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ママテク(@mamateku)ライターのakiです。
感染症が流行しやすい季節、お仕事をされていらっしゃるママさんは『子どもが病気にかかったらどうしよう…』とヒヤヒヤしますよね。
保育園に入りたての頃は病気をしがちだったり、感染症にかかりやすくなってしまったり…。
病気は無いのが一番ですが、小さな子どもなのでどうしても仕方のないことです。
もしも子どもが病気になってしまったら、ママやパパはお仕事をお休みさせてもらって、子どもの看病をしなくてはなりません。
これからお仕事を始められたり、育児休暇明けの職場復帰を検討されているママさんは、
今回は我が家がお世話になった病児保育の施設での体験を元に、病児保育のメリットや病気の子どもを預けて働いた筆者の気持ちをご紹介します!
パッと読むための目次
そもそも病児保育とは?
病児保育とは、保育園などに通っている子どもが病気になった時に、仕事が休めない親の代わりに病気の子どもの保育をしてくれる施設・サービスです。
病気になると、いつも通わせている保育園や幼稚園はお休みをさせなくてはならず、同時にパパやママもお仕事をお休みしなくてはなりませんよね。
しかし、病児保育に預けることができれば、パパやママは仕事をお休みする必要がありません。
病児保育には「施設型」と「訪問型」があるそうです。
施設型の病児保育は病院に併設されている場合が多く、保育士さんや看護師さんがいらっしゃいます。
薬を飲ませてくれたり、体温を計ってくれたり、寝かせてもらったり、パパやママの代わりに看病をしてくださいます。
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子どもは体調が悪くても動き回ることが多いので、絵本やおもちゃなども置いてあり、楽しんで過ごすことができます。
我が家がお世話になった病児保育の施設では、病気の状態により他の子どもとは別の部屋に隔離をしていただいたこともありました。
我が家が利用した病児保育の施設は、料金が2,600円で、朝8時~夕方18時まで預けることができました。
昼食は基本的にはお弁当を持参しますが、お茶やおかゆは別途料金を支払えば施設で購入することもできました。
延長保育が必要な際は、追加料金がかかるシステムでした。
保育施設に預けて病気の子どもを看ていただくので、それなりに料金はかかります。
しかし、当時の筆者は朝10時から夕方5時まで接客業で働いており、病児保育に子ども1人を預けて2,600円がかかったとしても、通常の半分は収入がありましたので「全く収入が無いよりは良いかな…」と考えていました。
長男と次男が2人ともインフルエンザにかかった時は、さすがに職場にお願いしてお休みをいただいたこともありましたが^^;
料金や利用時間については自治体や施設によって異なると思いますので、事前に調べておくことをお勧めします。
病児保育を利用することになったきっかけ
筆者は長男と次男を出産後に産前産後休暇をいただき、およそ1年後に職場復帰をしました。
職場復帰をするということは、我が子にとっては初めての保育園生活が待っているということ。
保育園に通い始めの頃は、体調を崩す子どもが多いのです…。
我が家の息子たちも同じで、よく体調を崩していました。
大好きなママと離れて初めての集団生活をおくる中で、子どもなりに体力をつかってしまって疲れやすいのかもしれません^^;
筆者の周りのママさんの中には、子どもさんが3人いらっしゃって、3人が次々に体調不良を起こし、治ったと思ったらまた体調不良の繰り返し…。
ついにお勤めを辞めてしまわれた方もおられました。
お勤めをしていた頃の筆者は、いつもこんな風に悩んでいました。
長男が保育園に入りたての頃は、感染症が流行りやすい時期がくると、毎日ヒヤヒヤしながら過ごしていました。
保育園から仕事中に「◯◯くん、お熱が出てしまいました~」と電話がかかってきた時は、子どものことを心配しながらも、職場の同僚に対しては申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら早退させていただいたものです。
ありがたいことに、筆者が勤めていた職場の皆さんは、子育てをしながら働くことを理解してくださる方たちばかりだったのですが、だからこそ
ということは、仕事も休ませてもらわなきゃ…
皆さんに迷惑をかけてしまって、申し訳ないな…
そんな時、かかりつけの病院が「病児保育を始めた」とのこと。
次男の出産後に職場復帰をすると、やはり次男もよく体調を崩していましたので、勇気を出して病児保育のお世話になることにしたのです。
病児保育に子どもを預けた時の気持ち
病児保育の施設に子どもを預けるとき、「本来ならば、病気になった子どもの面倒は母親がみてやらなくてはいけないのではないか?」と悩んだこともありました。
でも、「職場の皆さんに迷惑をかけたくないし、仕事を休みがちになることで職場からの信頼を失ってしまわないだろうか?」という思いもありました。
初めて病児保育を利用するときには、色々な気持ちが交錯していたのです。
病児保育の施設に子どもを預けることについて、「病気の子どもを置いて仕事に行っても良いのか?」という思いが、どうしても湧いてきます。
筆者も、もしも病児保育の施設が家や職場から離れすぎていて利用しづらい場合は、お仕事をお休みさせてもらって看病したと思います。
しかし我が家は、職場に向かう道中に病児保育の施設があり、たまたまかかりつけの小児科が始めたということもありましたので、思い切って病児保育施設の門を叩くことにしました。
近くに施設があったことと、かかりつけの病院が病児保育の施設を始められたことが大きなきっかけとなりましたが、実際に施設を利用してみると「利用させてもらって本当に良かった」という感想を持ちました。
でも、病児保育の施設に2、3日預けないといけなかったときには「さすがに預けすぎではないか、この親は預けすぎだと病院側に思われてしまわないか」と気になってしまいました。
しかし看護師さんの方から
あのときの看護師さんのひとことで、罪悪感を感じることなくお仕事に向かうことができたのです。
小さな子どもがいながら仕事をするのは大変なことですが、子どもが病気になってしまっても「ママがひとりで周囲の人に気をつかい過ぎたり、心配したりしなくてもいいんだ」と前向きに思えた瞬間でした。
病児保育へ預けたときの子どもの様子
初めて病児保育の施設に預けたのは、当時1歳だった次男でした。
次男は、筆者が出産からおよそ1年後に職場復帰をし、1歳になる直前に長男と共に保育園に入所。
初めての保育園生活で不安定だったのか、よく熱を出し、お友達から感染症をいくつももらって帰っていました。
次男を病児保育の施設に連れて行き、入り口で荷物を預けて子どもを施設に入れようとすると、知らない場所なので泣いていました。
筆者も少し後ろめたいような気持ちだったのですが、思い切って保育士さんに子どもを託しました。
お迎えに行ったときに保育士さんに伺うと、泣いていたのは最初の別れ際だけで、おもちゃを用意してもらうと、喜んで遊び始めたのだそうです。
保育士さんも、とても優しい先生でしたので、子どもも安心したのだと思います。
翌日も預けないといけなかったので連れて行くと、入り口で上手にバイバイができました。
前日に施設のおもちゃなどで遊んだ楽しい気持ちが蘇ったのかもしれません^^
どんな病気の時に病児保育を利用した?
我が家では
- 発熱や嘔吐下痢などの風邪
- アデノウイルス
- インフルエンザA型
本来ならば自宅で隔離が必要な「インフルエンザ」にかかってしまったときは、さすがに病児保育で預けることはできないのかな、と考えていました。
しかし、我が家が利用させていただいた病児保育の施設には隔離をするための個室があり、子どもを預かっていただくことができました。
『この症状だと利用するのは難しいかな?』と思っても、施設によっては対応してくださる場合もあるので、まずは問い合わせてみましょう。
病児保育施設に預けることによるメリット
病児保育に預けた時に筆者が感じたメリットやデメリットをご紹介しておきます。
基本的には、良いことの方が多かったな、というのが筆者の率直な感想です!
病児保育は働くママの強い味方ですから、メリットの方が多いのかもしれません^^
まずは、病児保育を利用したことによるメリットからご紹介しますね♪
メリット1.仕事に集中できる
病児保育を利用するメリットとしては、やはり仕事に集中できることです。
職場のことを気にして休まなくても良いので助かりますし、病気の子どもを預かる専門の施設であり、看護師さんやお医者様が常にいらっしゃるので、何かあっても対応していただけるので安心です。
メリット2.仕事に穴を開けなくて良い
仕事に穴を開けなくて良いのも病児保育を利用するメリットのひとつです。
自分が仕事を休んでしまう代わりに、誰かに仕事の穴埋めをしてもらう必要がなくなります。
しかし、病児保育の施設に預ける前に診察がある場合がありますので、待ち時間などのために出勤時間に間に合わない可能性もあります。
出勤時間については、あらかじめ職場の方に相談しておくと良いでしょう。
メリット3.1日の様子を教えてもらえる
病児保育の施設を利用して驚いたのが、検温やおやつ、昼食を何時にどのくらい食べたか、施設内での子どもの様子はどうだったかに至るまで、細かく記録していただいていたことです。
病気の子どもを置いて仕事に行くのは心配ですし、
- 我が子がしんどそうにしていなかったか
- ご飯をどのくらい食べたのか
- どんな風に過ごしていたのか
気になりますよね。
お迎えに行くと、1日の様子を口頭で教えてくださるとともに、様子を記した紙をいただけて、どのように過ごしていたのか分かるのでとても助かりました。
病児保育施設に預けることによるデメリット
一方で、病児保育に預けて感じたデメリットについてもお話しておきます。
基本的に、病児保育に預けることは我が家にとってはメリットが多かったのですけれどね^^;
お迎えの時間が気になった
職場から保育園へお迎えに行くコースとは違うので、お迎えが間に合うのかいつもヒヤヒヤしていました!
筆者は定時を超えて残業することもあったので、保育園でもよく延長保育を利用していました。
また、次男を病児保育にお迎えに行き、診察があった後で長男を保育園に迎えに行かないといけなかったこともありました。
病院が混み合っている時期は、長男の保育園のお迎えがギリギリになってしまって大変な思いをしました。
お迎えは、少し余裕を持っていけるように職場にお願いしておくのが理想です。
難しい場合は、延長保育に対応していただけるか、病児保育の施設にあらかじめ相談しておくと良いかもしれません!
病児保育の施設利用前の手続き
病児保育の施設を初めて利用する際は、利用登録の手続きがいる場合があります。
また、実際に施設を利用する際には予約が必要です。
参考までに、我が家の行った手続きをご紹介いたします。
利用登録と記入書類
筆者の地域の病児保育施設では、病児保育施設への利用登録が必要でしたが、施設の利用当日の手続きでも子どもを預けることができました!
地域によって違うと思うのですが、我が家で初めて病児保育の施設を利用した際に記入した書類は3枚ほどあります。
利用登録のための書類や、問診票、与薬依頼や同意書、市町村に対しての病児保育利用申請書などの内容のものです。
記入の際「印鑑」が必要な場合がほとんどだと思いますので、当日記入される方は持って行くのがオススメです!!
利用登録に関してですが、病児保育の施設のことを知る前に、病院を受診したとき
結局当日になってから病院で書類を書いて提出しました。
我が家の地域の場合は、初日に全ての書類を提出しても受け入れしていただくことができました。
しかし、当日はやはりバタバタしてしまうので、「事前に調べて書いておけばよかったなぁ」と思いました。
利用登録後の予約について
病児保育の施設利用予約の方法についても調べておく必要があります。
我が家がお世話になった病児保育の施設は、スマートフォンやパソコンから施設利用の予約が取れました。
まずはスマートフォンやパソコンからインターネット経由で仮予約をし、定員の空き状況が確認され予約が確定したら、確定のメールが来る仕組みです。
書類関係ですが、我が家の地域では、利用登録の書類を提出した後は、「問診票」と「市町村への利用申請書」の2枚を当日書いて持って行けば良かったです。
同じ病気で2日以上預ける場合は、1日目に提出しておけば、基本的に2日目以降に書くものはありませんでした。
ただし、1日ごとにインターネットか、施設のスタッフの方へ忘れずに予約をすることが必要でした。
書類を書いたり、予約したり、ちょっと面倒かも…と思われるかもしれませんが、実際にやってみると、そんなことはなかったです!
不安な方は、病院や施設で書類を書かせてもらえる場合もあるかもしれないので、相談してみてくださいね!
病児保育の施設へ預けるときの持ち物
病児保育の施設に子どもを預けるとき、我が家が利用させていただいた施設では次の持ち物を用意しました。
- お弁当
体調に合わせ、簡単なおにぎりや卵焼きなど、なるべくお腹に優しいものを選んで詰めました。
食欲がないときや、急に病児保育の施設に預けることになったときには、施設でパウチに入ったおかゆを販売されていたので利用しました。 - お茶
水筒に入れて行くか、ペットボトルのものを。
筆者は病児保育の施設で販売しているものを買っていました。 - オムツ
オムツはいつものサイズを5~6枚持たせました。
下痢の症状があるときは、10枚くらいあると安心かもしれませんね。 - おしりふき
おしりふきは、普段のお出かけ用のものを持たせました。
下痢をしているときはおしりふきが大量にいる場合があるので、たくさん入っている状態のもの、できれば新品を持たせたほうがいいかもしれません。 - お着替えセット
お着替えセットは、肌着のシャツ、Tシャツやトレーナー、ズボン、靴下をひとまとめにしました。 - タオル
手拭きや汗拭きとして使えるように、ハンドタオルを持たせました。
汗をたくさんかきやすい夏だったら、フェイスタオルを持たせてもいいかもしれません。 - コップ、スプーンやはしのセット
我が家が利用した施設では、飲食に使うコップやスプーンなどは貸し出しではありませんでした。
いつも保育園で利用させているものを持っていかせました。 - ビニール袋
汚れた着替えなどを入れられるように、ビニール袋も持たせました。
スーパーの買い物袋がちょうど良いかもしれません。
なんだか、普段のお出かけのときに持ち歩くものに似ていますよね。
施設によっては、追加で必要な持ち物があるかもしれませんので、確認してみてくださいね!
また、病院での診察がある場合は、診察券、保険証、母子手帳も忘れずに持って行きましょう!
病児保育施設の事前利用申し込みが必要な場合があるかもしれませんので、印鑑を持って行くと良いかもしれません。
病児保育は働くママの強い味方です!
今回は、会社勤めをしていた頃に我が家でお世話になった病児保育についてご紹介しました!
はじめは預けるのに少し抵抗があり、勇気がいりましたが、実際に預けてみると、子どもはゆっくり静養したり遊んだりできましたし、筆者も主人も安心して仕事に行くことができたので、とても助かりました。
本当に利用して良かった、というのが率直な感想です。
お勤めをされている方や就職を検討されている方は、住まれている街に病児保育があるか、まずは調べてみましょう!
病児保育の施設を利用するために、まずは事前の申し込みで書類を書いたりすることが必要な場合があります。
どこに施設があるかは、地域の役場などで紹介して下さるかもしれませんので、相談してみてください!
また、これから小児科のある病院を探される保護者の方は、病児保育をされている病院をかかりつけの小児科にしておくと後々助かるかもしれません。
我が家はありがたいことに、元々かかりつけだった病院が病児保育をしてくれるようになったのですが、いつもお世話になっている先生の診察を受けることができたので、とても安心できました。
病児保育は働くママの強い味方。
少し勇気を出して、利用してみられることをおすすめします!