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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
私の生活の中で一番忙しいのは、仕事をしている時というよりも、朝と夜、子どもと一緒の時であるように思います。
我が家の場合、私はフルタイム勤務で子どもは生後半年から保育園に入れているので、子どもと過ごす時間は朝と夜と週末だけ。
その限られた時間内で愛情をたっぷりと注ぎ、どれだけ子どもと関われるかという所は私の人生においてのミッションでもあり、楽しみでもありますが、朝と夜は言わば戦場のような忙しさです。
その中でも一番大変なのは、夕食作り。
朝は本当に時間が無いので、適当なものしか用意できないので、夕食作りには気合いが入ります。
保育園の栄養たっぷりの給食に負けないように、『限られた時間内でどれだけ手の込んだ夕食を作ってあげられるか』を常に考えています。
きっと世の中には私と同じように夕食作りに悩むお母さんたちが沢山いらっしゃると思います。
今回は、私の夕食作りのコツと、時短の方法、使って便利なグッズ等をご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
夕飯作りにどれだけの時間が割けるか
先ず最初に、我が家の現在の一日のスケジュール(平日)をご紹介したいと思います。
5時半起床 | 朝食の準備・保育園の準備・自分の着替え・化粧 |
---|---|
6時 | 夫・娘起床 朝食 |
6時半 | 娘の歯磨き・着替え・髪の毛セット等 |
7時 | 娘保育園登園 |
7時半 | 通勤 |
9時 | 始業 |
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17時半 | 終業 |
---|---|
18時半 | 保育園迎え |
19時 | 帰宅 夫帰宅。同時に娘・夫お風呂、私は夕食の準備 |
19時半 | 夕食 |
21時半 | 娘就寝・娘の寝かしつけが終わってから片づけ・お風呂 |
22時 | 私就寝 |
24時 | 夫就寝 |
夕食作りに費やせる時間は娘と夫がお風呂に入っている時間のみ。大体毎日平均30-45分位です。
30分というと、かなり要領よく作っているね…と言われることもありますが、実際は逆で、30分程度で作れるものしか作っていないのです。
毎日がギリギリなので、夕食の買い物は毎日行くことはありません。
時々とても疲れてしまった時にはお総菜などを買いに行くこともありますが、通常はコープで頼んだものと、土日にまとめて買った物のみを夕食作りに使います。
事前に献立を作ることはとても苦手なので、毎日上手く使っていかないと木曜や金曜に食材が無い…ということも稀にありますが、大体の場合は買い物に行く時間がとても勿体ないので、「あるもので作る」ことを目標にしています。
基本的におかずは3種類以上つくる
娘が未だ0歳のころ、仕事から帰った私は疲れ果ててしまって夕食作りどころではありませんでした。
しかし、慣れてくるとある程度許容量も増えて行き、今ではしっかりと夕食を作れるようにまでなり、今では30-45分程度で娘が生まれる前とほぼ同じ位は作れるようになりました。
因みに、私が夕食作りにおいて結婚してからずっと気を付けていることは、「一度の食事でおかずが3種類以上あること」です。
和食の基本は一汁三菜と言いますが、中華や洋食だったとしても、家族にバランスよく野菜を取って貰う為には、1-2種類では足りない気がして毎回必ず3種類以上を作るのです。
今となっては、夫から作り過ぎ…と言われる位の量を毎日作り、残ったものは翌日に私のお弁当となったり、冷凍しておいて疲れた時の副菜として再利用しています。
30分でおかず3種類以上作るコツ
それでは、私がどのように夕食作りの所要時間30分程度で3種類以上のおかずをつくるのか、そのコツをご紹介したいと思います。
①ご飯は予め炊いておく
私が毎朝起きて行うことは、夕食作りの為に炊飯器のタイマーをセットすることです。
この時点で、その日の夕食はご飯にするのか、麺類にするのか、それともピザ等にするのかを大体決めています。
朝ご飯のタイマーを入れておき、予約炊飯で帰ってくる頃には炊き上がっているようにすると、おかずを作るだけで済むのでとても楽です。
また、ご飯に関してはまとめて炊いておいて、小分けにして冷凍もしています。
ご飯のタイマー入れるのを忘れてしまった時や、朝起きられないときには冷凍のごはんはとても重宝しています。
②料理は基本的に同時進行
例えば、お肉を焼いて、副菜を作り、汁物を作る…と大体のメニューが決まったら、一つずつ作っていくのではなく、3種類を同時に作ります。
時には電子レンジやオーブン、グリル等もフル活動させて使える機材すべてで料理をします。
そのために気を付けているのは、匂いの少ない野菜から切って行くということ。
洗い物も極力減らすために、匂いの少ない野菜から切って行き、一度使った後のまな板は洗剤を付けず水で軽く流す程度にして調理に使う時間を短くしていきます。
大体の順序は手でちぎれる物→匂いの少ない野菜→匂いの強い野菜→肉や魚です。
雑菌などが怖いので、肉や魚は必ず最後に切り、まな板や包丁は使い終わった後に消毒しています。
③玉ねぎ等は事前に切っておき冷凍保存
冷凍しても味が悪くならない玉ねぎや、ねぎ、大根などは乱切りやみじん切り、輪切り等にして買ってきたその日に冷凍しています。
玉ねぎは一旦冷凍することで火が入るのが早くなり、大根なども一度冷凍することで味が染みやすくなるのでとても便利です。
その他にも、油揚げやソーセージ、ベーコンなどは使いやすい大きさに切って、お肉などは小分けにして冷凍しておくことで、ジップロック等からそのまま使えるのでとても便利です。
買ってからすぐに冷凍しておくことで賞味期限が長くなるので食材のムダもあまりありません。
また、わざわざ切ることが結構面倒な作業に思えますが、何かのついでに大目に切っておく事で、手間もそれほどかかりません。
我が家の場合は、私が機器を洗うことが面倒なので使いませんが、みじん切り等が面倒な場合はフードプロセッサーやハンドブレンダー等の機械を使う事でも十分に代用できます。
④圧力鍋・グリル等は本当に便利
圧力鍋やグリルが有ると、お肉や野菜を入れて放置しておくだけで1品出来るのでとても便利です。
また、電子レンジで調理するようなスチーマーなどを使えば野菜を茹でなくても電子レンジで蒸すことが出来ますし、栄養価も保てます。
また、コンロが空けばその分で他の料理に取り掛かれるのでとても便利になります。
⑤子どもの好きな料理は大目に作って冷凍しておく
うちの娘はハンバーグが大好き。
そのため、一度ハンバーグを作ったら大目に作って冷凍しておきます。
そうすることで、「ちょっと今日は子ども向けの料理じゃないな」という時等には温めなおせばいいだけなので、子どもが全くご飯を食べられないと言うこともないのです。
⑥時には市販の冷凍食品でアレンジ料理を
出来れば手作りのものを作りたいですが、時として冷蔵庫に何もない…ということも稀にあります。
そんなときは、冷凍のとんかつでかつ丼を作ったり、冷凍のから揚げを玉ねぎやピーマンと一緒に炒めて酢鶏にしたり、冷凍食品でのアレンジ料理を1品にして並べます。
冷凍のかぼちゃ等も電子レンジで温めて潰せばかぼちゃサラダになりますし、冷凍ブロッコリーもチーズを載せて焼けば1品になりますよね。
市販の冷凍食品でも、アレンジすれば我が家の味になり得ます。
我が家では、冷凍食品は安い時にまとめて買ってストックし、一品足りないなという時やおかずになりそうなものが無い…という時にはひと手間加えて食卓に出しています。
⑦めんつゆは本当に万能
我が家の調味料で欠かすことができないものはめんつゆや白だしです。
最近では無添加のものもあり、塩分に気を付けて使えばとても万能だと思います。
野菜を茹でてめんつゆや白だしであえれば和え物が一品出来ますし、ジャガイモやニンジン・玉ねぎと肉をめんつゆで煮れば肉じゃがにもなります。
子どもが生まれたばかりのころは、子どもにはしっかりと出汁を取って愛情や手間をたっぷりかけた料理を食べさせたい…と思っていたのですが、結局は手間よりもお腹を空かせたときにパパッと作ってあげられる時短を選びました。
週末など時間のある時は、味付けも自分で丁寧に行いますが、パパッと作りたいときにはめんつゆがとても便利です。
また、煮物は時間が掛かる…と思われるかと思いますが、多少の煮崩れ等気にしなければ、圧力鍋とめんつゆがあれば15分程度で煮物も出来ますし、めんつゆや白だしがあれば、卵焼きも煮物も和え物等、たいていの和食は失敗することなく作れるのでストックをしておくととても便利です。
⑧火を使わない料理もレパートリーに入れておく
例えば、キムチ納豆だったり、冷奴だったり、洋食であればチーズとナッツを一緒に合えたものやカプレーゼ等、火を使わない料理もレパートリーとして持っておくと料理の数が足りないな…という時にとても便利です。
上記が私が短時間で3種類以上のおかずを作る時短テクですが、基本的に私はおおざっぱな性格なので、事前に献立を決めたり、常備菜を作ったりすること、そしてその常備菜を腐らないように管理して、食べられる状態のうちに食べきることなどはとても苦手です。
土日も出来れば料理に情熱を掛けるより、空いた時間は寝ていたいので、平日の夕食作りの準備などは最初のうちこそ頑張っていたものの、現在となっては殆どしていません。
そのため、その日冷蔵庫にあるもので作れるものや食べたいものを適当に作っていき、余ったものは冷凍保存。
夕食作りのコツは、段取り通りじゃなくても良いと自分を許容すること、見た目は悪くても味が良ければ良しとすること、そして、いつでも手を抜く方法を考えるということです。
夕食作り時短のために欠かせない便利な調理道具
夕飯作りは毎日毎日大慌てで、ある意味戦場のような忙しさでありますが、そんな私を助けてくれている調理道具をご紹介したいと思います。
①圧力鍋
我が家の夕食作りにおいて決して外せないのが圧力鍋です。
お肉や野菜、魚と調味料をセットして後は鍋をコンロにかけるだけ。一定時間圧力をかけて、終わったらコンロから外し圧力が抜けるのを待ちます。
夫の大好きな豚の角煮や、娘の大好きな魚の煮物も骨まで柔らかくなりますし、肉じゃがやカレーもあっという間に出来上がり。
圧力鍋を買おうかどうか悩んでいるご家庭がありましたら、ぜひお薦めしたい調理道具です。
②シリコンスチーマー
我が家のガスコンロは3つなのですが、夕食作りでいくつかの料理を同時に調理しているとコンロが足りない…ということが良くあります。
そんな時大活躍なのが、シリコンケース。
野菜を入れて電子レンジでチンするだけで野菜が蒸しあがり、立派な副菜になります。
スチーマーを買うまではラップなどで包んでから電子レンジで調理していましたが、スチーマーなら洗えば何度でも使えますし、蒸し上りも違うような気がします。
場所も取らないので、一つ持っておくととても便利です。
③ホットプレート
我が家が使っているのは、Brunoのホットプレート。
3人家族では十分な大きさで、焼き肉やお好み焼きだけではなく、パエリヤやステーキなどの温めに便利です。
仕事でクタクタの金曜日などは、材料をそろえて後はそれぞれで焼いて…と、タコ焼きやお好み焼きパーティをすることが多く、家族団らんのひと時にもなります。
また、お客さんが来た時にはメインのお肉をホットプレートでそれぞれ焼いてもらって、あとはサラダや簡単なおつまみを用意するだけで充分なおもてなし料理にもなります。
④土鍋
冬になると私の仕事も忙しくなるため、週に2~3回くらいは鍋の日になります。
そのために必要なのが土鍋とガスコンロです。
鍋料理の良いことは、準備がとても楽だということ、そして野菜がたくさん食べられるということです。
寒い日であれば手抜きした感もあまり感じられず、鍋と小鉢料理が2-3種類あれば十分贅沢な夕食になります。
今は鍋のつゆも様々な味のものが売っているので、何種類かストックしていると鍋が続いても家族から文句を言われることはありません。
⑤派手な柄のお皿
食器を買う時、最初は料理の色を殺さないように白い食器を買うことが多かった私ですが、今はカラフルな食器を使っています。
なぜかと言うと、料理は目で見ても楽しむものだと思うからです。
色んな食材を使い食材の色だけでカラフルな料理を作ることが出来れば白い食器でも十分に料理を楽しむことが出来るのですが、毎日限られた時間内で夕食作りをしなければいけないため、時には作った料理が茶色い物ばかりだった…なんてこともしょっちゅうです。
そんな時、見た目を補ってくれるのがカラフルな食器たち。
黄色い花と緑の葉っぱの柄の食であれば黄色と緑は食器の色で補えますから、茶色いものを乗せたとしてもちょっとトマトなんかを飾れば見た目はとてもカラフルに華やかな料理になります。
また、食器の他にもランチョンマットを使い分けたり、お箸やコップ、コースターをその日の気分で使い分けたりすることで、食卓が華やかになって手抜き料理でも十分立派に見えるのです。
お皿やランチョンマット、テーブルランナーや時には庭に咲いていた花などを飾り、食卓は明るく見せるように心がけています。
夕食作りをストレスにしないためには
毎日毎日「やらなければいけない」夕食作り。しかし、仕事と育児を両立している中では、時にはそれがストレスになることもあります。
私が常に心にとどめていることは、「夕食は別に作らなくても良い」ということ。
働くママが一番優先しないといけないのは、もちろん育児です。
昼間子どもを保育園に預けているからこそ、子どもと一緒の時間はとても大事。
そして、働いてお金をもらっているからこそ、子育てと同じくらい優先しなければいけないことは仕事です。
この二つだけは手は抜けない、それでは後はどこで手を抜くか、というと家事なのですよね。
そのため、疲れ切ってイライラしたり、家事をストレスに感じたりするくらいならやらなくてもいい、週末にやればいいやと言う気持ちを心の底には常においています。
夕食作りはなんなら私がやらなくてもいい、夫にやってもらおうという気持ちも最近持つようになってきました(!)
夕食作りももちろんそうで、私は料理が大好きですが、いくら大好きでも、時には家に帰ったらすぐにソファに転がり込んで「今日はもう疲れ切ってしまってもう何もしたくない」という日もたまにあります。
そんな時は迷わず外食したり、夫の帰りがまだであれば帰りにお弁当買ってきてと電話をして、疲れた体を休めることに費やします。
私が作り置きや1週間分の献立を作ることをやめたのは、かなり大雑把な性格なため、献立通りに作らなければいけない、作り置きをダメになる前に食べなければいけない、ということがストレスになるためで、自分の性格を見極めてそれをやめたら気持ちがとても楽になったのです。
冷蔵庫にあるものを計算しながら作らないと金曜には食材がない…なんていうこともたまにありますが、それでも自分がストレスを感じないやり方を見つけたことで夕食作りにそれほどストレスは感じなくなりました。
また、私はインスタグラムをやっているのですが、たまに夕食の写真をアップするようになったら夕食作りも楽しくなってきたように思います。
世界発信をするのに見た目の良くない写真は載せられませんし、夕食の「インスタ映え」を追求することで料理が新たな趣味になっていきました。
夕食作りを別の角度から楽しむことも、料理を苦に感じさせないコツだと思います。
まとめ
お腹が空いた!と帰ってくる可愛い子どもや夫のために、少しでも栄養のあるものを作ってあげたい、美味しいものを食べさせてあげたい、そう考えているお母さんはたくさんいらっしゃると思います。
夕食作りをストレスにせず、楽しみながら、美味しいものを囲んだ家族団らんの時間を作り上げていきたいですね。
料理自体よりも、家族で楽しく食べる時間が「母親の味」を作り上げていくのではないかなと思う今日この頃です。