Meow-Meow
最新記事 by Meow-Meow (全て見る)
- 妊娠が分かったらやるべきこと。受診の目安や手続きの流れ、周りへ報告するときに気をつけることなどまとめました - 2019年4月26日
- 【妊娠超初期~臨月まで】つわり、便秘、眠気…妊娠中の「つらい」を乗りきる方法まとめ - 2019年3月11日
- サイズアウトした子ども服・ベビー服はどうする?「捨てない」わが家の活用法6つ - 2019年2月27日
ママテク(@mamateku)ライターのMeow-Meowです。
わが家では、宅配サービス・コープデリを利用しています。
宅配サービスとはネットスーパーとも言い、スーパーに並んでいるような食材や日用品、お弁当などを家まで配達してくれるサービスです。
『コープデリ(生協)』は宅配サービスの先駆け的な存在で老舗として知られており、「生協なら実家でも利用していた」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コープを始めようか迷っているという方のために、『コープデリ』が実際どういうサービスなのかを徹底レポートしてみたいと思います。
コープデリとは?
『コープデリ』は、東京をはじめとする関東全域と、長野・新潟に展開している宅配サービスです。
山梨・静岡・神奈川は『おうちコープ』という名前のグループ会社が展開しています。
これ以外の都道府県にも、サービス内容は少々異なるかもしれませんが、コープや生協のグループ会社があると思います。
今回は代表的な『コープデリ』について、特長を簡単にまとめてみました。
- 決まった曜日に、注文した商品を自宅まで宅配してくれる
- 留守でも大丈夫。保冷&鍵付き専用BOXを指定の場所に置いていってくれる
- 各地域で同じ担当者が宅配してくれるので、親しみやすい
- 「玄関じゃなくて裏に置いてほしい」「チャイムを鳴らさないでほしい」などの要望もOK
- 子育て中の家庭にうれしい商品やサービスが充実!
『コープデリ』は、スーパーまで買い物に行かなくても、こんな風に自宅まで届けてくれます。
【スポンサードサーチ】
小さな子どもがいると、お米や水など重いもの、トイレットペーパーなどのかさばるものはもちろん、ちょっと夕飯の買い出しに行くのも面倒なときがあります。
そういった買い物の手間や時間を省けるのは嬉しいですよね。
宅配サービスの利点を活かして、重いものだけ宅配サービスを利用するという方もいるようですよ。
『コープデリ』は、加入している消費者を「お客様」と呼ばず「組合員」と呼んでいます。
もともと「助け合う」目的で生まれた生協だったので、私たち消費者の距離がとても近い、地域密着型のサービスだと感じます。
なので、地域によって商品も違えば、サービスも少し異なってきます。
このあたりのコンセプトが、全国展開のネットスーパーとの大きな違いではないでしょうか。
コープデリ入会の仕方、入会金、配達料など
では「コープデリって高いのかな…」と入会するかどうか迷っている方に、実際の費用や入会金などをリアルにお答えしたいと思います(わが家の場合)
さほど大きな違いはないと思いますが、地域にもよるので「大体こんな感じ」いう参考程度にしてみてください。
「自分の住んでいる地域はどうなのかな?」と思ったら、コープデリの担当者が家まで来てくれるので説明を聞くこともできますよ。
コープデリの入会方法
コープデリの入会方法には、いくつかあります。
- 資料請求/担当者の訪問
- コープの人に街で勧誘される
- 組合員からの紹介
資料請求/担当者の訪問
資料請求はインターネット、または電話でできます。
資料請求後、実際のカタログやコープデリについての説明資料が自宅に届きます。
実際に説明を聞きたいという方は、担当者が訪問してくれます。
このとき、資料請求でもらえるカタログなど同じものを持ってきてくれるので、はじめから担当者の訪問を希望しても良いですし、資料請求したのち担当者からの説明を受けてもOKです。
入会手続きをする際には、インターネットなどではなく、担当者と対面して書類に記入する必要があります。
なので、最終的には一度はコープデリの担当者に家まで来てもらう必要があります。
担当者訪問時に説明を聞いてそのまま入会することも可能ですので、その方が何度も来客対応しなくてもいいので効率的かと思います。
このとき、引き落とし口座の登録はキャッシュカードでできます。
- 資料請求し、自宅でじっくり検討
- 良さそうならば、担当者訪問。疑問点などをまとめておいて質問する
- その場で入会
実際にどんな商品があるのかは、実物のカタログを見たほうが絶対に分かりやすいと思います。
カタログを見ながらじっくり検討したい筆者的には、この流れが理想的なのかなと思いました。
コープデリの人に街で勧誘される
筆者がコープデリに入会したきっかけは、資料請求をしたわけではなく、コープデリの人に声をかけられたからでした。
子どもの10か月健診を終えて保健センターを出ると、「コープデリに入っていますか?」と声をかけられました。
そのときは健診で疲れ果てていたため、あまり考える余裕がなかったのですが
その後、担当者と思われる方が何度か来てくれたようなのですが、子どもの寝かしつけ中だったり不在だったりといつもすれ違いで、毎日の忙しさに追われて忘れていました。
こんな感じで街の中で話しかけられて入会をするケースもあるようです。
組合員からの紹介
わが子が1歳を過ぎたころに、友人がコープデリを始めたと聞き、「そういえば…」と思い出して紹介してもらいました。
コープデリに入会している組合員からの紹介で入会すると、紹介した側も紹介された側もプレゼントがもらえました。
内容は、ドレッシング・ソーセージ・ヨーグルトなどの中からひとつ選べるシステムでした(地域・キャンペーンの時期によって異なるかもしれません)
お友達に組合員がいる場合には、紹介してもらうのも1つの方法です。
コープデリの入会金(出資金)
入会金という名目ではありませんが、『出資金』という形で入会の際にお金を預けます。
これは、組合員同士によって支えられているコープデリの運営費として使われます。
単純に預けているだけなので、脱退する際にこの出資金は返還されます。
金額は地域によって違い、500~1,000円程度のようです。
コープデリの配達料・月額利用料
月々かかる費用としては、
基本手数料 | 100円 |
---|---|
配達料 | 100円 |
合計 | 200円 |
が毎月かかります(地域によって数十円の違いがある)
『基本手数料』は、毎週配達されるカタログ代ということのようです。
注文してもしなくても、カタログは届けられるので毎月かかります。
『配達料』も100円かかりますが、配達があるときのみです。
この費用は割引制度があり、子育て割やシニア割、3,000円以上の注文で無料になります(のちほど詳しく説明しますね)
コープデリにはどんな商品があるの?
次に気になる点としては「コープデリに入ったらどんな商品が買えるのか」という点だと思います。
結論から言うと、スーパーにあるような食材はひととおり揃っているといってもいいです。
上の写真は毎週届くカタログです。
入会のときにもらったカタログは、電話帳くらいの重さがあって「こんなに!?」とびっくりした覚えがあります。
そんな品揃え豊富なコープの商品・カタログをジャンルに分けて紹介したいと思います。
食材が中心『ハピデリ』
コープデリから毎週届けられるカタログの中で、一番厚みがあるのがこのメインの『ハピデリ』カタログです。
なんとこちら、今回は96ページもあります!
野菜・肉・魚・乳製品・冷凍食品・卵・米・パン、そしてミールキットやお弁当、トイレットペーパーなども。
チラシ風のレイアウトで、『スーパープライス』や『下半期最安値』などのアイコンが一目でわかるようになっていて、お買い得品が見つけやすくなっています。
「クリスマス特集」「おせち特集」など、季節に応じた特集のページも組まれています。
チラシの内容は週ごとにかなり違っていて、新鮮さが感じられるので飽きがこないのですが、注文したい商品が決まっているときは探すのが大変かもしれません(そういった場合は別の方法があるので、のちほど説明しますね)
わが家がよく注文する、これいいなあと思っている商品はこんな感じです。
これらは、子育て世帯・忙しいママにぴったりだと思います。
わが家も野菜や肉よりは、こういった加工品を注文することが多いです。
全体的には特別安くはないのですが、こういった『珍しい商品』『コープにしかない商品』『消費者目線でつくられた商品』がたくさんあるので、筆者はスーパーより安いから利用しているのではなく、「利便性」や「商品のバリエーション」といった目的でコープデリを利用しています。
ベビー・キッズ商品が盛りだくさん『for baby』
子育て世帯向けに、『for baby』というカタログがあります。
ミルクやおむつはもちろん、離乳食に使えるやわらかいうどんやうらごしの野菜、ベビーフードなどがそろっています。
こちらは商品の写真や価格だけではなく、ひとつひとつ商品説明が書かれているので、どんな商品だかすぐにわかるようになっています。
原材料・添加物なども載っているところが嬉しいですね。
子育て世帯のことをよくわかっているなあと感じます。
便利グッズや日用品がたくさん『日用ざっか』『キャロット』
『日用ざっか』と『キャロット』は便利グッズがたくさん載っていて、筆者はいつも楽しみにしています。
「省スペース物干し」や「キャベツを千切りにできるスライサー」、お掃除グッズ、キッチングッズ、育児グッズなど、見ているだけで楽しいカタログです。
この「すくいやすいボウル」もコープで購入しました。
スプーンを使えるようになったわが子が、すくうときにいつも中身をこぼしてしまっていましたが、このボウルはふちが返しになっているのですくいやすいようです。
これはいい買い物をしたな、と思いました。
「こんな商品がほしかった!」という、ほかでは売っていないものが見つかるのもコープのいいところだと思います。
ナチュラル&オーガニック『ヴィ ナチュール』
飼料にこだわった農産物や、有機栽培の野菜、自然派コスメなどを紹介しているカタログです。
筆者はオーガニック食品にこだわる方ではないのですが、スーパーで冷凍食品を買うとき、原産国を見るとその多くが輸入の中国産なのが気になっています。
また、どこで作られたか定かではないような冷凍食品も普通に売られています。
こちらのカタログではほかにも、できるだけ余分な添加物などを使っていないシンプルな食品、国産の加工品などをまとめて紹介してくれているので、とても重宝しています。
たとえば「油で揚げていない国産若鶏の竜田揚げ」は、から揚げが大好きなわが子用にいつも冷凍庫に常備しています。
脂っこくないのに、普通においしく食べられるので、いい商品だなと思います。
ファッション通販『スクロール』
コープデリとは違いますが、『スクロール』という会社のカタログも一緒に入っています。
もちろんこちらも何ら変わりなくコープデリと一緒に注文ができ、無料で配達してくれます。
『スクロール』はファッション通販カタログです。
ニッセンやベルメゾンといった通販と同じものだといえばイメージしやすいと思います。
筆者がスクロールでいいなと思っている、ほかの通販と異なる点を挙げてみるとこんな感じです。
- インナー、部屋着などが豊富
- インターネット注文では、商品を使ってみた方のリアルな口コミやいろんな角度の写真が見られる
- 期限内であれば、無料で返品も可能(次の配達時に渡すだけ)
筆者はブラジャーなどのインナー選びが下手です。
下着売り場に行っても、すごくたくさん種類があってどれがいいのか分からず、気軽に試着しづらいし(子連れであればなおさら)じっくり選べません。
結局、使ってみたらなんだか合わなかった……と失敗し、インナーは返品できませんので泣く泣くお蔵入りになったものも……。
通販であれば、家にいながら納得するまで考えて選ぶことができます。
「広い面でおさえて背中をきれいに見せるブラ」や「バストをすっぽり包んで揺れや垂れを軽減させるブラ」など、機能的なインナーが豊富で、産後に変わってしまった体型に合うようなインナーを探していた筆者にはぴったりでした。
じっくり選んだからか、今のところ以前のような失敗はしなくなりました。
子連れで買い物に行きづらいママにはおすすめのカタログですよ。
ほかにも介護に特化したカタログや、グルメお取り寄せカタログ、ミセスファッションなど、コープデリにはさまざまなカタログがあります。
基本的にチラシ形式のカタログはその週しか注文できませんが、保存版カタログといって期間が長い冊子版も定期的に届きます。
こちらは定番の日用品や食品、服がラインナップされています。
カタログの種類は入会の際に選べて(選べないものもある)、またインターネット上で新たに購読したり廃止したりといった手続きも簡単にできます。
コープデリの注文方法
コープデリの注文方法は、ちょっと特殊です。
紙で注文する方法と、インターネットで注文する方法、2種類あるのでそれぞれ紹介したいと思います。
注文用紙
毎週、カタログと一緒に注文用紙が届きます。
商品名がずらりと並んでいるので、探し出して、注文したい商品のところに個数を書きます。
用紙注文のデメリットは、この「商品を探す」のがけっこう面倒なことです。
カタログを見て注文したい商品が見つかったら、注文用紙の注文番号を追って探し出すことになります。
筆者は早々にインターネット注文に切り替えてしまいました。
普段ネットショッピングに慣れているという方は、インターネットからの注文のほうが楽だと思います。
しかし、筆者にコープデリを紹介してくれた友人は「インターネット注文が難しくてわからない。紙のほうが簡単」だと言います。
なので、人それぞれなのかなとも感じます。
たしかに用紙注文のほうがシンプルです。
また、前に注文した商品は色がついて分かりやすくなっているため、いつも同じ商品を注文するという場合には便利だと思います。
インターネット注文(eフレンズ)
コープデリのインターネット注文サイトは『eフレンズ』といいます。
カテゴリやランキング、キーワード検索で商品を探せて買い物かごに入れる、というほかのネットショップやネットスーパーと同じような注文方法です。
では、筆者がおすすめする『eフレンズ』は、紙の注文方法と比較してどんなところが違うのか、まとめてみました。
- カタログに掲載されていない商品がある
カタログに掲載されているのは、お買い得品などの一部の商品のみ。ネット上にはもっとたくさん商品がある。 - 実際に買った人の口コミが見られる
- 原材料や賞味期限、詳細な商品情報が見られる
- 商品の写真がたくさん載っている
- この先の取り扱い予定が見られる
- 気になる商品、よく注文する商品は、お気に入り登録ができる
- パソコンだけでなく、スマートフォンからも注文できる
- 過去の注文履歴がいつでも見られる
- 現在注文中の商品の一覧や、合計金額を計算してくれるので、買いすぎ防止になる
『eフレンズ』にはこんなメリットがあります。
特に筆者は口コミをよく見ています。
チキンステーキを注文しようとしたら「半分くらい脂だった」「小さくてがっかり」なんていう口コミを見て、やめたこともあります。
実際に手に取ることのできない通販というシステム上、商品に対する情報は多いほうがいいと感じます。
一方、こんなデメリットもあります。
- 入会してから使えるようになるまでに1~2週間かかる
- 登録しないといけない
- キーワード検索で、ほしい商品が見つからないときもある(チラシの商品名と違うときがある)
メリットと比較すると、デメリットは小さいのかなと思います。
インターネット注文と注文用紙はいつでも切り替えられますし、併用もできるので、好きな注文方法を利用するといいと思います。
コープデリの特典、割引について
コープデリには、特典や割引がたくさんあります。
ですが、自己申告制だったり、申し込みをしないといけなかったり、知らないと使えないものもあるので、こちらにまとめてみました。
入会特典
コープデリの入会特典はかなりお得になっています。
- 人気商品のなかからひとつプレゼント(筆者はドレッシングにしました)
- 入会してから6週間連続で、500円の割引チケットがもらえる
500円券が使えるのは注文金額が合計3,000円以上という条件はありますが、6回分で3,000円にもなるのでぜひ使うことをおすすめします。
筆者は「最初は失敗してもいいからいろんな商品を買ってみよう」と思っていたので、この期間中に毎週3,000円以上になるように注文していました。
割引のあいだだけお試しで使ってみて、合わなそうならやめよう、という使い方でもいいと思います(実は筆者もそう思っていましたが、使ってみて意外とよかったので、その後使い続けています)
紹介特典
コープデリを紹介で入会すると、紹介者にも入会者にも両方にプレゼントがもらえます。
筆者のときは、人気商品の3点から選べました。
ちなみにこの紹介特典はあとからでも適用できます。
入会してから、知り合いやママ友の中にコープを利用していることを知ったら、両方とも特典を受けることができますよ。
赤ちゃん割引
赤ちゃん割引は1歳未満の赤ちゃんがいる家庭が対象。
基本手数料・配達手数料の両方が無料になります。
子育て割引
子育て割引は小学生未満の子どもがいる家庭が対象。
地域によって、赤ちゃん割引と同等の割引か、配達手数料のみが無料になります。
シルバー割引
シルバー割引は、65歳以上の方がいる家庭が対象。
配達手数料が無料になります。
合計金額3,000円以上で基本手数料無料
毎月かかる基本手数料ですが、注文合計金額が3,000円以上で無料になります。
なので、筆者は毎月ちょこちょこ注文するより、なるべくまとめて注文するようにしています。
まとめ
半信半疑で入会したコープデリを、その後使い続けることになったわが家。
その理由を、まとめてみるとこうなりました。
- 入会特典、各種割引制度がある
- 子育て世帯、ママのことをよく考えられている
- 毎週注文しなければならないということもないので、欲しいときだけ欲しいものを注文すれば、お得に使うことができる
- 近所のスーパーにない「コープでしか買えない商品」「ありそうでなかった便利品」もある
- 商品情報が詳しく載っている。口コミもたくさんあり、失敗しにくい
基本手数料や配達手数料はかかりますが、割引制度を利用することで、とくに子育て世帯は無料になることもあるので入会しておいても損はないと思います。
また、スーパーより安いというわけではないのですが、スーパープライスのときを狙ってお得に買い物をしたり、コープでしか買えない商品を買えたりというメリットがあります。
コープは入会や解約に制約はあまりありません。
チラシや『eフレンズ』のページを見るだけでも楽しいので、気になる方はぜひ試してみることをおすすめします。