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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
可愛くて大切な我が子…出来る事なら怒らずに大切に育てていきたいですよね。
しかし、実際はガミガミと口うるさく怒ってしまい、泣かせてしまうこともよくあることでしょう。
また、ときには感情的に叱りつけてしまい、後から自己嫌悪してしまう人も多いはず。
ママだって好きで怒っているわけではないけど、どうしても感情的になってしまうことがあります。
勢いで怒鳴りつけて、子供が泣いてる姿を見るのはとても罪悪感を感じますよね。
私は過去に1度、旦那に
確かに一番ツラいのは子供であることは間違いないのですが、好きで怒ってるわけではないコチラには一切寄り添わない言葉にとても傷ついた記憶があります。
24時間365日休みなく子供と一緒にいると、感情のコントロールができなくなることなんて誰にでもあるはずです。
そして、出来る事なら悪いことをしたら感情的に怒ったりせずに、諭すように叱ってあげたいものです。
今回は、どうしてもキツく子供を怒ってしまってツラい思いをしてるママのために、感情的になりそうなときの対処法を紹介していきたいと思います!
パッと読むための目次
まずはクールダウン!子供からちょっとだけ離れてみる!
子供が何かしでかした瞬間、ママの怒りは瞬時にピークに達しますよね。
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その瞬間に怒るととても感情的に怒ってしまうことが多いので、まずはそこをグッとこらえて、クールダウンをするようにしましょう。
子供の姿を見ていると怒りが収まらないので、とりあえずちょっとだけ子供から離れるようにしてみましょう。
子供から離れるといっても、完全に外出してしまうのは危険なので5分程度、子供とは別の部屋に移動してみるといいでしょう。
別の部屋がないときはトイレなどでもOKです。
とにかく少しだけでも1人になって深呼吸できる時間をとることが大切なのです。
怒りの対象(子供)の姿が見えなくなることで
- そんなに怒ることでもないかな
- 子供も反省しているはず
しかし、この方法を実行する前には「部屋の安全性」によく注意する必要があります。
ベランダのカギが開いていないか、キッチンに出しっぱなしの包丁や熱せられたお鍋がないか、お風呂にお湯は張っていないかなどをよく確認して、5分ほど別の部屋に行っても危険はないかどうかをよく見ておくようにしましょう。
怒りがピークに達している時に「そんな冷静に確認してられないよ!」と思うかもしれませんが、子供が1人で過ごしている間に万が一怪我があっては大変です。
また日ごろから施錠や危ないものを片付けておくことを意識しておくといいですよ。
怒りやすくなる根底の部分を解決する
子供に対して必要以上に感情的に怒ってしまいがちな人は、子供がやらかしたこと以前にイライラしてしまう「別の原因」がある場合があります。
その原因を突き止めて解決することによって、感情的に怒ってしまうのをある程度防げることがあります。
「疲れ」「寝不足」によるもの
家事に育児に、人によっては仕事に…ママは家族の働き者です。
必要とされれば自分の寝る時間や休憩を削ってまで家族のために動き回ってしまうものです。
しかしママだって1人の人間です。
疲れがたまったり、寝不足になったりすると感情のコントロールが難しくなってしまうものです。
疲れや寝不足は、体力だけでなく心の余裕を奪ってしまいます。
疲れが溜まっているというだけで、怒りの沸点が低くなってしまい、子供のちょっとしたイタズラやミスをかなりの勢いで怒ってしまいますよね。
そんなママに必要なのは「休息」です。
とにかく身体を休めて、1回リセットすることがとても大切です。
パパが休みの日に数時間でいいのでゆっくりと休めるように子供を外に連れ出しもらったり、それが無理なら一時保育を利用したりして、ママが疲れから解放される時間が何より必要です。
ママとちょっとだけでも離れるのは小さい子どもにとっては寂しいことかもしれませんが、ママが感情をフラットにして笑顔で育児をするためには大切なことですよ。
「よその子はいい子なのに…」という比較によるもの
「となりの芝は青い」ということわざがあるように、よそのお宅の育児やお子さんはとても立派に映るものです。
実態はどうあれ、「あの子はしっかりしている」「あの子のママはいつも笑顔で子供を向き合っている」と思うたびに、
私はあのママに比べるといいママじゃないな…
比べることによって「うちも育児や母親業をしっかりしなきゃ!」と肩に力が入ってしまうものです。
そして、そのとおりに事が運ばないと「なんでちゃんとしないの!」と怒りも普段より倍増しがちです。こうして感情的に怒ってしまう人も多いことでしょう。
そんなママに必要なのは「ウチはウチ、よそはよそ」と割り切って、周りに惑わされない意識です。
よそのお宅を比べたところで、我が子は我が子なりの生き方しかできないし、よその子のような生き方はできません。また、それはママもしかりです。
全然違う子(人)なのに、比べるだけ不毛ということです。
また、青く見えている隣の芝ですが、もしからしたお隣さんもアナタのおうちの芝のことは青く見ているかもしれませんよ?
誰かと比べてイライラするのは身体にも心にもよくありません。
自分の育児を貫いていると、イライラすることは減るかもしれません。
「排卵期」「生理前」など体調によるもの
いつもはわりと落ち着いているのに、排卵期や生理前になると無性にイライラしてしまうことってありますよね。
実際に私がこのタイプなのですが、「どうしてこんなことが許せないのか」というくらいにイライラして怒ってしまいます。
女性なのでホルモンバランスに左右されてしまうのは仕方がないことなのですが、子供にしてみれば完全にとばっちりですよね。
出来ることなら排卵期や生理前でもいつも通りに接してあげたいものです。
そんなママに必要なのは「排卵期や生理前の苛立ちを解消する」ということです。
これらのせいで子供に感情的になってしまうと感じているのなら、婦人科で相談したり漢方を飲んでイライラを解消するなりの対策が必要です。
「自然なことだから仕方ない」と思う人もいるかもしれませんが、子供のことやこれからの長い育児生活を考えると早めに何かしら対策をとっておいたほうがいいですよ。
「夫に対するイラ立ち」によるもの
子育てとは夫婦2人でするものです。女性1人では子供は授かれませんし、子供は夫婦で育んでいくものです。
しかし、世の中には
- 子育ては母親がするもの
- たまには手伝ってあげるけど、基本はママがやってね
共働きのご家庭はともかく、専業主婦のご家庭は特にこの考え方が多いです。
確かに専業主婦の場合は日中の保育者はママがメインなので仕方がないのですが、「全部が全部丸投げ」というのは納得できませんよね。
子供の発達や行動で「○○なんだけど、どう思う?」と夫に相談しても「わからない。君に任せるから、対処して」なんてふうに返されるとイライラがどんどんたまっていくものです。
2人の子どもなのに、夫はまるで無関係…そんな夫の対応による不満は育児にも影響して感情的な怒りにつながることがあります。
また、育児に対する意識はしっかりしていても
- 飲み会が多い
- 自分だけ休みの日によく遊びに行く
「仕事の付き合いなんだから」「友達付き合いも必要だろ?」なんて言われると飲み込むしかありませんよね。
子供にとってはいいパパでも、妻にとってはいい夫であるとは限りません。
そんなママに必要なのが「夫とよく話し合う機会」です。
このまま夫が育児に関して無関心の状態が続くと、ママのイライラはピークに達して子供にも悪影響です。
最初は「何が不満なの?」「どうしてそんなに怒る必要があるの?」とパパの反応が鈍いかもしれませんが、諦めずに話し合いの機会を設けてください。
また、パパにたくさん自由時間があるならママの自由時間だってあっていいはずです。
パパも自分の時間を楽しむならママの時間の確保もしてもらえるようによく話し合ってみてください。
そこの部分が完全じゃなくてもある程度イーブンになると、ママの不満もかなり軽くなるはずです。
ママのパパに対する不満が解消されない限り、負のループは断ち切れませんよ。
意外に関係がある?!部屋の片付けしよう
「それって関係あるの!?」と思われるかもしれませんが、おうちが片付いていないお宅ではママが必要以上に怒りやすいという傾向があります。
お部屋が散らかっていると誰だってイライラしてしまいますよね。
子供がいると片付けても片付けても、子供がどんどん荒らしていくのでキリがなくて「いい加減にしてよ!」と常にお怒りのママさんも少なくはないでしょう。
そのうち、「やっても子供が荒らすから」と片付けを諦めてしまうことも…
そんなママさんは子供への怒りの沸点が低くなっていることがあり、多少のことでも必要以上に怒ってしまうことがあるのです。
まずは部屋を片付けて、しっかりと掃除をしてみましょう。
子供の妨害にあってなかなか進まないかもしれませんが、ここはグッとガマンです。
家中をカンペキに片付ける必要はないので、1日で1番長く過ごす部屋(リビングなど)を集中的にやっちゃいましょう。
そして片付いたら、子供にもお片付けについてよく話します。
ちゃんと片付けができたら
ありがとう!ママ、助かっちゃた!
こういう優しいやりとりを続けることによってママも気持ちも丸くなるし、部屋は常に片付いている状態になるので一石二鳥ですよ。
「いい子になってほしい」という理想を捨ててみる
誰しもが最初は我が子に対して「素直でステキな子に育ってほしい」と願うものですよね。
しかし、大人でもそれぞれ性格があるように、子供にも性格や生まれ持った性質というものがあります。
周りの子供よりも素直になれなかったり、自分の意見を言葉に出来なかったりするものです。
ママが思っている「いい子」が、我が子の本質とはかけ離れていることもあります。
ママが理想の「いい子」を追い求めるあまりに、我が子に対するハードルを上げ過ぎるとママも
そして怒られることが常習化してしまうと、いつもビクビクした子供になってしまうこともあります。
「いい子でいてほしい」と願う気持ちは親として当然のものですよね。
しかし、親の理想を押し付けるのは子供にとっては窮屈ですし、理想から外れることによってママもイライラしてしまうものです。
我が子のありのままをしっかり受け止めることによって、「いい子になってほしいのになってくれないイライラ」から解き放たれて、感情的に子供を怒ることが減るかもしれませんよ。
子供の行動に隠された意味を知ることも大切!
イタズラなどをしたときに、悪さをした理由がわからないと「ママを困らせようとしている」と感じてしまい、怒ってしまいますよね。
でも、我が子のことをよくわかっていると1つ1つの行動にちゃんと理由があることがわかります。
我が家の場合、長女が3歳のときに夕方になると玄関にぬいぐるみや落書きした紙を散らかして放置することが続きました。
「遊んだあとは片付けなさい!」と叱っても片付ける気配がなく、シレッとした顔をしていたので毎日感情的にキツく怒っていました。
ある日、いつものように片付けなさいと玄関で怒っているときに夫が帰宅してきました。
すると長女が
玄関のぬいぐるみたちは夫のお出迎え組で、落書きは「おかえり」と書いていたようです(当時文字は書けないので、雰囲気で書いていた)
長女は長女なりに「パパに喜んでもらいたい」という気持ちで毎日玄関を散らかしていました。
本人的には散らかしているつもりはまったくなかったようですが…(汗)
その理由を知らなかった私は、長女を
- 遊んだものを片付けない子
- 片付けなさいと言ってもやらない子
として怒り続けていました。
それ以降は、玄関を散らかしていても感情的に怒ったりせずに「お父さんが帰ってきたら片付けるんだよ~」と声掛けをするだけになりました。
これまでは怒ってもシレッとした顔をしているだけだった長女も
自分の行動を受け入れてもらえたことによって長女も素直に行動するようになったのです。
行動の意味を理解すると、散らかすという状況は何1つ変わっていないのに怒ることがなくなりました。
まとめ
ママだって人間のなので、子供に怒ってしまうことがあるのはとても普通のことですし、子供にとっても親から怒られるということは必要な経験です。
しかし感情的に怒ってしまうのは改善したいものですよね。
子供が恐縮してしまっている表情や、涙をこらえてるような様子を見ると「やってしまった」という罪悪感の気持ちと「ホントにわかってるの?」という疑惑に溢れた気持ちで揺れてしまいますよね。
とはいえ、ママが子供に怒ってしまうのは、子供への愛情があるからこそです。
単にイライラして怒鳴り付けているように見えても、その根底には子供の今後が心配だからこそ客観視が出来ずにイラッとしてしまっているという気持ちがあるのだと思います。
第三者な周りの人々や、育児に対して理解がない夫に「何をそんなに怒っているの?」「そんなに怒らなくてもいいじゃない」と言われても、あまり気にする必要はありませんよ。
ですが不必要に感情的に怒ってしまうのはママも子供もツラいのでちょっとずつ改めていくようにしましょうね。
感情的になってしまう原因を突き止めてそれを改善したり、部屋を片付けてみたり、怒りそうになったら別の部屋でクールダウンしたりなどして、うまく怒りを対処していくように頑張ってくださいね!