【体験談】繰り返してしまった乳腺炎…自身の経験から原因と対処法、乳腺炎にならないために気をつけたいことをまとめてみました!

The following two tabs change content below.
あおい

あおい

2016年冬に男の子を緊急帝王切開で出産。現在、フリーランスで仕事をしているシングルマザーです。仕事との両立やひとり親育児について、リアルに実体験から伝えられる事を発信していきます!

ママテク(@mamateku)ライターのあおいです。

赤ちゃんにとってもママにとっても色んなメリットがある母乳育児。

産後スムーズに授乳する事ができればいいのですが、授乳が始まるとおっぱいのトラブルはつきものですよね。

特に乳腺炎は授乳中のトラブルでもかなり辛いもので、授乳期間に一度は経験するママも多いそう。

私も授乳が始まってすぐに乳腺炎の悩みに直面してしまい、授乳期間中はとても苦労したのを覚えています。

できれば避けて通りたい乳腺炎の悩みですが、いざ乳腺炎になってしまった時や、今後乳腺炎にならない為に気をつけたいことを自身の体験を振り返りながらまとめてみました。

そもそも乳腺炎ってなに?

乳腺炎とは、母乳の通り道である乳腺が炎症を起こしてしまう事を言います。

もし手で触ってコリコリと硬さがあるしこりがあった場合、乳腺炎の可能性がほとんどです。

乳腺炎には主に2種類あり、

  • 母乳が詰まって炎症を起こすことを「急性うっ滞乳腺炎」
  • 乳腺に細菌が入って炎症を起こすことを「化膿性乳腺炎」
と言います。

私が実際に引き起こしていた乳腺炎は、乳腺が詰まってしこりになって炎症を起こしてしまう「急性うっ滞乳腺炎」でした。

【スポンサードサーチ】

乳腺炎になってしまうママのほとんどがこの「急性うっ滞乳腺炎」で、悪化したり乳首の傷口などから細菌が入ると「化膿性乳腺炎」になってしまいます。

乳腺炎になってしまう原因は?

乳腺炎が起こってしまう原因としては

  • 偏った食生活
  • いつも同じ体勢での授乳
  • 母乳の分泌が良すぎて詰まる
  • ミルクとの混合などでの間隔が開いた場合

など、内容は人それぞれですが、様々な原因によって引き起こされるんですね。

授乳期間中に全く乳腺炎を引き起こさない人もいますし、頻繁に繰り返す人もいます。

最初は原因が分からない事も多く、気づいたらしこりが無くなっていた!治っていた!という事も多いんですね。

【体験談まとめ】色んな原因で繰り返してしまった乳腺炎

私が乳腺炎を引き起こし始めたのは、産後2ヶ月くらい経った後。

新生児の頃は乳腺炎になる事なく授乳できていたのに、ミルクとの混合を辞めて完母にしてから乳腺炎になりやすくなってしまいました。

これにも個人差があるので、私のように完母だからなりやすいかと言われると、一概にそういう訳ではありません。

ただ頻繁に授乳する回数は増えたので、トラブルになりやすくなったのかな?と私は感じました。

この乳腺炎ですが、多い時には週に1~2回ほどのペースでなってしまい、ひどい時には高熱で寝込んでしまう事も。

その都度自分なりに原因や、その後も改善する為に色々と対策を取っていきました。

今回は私なりに体験談から「原因と対策」をまとめてみたので、乳腺炎に悩むママやこれから母乳育児を始めるママは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【ケース1】食生活の偏りで乳腺炎に!

妊娠中と産後は、体重の増加や母乳の質が悪くならないよう、食生活にかなり気を使っていたつもりでした。

和食中心で脂っこいものは避け、甘いものもクリーム系のものやバターが多いものなどは、母乳が詰まる原因になりやすい為なるべく口にしないように。

常に気を使っていたにも関わらず、ある日家族の誕生日の食卓に大好きなフライドチキンやケーキが並び「1食くらい大丈夫でしょ!」という家族の言葉でハメを外してバクバク食べてしまったんです(笑)

それから授乳をして眠りに着いた後、「なんだか痛い…」と、夜中に寝返りを打った時にしこりが出来ているのに気がつきました。

これが私にとって、初めての乳腺炎だったと記憶しています。

その時は赤ちゃんが詰まりを上手に飲んでくれたからよかったものの、それからも食生活が少し乱れると詰まってしまうことが多くありました。

【対処法】授乳期間中は食生活を改善しよう!

食生活の乱れは乳腺炎だけでなく、母乳の栄養にも影響します。

母乳は血液から作られるもので、血液がドロドロで悪い血になってしまうと、母乳も赤ちゃんにとってはまずくて栄養が無いものになってしまうんですね。

また、ドロドロになってしまった母乳は、乳腺炎である母乳の詰まりの原因に。

当時は「まだお酒も飲めないし好きなものも食べられないのはツライ!」と思っていましたが、終わってみれば授乳期間ってあっという間です。

例えばケーキを選ぶ時も、豆乳クリームを使った脂肪が少ないものや、油も種類を選んで調理すれば母乳への影響は少なくなっていきます。

ちょっとした工夫で随分変わって来るはずなので、「ちょっと食生活が乱れているかも!」と感じたら、乳腺炎の予防や改善の為に気を使ってみてくださいね。

【ケース2】寝ながら添い乳をして、朝になると乳腺炎に!

生後2ヶ月経って完母になってからは、夜中に泣いたら添い乳をしてそのまま眠りにつく…というのを繰り返していました。

すると朝になってしこりが出来ており、乳腺炎になってしまっている!という事も少なくなかったんですね。

自分なりに原因を考えてみたところ、私はいつも子どもの右側に寝そべって添い乳をしていたので、同じ体勢で夜中に授乳してしまっている事に気がつきました。

つまり同じような場所からいつも授乳してしまっていたので、授乳できていない場所が詰まりを起こしてしまっていたんですね。

また普段は授乳をしていると、飲ませている反対側のおっぱいには母乳が溜まり、カチカチに張ってきます。

おっぱいが母乳でカチカチに張った状態を無くす為に、日中はおっぱいの圧迫感を減らすよう「圧抜き」と言って、気になったら少量ずつ搾乳するようにしていました。

けれど夜中は何度も授乳で起こされ眠くてたまらないので、多少カチカチに痛くなっていてもそのまま寝てしまう事が多かったんです。

そして寝ている間、おっぱいに母乳が残ったままでいると、数時間後に乳腺炎を引き起こす原因になってしまっていました。

  • 飲ませる場所がいつも同じところ
  • 飲ませていない反対側のおっぱいが乳腺炎に

このような原因によって「朝になったら乳腺炎に…」というような事を何度か繰り返してしまっていたんですね。

【対処法】添い乳の体勢を変える&夜中でも圧抜きを!

私のように、いつも子どものどちらか決まった側に寝て添い乳している、赤ちゃんを抱く体制がいつも同じだという場合には注意が必要です。

もしいつも飲ませる体勢が同じになってしまっていたら、気づいた時に色んな方向から授乳するようにしてみましょう。

色んな角度から授乳することによって、満遍なく他の乳腺からも授乳することが出来ます。

同じような場所ばかり授乳してしまうと詰まりの原因になる為、色んな角度から授乳するよう心がけてみてくださいね。

また、夜中におっぱいが張りやすい人に大事になってくるのが「圧抜き」で、パンパンに張っている母乳を少し絞り出しておきます。

手絞りでもいいのですが、眠い目を擦りながら時間をかけて圧抜きするのはしんどいですよね。

おっぱいの量が多くて朝になるとカチカチで困っている場合や、日中や夜中によく圧抜きをしているというママは、搾乳機を使ってみるのもおすすめ。

私は当時必要ないかな?とも思ったのですが、卒乳する時にも使えましたし、搾乳がとにかく楽になったので早めに買っておいてよかったなと感じました。

ただここで注意して欲しいのが、搾乳機は勢いよくどんどん搾乳する事が出来ます。

母乳を絞りすぎてしまうと、また新たにどんどん母乳が作られてそれが今度は乳腺炎の原因になってしまう事も…

パンパンに張った状態を和らげる程度でストップすることが大事です!絞り切る事なく圧を少し抜いておく程度にしましょう。

【ケース3】授乳の間隔が空いて乳腺炎に!

私は産後に働きに出た訳ではなかった為、母乳の出が安定してからは完母で育児をしていました。

完母の場合、よく言われるのが「赤ちゃんが欲しがった分だけあげていい」という事。

当時私の子どもは1~2時間置きにおっぱいを欲しがり、飲む量も多くて毎日勢いよく飲んでいたんですね。

おかげで5ヶ月検診では8キロ超えで、「今日来てくださった赤ちゃんの中で1番大きかったです〜!」と言われるほど母乳をたくさん飲んで大きく育っていきました(笑)

それだけ毎日短い感覚で、たくさんのおっぱいを飲んでいた子どもに合わせ、私の母乳も赤ちゃんの飲むペースで作られていくように。

そんな中、結婚式への参列のため3~4時間ほど子どもを預ける事になり、初めて子どもと離れ離れになる事がありました。

どうしてもおっぱいが張って来たら圧抜きすれば大丈夫かな?と思っていたのですが、いざ結婚式当日は頻繁に席を離れるのも気を使い、気づけば帰る頃にはカチカチのおっぱいに。

我慢したまま急いで帰宅し、子どもに飲ませたり搾乳機で絞ったのですが、その頃にはすでに乳腺炎が出来てしまっていました。

夜中に間が空いて乳腺炎になってしまったのと同じで、授乳の間隔やリズムが崩れてしまうと乳腺炎になりやすくなってしまいます。

産後しばらく経って働きに出ようと思っているママや、急用で数時間授乳の間隔を空けないといけない場合は注意が必要です。

【対処法】間で圧抜き&間隔を変えていくのも大事

やっぱりここでも大事になってくるのが、間隔が空く場合には途中で圧抜きすること。

寝ている時もそうですが、数時間いつもより間が空いてしまうと、おっぱいがカチカチになってしまいます。

外出する時も搾乳機を持ち歩いたり、少しでも手絞りで圧抜きしておくのが大切です。

そして今後働きに行ったり、時間を空ける機会が多くなる場合には、授乳の間隔を空ける練習をしておくのもいいでしょう。

2回に1回をミルクに変えてみたり、徐々に回数を減らしていくなど、無理のない範囲で調整してみてくださいね。

どんな原因でも、一番の解決法は赤ちゃんが飲んでくれる事!

もし急に乳腺炎になってしまった場合、まだしこりが気になる程度なら、赤ちゃんに詰まりを飲んでもらうのが一番の解決法です。

どんな原因で乳腺炎になったとしても、まずは赤ちゃんに詰まっている部分を吸い出してもらいましょう。

赤ちゃんは大人が思っているよりも吸う力が強く、手で絞ったり搾乳機を使うよりも、ピンポイントでぐんぐん吸ってくれます。

もし上手く吸い出せない場合は、飲む角度や向きを調整しながら飲ませてみて下さい

私もなかなか上手く吸ってもらえない時には、横抱きの向きを変えたり、縦抱きや添い乳をしながら授乳をしていました。

その都度気づいたらしこりが無くなっていて、赤ちゃんが吸ってくれたのだと分かる事がほとんどでしたね。

逆に搾乳機や手絞りはダメで、しこりの部分を押し出すように搾乳したりしていたのですが、余計に痛くなってしまったり上手く吸い出せない事がほとんど。

初めて乳腺炎になってしまうと焦ってしまうかもしれませんが、まずは赤ちゃんに吸い出してもらうよう、頑張って工夫しながら授乳を続けてみましょう。

まずは乳腺炎がある片側のおっぱいを赤ちゃんに優先的に飲んでもらい、反対側は自分で搾乳するのも解決への近道になります。

赤く腫れたり高熱が続く場合は病院へ!

赤ちゃんが上手に詰まりを飲んでくれるのが一番ですが、これも上手く行かずに乳腺炎が悪化する場合があります。

特に乳首に亀裂が入ってしまっている場合など、細菌が入る可能性もあるので注意が必要です。

さらにしこりの部分が赤く腫れ上がったりしていれば、熱を持って悪化している可能性が高くなります。

そうなると早急に病院で対処してもらった方が確実なので、我慢せずに母乳外来や産婦人科などで診てもらうようにしましょう。

専門の病院なので数はかなり少ないのですが、乳腺専門のクリニックなども存在し、ケアの仕方など様々なアドバイスもしてくれます。

病院ではしこりを取り除いてくれ、熱が出ている場合などは授乳期間でも飲める薬を処方してくれます。

何日もしこりが取れない・高熱が続くといった場合には、必ず病院で診てもらうようにしましょう。

その他、乳腺炎にならないように出来る予防策は?

まずは乳腺炎にならないよう、日頃から予防して行くのが一番の対策です。

いざ乳腺炎になってしまってから対処するよりも、先に出来る事から始めてみてくださいね!

おっぱいマッサージで血行促進

母乳が流れる乳腺ですが、母乳自体もともと血液で出来ています。

つまり血行が悪くなってしまうと、詰まりを起こして乳腺炎になりやすくなってしまうんですね。

産院によっては妊娠後期くらいから、おっぱいをマッサージしておきましょうとすすめるところもあります。

私の場合は、赤ちゃんが生まれてすぐから看護師さんがマッサージをしてくれました。蒸しタオルなどで温めながら、優しくほぐしてくれていたんですね。

おっぱいが張っている状態の時は痛いのですが、少し我慢してでも頑張ってほぐしていった方が、赤ちゃんも咥えやすい柔らかいおっぱいになります。

乳腺炎予防だけでなく、スムーズな授乳をする為にも、おっぱいマッサージは出来るだけするようにしておきましょう。

私が産院で教えてもらった方法は、脇の下あたりからグッと流すように内側にマッサージして行く方法。
脇の下に大きなリンパ線があるので、ここの凝りをほぐすようにすると、血行がよくなり母乳の出が良くなるのだとか。

特にお風呂上がりなど、血行が良くなっている時にするのがおすすめです!

水分をこまめに補給しよう

母乳は血液で出来ていると言いましたが、その血液がドロドロになってしまうと、乳腺炎の詰まりの原因にもなってしまいます。

また、母乳にママの体内の水分が奪われてしまうので、授乳期間は多めに水分補給するのが大切なんですね。

私は妊娠中から、ノンカフェインのルイボスティーを水筒に入れて良く飲むように。

当時寒い冬だったので、温かいルイボスティーを保温性のある水筒に入れて、なるべく1日それを飲むようにしていました。

ルイボスティーには便秘の改善や整腸作用があり、母乳への影響もないことから近年注目されています。

その他にも大好きなコーヒーもノンカフェインにし、たんぽぽコーヒーなども良く飲むようにしていました。

たんぽぽコーヒーもノンカフェインで母乳に影響が無いですし、冷え性の改善や血中コレステロールを減少させる効果も期待できます。

乳腺炎予防だけでなく質のいい母乳を作る為にも、体に水分をしっかりと取り入れるようにしていきましょう。

乳腺炎で悩まないで!まずは出来ることから初めてみよう

乳腺炎は一度出来てしまうと、少し物が当たったりしただけでも痛いですし、しこりが取れるまですごく気になってしまいますよね。

私も実際に母乳育児をしていて、一番の悩みのタネは乳腺炎になりやすいという事でした。

乳腺炎が治ったとしても「次また出来たら嫌だな…」と母乳育児がちょっぴり憂鬱になった事も。

母乳育児はお金もかからないですし、自分の母乳で育てる事が出来たという実感も感じることが出来るもの。
けれど、乳腺炎で痛かったり悩みながら授乳をしていると、母乳育児がつらい思い出になってしまいますよね。

ママの生活習慣や授乳の仕方で、随分と乳腺炎になる確率は減らすことが出来ると思います。

私は乳腺炎を繰り返すようになってからは、今まで以上に食生活に気を使ったり、体が冷えて血行が悪くならないよう気をつけていました。
自分で意識するようになってからは、あまり乳腺炎にならなくなったと感じました。

自分なりに工夫しながら、乳腺炎を予防できるようにしておきましょうね。

また、いざなってしまった時も解決策を知っておき、本当に辛くなった場合は無理せず病院で診察してもらうようにしてくださいね。

ママと赤ちゃんとの繋がりが感じられる母乳育児を、なるべく少ないトラブルで楽しいものにしていきましょう!

【体験談】母乳育児推進の産院でノイローゼ気味に…母乳神話について考えてみた

2018年8月27日

【体験談】『母乳が出ない、発育の遅れが気になる』etc…新米ママの理想と現実のズレは早めに折り合いをつけることが重要!

2017年11月29日

人気の粉ミルク5種の価格比較・成分・使い勝手・お得なキャンペーン情報などを徹底調査!

2017年11月19日

新米パパと赤ちゃんのお留守番が成功する4つのポイント!大失敗した経験から考えたこと

2017年11月15日