&空気清浄が出来る機械の出番です。
しっかりと部屋も潤っていましたし、長女もしんど過ぎて音は気にならなかったようです(^^;
そしてお昼すぎになると、また熱が上がってきました。
解熱剤を使うなら、就寝前に使って夜中よく眠れるようにしてあげたかったのですが、ホントにしんどそうだったので就寝を待たずに夕方に解熱剤を使いました。
昨日の晩は不発でしたが、今回は効果バッチリであっという間に熱が下がりました☆
時間的に夕飯だったので何か食べるか聞くと「うどんが食べたい!」と食欲もそれなりに回復。
解熱剤によるかりそめの回復だったとしても、ご飯を食べてくれると安心しますよね(^^)
熱が下がると水分を欲しがらなくなりましたが、脱水したらいけないのでここでも水分補給は徹底しておきました。
そして就寝時、再び検温するとまたしても38度台。
でも不思議と長女は元気です。ご飯を食べたから元気を取り戻したのでしょうか?(^^;
夜中は何度かうなされはしていましたが、目を覚ましてグズグズするようなことはありませんでした。
RSウイルス発症4日目…すっかり解熱。鼻水吸引は徹底!
RSウイルス発症から4日目の朝、咳と鼻水はあるものの熱は平熱に戻っていました。
様子的にもう少し熱は続くかなと思っていたのに、あっという間に解熱してよかったです。
食欲も通常運転に戻っていましたが、食べてる途中で鼻水が気になったり咳こんでしまったりなどでとても食べにくそうにしていました。
そして熱もないし元気も出てきたのでひと安心ではありますが、鼻水吸引は続けていました。
過去に鼻水&鼻づまりが原因で中耳炎になっているので、併発予防のために鼻水吸引は怠りません。
鼻がスッキリしてると中耳炎にもなりませんし、何より子供がとても快適そうですよね(^^)
RSウイルス終息まではおよそ4日
このように、我が家のRSウイルスはおよそ4日ほどでほぼ終息しました。
その後、鼻水や咳などの症状は1週間くらい残っていましたが、熱がないというだけで長女はとても元気でした。
そして体験談中でも何回か出てきましたが、私がRSウイルスのときにしていたホームケアは…
- 鼻水をしっかりと吸いとる
- 部屋を加湿する
- 水分補給はこまめにする
- 状態によっては解熱剤を使う
鼻水は中耳炎を引き起こすは、子供の機嫌が悪くなるはでホントに厄介なので、こまめに吸引することをおすすめします。
そして鼻水を吸ってスッキリしたあとは、鼻どおりが良くなるミント系の香りがする塗り薬を使うといいでしょう。
鼻づまりが解消されるとよく眠れるので、回復も早くなりますよ。
ちなみに、私が使っている鼻水吸引器や鼻の通りを良くする塗り薬は次のものです。
電動の鼻水吸引器は、このメルシーポット以外にもたくさん種類があります。
我が家はたまたまネットで見つけて口コミが良かったので購入したのですが、それが相性バッチリでした(^^)
この電動の鼻水吸引器を使うまでは、子供の鼻に管を入れてママが吸い上げるタイプの使っていましが、私が不器用なせいか子供に暴れられるとうまく吸えないことが多かったのです…
でも、電動だと自分で吸い上げる必要がないので、子供の様子を見ることに集中できるのでとても簡単かつスムーズに鼻水を吸引することができました。
幼いころは暴れることもありましたが、今では鼻が詰まってると感じたら長女自らこの吸引器を使っています(笑)
慣れないうちはママも子供も戸惑ってしまうかもしれませんが、コツをつかむとママも子供もハッピーになれますよ☆
ヴェポラッブは人から教えてもらって使いましたが、こちらもいい感じです。
適量を指先に取って胸元や喉に塗るのですが、鼻までちゃんと効果がありますよ。
大人の私でも鼻づまりのときに塗っています(笑)
しかし、スースーしすぎるところがあるので人によっては不快に感じることがあります。
我が家の次女はヴェポラッブを塗ると「目がヒリヒリする」と言って、泣いてティッシュで拭き取ろうとします…
「合う」「合わない」があるので、もしイヤがったらすぐに使用を中止して拭き取ってあげてくださいね。
そして、水分補給もとても大切です。
幼い子供がRSウイルスに感染すると高熱が出ることも珍しくありません。
そうなると汗をいっぱいかくので水分補給する必要があります。
万が一脱水でもしてら大変なので、水分補給は忘れずにするようにしましょう。
また、高熱が出て子供がしんどそうにしているときは、状態をよく見てから解熱剤を使ってあげるようにするといいですよ。
「むやみに解熱剤を使いたくない」という人もいれば「高熱怖いから、出来るだけ解熱剤を使いたい」という人もいることかと思います。
ですが、解熱剤は熱が上がっている途中のときは全く効果を発揮しない事もありますし(発症2日目の長女がそうでした)、1日3回~4回と1日に使える回数も限られているので、やみくもに使うことができません。
解熱剤を使うときは「しんどくて水分が取れていない」「ずっと高熱が続いて消耗している」など、熱がある状態がよくないなとママが感じたタイミングで使ってあげてくださいね。
解熱剤で熱が下がるのは一時的なものですが、その数時間だけでも体を休めることができるので回復の近道と言えるでしょう。
RSウイルスは大人にも移るので要注意!
ここまでは、私の体験談を通して子供がRSウイルスになったときの様子や経過、ホームケアなどについてお伝えしました。
我が家の場合、長女は幸いサクッと回復しましたが、長引く子も多いそうなので、ホームケアを徹底して症状を緩和できるようにサポートしてあげたいですよね。
そしてRSウイルスといえば「子供がかかるもの」…というイメージを持っている人も多いと思いますが、実は大人もなることがあるんです。
健康な大人であれば「軽い風邪」程度のもので済みますが、体力や抵抗力が低下しているときやお年寄りは結構重めの症状になる可能性があるそうです。
RSウイルスになった子供の看病をしてお疲れだったり、寝不足だったりしているママは特に要注意ですよ!
苦しそうにしている子供を見ると、ついつい自分の体調よりも子供のお世話を優先してしまいますが、ママだってRSウイルスに感染するリスクはあるのです。
RSウイルスになった子供を看病するときは、
- マスクを着用する
- 看病後は手洗いをしっかりとする
- しっかりと食べる!
ママが寝込んでしまったら大変なので、しっかり感染予防をしましょうね(^^)
まとめ
いかがだったでしょうか?
RSウイルスに感染すると
- 鼻水や鼻づまりなどの鼻の症状
- しつこい咳
- 発熱
RSウイルスは子供なら誰でもかかっているものですし、症状だけ並べるといつもの風邪と変わらないように思えますが、子供の年齢によっては症状が重めなことがあるのでかわいそうですよね…(TT)
また、子供がRSウイルスになったときは、病院からもらった症状を緩和する薬を飲ませる以外にも
- 鼻水をしっかりと吸いとる
- 部屋を加湿する
- 水分補給はこまめにする
- 状態によっては解熱剤を使う
RSウイルスには特効薬がないので、ホームケアをして子供は出来るだけ快適に過ごせるようにし、回復をサポートしてあげましょうね。
そして、大人でもRSウイルスになることも覚えておいたほうがいいでしょう。
しっかりと休息が取れている健康な大人であればそんなに問題はありませんが、看病疲れで体力や抵抗力が低下しているママは要注意ですよ。
子育てをしていると、RSウイルスなどの感染症は必ずぶち当たる壁です。
子供のしんどそうな様子に不安になったり、看病がツラくてめげそうになることもあるかもしれませんが、適切なホームケアをしてママは子供をサポートしてあげてくださいね。