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ママテク(@mamateku)ライターのせっきーママです。
わたしもそんな悩めるママのひとりでした。
わたしは子どもが生まれたときからずーっと完全母乳で育ててきましたが、一歳半のときに思い切って「断乳をしよう!」と決意しました。
そして断乳をするための準備をしていき、少々準備不足ながらもなんとか断乳初日から子どもをおっぱいから卒業させることができました!
今回はわたしがどのようにして断乳を決行したかや、断乳後に起きた子どもの変化などを時系列で書いていきたいと思います。
パッと読むための目次
わたしが断乳をしようと思った3つの理由
まずはわたしが断乳をしようと思い立った理由について書いていきたいと思います。
断乳を決めた理由1.夜中の授乳が辛くなったから
夜中の授乳って本当に大変ですよね。
わたしは結構なめんどくさがり屋なので、子どもが夜中に泣いて起きると添い乳をしてそのまま寝かしつけていました。
添い乳は子どもが1歳を過ぎて保育園に通うようになってからも惰性で続けていました。
でも子どもが夜中に何回も起きてその度におっぱいを飲ませていると、なかなか寝付けず寝不足になってしまうことが多々ありました。
わたしはこの頃働いていたので、寝不足で翌日の仕事に支障が出ないよう気を張りながら毎日働いていました。
それに加えてこの頃には上下の前歯が生えそろってきて、おっぱいを飲んでいるときには高確率で「ガリッ!」と噛まれます…。
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痛みに耐えながら「そろそろ断乳しなきゃ乳首が食いちぎられる…」と危機感を覚えて断乳しようと決意しました。
断乳を決めた理由2. ご飯をあまり食べてくれなかったから
普段からあまりご飯を食べなかったり飲み物も飲まなかった我が子。
離乳食から普通食に移行しようとしている時期にも関わらず食べる量も飲む量も少なすぎる!
断乳を決めた理由3.栄養は普通食から十分とれるようになるから
断乳をすると決めたときは子どもはちょうど1歳半になろうとしている時期でした。
この頃の食事は離乳食の完了期から普通食へ徐々に移行し始めてくるので、大人とだいたい同じものが食べられるようになります。
そのため必要な栄養は食事からとれるようになります。
逆にこの頃になると母乳の栄養はほとんどないに等しい状態になっているので、栄養補給的な側面で母乳をあげる理由はほぼありません。
食べ物から十分な栄養を取れるようになってほしかったので、なんとなくで飲ませていたおっぱいを終わらせようと思いました。
断乳を始める前に準備した3つのこと
断乳をするにはあらかじめ準備が必要です。
ここではわたしが断乳を始める前にしたことについて書いていきたいと思います。
断乳準備その1.断乳する日を決めて子どもに言い聞かせる
「この日におっぱいとバイバイするからね。頑張ろうね。」とカレンダーを指さしながら子どもに毎日言い聞かせるようにしました。
うちの子どもの場合は、1歳半だったため完全に意味を理解してはいなかったと思いますが、いきなり断乳を決行されるよりは子どもも(ママも)心の準備ができるのではないかなと思います。
逆に2歳以上のお子さんであれば少しは言葉が理解できるようになってくると思うので、言葉でしっかり伝えながら進めていけばお子さんも理解しやすいと思います。
断乳準備その2.おっぱいをあげない時間を少しずつ増やしていく
休みの日は日中もおっぱいを飲んでいることがあったので、なるべくおっぱいをあげないようにしました。
わたしと一緒にいるとすぐに服をまさぐっておっぱいを探し始めるので、気を他にそらすためにもお外に出てたくさん遊ばせるようにしました。
たくさん遊ばせると帰って来てからも疲れてすぐに寝てしまうので、お昼寝の時間もおっぱいを飲ませずに済みます。
あとはお昼寝のときの寝かしつけをパパにやってもらったりと、物理的にママのおっぱいと触れ合う機会を徐々に少なくしていきました。
断乳準備その3.断乳する日を長期休暇中に計画する
わたしは3連休中に断乳を決行しました。
断乳についてネットで調べているときに、「断乳初日は子どもが大泣きして結局朝まで泣いていた…」なんて書いてあったりしたので平日にはとてもできないと思いました。
余裕をもってゴールデンウィークなどの長期休暇中にやったほうが、子どもにとってもママにとっても楽だと思います。
あとは必ずパパや手伝ってくれる家族がいる状態で臨みましょう。
おっぱいを欲しがって全力で泣き叫ぶ子どもを長時間抱っこし続けるのには相当な体力が必要になります。こんなときこそ全力でパパに頼っちゃいましょう♪
翌日も寝不足になることが予想されるので、できるだけ家事や子どもの世話を手伝ってくれる人がいたほうがいいと思います。
いよいよ断乳!実録!断乳当日から7日目までの道のり
断乳当日:金曜日の夜
平日の金曜日の夜に断乳を決行しました。
ちなみにわたしはパパと2人で協力して断乳に臨みました。
わたしが実行した断乳の方法は、ひたすら子どもに「おっぱいはもうバイバイね」などと言い聞かせながらおっぱいを飲ませないようにするという至ってシンプルな方法。
夜になりベッドに寝かせるといつもどおり子どもはおっぱいを飲もうとしてきます。
わたしも「もうおっぱいとバイバイしようね」と言い聞かせてかたくなに授乳を拒否し続けます。
そのうち子どもは意地でもおっぱいを飲もうと泣き叫びながらおっぱいをまさぐってきます。
その泣き叫び具合といったらわたしの心が折れそうになるくらいです…。
そして子どもが延々と泣き叫び続けること約2時間…。想定外の事態が…
泣きつかれてしまったのか子どもが抱っこのまま寝てしまいました。
「あれ、もう寝ちゃった…?」と想定外の展開に拍子抜けしつつ、「これはもしかしたらこのままいけるかもしれない…!」と断乳成功までの道のりが一気に開けたように感じました。
その後は何度か起きてぐずることもありましたが、眠いのかそのままおっぱいにはりついて寝てしまいました。
おそらく昼間は保育園に行っていたせいもあってか疲れていたんだと思います。
わたしもパパも「今夜は徹夜か…」と覚悟していましたが、断乳初日は思っていたよりもあっさりとおっぱいを諦めて寝てしまいました。
断乳2日目:土曜日
少しおっぱいをまさぐる仕草もありましたが、基本的には昼間はおっぱいなしで大丈夫でした。
そしておっぱいを飲まなくなったせいか驚くほどよく飲み、よく食べるように!!
これはすっごく嬉しかったことを覚えています。
お昼寝の時もパパに寝かしつけてもらい少しグズグズしてましたが、特に大泣きすることもなくスッと寝てくれました。
そして断乳2日目の夜…。
おっぱいを思い出してまた昨日みたいに泣くんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、拍子抜けするほどあっさり寝てくれました!
寝付いた後も夜中に何度か起きそうになりましたが、おっぱいを求めてくることはありませんでした。
断乳3日目:日曜日
この日は朝から超がつくほどの不機嫌でした。
そして甘えたいせいか「ママ抱っこ~!!」と泣きながら抱っこをせがんできました。
精神安定剤であるおっぱいがなくなったことで、子どももかなり不安定な気分になってるんだろうなと思い一日中思い切り甘えさせてあげました。
そしてこの日ももう夜はおっぱいを欲しがることはありませんでした。
断乳4日目~7日目:月曜日~木曜日
断乳4日目の月曜日には急な断乳の影響かどうかはわからないですが、子どもが39度の熱を出して体調を崩してしまいました。
体調も悪くおっぱいも飲めないせいか機嫌も一日中悪かったですが、おっぱいはもう完全に欲しがらなくなりました。
でもやっぱり子どもとしては寂しい気持ちがあるのか「抱っこ、抱っこ~!」と常に抱っこをせがんできました。
そして断乳6日目からは機嫌も体調もよくなり、ごはんもものすごい量を食べてくれるようになりました。
意外とあっさり断乳成功!
当初予想していたよりもかなりあっさりと子どもがおっぱいから卒業してくれました。
しかし、強行軍的なスケジュールで断乳を進めてしまったため、子どもにたくさんのストレストをかけて体調不良にしてしまったことを少し後悔しています。
わたしの場合は3連休中に断乳しましたが、もう少し余裕をもってゴールデンウィークや長期休暇のときに断乳をすることをおすすめします。
あとは、断乳するときにおっぱいに怖い絵を描いたり、乳首にからしを塗ったりする方法がネットで書かれていたりしますがそんなことをする必要はないと思います。
ただでさえおっぱいから離れてストレスがかかっている状態なのに、余計なストレスを与えてしまうと断乳後に思わぬ変化が子どもに起きてしまいかねません。
断乳後のおっぱいのケアについて
断乳後のおっぱいのケアはとても大事なことなので必ずやりましょう。
ここでしっかりケアをしてあげないと、後々おっぱいにしこりが残ったり次の子どもを出産した時に母乳が出づらくなることがあります。
断乳後のケアその1:断乳後3日間は母乳をしぼるのを我慢
体にもう母乳を作り出す必要がないことをわからせるために、断乳後の3日間は母乳をしぼらないようにします。
3日間もしぼらないように我慢していると、どんどん母乳がたまっておっぱいがガッチガチに張って固くなります。
そしてこれがまたすごく痛いんですよね…。
痛くて子どもの抱っこもままならなくなります。
あまり痛いようであれば、圧抜きといって少しだけ母乳をしぼったり冷やしたりして対応します。
ちなみにわたしも痛みに耐えきれず何度か圧抜きをしました。
ここでの圧抜きはあくまでも少しだけしぼるだけなので、基本的にはこの3日間は痛みとの戦いになります。
断乳完了まであともう少しの辛抱だと思ってなんとか乗りきりましょう!
断乳後のケアその2:搾乳する間隔をだんだん開けていき母乳を全てしぼり出す
そして3日後に母乳を一度全てしぼりだします。
しばらく授乳や搾乳をしていないと乳頭に白い角栓のようなものが詰まっていて母乳が出づらくなっていることがあるので、しぼる前に優しく取り除いてあげましょう。
お風呂に入っているときだと角栓が柔らかくなるのでとりやすくなりますよ。
母乳をしぼりだすときは両手の人差し指と親指を合わせて三角形の形にして、おっぱいの外側から内側に向かって優しくしぼり出します。俗に言う「おにぎりしぼり」です。
搾乳するときにいつもわたしが使っていて役に立ったアイテムがこれ!
ピジョンの手動の搾乳機です。搾乳口をおっぱいにあてがい片手でレバーを握ると簡単に搾乳ができます。
わたしは手で母乳をしぼったあとに、この搾乳機を使ってしぼり残しがないようにしていました。
他にもおっぱいが張ったときや乳腺炎になったときにも、この搾乳機は簡単でしっかりと母乳をしぼることができるのでとても役に立ちました。
そして次に搾乳するのはその一週間後、次はその二週間後と徐々に間隔を伸ばしていき、最終的にしぼっても母乳が出てこなくなれば断乳の完了です!
断乳後、子どもに起きた3つの変化とは?
断乳をしてからというもの子どもにたくさんの変化が起こりました。
それはいい変化でもあり悪い変化でもありました…。
断乳後の変化その1.よく飲み、よく食べるようになった
断乳後の一番の変化は、ご飯をよく食べ飲み物をよく飲むようになったことです。
何より驚いたのは飲み物を飲む量!
のどが渇くのか飲み物を飲むたびに「ゴクッゴクッ」と音をたてて豪快に飲むようになりました。
それに加えて食べる量も増えおかわりもよくするようになり、今まで食べなかった野菜や魚などをバクバクと食べてくれるようになりました。
わたしにとってはこれが一番嬉しい変化でした♪
断乳後の変化その2.夜はぐっすり朝まで寝てくれるようになった
断乳後に子どもが夜泣きをするようになってしまったらどうしよう…と心配していましたが全然そんなことはありませんでした。
ほとんど朝までぐっすり寝てくれるようになり、起きたとしても背中をトントンしているとすぐに寝てくれます。
毎日の寝不足が解消された上に寝不足による仕事への影響もなくなったため、わたしとしては気持ちに余裕ができて日々のストレスが軽減されました。
断乳後の変化その3.寝るときや甘えたいときにおっぱいをいじるクセがついた
上の二つは嬉しい変化でしたが、子どもに起きた変化は嬉しい変化だけではありませんでした…。
これはうちの子に限ったことだと思うんですが、いきなり断乳しておっぱいから強制的に離してしまうと子どもとしてはやっぱり寂しかったみたいで…。
今度はおっぱい(主に乳首)をいじるクセがついてしまいました(T_T)
四六時中ではないですが寝るときは必ずいじられます。というかいじらないと寝られないみたいで(汗)
現在子どもは2歳10ヶ月になりますが、いまだにこのクセが治りません。
わたしが子どもに「おっぱい、ないない!触らないでね!」と言い聞かせても、「ダメ!」と逆に怒られる始末…。
子どもももうすぐ3歳になるので、言葉で言い聞かせて理解してもらいながら徐々にこのクセをやめていってもらおうと思っています。
このように断乳をすると思わぬ子どもの変化もあるので、「こんなことがあるんだな~」くらいに頭の片隅にでも情報として入れておくと心の準備ができていいかもしれませんね。
まとめ
今回はわたしが経験した断乳の方法や断乳後の子どもの変化などについてご紹介しました。
もちろんこれはあくまでわたしが経験したことなので、この通りにやってもうまくいかないこともあるかもしれません。
でもそこで大事なことは子どもの状況に合わせて臨機応変に、そして子どもに寄り添いながらおっぱいから卒業させるということです。
大好きなママのおっぱいから離れることは、子どもにとってはかなりのストレスになるのでそのストレスに向き合いながらも「おっぱい以外にもこんなにおいしいもの、楽しいものがあるよ!」と子どもにどんどん新しいものを見させてあげるようにしましょう♪