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ママテク(@mamateku)ライターのせっきーママです。
最近ではYouTubeをはじめとしてさまざまな動画サービスがあり、いつでもどこでも気軽に動画を見ることができ、子どもにとっても動画はテレビに代わるくらい身近な存在となりました。
親としてはちょっとしたときに子どもが集中して見ていてくれるので本当に助かりますよね。
我が家の子どもも1歳からYouTubeを見ることを解禁して以来、見ない日はないくらい毎日見ていました。
がしかし、長時間動画を見せると子どもにどういった影響があるのか。
小さい子どもを育てる親なら気になるところだと思います。
そして動画を見せること自体、どうすべきか悩んでいる人も多いと思います。
そこで今回は、我が家でのYouTubeなどの動画の見せ方や考え方、実際に子どもにどういう影響が出ているかなどについて書いていきたいと思います!
パッと読むための目次
【我が家の場合】子どもに動画を見る1日の平均時間
うちでは、平日は1日にだいたい30分~1時間程度、休日になると1~2時間くらい見ています(テレビは除く)
わたしの体調が悪いときや夫婦ともに自堕落になっているときは、1日で3~4時間見せてしまうときがあります…。
【我が家の場合】我が家で見せている(見せていた)動画
うちで見せている、または見せていた動画は以下のような動画です。
【スポンサードサーチ】
YouTube
- アンパンマンの人形を使って大人が人形遊びをする動画
- 子どもが色んなおもちゃで遊んでいる動画
- 電車がひたすら走っている動画
- ピタゴラスイッチの音楽集
Amazon Prime
- うっかりペネロペ
Eテレでも放送している5分間のアニメーション。
フランス人作家による子ども向け絵本をアニメ化しているもので、内容はとても教育性が高く、AmazonPrimeでの評価も高いです。
うちでは今はこの動画だけを見せています。
アプリ(外出時にどうしてもというときに見せている)
YouTube Kids
Google LLC無料posted withアプリーチ
子どもの動画視聴用のアプリでYouTubeの動画のみ表示されます。
ある程度フィルタリングされて表示でき、カテゴリは「はっけん」「おんがく」「まなぶ」「アニメ・ドラマ」があります。
保護者用の設定もありタイマー機能や見せたくない動画をブロックすることも可能です。
操作性も良いので親も触っていて楽しく、オススメの子ども向け動画視聴アプリです。
ぶっちゃけ動画の子どもへの影響ってどれくらいある?
ネットで「子ども 動画 影響」と調べると、視力の低下に始まり、コミュニケーション能力の低下、脳の機能の低下、スマホ依存…などと、今すぐ動画の視聴をやめさせたくなるような内容ばかり出てきます。
そこで、多いときでは1日3~4時間動画を見ていた(完全に見せすぎ)我が子が、今現在どういう風に育っているかお伝えしたいと思います。
あくまで我が子の場合ですが、「こんな風になったんだ~」くらいな気持ちで見ていただけたらと思います!
動画を見せ続けたことで子どもに現れた「悪影響」
前提として、うちの子本来の性格的な部分もあると思うので、あくまでほかの子と比べたときに「これは動画の影響だろうな」と思った点について書いていきたいと思います。
YouTube依存っぽくなった
子どもが1歳の頃からたまに動画を見せていたところ、年齢が上がるとともに次第に見たがるようになりました。
今はだいぶ動画を見なくても過ごせるようになってきましたが、一時期(2歳半以降~)は絶対に見るといってきかないときがあり、毎日のように動画を見せていた時期がありました。
動画を見ることが娘の中で大事なライフワークの一つになっていたことは間違いありません。
でもあまりにも動画に執着するので一時期は本当に心配になりました…。
夫の義母からは
家にいるときは一人で遊ぶことができなかった
保育園から帰ってくるとすぐ「ポポちゃん(YouTubeのこと)見る!」と毎日言っていた時期がありました(3歳になった今ではほとんど言わなくなりました)
動画を見ること以外では一人で遊ぶことができないといった感じで、遊べないこともありませんがすぐに飽きてしまうのかあまり長続きしません。
こういうものなのだろうか…と当時は頭を悩ませていました。
うちの子は一人っ子なので遊び相手がおらず寂しいという部分もあったと思います。
テレビをかなりの近距離で見るようになった
タブレットで動画を見せていた影響なのか、気が付くとテレビを目と鼻の先というくらいの近さで見ていることがかなりあります…(-_-;)
「離れて見て!」と何度注意してもどんどんとテレビに近寄っていってしまいます。
スマホやタブレットに慣れているせいで「モノ」を近くで見るということに抵抗がなくなっているのかもしれません。
あまりに近くで見るので視力が悪くなってないかと心配になりましたが、最近の検診での視力検査の結果は正常でした。
動画を見せ続けた良い影響も!
ネットでは悪影響ばかり取り沙汰されていますが、もちろん良い影響だってあるんです。
ちなみに、ものを見るときは後頭葉、音を聞くときは側頭葉が働くことで、知ることや覚える能力が育つそうです。
うちの子も動画を繰り返し何度も見ることで、動画で見たこと内容をどんどん覚えるようになりました。
また、教育性の高い動画を繰り返し見ていると自然と「生活していく上で覚えてほしいこと」を覚えてくれるようになりました。
時間や曜日など生活していく上で必要なことを覚えてくれた
うちの子は動画を見てから、カレンダーの曜日や時計に興味を持つようになりました。
9時はもう寝る時間!
今日は月曜日!
わたしから教える前に自分から興味を持ってくれたことが良かったと思っています。
自分から興味を持って覚えた知識のほうがすぐに定着しやすいですからね♪
言葉や歌をどんどん吸収して覚える
言葉をどんどん吸収していて覚えていく2歳以降は、動画で言葉を覚えていると実感するほどでした。
動画を見せた結果、ものすごい勢いで言葉や歌を覚えていき、覚えた歌は普段から歌を口ずさむようになりました。
動画の中に出ていたものに興味をもつようになる
普段目にしないもので動画の中に出てきたものに興味を持ってくれるようになりました。
個人的にうれしかったのは色んな楽器に興味を持ってくれるようになったこと。
動画の中で色んな楽器を使って演奏しているところを見ていたので、テレビでオーケストラの演奏を真剣に見て「(バイオリンを見て)これはギター!」などと可愛らしいボケをかましていました(笑)
なので親が子どもに興味を持ってもらいたいと思っていることを動画で見せることはかなり有効な手段だと思いました!
「うっかりペネロペ」は覚えてほしいことを教えてくれる最強動画!!
ここで様々な動画を見てきた中で、ダントツにオススメしたい動画についてご紹介したいと思います。
それはすでに先述にある「うっかりペネロペ」という原作が絵本のアニメの動画です!
我が家の子どもはこの動画を見て育ったといってもいいくらい、この動画にはお世話になっています。
主人公は3歳のペネロペというコアラの女の子。
あいさつ、時間、曜日、季節、お誕生日イベントなど子どもに教えたいと思うことが5分間という短いストーリーの中にギュッとつまっています。
アニメの中のナレーションでも「みんなはどう思う?」などと考えさせるような問いかけもされていて、非常に作りこまれているアニメだなと見ていて感じます。
Eテレで毎週水曜日に見られるほか、AmazonPrime、Netflixなどで視聴することができます。
原作の絵本もフランス人の画家の方が書いているので芸術的でとっても可愛いですよ♪
そして我が家は現在、このアニメにパパママ含めドはまりしているところです(笑)
我が家の動画を見るときのお約束
続いて、我が家での動画を見るときのお約束についてご紹介したいと思います。
「離れて見てね」と伝える
タブレットで見るとどうしても目とタブレットの距離が近くなってしまいがちです。
そこでテーブルの上にタブレットを置き、なるべく体とタブレットの距離を取るようにしています。
そして「離れてみてね」と口酸っぱく伝えています。
そのときに「目が悪くなっちゃうんだよ」と教えるようにもしています。
子どもにお願いするときでも、なぜそうしてはいけないかを根気強く教えることで徐々に子どもにも伝わっていくと考えているのでそうしています。
「これが終わったらおしまいね」と伝えてから動画をやめる
現在うちの子は3歳。
3歳ともなると自己主張が強くなる時期なので、わたしが「動画おしまいね~」と言うと大抵「まだ見る!」と必ず言われます。
途中で動画を終了しようものなら
なので、そろそろ終わりにしてほしいときに「これが終わったらおしまいにしようね」と前もって伝えるようにしています。
そうすると子どもとしても心の準備ができるようで、素直に聞いてくれるようになりました。
ダウンロードした動画だけを見せる
子どもが延々とYouTubeの「オススメの動画」を辿って動画を見るようなってしまっていたので、今はタブレットに親が選んでダウンロードした動画だけを見せています。
勝手にスマホやタブレットを操作させない
当たり前のことですがスマホやタブレットは親の所有物です。それをわかってもらうのと同時に、親の目の行き届かないところで勝手に見てしまうのを防ぎます。
3歳の我が子、ついに動画依存から脱却か?
しかし最近になって変化が起きています。あれほど動画を見ることに夢中だった我が子。
それが最近になっては、以前に比べて見る時間がかなり減ってきました。
1日動画を見ないで過ごせる日もチラホラと出てきました。
どうして動画を見なくてもよくなってきたのでしょうか?
身体能力が上がりできることが増えてきたおかげ!?
それはおそらく、3歳になって身体能力が上がりできることがどんどん増えてきて、家で遊ぶより外で遊ぶ方が楽しいということに気づいてきたからだと思います。
以前は休みの日もあまり外に出たがりませんでしたが、最近では「公園に行く!」と朝からはりきっています(笑)
興味が「動画」から徐々に逸れていくのはある意味、子どもがちゃんと成長していっているという証なのかもしれません。
これからも年齢が上がるにつれてできることが次第に増えていき、遊びの種類も広がっていくので、3歳以降は動画を見ることがちょっとの暇つぶし程度の位置づけになっていくのではないかなぁと考えています。
わたしなりの「動画を見せること」への考え方
親が見せてもいいと思うものを子どもに見せる
以前までは、子どもに主導権を渡して何でもかんでも動画を見せていました。
しかし今になっては、YouTubeの人形遊びの動画などは「あまり見せたくないな…」と思うようになり、徐々に見せるものを絞るようにしていきました。
子どもにも「YouTubeよりこっちがいいよ!」などと強引に誘導しつつ、わたしが見てもいいと思う動画を見せるようにしました。
そうすることで、見せたくない動画を見せるときに感じる罪悪感にも襲われずに済みます(笑)
YouTubeではなく月額会員制の動画サービスを見せる
動画の途中にやたらと広告が入ってくる動画は、見るほうもストレスになるのでなるべく選ばないようにしました。
そうしてYouTubeからどんどん距離を置くようになり、現在はAmazonPrimeやNetflixの動画サービスで子ども向けの動画を見せるようになりました。
何かを学べる動画を見せる
せっかく見るのだから何かを覚えたり学んだりできる動画のほうがいいと考えるようになりました。
普段の生活では出会えないようなもの(例えば楽器や外国語など)や、親が子どもにこうなってほしいと思うことをそれとなく動画で見せてあげることで、子どもは次第に興味を持つようになります。
親が何かをしたいときは見せてもいいのでは?
動画を見せることに少なからず罪悪感を抱いてしまうママがいると思います。わたしもそうでした。
忙しさにかまけて子どもの相手をタブレットやスマホに任せてしまうなんて…と自己嫌悪になりそうなときもあります。
そんなときは気分を切り替えて
相手をして遊んであげられなかった分、あとでちゃんと子どもと向き合って過ごすようにしようという気持ちを持てば、得も言われぬ後ろめたさから解放されますよ♪
【結論】最低限のことに気を付ければ「影響」はあまり気にしない
わたしたち世代はスマホやネットを駆使して子育てをする第一世代です。
テレビが世に普及したころもおそらく今と同じように、「テレビを見せすぎると悪影響が…」という話が出ていたと思います。
正直どういう影響が出るかなんて何年後にならないとわからないでしょう。
そしてわたしたちもテレビを見て育ってきた世代として生きていますが、正直何かの影響が今でも残っていると感じることはないですよね?
視力低下などの身体機能に異常が生じるなどの影響は、もちろん親が気を付けてみてあげなければいけません。
しかし、それ以外の影響などはあまり気にすることなくおおらかに対応していけばいいのではないでしょうか。
まとめ
我が家での動画の付き合い方や子どもに現れた影響についてご紹介しました。
生活する上で手放せなくなっているスマホやネット。親子で上手に付き合っていくことが大事になってくると思います。
上手に付き合う上で大事にしたいことは、あまり制限しすぎず親がコントロールできる範囲で子どもが楽しめるように工夫することだと思います。
ダメなものだと決めつけず、子育てする上で動画を見ることをうまく取り入れることで、親も時にラクして子どもも楽しい時間を過ごすことができるようになるといいですね。