生活クラブ(食材宅配)愛用の我が家が感想・おすすめ商品をリアルレポート!

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ののかママ

日々、2014年生まれの女の子に翻弄されているワーキングママです。育児や仕事に家事と、毎日何かに追われへとへとですが、娘からもらう幸せと笑いをもとに生きています。日々の生活の中から役立つ情報が発信出来たら幸いです。

ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。

夫婦共働きの我が家。毎日本当に慌ただしく、何かと忙しい我が家の生活を支えてくれているもの、それは生活クラブの個別宅配サービスです。

そもそも私自身が生活クラブと出会ったのは小学生の頃。

当時まだ幼かった私の弟のアトピーやアレルギーに悩んでいた母が、子どもの食に関心を持ち加入したのが生活クラブ生協でした。

あれ以来、私達兄弟にとってはおふくろの味イコール生活クラブの食材の味。

その具体的因果は不明なものの、弟のアトピーも生活クラブの食材に慣れ始めた途端に症状が軽くなり、今ではすっかり綺麗な肌に。

大人になり家をでてからは生活クラブと離れた暮らしをしていたものの、私自身も子どもを持つと添加物や農薬、放射線が気になり始め、子どもの食には少しでもこだわりたいと生活クラブに加入したのでした。

ほかの生協に比べるとあまりメジャーではないように思える生活クラブですが、最近では雑誌やテレビで少しずつ紹介されるようになり、興味を持たれている方も増えてきていると聞きます。

そこで今回は我が家が生活クラブを使っていて満足している点や戸惑う点などの感想をご紹介したいと思います。

そもそも生活クラブとは?



生活クラブ(名称:生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)は、1965年に200人くらいのお母さんたちが牛乳をまとめ買いをして安く仕入れるために、牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。

その後、牛乳の中身を調べるために「素性を確かめる」という活動がスタートし、それが現在の「食材の安全を守る」という生活クラブの基盤となっています。

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現在では全国21都道府県、33の生活クラブ生協と生活クラブ共済連合とで構成されており、組合員は約39万人いるそうです。

また、生活クラブの牛乳工場や運送等関連会社は11社。最近では電気の販売も始めています。

「食の安全は誰かに頼むものではなく自分たちで作りあげるもの、欲しいものは自分たちでつくる」という信念のもと、国産・減農薬・減添加物にこだわっているところが他の生協と大きく異なります。

他の生協でも食の安全にこだわっている生協はありますが、まだまだ限定的。

生活クラブに関しては販売しているもの全てに対して安全性への拘りがあり、産地や栽培方法もしっかりと確認をしているようです。

我が家が生活クラブに加入した理由

我が家が生活クラブに加入した理由は、先に述べたように、もともと実家が生活クラブを利用していたためよく知っていたということもありますが、他にもいくつか理由があります。

まず一つ目の理由は、子どもを産んでから育児・仕事・家事を両立していく中で買い物の時間を削減したかったこと。

結婚して子どもを産むまでは、近所のスーパーで買い物をしていた我が家ですが、仕事が終わり、保育園に子どもを迎えに行ってよちよち歩きのわが子の手を引きながらの買い物は思った以上に大変でした。

そして二つ目の理由が食の安全性。

生活クラブでは独自の選定基準を設けていて日本で許可が下りている食品添加物819品目のうち、85品目しか添加物を使っていません。

また、販売する食材に関しては放射能検査も実施しており、その検査数は日本一。
自主基準値を設けていて、この基準を上回るものの供給はされていません。

その他にも農薬や生産地・栽培/飼育方法にもとことんこだわっている食材ということで、生活クラブなら子どもに安全なものを食べさせることが出来ると思ったのです。

日々食べているものが体を作るので、子どもには安全なものを食べさせたい。

しかし、元々私がすごく面倒くさがりなので、スーパーで買う食材一つ一つの産地を調べたり裏に書かれている表示を読んだりすることはとても苦痛で、子どもに与えるものだからきちんとしたいと思う反面、一つ一つを確認する時間は無いなと思いました。

そのため、元々食の安全にこだわっている生活クラブであればそういった手間を省くこともできるので、生活クラブへの信頼感から加入することに決めました。

また、3つ目の理由としては、スーパーに行くと無駄なものをたくさん買ってしまうため宅配にしたかったのです。

元々共働きで常に時間が無いので、週末に夫とスーパーに行き、食材を買うことが多かったのですが、夫と行くと無駄な買い物がとっても増えるのです…。

うちの夫だけかもしれないのですが、スーパーでの買い物はとても楽しいらしく、新製品があれば試してみたいと思うようで気づくとカートは山盛り…なんてことは日常茶飯事でした。

一生懸命働いているのだから好きなものを買ってあげたい気持ちもあるものの、これから子どもを育てて行くにあたり、節約するべきところはしっかりと節約していきたかったので、宅配であればスーパーに行く頻度も減るのではないかと思ったことも生活クラブを始めたきっかけでした。

他の生協との比べてみて生活クラブはどう?

とは言え、我が家は最初から生活クラブ一本であったわけではありませんでした。

最初は生活クラブの他に別の生協も使っていて、二つを併用していました。

また、一時期引っ越したこともあった為その時は生活クラブではなく、その街でメジャーだった生協を使っていました。

他の生協でも食の安全にこだわっているものもありましたし、使い勝手はそこまで大差はなく、子育て中の我が家にはとっても便利!

しかし、意外な所から不満が入ったのです…。

それは、ジャンクフードが大好きな夫でした。

夫は元々ジャンクフードや味の濃いものが大好き。
舌は完全に子どもなので食にうるさいということは一切ありません。

生活クラブに入ると私が言っていた当初も、「よく分からないから何でもいい…」というような無関心さでした。

しかし、ある日他の生協で買ったお刺身を解凍して出したところ、「冷凍の味がする」と言い出しました。

生活クラブでも冷凍のお刺身を購入したことは何度もあったのですが、たまたまその時は他の生協で買ったものを出していて、「あれ?分かるんだ?」とこちらがビックリ。

そのあとも、生活クラブで買ったものではない冷凍食品を出すたびに「何だか味が違う気がする」等と言い出して、

ののかママ
冷凍食品なのだから当たり前だ…
食べられるだけありがたいと思え…
などと心の中で毒づきつつも、あらためて生活クラブの食材の品質への信頼感が高まりました。

お肉や魚はもちろん新鮮ですし、野菜は青々としていますし、冷凍食品やお惣菜も文句なしに美味しい。

時折薄味かな?と思うこともあるのですが、出汁の味はしっかりしていますし、食材一つ一つの味がしっかりと分かって毎日食べても飽きがきません。

他の生協で買ったものは長く食べていると飽きてくるのに対して、生活クラブで買ったものに関してはそれが無いので、我が家には生活クラブが合っているのだと思います。

また何より娘が生活クラブの食材で作ったものをよく食べてくれるので、現在では生活クラブ一本の我が家です。

生活クラブの使い勝手は?

うちの母が生活クラブを使っていたころ、うちの母はいつも「当番だ」だとか「会議に行ってくる」だとか、生活クラブ関係のことでいつも忙しそうな様子でした。

それなので、実際に自分が生活クラブをやってみようと思った際には、あの頃の忙しそうな母の様子を思い浮かべて、加入には少し躊躇していました。

しかし実際に入ってみた所、現在の生活クラブには「個別宅配」と「班配送」と生活クラブのお店で買う「デポー」という3種類があると言うことを知りました。

うちの母が使っていたのは班配送で、なぜ忙しかったかというとその班の中での当番があったから。
また、その班の中で色んなイベント等の参加も含めて会議などを行うこともあったようです。

しかし、私が使っているのは個別宅配なので、そういった当番や打合せといったものは一切ありません。

注文もネットでできるため、通常は通勤時間や休憩時間等の隙間時間に携帯からネットで注文して、毎週決まった曜日に生活クラブの箱に保冷剤やドライアイスと共に入れられて家の前に届けて貰うようになっています。

配達時に家にいる必要もありませんし、支払いは口座から引き落とされるのでとても楽です。面倒臭がりの私にはとても合っていると思います。

また、個別宅配なのであまり他の組合員さんなどとの交流は無いのですが、たまに生活クラブの方から電話がかかってきてイベント等へのお誘いもあったりします。

仕事の関係でなかなか参加は出来ないのですが、食材の試食会や生産者との交流会があったり食材や環境についての勉強会があったりもするようです。

生活クラブは食材の購入だけではなく、環境や子育て・福祉に係る活動にも力を入れているようです。

ちなみに私の母の長い付き合いの友人たちは、ほとんどが生活クラブの活動で知り合った人たちです。

大変そうと思っていましたが、食材を取りに行けば他の組合員さんと話し混んでなかなか帰って来ませんでしたし、結構楽しんでいたようでもあります。

生活クラブの不満を感じる点

大概の部分では生活クラブに満足している我が家ですが、幾つかもう少し改善してほしい部分、他の生協に比べてデメリットかなと思うこともありますので、参考までに紹介したいと思います。

①チラシが多い

ネット注文なのでOCR用紙の提出は必要ないのですが、カタログやチラシは毎週入ります。

生活クラブで使っている空き瓶やビニール袋の回収はあるのに、カタログの回収はないので個人で処分しなければいけませんが、毎週頂くので結構な量になります。

②若干高め

安全を買っていると思えば納得もできるのですが、スーパーや他の生協に比べて各々の値段は若干高めであるように思います。

とは言え、良いもの・安全なものを適正な価格で買っていると思えば安く感じることもあります。

③時々食材の欠品が有る

ごくたまにですが、生育状況や天候等の影響で頼んだものが届かないことがあります。

我が家のように献立は考えない家であれば問題なく対応できるのですが、代替品はないため、献立をきっちり考えている場合には欠品の際には少し困るかもしれません。

④商品以外の費用が必要

購入した商品以外に

  • 毎月1,100円(税込)の出資金
  • 連合誌の購読料110円(税込)
  • 助け合い制度(留守受取り時の消費材の盗難や破損の際の補償制度)の掛金110円(税込)
  • まち活動費(半年に一度請求、地域によって費用は異なります)

個別配送の場合は週3,300円(税込)以上の注文であれば無料ですが、1円以上3,300円(税込)未満の場合には毎回165円(税込)の配送費がかかります。

スーパーで購入すればかからない費用や、他の生協では回収してくれるカタログの回収が無いことなどは若干不便と感じています。

生活クラブ愛用の我が家のおすすめ食材はこれ!

その日の気分で食べたいものを作りたいので、献立は考えない我が家ですが、毎回生活クラブで買う食材は大体決まっています。

冷蔵庫にある食材で作る、というのが基本なので、生活クラブで購入する食材も使い勝手の良いものを購入するようにしています。

我が家がおすすめの生活クラブ食材をご紹介したいと思います。

①パスチャライズド牛乳

我が家が毎週必ず買うのが牛乳です。
瓶に入っているのが特徴で、毎週1-2本頼みます。

低温殺菌をしているため、甘みが際立っていて臭みはなく、とても飲みやすい牛乳です。

我が家の娘は牛乳があまり好きではないですが、この牛乳であればすごい量を飲みます。

牛乳を出す牛の飼料には遺伝子組み換えをしていないものを使う等、飼料の素性まで明確にしてあって安心ですし、この牛乳の場合はパパのお腹がごろごろする事もありません。

値段は1本230円位なのでスーパー等で買うより高いかなと思うのですが、以前那須高原に旅行に行き似たような牛乳を購入した際には1,000円近くしたため、同じような品質のものを230円で買えていると思うととてもお得に感じます。

②豚肉

今では高級ブランドとして知られる平田牧場の三元豚をご存知でしょうか。

実は生活クラブの豚肉は平田牧場の直営農場と提携農場で作られているのです。

飼料に拘り、ストレスのないような環境で育てられた豚肉は、他の豚肉と比べ物にならないほど美味しいのです。

我が家では、毎週必ず豚肉を買って、焼いたり煮たり蒸したりしゃぶしゃぶにしたり、色んな料理に変えています。

脂身には一切の臭みがなく、生活クラブの豚肉に限っては脂身も美味しく頂いてしまいます。

生活クラブには冷凍の平田牧場のとんかつもあって、うちの娘はそのとんかつが大のお気に入りです。

冷凍で電子レンジで温めるだけなので、忙しい時などは大活躍です。

私が子どもの頃食べていた母の得意料理の中にはこの豚肉を使った料理が沢山あって、その中でもシンプルなのがカリカリに焼いた豚バラに塩コショウをするだけのもの。

豚肉自体がとても美味しいので、シンプルな味付けで十分美味しいおかずになるのです。

③野菜セット

生活クラブでは3-4種類の野菜をセットにしたものも販売しています。

提携農家さんと契約しているため、野菜が高沸しがちな天候のときでも、値段が上がることなくお得に野菜を購入する事が出来ます。

子どもには色んな野菜を食べさせたいですから、この野菜セットは毎週欠かさずたのみます。

セットの野菜はその都度内容が変わるので、事前に献立をたてている場合には不向きかなと思いますが、我が家のようにその日冷蔵庫にあるもので作れるものを作ると言うような場合にはとても便利です。

④ウインナー

生活クラブの配達員の方に言われてはっとした言葉があります。

それは「生肉じゃないのにピンクのウインナーはおかしい」ということ。

ついついウインナーはピンク…と思ってしまいがいがちですけど、あれはただ亜硝酸ナトリウムという添加物を使ってピンク色に変えているだけなんですよね。

生肉じゃない肉は茶色が普通です。

ちなみにWHOの報告によれば、この添加物を使った加工肉を一日に50g食べると癌になるリスクが18%も高まるとか。摂取量には注意したい食べ物ですよね。

生活クラブのウインナーは平田牧場の豚肉を使い、添加物は一切使われていません。

また味も豚肉の味が強く、市販の肉汁が溢れるような物とはちょっと違いますが、かみしめるほどに味わい深いです。

子どもってウインナーやハムが大好きですよね。

我が家の娘も大好きなのですが、生活クラブのウインナーであればいくらでも安心してあげることが出来ます。

⑤お惣菜や冷凍食品

残業で時間が無い!とか、スムーズに娘の迎えが出来なかったなど、時間がない!という時に役立つのがお惣菜や冷凍食品です。

一品でもそういうものがあるだけで時短になり、食卓も華やぐので手抜きという感じは余りしません。

うちの娘は生活クラブの茶わん蒸しや冷凍のチキンナゲットが大好き。
おかずが足りないかな…という時に出すと大喜びです。

もちろんお惣菜の添加物も少なくなっているため安心です。

まとめ

今、食の安全への不安から注目を浴び始めている生活クラブ。

我が家では子どもに安全なものを食べさせたいという気持ちから加入しています。

とは言っても、完全にあれもダメ・これもダメとしているのではなくて、せめて家での食事は安全なものを使いたいという想いです。

今回この記事を読んでちょっとご興味を持った方も、これから加入する予定の方もいらっしゃると思います。

もしご興味ある方は現在プレゼント付きの資料請求も行っているようですので、是非試してみてください。



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