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ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。
子供がいけないことをしたとき、アナタはいつもどんな叱り方をしていますか?
赤ちゃんの頃は叱ることはそんなになかったかとしれませんが、大きくなるにつれて子供を叱らないといけないシーンというものが増えてきますよね。
出来ることなら叱りたくはないものですが、子供が成長していく過程で「叱る」ということは避けては通れない道なのです。
子供が健やかに真っ直ぐ成長するためには、いけないことや間違ったことをしていたら親としてちゃんと叱って正していかないといけません。
ですが
私も昔は子供を叱ったあとは
子供のためになるようなことは言えてたのかな
我が家の子供2人は女の子ながらなかなかヤンチャで、叱る(ときには、怒る)ことが多く、子供の叱り方に関しては色々調べたり、人の意見を聞いて回ったりしました。
叱り方を間違えてしまうと、子供に「何がいけなかった」が伝わるどころか、今後の心の成長にも大きな影響を与えてしまうことがあります。
親としては子供が小さいうちから、ちゃんとした叱り方を心得ていきたいですよね。
今回は、子供の叱り方について不安や悩みがある人のために、同じく叱り方に悩み続けた私が「我が家の叱り方ルール」などをご紹介していきますので、是非参考にしていただけたらなと思います!
パッと読むための目次
我が家の「子供の叱り方3つのルール」をご紹介!
①叱られている理由をはっきりと伝える
我が家は、子供を叱るときは「何故、ダメなのか」「何故、今叱られているのか」ということを明確に示すようにしています。
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実は私、数年前までは「ママがダメだって言うんだから、ダメ!」というような叱り方をしていたことがあります(^^;
叱ってもすぐにまた同じようなイタズラをするので、叱る理由を説明しても長女にはわかってもらえないと勝手に思っていたのです。
叱る度に長女は「納得いかない」というような顔をしてふてくされていました。
そんなことが続いたある日、市の検診で「もう娘の叱り方がわからない」と相談したら、話を聞いてくれた保健師さんが
子供は何事にも理由を欲しがります。でも、ちゃんと理由を説明したらキチンと納得してくれる力もあります。
『子供だから…』と侮ったりせずに、叱るときもちゃんと理由を説明してあげるようにするといいですよ。
でも「本当にそうだな」と思ったので、保健師さんのアドバイスどおり、叱るときは理由をちゃんと説明するような叱り方スタイルに変えていきました。
そうすることによって、これまで叱ってもふてくされることがほとんどだった長女の口から「あ、それでダメなんだ…」「ごめんなさい…」という言葉が聞けるようになりました。
ちゃんと納得して反省してくれるようになり、叱られている理由を説明することは本当に大事だなと思いました。
②感情的にならず、子供と目を合わせる
子供がいけないことをすると、つい感情的になってしまうことってありますよね…
でも、そんな感情を子供にぶつけるだけでは「叱る」ではなく「怒る」になってしまうので気を付けたいところです。
私は瞬間湯沸かし器のようなところがあるので、カーッとなるとついつい怒りそうになってしまうのですが、グッとこらえて気持ちを落ち着かせてます。
親が感情的になって叱りつけてしまうと、子供は叱られている内容よりも「怖い」という気持ちの方が強くなってしまって大事な部分が伝わらなくなってしまいます。
そして、叱るときは子供の目線までしゃがんで、目を見て優しく話すようにしています。
目を合わせることによってママの真剣さを伝えることができます。
また、立ったまま上から見下ろすように叱ると、子供はただでさえ叱られてシュンとしているのに威圧感タップリに見下ろされて「怖い」という気持ちでいっぱいになってしまいますよね。
そうなると「ママが怒っててコワいから、早く謝ってこの場を終わらせたい」という気持ちになってしまい、本当の意味での反省を促すことができません。
ちゃんと自分の悪かったところを理解して反省してもらうためにも、子供に目線を合わせて真剣さを伝えるようにしています。
③叱るときは手短に!
子供を叱るときは5分以上かけないのが、我が家の叱り方のルールです。
グチグチと長時間叱られている状態が続くと「なんで叱られていたのか」ということがわからなくなってしまうことがあります。
叱ってる親も、要点を見失ってしまいますよね…(汗)
また、叱られているという空気がずっと続いていると子供も悲しくなってしまいます。
ビシッと叱ったら「ハイ、終わり!」と手短に切り上げる方が何故叱られたかがわかりやすいですし、子供の精神的にもいいですよ。
我が家の子供を叱る3つのシーン
①人に迷惑をかけたとき
飲食店やスーパーなどのお店、病院や電車など公共の施設などで「大声ではしゃぐ」「走り回る」などをしたときは叱るようにしています。
お出かけをすると、子供は楽しくなってテンションが上がってしまうものですが、多くの人が利用しているお店や施設で自分のしたいように振る舞い、人に迷惑をかけるようなことをするのは言語道断です。
例えば、スーパーで1人で勝手に走り出してしまう…なんてことは「テンションが上がっている子供あるある」ですよね。
お恥ずかしいことに、我が家の次女がテンションが上がるとスーパーで走り出そうとすることがたまにあります。
しかしこれをすると、
- ほかのお客さんにぶかったり、買い物をする邪魔になる
- 商品を倒したり落としたりする(商品をダメにする)
- 不要なほこりを立ててしまう
など、あらゆる面で人の迷惑(他のお客さんだけでなく、お店にも)をかけているので、即座に止めさせて叱る必要があります。
そして、ただ「やめなさい!」と叱り方ではなく、「●●が走り回ることで、色んな人に迷惑をかけしまうよ」「ここはみんながお買い物する場所であって、走っていい場所じゃないよ」ということをしっかりと伝えて再犯防止するのも大事です。
我が家の次女は未だに走り出そうとしてしまうことがありますが、根気よく何回も叱って「してはいけない理由」を伝えることによって回数はかなり減りました。
②危険があるとき
大ケガや命に危険があるようなことをしたときは、理由に関わらず叱ります。
過去に、車がたくさん通っている道の向こう側で、夫を見つけた長女が繋いでいた私の手を離して走り出したことがありました。
横断歩道の信号は赤で、車が勢いよく走っている道に飛び出していき「行っちゃダメ!」と叫びながら長女の腕を掴み…運よくケガなく済みました。
しかし、運が悪かったらケガどころか命の危険すらあったことなので、ここはかなりきつめに叱りました。
また、普通に遊んでいれば大きな危険がない公園でも叱ることがあります。
以前、ブランコをしていた長女の前を次女が面白がって駆け抜けていったときに強く叱ったことがあります。
長女は突然駆け抜けていった次女にびっくりしてブランコから落ちそうになったし、次女はタイミングが悪かったらブランコにぶつかって大ケガをしていたかもしれません。
ふざけた方もふざけられた方も危険があったので、そのことをしっかりと説明した上で「もう絶対にやらないように」と強く言いました。
その後、ブランコを見るたびに「ブランコの前に行ったら、みんなが危ない。だから、行かない」と言うようになりました…どうやら次女なりに理解して、反省はしてくれているようです。
③生活のルールを守らなかったとき
どのお宅でも「早寝早起きをする」「朝起きたら、まずはお着替え」「食べ終わったら歯磨きをする」など、日常生活を送るなかでの「生活のルール」というものがありますよね。
我が家でもそんな生活のルールはいくつかあります。
そんな生活のルールを守らなかった(寝るのを拒否していつまでも遊ぶ、お着替えや歯磨きを面倒がってなかなかやらない、お菓子をいくらでも欲しがる)ときは、叱るようにしています。
規則正しい生活を送るための最低限のルールはきちんと身につけさせておきたい…という思いがあるからです。
子供を叱るときに気をつけているポイント
①叱り役の親は必ず1人で。もう1人は味方役に
我が家では私と夫のどちらかが子供を叱っているときは、もう片方は口出しせずに状況を見守り、叱られたあとの子供をフォローするようにしています。
両親から同時に叱られてしまうと、子供は「逃げ場がない」「みんな自分に怒ってる」と感じてツラくなってしまいますよね…。
今では世間でもすっかり定着した叱り方のポイントの1つになっていますが、私には自分自身の経験もあって、この叱り方をとても注意するようにしています。
というのも私が子供の頃、母方の祖母と同居していたのですが、私が悪いことをしたときは母と祖母の2人から同時に叱られてとても悲しい思いをした記憶があります。
母から言われたことを自分の中で整理している最中に、休む間もなく次は祖母からのお叱り…。
またそれを受け止めている途中で再び母からのお叱り…このループが幼心にとてもツラかったです。
父は毎日仕事で忙しくしており、全てが終わってから母から事後報告されるのみで特にフォローしてくれることもなく…誰も自分の気持ちに寄り添ってくれる人がおらず、叱られっぱなしでよく部屋で泣いていたものです。
家にいる大人はみんな自分に怒っていると思っていたので、悲しくて怖くてとても心細かったです。
こんな経験があるので、子供を叱るときは「大勢で叱らない」「誰か絶対1人は味方でいる(フォローする)」ということを叱り方で心がけるようにしています。
夫婦で叱るポイントを統一する
子供を叱るときは、私と夫の子供を叱るポイントを統一するように注意しています。
夫婦で叱るポイントがズレていると「ママはいいっていたのに、パパには叱られた」「一体、何が正しいの?」とまだ幼い子供は混乱してしまいます。
例えば、食事のときに、パパは
キライなものは無理に食べなくてもいい(食事の時間自体をキライにさせないために)
キライなものでも、まずは1口だけでもトライしてほしい(たくさんのものを食べられるようになってほしい)
そうすると、ママが「おしゃべりしてないで、しっかり食べて」「好き嫌いはダメよ」と子供を叱ると、パパが「いいじゃないか、それくらいで怒るなよ」ってなりますよね。
パパもママも、どちらの意見ももっともなのですが、夫婦の意見や方針が統一されていないと
キライなものは食べなくていいの?でもママは食べなさいって言ってるし…
ちなみに我が家は、長女が3歳くらいのころに長女の就寝について
(私)早く寝なさい
(夫)眠れないなら無理に寝なくてもいいよ
という意見で割れたまま長女に接していた時期がありました。
そのころ、幼稚園の入園を控えていたので入園後を想定した生活リズムを作らないと「長女がしんどい思いをする」と思っていた私と、眠れないのに「寝なきゃいけない」と思って毎晩プレッシャーになっているのではと思っていた夫の意見が交わることはなく、毎晩就寝前にウダウダする長女を叱る私とそれに横やりを入れる夫の攻防が続いていました。
そんなある晩
やはり夫婦での叱るポイントの違いに、長女は混乱してしまっていたのです…(T_T)
これは早急になんとかしなければと思った結果、幼稚園に入ったときのことや今後の成長のことを夫に訴え「早く寝る」という方針で確定することにしたのですが、最初は夫は苦い顔をしていました…。
子供の生活や成長に関して言われると、納得しざるえなかったようです。
夫の考え方ももっともだし、ちゃんと時間をかけて話し合って納得してほしかったのですが、長女が混乱しはじめていたので私が半ば強引に意見を通す形になってしまいました…。
今ではすんなり寝るようになったので問題はなくなったのですが、もっと早い段階で夫婦の叱るポイントについて話し合っておけばよかったなと感じました。
謝ったら許す、ズルズルと引きずらない
子供が悪いことをして叱った時、だいたいが子供が「ごめんなさい」と謝って終わりますよね。
ちゃんと何が悪かったを理解して、反省をしてくれたらもうこれ以上叱る必要はありません。
しかし、親だって人間なのでどうしても割り切れないこともあるでしょう。
謝ってるけど、今回もどうせ口だけなんでしょ!
我が家も何度も注意して叱っていることを何回も繰り返されるとついつい感情的になってしまいそうになることが多々ありますが、その気持ちをグッとこらえて子供が謝ったらちゃんと許すように気を付けています。
子供はまだ幼いので悪さをついつい繰り返してしまうこともありますが、そのたびに反省しているのは確かなので、その気持ちは受け止めてあげるようにしています。
「今回という今回は許さないから!」と、大好きな親から拒絶されてしまうと子供はとても悲しい気持ちになってしまいますよね…。
また、1回叱って終わったことはズルズルと引きずらないようにも注意しています。
ちゃんと謝って終わったことなのに、あとから「そういえばあのときのそうだったよね」「また●●したらダメだよ」など蒸し返して叱られると子供だってイヤになってしまうものです。
大人だってそんな叱られ方されたくありませよね…
過去にすでに罰を受けて反省していることは、気になってももう蒸し返さないようにしています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
子供を叱るのって、カンタンなようですがなかなか難しいですよね…
子供のためになる「叱り」をするためには、あらかじめ自分の中で「叱るときは理由をしっかり説明する」「感情的にならない」などの「叱り方ルール」を決めておくといいですよ。
そして叱るべきシーンも「人に迷惑をかけたとき」「危険があるとき」など、自分の中で決めておく必要があります。
それをしておくことによって、子供は「ママはこういうときに怒るから、きっとコレは本当にいけないことなんだ」と理解し、成長してくれますよ。
叱るシーンがバラバラだと「ママは何してもいつも怒ってる」と思われ、大事なことに気付けませんよね。
また、「夫婦で同時に叱らない」「謝ったら許してあげらる」など、叱るときの注意すべきポイントをそれぞれの家庭で確認しておきましょうね。
この叱り方で子供にちゃんと伝わってるのかな?