【体験談】生後1ヶ月の赤ちゃんがいる中、長女がインフルエンザ感染!家庭内感染を防いだ工夫を紹介!

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あっこちゃん

2013年に第一子、2017年冬に第二子を出産したばかりの幼稚園ママです。昨年まで会社員でしたが夫の転勤もあり退職。今はママでもどこでもできるお仕事スタイルを確立すべく奮闘中です。2姉妹の育児で学んだ役に立ちそうなことをシェアさせて頂きます!よろしくお願い致します。

ママテク(@mamateku)ライターのあっこちゃんです。

私が暮らす地域でもインフルエンザ流行の話題を頻繁に耳にするようになりました。

うちの4歳の長女も年末にインフルエンザB型に感染したばかり。

ただでさえインフルエンザ感染で慌ててしまう状況の中、我が家は次女が生後1か月になったばかりだったので、とにかく必死に次女にうつさないように工夫して過ごしました。

何とか次女には感染することなく乗り越えることができたので、今回はその体験談をまとめてみました。

家族がインフルエンザを発症してしまって、幼い我が子にうつらないかと慌てている方に参考にして頂けたら幸いです。

長女のインフルエンザの予防状況は?

手洗い、うがい、歯磨きは不十分だった

集団生活を送る子供たちがインフルエンザをもらってきてしまうのは、仕方がないことかもしれません。でも予防できるものならしたいもの。

インフルエンザを家庭に持ち込まない方法として一番に挙げられるのが、やっぱり手洗いとうがいですよね。

我が家の4歳の長女は、帰ってきたら手洗いをしなくてはならないことは理解しているのですが、ハンドソープを手に付けて流すだけで手を洗ったことにしてしまったり、きちんとできていないことが多々ありました。

手洗いが十分ではないのは分かっていたのですが、次女が産まれたばかりの慌ただしさを理由に、ついつい本人に任せてしまっていました…。

あっこちゃん
きちんと指や手首まで手を洗うように私もしっかりチェックすべきだったと反省。

うがいはまだ上手にはできないので、口の中に水を入れてガーと言わせる程度。

それから朝一番に歯磨きをすることで、インフルエンザにかかる確率を下げられると聞いたので実行したいところでしたが、こちらも朝のバタバタを理由についつい忘れがちに…。

手洗い、うがい、歯磨きをきちんとやらなきゃと思っているうちに、長女はインフルエンザにかかってしまいました。

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予防接種は受けていた

12月~2月のインフルエンザ流行のピークを迎える前に予防接種をして備えることが大切と聞き、10月下旬から11月中旬までに、夫・私・長女は全員予防接種を終えていました。

予防接種を受けたのにインフルエンザになってしまうと、「注射が効かなかった」と理不尽さを感じがちですが、かかりつけの小児科の先生は、

インフルエンザの予防接種は、重症化を防ぐために必ず接種して下さい
と言っていました。

予防接種はかからないために打つのではなく、万が一かかってしまったときに軽く済むように打つものなのだそうです。

長女は生まれてからの4年間で3回インフルエンザを経験しましたが、いずれも予防接種をしていない年はありません。

それでも、入院するような事態には1度も見舞われていないので、それは予防接種のおかげかなと感じています。

長女インフルエンザに感染…

最初に感じた長女の異変は、いつもより体が少しポカポカしていることでした。

そこで熱を測ってみましたが、その時は平熱だったので、いつも通りに幼稚園に登園させました。

ところが、帰りに先生からお腹がゆるめだったと教えて頂き、娘の顔を見てみるといつもと違う雰囲気。
頬っぺたがいつもよりも濃いピンク色で目もとろんとしていたので、再度熱を測ると、38.1度ありました。

そのまま寝かせて様子を見ていると、翌朝熱は37度台前半まで下がっていたので大事をとって幼稚園をお休みさせて、夕方、鼻水と咳がひどかったので耳鼻科へ。

熱が高くなかったのでまさかインフルエンザとは思わなかったのですが、検査を受けるとインフルエンザB型陽性と診断されました。

長女の場合は、咳と鼻水が主な症状でした。

お腹がゆるめにもなりましたが、ちょうどインフルエンザになったのがクリスマスだったので、ケーキやお寿司・すき焼きなど、普段より刺激的で消化のよくない食事が続いたせいもあったかと思います。

一度嘔吐もしましたが、咳のし過ぎで戻してしまったもので、胃腸の調子が悪いようではありませんでした。

熱は38度台前半まで上がったと思ったら、一度寝ると37度台前半まで下がり、治ったかと思ったらまた38度台まで上がりを2度ほど繰り返しました。

次女へのインフルエンザ感染を阻止!家族内感染を予防の工夫あれこれ

インフルエンザになった長女を隔離!

長女がインフルエンザに罹ったのは、次女が1か月になったばかりの頃。

長女ももちろん心配ですが、

あっこちゃん
まだ生まれたばかりの次女にかかってしまったら大変だ!
と思い、長女がインフルエンザの診断を受けて病院から帰って来るや否や寝室に隔離。

長女には寝室から出てこないように伝えました。

とはいえ、まだ一人で寝てられる歳でもないので、お絵かき帳やブロック、おままごとなど、お気に入りのおもちゃを寝室に全部運び込み、さらに好きなアニメのDVDを借りてきたり、You Tubeの動画を見られるようにパソコンを持ち込んだり、じっとしていてもらえるように準備し、食事や薬も全て寝室で完結。

私は、長女がいる部屋に入る際にはマスクをして、次女のいる部屋に戻る前に毎回入念に手洗いしました。

幸いだったのが、長女がインフルエンザにかかっている期間、夫がお休みできたこと。

かわいそうではありましたが、私が次女にインフルエンザ菌を運んでしまったら怖いと思ったので、なるべく長女に接触せずに過ごしました。

しっかり加湿する

家族内の感染を防ぐためには加湿が大切だと聞き、加湿器をフル稼働させました。

インフルエンザのウィルスは、温度や湿度が低い状態が大好きで、温かく湿った状態は好まないんだとか。

加湿器を使って湿度を40~60%に保ち、感染しにくい状態を作りました。

インフルエンザの長女をいつまで隔離した?

長女は、熱が下がってぐっする眠れるようになるとみるみる回復し、寝室に閉じ込められていることに退屈さを感じるようになってしまいました。

しかし、完全に治るまでは不安だったので、我が家では幼稚園の出席停止期間までは、隔離を続けました。

幼稚園の出席停止期間は、【発症した後5日経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで】です。

最近は薬の開発が進んでいるため、症状が早く治まるようになっていて一見すると治ったように思われるのですが、感染力が残った状態で登園してしまうことがあり、それが集団感染の一因になっているんだと幼稚園から聞いていました。

つまり、出席停止期間=インフルエンザの感染力がなくなる期間とされているのです。

ちなみに、小中学生・高校生は解熱後2日間だそうです。

そのため、出席停止期間は長女が次女と一緒の空間に入ってこないようにしました。

次女にインフルエンザがうつっていないか心配…

結果的に次女がインフルエンザにかかることはありませんでしたが、万が一かかったらどうなるのかがとても心配でした。

次女が1か月になったばかりの出来事だったので、長女がインフルエンザにかかっている期間に、私は赤ちゃんと1か月健診に行く予定でした。

しかし、産婦人科にはインフルエンザに罹った家族がいる場合入れないので、1か月健診は延期に。

さらに、長女がインフルエンザになったのは年末だったので、小児科はお休みでした。

あっこちゃん
1か月健診が延期&かかりつけの小児科はお休み…もしかかってしまったらどこにかかればいいのだろう?
と不安は募りました。

次女の熱は授乳のたびに測り、熱が上がっていないのを確認するたびに安堵。

そんな中一度、37.5度と平熱ぎりぎりラインまで上がってしまったため不安が爆発し、#8000に電話し看護師さんに相談をしました。

#8000で対応してくれた看護師さんは

病院に行くことで他の人からインフルエンザをもらってしまうこともあるので、もし通院するなら、診察の時間になるまで車で待機するなど、他の人との接触をなるべく回避するように気を付けてほしい
症状が出ているわけでなく、心配だから受診したい程度なら他からもらう危険性があるのでやめておいた方がよい
そもそもまだ1か月なら、病院で処方できる薬がない
とおっしゃっていました。

ひとまず、次女は受診せず自宅で様子を見て過ごしていると、その後熱が上がることはありませんでした。本当によかったです。

不安になったら1人で抱えず、#8000に電話して相談することもおススメです!

インフルエンザ感染の長女の看病・ホームケアあれこれ

インフルエンザになった時の食事はどんなものを作った?

とにかく早く回復してほしいとの思いから、食事はしっかり栄養のあるものを作りました

インフルエンザになっても、うちの子の場合は食欲が衰えることはありませんでしたが、それでも胃腸に負担の少ないものが良いだろうと判断し、食事を用意しました。

具体的には

  • 野菜スープ
  • おかゆ
  • 雑炊
  • うどん
  • クリームシチュー
  • グラタン
  • トマトリゾット
などを作りました。

最初は繊維質の少ない野菜を小さく切ったスープや、緩めのおかずから初めて、少しずつスープの中の具を増やして大きくしていき、おかゆも徐々に固めに、具材を増やしていきました。

長女は半熟の卵が大好きで、何にでも卵を入れてあげるとよく食べました。

回復に合わせての食事作りの過程は、離乳食の進め方に似ており、久しぶりにあの頃に戻ったようで懐かしかったです。

インフルエンザの薬、タミフルは大丈夫?

今回、病院ではタミフルを処方されました。

タミフルはインフルエンザウイルスが増えるのを抑えて熱などの症状を早期に改善される薬だと説明を受けましたが、タミフル=異常行動というイメージもあり、少し心配でした。

インフルエンザの患者からは、薬の種類や服用の有無にかかわらず、急に走り出す、うろうろする、うわごとを言う、幻覚が見える、理由なく怒ったり泣きわめくなどの異常行動がでることが報告されているそうです。

そのため、子供がタミフルを使用する場合には、万が一の事故を防止するための予防対応として、タミフルを投与してから少なくとも2日間は子供が一人にならないように配慮するようにとの説明を受けました。

我が家では、夫に長女から目を離さないようにしてもらったのに加え、万が一に備えしっかり窓やドアを施錠するようにも気を付けました。

タミフルは、症状は治まったからと言って飲むのをやめるのではなく、最後まで飲み切るようにとかかりつけ医に言われました。

飲み切らないと、ウィルスが完全にいなくならなかったり、症状が再燃してしまう可能性があるのだそうです。

症状がなくなってからも1日2回、忘れずに飲み切るようにすることが大切なんだです。

タミフルを上手に飲む方法は?

子供に薬を飲ませるのは大変ですよね。

我が家の長女は甘いシロップの風邪薬は飲めますが粉薬は苦手…。ところがインフルエンザになって処方されたタミフルは粉薬。

しっかり薬を飲んでもらうために様々試してみました。

薬局では、

  • チョコレートアイス
  • ヨーグルト
  • オレンジジュース
  • ココア
と一緒に飲むと飲みやすいと教えてもらいました。

逆に、混ぜると苦味を増してしまうのは

  • バニラアイス
  • ヤクルト
  • リンゴジュース
のようです。

服薬用のゼリーという手もありましたが、これは小さいころから苦手なので使えませんでした。

そこではじめにココアを試してみましたが、飲むのにかなり苦労していました。

もともとチョコレートがあまり好きではなかったので飲みにくかったようで、オレンジジュースにシフト。

オレンジジュースに入れると味の違いは分からなかったそうで、ご機嫌に飲んでくれました。

タミフルを飲ませるのに苦労している人は是非お試しあれ!

インフルエンザの予防接種の予備知識

予防接種の金額は病院によってまちまち

余談ですが、インフルエンザワクチンは任意接種なので定期接種のワクチンと違い、子供も自費で接種しなければなりません。

6ヶ月から2歳はワクチンを0.25mlを2回接種、3歳から12歳は0.5mlを2~4週間の間に2回接種、13歳以上は0.5mlを1回または2回接種することが推奨されています。

娘2回・夫と私が各1回打つとなると、出費は少なくありません。

そんな中、インフルエンザワクチンの価格は病院によってまちまちだと聞き、何件か調べました。

私の住んでいるエリアの総合病院・小児科2件・耳鼻科・産婦人科の価格は税別で

6ヶ月~2歳3500~4000円/1回
3歳~12歳4000~5000円/1回
※2回目は1000円引きになる病院もありました
13歳以上5000~6000円/1回

でした。

ちなみに夫は会社員なので、会社から一部助成してもらえました。

会社によっては家族の分まで助成してもらえるところもあるようなので、一度確認してみることをお勧めします。

ワクチンが入ってくる時期は病院によってまちまちです。
また、料金が安いところはすぐに予約が埋まってしまうようです。

そのため、長女は結局、安いところではなく、病院に行くタイミングが合ったところで接種することになりました。

来年はもっと早めに情報収集し始め、ぐずぐずと迷わずに予約が始まる日に速やかに入れるようにしたいと思っています。

鼻水じゅるじゅるで予防接種は打てる?

体調が悪いときに予防接種することはできません。

ただ、嘔吐・下痢、熱が37.5度以上など、明確な症状がある場合に接種しない方が良いのは分かるのですが、問診票にある「風邪を引いている」という見極めは案外難しいですよね。

特に子供は寒くなってくると鼻水が出てない日はないので、鼻水=風邪をひいていると判断するのかはなんとも悩ましいところ。

うちの子は、鼻水が出ていて予防接種に行って打ってもらえなかったことは今のところありません。

ちなみに今年も我が家の長女は鼻水がひどくて連れていった耳鼻科で、予防接種を受けることになりました。

鼻水じゅるじゅるの日が続いている場合でも、一度主治医に相談してみるといいかもしれません。

ちなみに、問診をして接種ができなかった場合もお金がかかるので注意が必要です。

私の近所の総合病院では、不可問診の場合3000円ほどかかると案内されています。

インフルエンザの予防接種は痛い?

インフルエンザの予防注射は、筋肉と皮膚の間に針を刺す皮下注射のため、私は「刺す」「ワクチンが入る」「抜く」の全てが痛いと感じました。

長女は、注射が終わった後もしばらく大泣きでした。

注射が苦手な子の場合、覚悟して臨んで下さい。

まとめ

家族の誰かがインフルエンザにかかると、生活が一変してしまいます。

今回我が家は幸いにも娘から他の誰かにうつることはなく乗り越えることができましたが、もし家族全員かかってしまったら…と考えるとぞっとします。

私の周りでも、保育園に通う上の子が貰ってきて下の子にうつり、最後に看病していたお母さんがかかってしまったというご家庭がありました。

自分の具合が悪くなっているのもかかわらず子供の看病をしなければならない状況は辛いですよね。

我が家は、今シーズンすでに長女がインフルエンザB型にかかって乗り越えることができ、次女も日々大きくなってきているのでついつい油断しがちですが、インフルエンザにはA型もあるんですよね…(汗)

ちなみに長女は1歳の時に年始にインフルエンザA型になり、4月の頭にB型に感染しました。同じシーズンに、AもBも両方感染ということは十分にあり得ます(この時もインフルエンザの予防接種は受けていました)

幼稚園で本格的な流行が始まったということなので、引き続き気を付けていこうと思います。

共に、インフルエンザ流行シーズンを乗り越えましょう!

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