はーまま
最新記事 by はーまま (全て見る)
- ハウジングセンターの戦隊ショーの立ち回り術!快適に鑑賞するために抑えておきたいポイントまとめ - 2019年1月14日
- 子連れ(3歳児)でUSJデビュー!利用したアトラクション、レストランなどの感想をレポート! - 2018年12月28日
- 除湿乾燥機を使った洗濯時短術!子供が邪魔して進まない問題を一挙解決! - 2018年11月25日
ママテク(@mamateku)ライターのはーままです。
「産婦人科」この科に通うことになるタイミングといえば、妊娠や不妊治療の相談などが多いと思います。
私は現在2人目に向けて不妊治療で通院中ですが、1人子供がいますので子連れで通院しています。
不妊治療を受けること自体が精神的にも体力的にもダメージを受けやすいことですし、子供を連れての産婦人科通いは、いろいろな面でとにかく大変です…!
我が子は、現在2歳の男の子ですが、1歳半頃くらいから不妊治療のために産婦人科へ一緒に通院をしています。
比較的おとなしい性格で、ある程度の時間なら椅子に座ったり、膝の上で座っていることも得意です。
しかし、産婦人科はとにかく待ち時間が長いですし、泣いたり騒いだりすると他の患者さんに迷惑がかかる場所です。
毎回ドキドキしながらではありますが、なんとか通院を続けている状態です。
今回は上の子を連れての不妊治療がどんな点が大変なのか、通院を少しでも負担を楽にするためのコツなど、体験談をもとにご紹介したいと思います。
また不妊治療がどういった内容の治療をするのか、治療スケジュールについても触れていきますね。
パッと読むための目次
私が産婦人科に通う理由
私が産婦人科に通う理由は、冒頭でも触れましたが、妊娠したからというわけではなく、2人目を希望して不妊治療を受けるためです。
もともと、1人目の子供も不妊治療(タイミング指導)を経て妊娠に至りました。
【スポンサードサーチ】
今回は1人目の時よりも私も旦那の年齢が上がっていますので、より妊娠しずらいのではと感じていました。
最初は、自己流の妊活で頑張ってみようかなとも思いましたが、1人目の時にプレッシャーとストレスで大変だったのと、妊娠しずらい原因がすでに分かっていたので、それならば最初から病院で不妊治療を受けようと考えました。
ちなみに今、この記事を書いている時点で体外受精のステップまで来ています。
タイミング指導、人工授精、体外受精、不妊治療の最終ステップまで到達しているということになります。
不妊治療を行う産婦人科の雰囲気について
私の通院している産婦人科は、不妊治療と産婦人科、この2つの科が同じフロアにある病院です。
地域が田舎なので、体外受精までの不妊治療自体を行っている病院が近くに2つしかありません。
しかも、先生がとても優しいということもあり、常にとても混雑していて何時間も待ち時間があるのが当たりまえの状態です。
不妊治療を行っている病院だと、当然赤ちゃんが欲しくてもなかなか妊娠に至らない女性が多く受診します。
ですので、妊婦さんを見たり、子供の姿をみると複雑な思いを感じている人も中にはいるかもしれません。
私も1人目を授かるために、別の病院でしたが通院していました。
その時は「妊娠できないかも…」という焦りとプレッシャーがとにかく凄かったので、お腹の大きい妊婦さんを見ると、羨ましいなと思う気持ちもありましたし、子供が少し泣いただけでもうるさいなとイライラする気持ちを抱いたのも事実です。
今回は、不妊治療に非常に力を入れている病院です。
子供を連れて受診することで、自分が最初の不妊治療をしていた時に抱いた思いを他の人もするのではないかととても不安がありました。
しかし実際は、産婦人科も併設されているということで、小さな子供を連れているママは結構います。
病院内の一部にキッズエリアも設けてあるので、そこで待ち時間をつぶせば、気負いせず受診することが出来ています。
産婦人科の待ち時間はとても長い
産婦人科の受診が大変だと感じる一番の理由は、とにかく待ち時間が長いということです。
予約をとることも出来ますが、不妊治療の場合には「また明日来てね」「2日後に」と最初の診察時に次の来院日を指定されることが多いです。
人気がある病院ですので、最低1週間先でないとほぼ予約はとることが出来ません。
予約がない状態で受診すると、とても早くて1時間弱、混雑していると2時間以上待つ時もあります。
大人であれば、スマホを見たり、雑誌を読んだりして何とか時間をつぶすことも出来ますが、小さな子供がいるとそうはいきません。
外に遊びに行きたい、帰りたい、おやつが食べたい、ジュースが飲みたいということもあります。
待っている途中で寝てくれれば良いですが、中途半端に眠たくなってしまい、ギャンギャン泣いてしまう時もありました。
都会の病院だと、もっと待ち時間があるとも言います。それに比べると2時間くらいの待ち時間だったら、たいしたことないかもしれません。
ただ、子連れで待つとなると診察が終わる頃には母子ともにグッタリです…。
これまでの不妊治療の内容や期間、子供をどうするのか
不妊治療は、ステップによって通院する頻度も大きく変わりますし、子供を連れていける時と、連れていけない時があります。
ここでは不妊治療のステップによって子供をどうしていたのか、詳しくまとめていきますね。
タイミング指導
まず、不妊治療の最初のステップであるタイミング指導では、排卵日の予測をしてもらって、排卵日に合わせて夫婦生活のタイミングを合わせます。
排卵日の予測には、経膣エコーを使って卵の成長を定期的にチェックしていきます。
私は生理周期が30日前後と安定していたので、生理開始から10日目くらいから受診していました。
周期の最初の受診日(生理から10日目)だと、生理が来たらすぐに予約をすればいいので、だいたい希望の時間帯に予約が取れます。
問題はその次からの受診日。日にちが近すぎるので、よほどラッキーでないと予約を取ることは難しくなります。
朝の受付前や午後の受付前など、混雑しないように狙って病院に行ったりしましたが、それでも1時間くらいは待ち時間があります。
朝早くに家を出なくてはいけないので、子供も早く起こして準備をしなくてはいけません。
家を出発するまでに毎度グズグズなってしまい、イライラ感じたことも多々あります。
逆に、夕方の診察だと17時~19時の診察時間になるので、混み具合によっては晩御飯がお惣菜になってしまったり、お昼に夕ご飯の準備をしてから病院へ行っていました。
診察内容としては、基本的には排卵直前までエコーをみながら予測するということの繰り返しです。
だいたい1日おきくらいに受診して、排卵前日くらいに夫婦生活の指示が出されます。
エコーをする時には、内診室に子供も一緒に連れて中に入ります。
私は内診台に乗って、子供は内診台の横に立っててもらって手を繋ぎます。
だいたいエコーの様子がモニターで見ることが出来るので、「テレビ真っ黒だね~」とか「テレビ見て!!」と子供の気を引きながらいれば、大人しく待っててくれます。
たまに抱っことグズグズ泣いてしまう時もありますが、その時は自分のお腹に乗せたまま、一緒に内診を受けています。
ただ、抱っこしているせいかお腹に力が入っていつもより内診が痛いような痛くないような…という感じです。
一度だけ診察に呼ばれた時点で子供が爆睡していた時がありました。
その時は看護婦さんが代わりに抱っこをしてくれていましたが、そういった場合でない時には、基本的には子供は自分で見るというスタイルです。
排卵日を過ぎたら、生理を待って、生理が来たらまた排卵日前くらいから通院を開始するという繰り返しです。
人工授精
タイミング指導受けてから半年くらいたっても妊娠しないようであれば、次のステップである人工授精の話が出てきます。
人工授精ときくと、一気にハードルがあがるようなイメージがありますが、それほど難しく考える必要はありません。
タイミング指導と同じように排卵日の予測のために受診をします。
排卵日が明日という段階まで来たら、人工授精の予約を入れて、精子を採取するカップをもらい帰宅します。
人工授精は、当日の朝に精子を採取して病院へ持参します。
そして、質の良い精子を選別し、濃縮して直接子宮内に注入するという方法です。
ただ子宮内に精子を注入するだけなので、精子と卵子が出会いやすくするだけの方法といった方がいいかもしれません。
その後の受精や着床は精子と卵子にお任せなので、多少人の手は加わるけれど、それだけで妊娠率が劇的に高くなるというわけではありません。
むしろ、
私の場合、いつも人工授精の予約を朝9時頃にしていました。
午後も予約の枠があるのかは分かりませんが、朝でないと旦那も仕事にいってしまうので、朝の早い時間帯にしています。
だいたい、精子を採取してから病院に着くまでに2時間以内が望ましいということでしたので、7時半くらいに採取して9時前に到着するというスケジュールです。
この時も、子供は連れていきます。病院によっては人工授精からは子供はNGというところもあるようです。
9時前に病院について、実際人工授精の部屋に案内されるまでは30分から1時間くらい時間がかかるので、それまでは待合室で過ごします。
人工授精をする部屋は内診室ではなく、隣に用意された部屋の普通のベッドで行います。
個室ですので、子供を頭の位置に座らせてスマホでユーチューブを見せていました。
先生が来てからは処置が終わるまで5分もかからず、そのまま10分くらい安静にして人工授精は終了です。
その後、診察室に呼ばれて精子の状態の話をしたら診察終了です。
人工授精をするときも、タイミング指導と同じようなスケジュールなので、子供は連れていきやすいです。
しかし、一つ困るのは人工授精の日にちはずらすことが出来ないということです。
排卵日の前日に予約を入れるので、その当日や直前に子供が体調を崩したとしても、また次の日にお願いしますということが出来ません。
1カ月に1度の排卵日のために何度も受診をしているので、出来ればキャンセルはしたくないですし、でも子供は連れていけない。
当日に子供を預ける場所を探すのが少し大変でした。
体外受精
人工授精を6回程度行っても妊娠しない時には、体外受精へのステップアップの話が出ます。
体外受精は不妊治療の最終ステップなので、スケジュールもハードになりますし、子供を連れていけない日もあります。
体外受精はいくつかの方法があって、人によってどんなスケジュールになるのかはバラバラです。
- 自然周期で行う(内服や注射を使わない)
- 内服を使う
- 注射を使う
このどれかの方法でスタートしていきます。
私は注射を使って、卵子をたくさん育てて採卵するという方法でした。
生理3日目から10回ほど毎日注射を打ち続けて卵子を育てていきます。
定期的に診察にも行く必要もあるので、他の予定を組むのが大変でした。
注射は、診察のある日は病院で、診察の必要がないときには、横の家に住んでいる義姉に打ってもらっていました。
この時に使った注射は、実費診療だからなのかは分かりませんが、身内に看護師がいる場合には持ち帰って打つことがOKとされています(看護師でなくてもよいのかもしれません。詳しいことは先生に聞いてくださいね)
ですから、毎日注射をしに通院することは免れましたが、打ってくれる人がいないと、子供を連れて行くことになります。
注射だけでも当然待ち時間はありますし、必ず毎日打たなくてはいけないので、この時も子供の体調不良だけが怖かったです。
採卵日の直前には夜9時くらいに病院に打ちにいかなくてはいけない注射などもあります。
さすがにこの時ばかりは子供を連れて行くのも可哀そうだったので、実家に預けていきました。
一番の問題は、採卵日当日でした。
採卵は、静脈麻酔を使って意識がない状態で行います。採卵自体は30分もかからないようですが、その後2時間の安静時間があります。
子供は絶対に連れて行くことも出来ませんし、麻酔をかけるので自分で運転していくことも出来ません。
そして、朝8時頃には病院に到着していなくてはいけないので、子供の送迎をどうしたらよいのかとても考えました。
旦那は仕事の休みがとることが難しいので、実家の母に協力をお願いし、前日から実家に泊まるという流れになりました。
- 前日に子供と2人実家に泊まる
- 採卵当日の朝早くに車で自分の家に帰る、子供は実家に寝かせたまま
- 精子採取、旦那の出勤時に病院へ寄ってもらう
- 採卵、昼頃には終了、母に迎えに来てもらう
- その日も実家に泊まる
この段取りで無事に採卵を終えることが出来ました。
朝起きて、私がいないということが子供にとって初めての経験だったので、どうなるかヒヤヒヤしましたが、病院に行っているよと話したところ、納得していたようです。
採卵を終えれば、あとは受精をさせて受精卵を育てていきます。
あとは出来た受精卵をお腹に戻しますが、その時も子供は連れていけませんので実家で待機してもらうことになりました。
私は今、着床寸前まで育った受精卵を凍結している状態です。
本来ならば、採卵した5日後に受精卵を戻す予定でしたが、卵巣が腫れてしまい1度生理にさせた方がよいということになりました。
生理が来たら、その後最初の排卵日を見極めて、排卵から5日後に受精卵を戻します。
この時もエコーを使って排卵日を予測していきますので、いつも通り子供は連れて行くことが出来ます。
採卵を過ぎれば、病院通いもだいぶ楽になりますよ。
2人目不妊治療をやってみて、子供に起きた変化
我が子に「弟か妹いたら嬉しい?」と聞いたことがあります。
すると、返事は「赤ちゃんいらない」とバッサリ。。。
病院に行くこと自体はジュースも飲めるし、お菓子も食べられるし、行きたくないといったことはありませんが、なんとなく赤ちゃんがくるかもしれないという雰囲気は察しているようです。
体外受精のステップに上がったときには、何度か子供を実家に預けることがありました。
その結果、赤ちゃん返りのようは仕草をすることが増えたような気がします。
それまではトイトレが完了直前までいっていたのに、突然お漏らしが増えました。
おしっこはたまに失敗することもありましたが、1日に何度も失敗するように。
うんちの失敗は全くといっていいほどなかったのに、パンツの中でしてしまったり、パンツを脱いで床でしていたこともあります。
他には、椅子ではなく、抱っこしたままご飯が食べたいと言い出したり、自分で食べずに食べさせてほしいと言ったこともありました。
ここ数日間で赤ちゃん返りも少し治まってきましたが、もしも妊娠出来たとしたらまた同じようになるかもしれません。
2歳児というのは、分かっていないようで実は何が起きているのか、しっかりと理解出来ているのかもしれません。
病院通院もいろいろと大変ですが、子供の心のケアもしっかりとしなくてはいけないなと痛感させられました。
最後に
まだ妊娠には至っていませんが、妊娠した場合でも、不妊治療の場合でも産婦人科通いは本当に大変です。
無理をするのも良くないので、家族や実家などに頼りながら上手に通院することが出来れば一番理想的ですね。