ののかママ
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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
年末年始に差し掛かってくると増えるのが、クリスマス会や忘年会・新年会のお誘いですよね。
そして、子どもが生まれてからは仕事関係・交友関係だけではなく、子ども関係でのそのような会のお誘いも増えていきます。
また、それと同時に「ママ友」という部類の友達もだんだんと増えて、その距離感や対応の仕方には時々戸惑うこともあるのも事実です。
我が家の娘は現在4歳。
0歳から保育園に通わせていて、引っ越しなどで保育園も転々としています。
転園の度に抱えるのがママ友との付き合いで、保育園によってその人間関係の色もさまざま。
毎回カルチャーショックのようなものはあるのですが、異なる環境の中で、それなりの処世術のようなものも学んできたように思います。
来年春からお子さんの保育園/幼稚園入園を控えている人の中には、「ママ友達と上手くやれるか…」などの不安を抱えている方もいらっしゃるかと思います。
保育園と幼稚園ではママ友との付き合い方も多少異なるかと思いますが、今回は保育園児を抱える私のママ友事情や、お付き合いにおいて気を付けていることなどをご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
保育園でママ友は必要?
何故その答えに行きつくかというと、遠足や行事のことなどを気軽に質問できる相手がいるのといないとでは、やはり全然違うと感じるからです。
また、既に転園してしまって今は同じ保育園のママではなくても、たまに集まって息抜きが出来る、育児の相談が出来る人がいるのといないのとでは、子育てへの不安にも大きな違いがあるようにも思います。
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それなので、私の答えは「ママ友はいないよりいた方がいい」という答えに行き着きます。
しかし、これは「無理をしてまで絶対に必要」と言うことではありません。
実際に我が家も、親の関与の少ない保育園では、転園するまでお母さんたちと子どもの顔が一致しない保育園があって、その保育園にいる間はママ友と呼べる人は全くいないこともありました。
でもママ友が居ないなら居ないなりに、それなりに何とかなるもので、子どもや仕事と向き合っているうちに時間はあっという間に過ぎて行くため、寂しいと思うことはなかったです。
私の周りには「ママ友なんて必要ない」とバッサリと言い切れる人もいます。
それは人に寄りけりで、それぞれの性格やその置かれている環境によって異なるかなと思うのですが、私個人の意見で言えば「いないよりはいる方が良い」と思う今日この頃です。
保育園のママ友との付き合い方・私が心がけていること
ママ友はいる方がいい、とは言え、ママの世界も女社会。
性格が合う人もいれば、あまり合わない人もいます。
周りのママ友グループを見ていても、昨日まで仲が良くても、何かのきっかけで疎遠になったりぎくしゃくしてしまうこともあるようです。
私はまだ大きなママ友トラブルと言ったものは経験したことはありませんが、それは付き合い方に十分に気を付けているからです。
私がママ友トラブルを回避するために心がけてることをご紹介したいと思います。
①とりあえず挨拶は欠かさない
保育園に入ったら、会う人会う人、とりあえず挨拶は欠かしません。
相手が聞こえていなくても、返事が返って来なくても、会った人には必ず挨拶をします。
また仮に相手から挨拶が戻って来なくても、気づいて貰えなくても、そこで落ち込んだりはしません。
いちいち人の気持ちの裏読みをして落ち込むよりかは「そういうときもあるよね…」程度に流す方が賢明です。
礼儀正しい人や明るい人に人は話しかけやすいと感じるものですから、相手に苦手意識を持たれないように、挨拶を通して自分の扉は開いておくことが大切だと思っています。
②お迎えはさっさと終わらせる
保育園のお母さんたちは大概忙しい人が多いため、話しかけるにしても、声をかける前にそのお母さんの状況をよく見極めるようにしています。
割と余裕がありそうであれば、他愛のない話や子どもの話をしたり、話掛けられれば無碍にはしません。
しかし相手が忙しそうな雰囲気があるならば「お疲れさま!」だとか「また明日!」と一言だけ声をかけるだけに留めています。
お迎えに行くと子ども同士がじゃれ合ったり、なかなか離れないこともあるのですが、そこは「皆忙しいからね」と娘に言い聞かせ、保育園の迎えは特にさっさと切り上げるようにしています。
これは他のお母さんの邪魔をしたくない気持ちもあるのですが、実は私自身も忙しそうだなと思われることを望んでいる部分もあります。
私はかなりの人見知りなのですが、仕事や保育園では無愛想であることは避けたいのです。
しかし、あまり親しくない人の前では緊張している自分もいます。
ですので、挨拶だけはきちんとしてフレンドリーに装っていても、忙しそうだからあまり長話をしないようにしたり、聞き役に回ったりする方が個人的にはとても楽なのです。
③距離感を大切にする
私が保育園のママ友達とどんなに親しくなっても、一番大事にしているのは「距離感」です。
毎日毎日メールやLINEをするとか、いつも一緒にいる…と言うようなことはしませんし、保育園で延々と立ち話をすることもありません。
たまにママ友の子どもを預かったり一緒に遊ばせたり、ママ達で飲みに行ったりすることはありますが、何かあればいつも一緒にいるような付き合い方は出来るだけ避けるようにしています。
また投げかける言葉一つにしても、「親しき仲にも礼儀あり」が鉄則。
話をしている際には言葉を注意深く選ぶようにし、家族ぐるみの付き合いでも、相手が話すまで深入りしたことは聞かないようにもしています。
距離感を一定に保つには、基本的には何事も「聞き役に徹する」ことが大切で、自分のことばかりを話すこともあまりないです。
④自分自身無理しない
必要以上に自分を着飾ったり、自分の本来のキャラではないキャラを演じたりといったこともしないようにしています。
先ほど、挨拶をしてフレンドリーであることを意識していると言いましたが、実際の私はとても人見知り。
あまり親しくない人との会話では、「相手がどう思うのだろう?」ということが気になってしまって、とても疲れてしまうのです。
そのため、挨拶以外は無理せずに、リラックスしていれば話をしますが、必要以上に自分を作ることはしないようにしています。
⑤子どもの前ではネガティブなことは言わない
子どもとの会話において、他の子どもやお母さん・お父さん、そして先生たちや保育園の噂話などは一切しないことも心がけています。
なぜかと言うと、現在娘は4歳。
この年頃の子どもたちは親の会話にとても興味を持っていて、また、聞きかじりや勘違いも多く、どういった形で他人にその話題が入ってしまうかが分からないからです。
実際にこの間あった話しなのですが、夫との会話で習い事のお友達の話をしていて、「〇ちゃんは今日もお休みだった。体弱いのかな?」と言う話をしていたのですが、保育園で娘が「習い事のお友達は体が弱いんだよ」と言っているのを聞いてしまったのです。
習い事で一緒のお友達は保育園が違う為、本人やご家族の耳に入ることはないものの、こういった会話が万が一本人やご両親に伝わったときに、相手を傷つける可能性は十分にあるな…と反省した出来事でした。
それ以来、我が家では娘の前では相手が聞いて不快になりそうなことは噂しないようにしています。
⑥3回に1回は誘いにも乗る
ママ会や子どもを交えた交流会などがある場合には、毎回断り続けるのではなく、3~4回に一度はなるべく参加するようにしています。
人見知りではあっても、そういった席に参加することで子どもも楽しめますし、周りの人の子育ての話を聞くだけでも十分に楽しいからです。
ママ会などでも毎回参加しないが、たまに参加する準会員くらいの意識であれば気負いもなく楽しめます。
⑦会話はため口
礼儀正しくありたい…とは思っていますが、この4年間の保育園でのママ友達との付き合いを見て思うのは、敬語ではない方が打ち解けやすいということ。
挨拶は敬語ですが、普段の会話は年上でも年下でも敬語ではありません。
また、ある程度顔見知りのママ達とは〇ちゃんママと言うような呼び方もしていなくて、ママの下の名前で「〇さん」だとか「〇ちゃん」と言った呼び方をしています。
⑧悪口には同調しない
私が一定の距離感を持って周りのママ友と付き合っているのは、「悪口を聞きたくないから…」と言うのも一つの理由です。
親しくなってくると、どうしても愚痴り合ったりと言うことが出てくると思うのですが、なるべくそういうことは避けたい。
そうならないためには、やはり一定の距離感は必要だと思っています。
しかしどうしてもそういった文句や悪口に遭遇した時は、「へぇ~?」と「そうなんだ?」の二言でその場をやり過ごし、仮に自分もそう思うことがあったとしても同調はしません。
上記が私がママ友との付き合いで実践していることなのですが、これらを行うには理由があって、ママ友達の中で自分の位置づけがはっきりしている方が色々と楽なのです。
私が意識しているのは「挨拶もするしフレンドリーではあるけれども、深入りして来ない(いつも一緒に居る友達はいない)、いつも何だか忙しそう」という立ち位置。
それでも完全に一切の交友を避けているわけではなくたまには参加する、という位置づけです。
毎回幹事としてグループを仕切る人、毎回ママ会などに参加する人、いつも一緒にいて遊んでいる人など、一つのママ友グループを見ても色んな立ち位置があると思います。
毎回毎回無理して参加したり、ママ友との交友を優先しなければ…と気負ってしまうよりは「たまに参加する人」位の位置づけの方が私に合ってます。
今まで大きなママ友トラブルが無いのは、そういった位置づけであるからだと思っています。
実際に遭遇した!保育園のママ友とのトラブル
今までこれと言って精神的に大打撃を受けるほどの大きなママ友トラブルはなかった私ですが、それでも小さなトラブルというか、ぎくしゃくした関係は今までに何度かありました。
それらの事例と、今思う反省点についてご紹介したいと思います。
①ある日突然避けられたAちゃんママ
引越をして転園したばかりのとき、娘が最初に仲良くなったのがAちゃんでした。
お迎えの時間と家の方向が同じ、しかもお互いに歩きでの送迎だったこともあって、自然と一緒に帰ることが何度か続き、Aちゃんも娘も一緒に帰ることが普通と認識してしまったようでした。
そして、どちらかが先に帰る支度を終えてもどちらかの準備を待つような、一緒に帰るのが自然な流れになってしまいました。
しかし、Aちゃんは割とおとなしい子で、うちの娘は騒がしくて目立つタイプ。
Aちゃんのような大人しい子と女の子同士の会話することももちろんあるのですが、基本的には男の子たちと何とかレンジャーごっこをして遊ぶ方が得意です。
娘が保育園に慣れていくにしたがって娘は別の男の子B君と仲良くなり、B君も同じ方向に住んでいたことから、娘はAちゃんよりもB君と帰りたいと言うようになってしまいました。
それでも最初の頃は3人の子どもたちが手をつないで帰っていたものの、どうしてもB君と娘だけが喋り続けるようになってしまい、Aちゃんが入れない。
そんな日が続くうちに、ある日突然Aちゃんのママは帰る時間をずらすようになってきてしまい、最初は偶然かな?とも思っていましたが、挨拶をしても目をそらされるようになってしまいました。
それからはスーパーで会っても避けられる、クラス行事などで会っても離れた場所に座られる(ぎくしゃくする前は隣でした)など、あからさまに避けられているなぁと感じました。
まだ2~3歳児のことなので、子どもの興味とか会話には親が口出すことでもないかなと思ってはいたものの、もう少し配慮してあげれば良かったと今となっては思います。
自分の子どもが入れないというのは、Aちゃんのママにとって辛いことだったのかなと思いますし、知らぬうちに傷つけてしまっていたのかもしれません。
また、これ以来はなるべく特定の子と一緒に帰るなどはしない方が良いなと学びました。
その後はB君と帰ることもありましたが、スーパーなどによって帰ることも多かったです。
「今日は寄っていく所あるから…」と言っても、B君のママは割とサバサバしていたので、あまり気にされることもありませんでした。
②どっちに付くの?派閥闘争?
これは保育園ではないのですが、一時期娘が通っていた習い事の教室の中の話で、保護者の係決めをしていた際に起こった出来事です。
やけに皆フレンドリーでラインのIDの交換をしたがるので、断るのも…と思い交換しましたが、その後その理由が良く分かることとなりました。
どうもその係の中にいくつかの派閥と言うか、ママ友グループがあったようなのです。
同じ意見の人で固めて話を進めやすくするために、ラインを交換して交友を深めて周りを固めたい、ということだったようです。
「話し合いをしたい」と言われて時間を作っても、結局はそのライングループに登録されている人たちだけしか来ない。
そして、自分達と異なった意見に関しては「絶対NOと言いましょう!」という派閥への勧誘のようだったのです。
正直なところ面倒くさくて、ライングループに入っていても一度も発言することなく、引っ越しを機にその習い事は辞めてしまいました。
反省点を…と思ったのですが、この習い事の場合はそういった派閥には関わらない、止めると言う選択が一番正しかったように思います。
ママ友トラブルがありそうだな、この人とは合わないな…と思ったら、逃げるという選択肢も間違ってはいないと思います。
まとめ
私自身も保育園のママ友との付き合いに関してはまだまだ試行錯誤です。
保育園のママ友とは付かず離れずの位置づけを保ちながら、日ごろの仕事や趣味、もともとの友達との違った関係を楽しんでいます。
ママ友に関して思うのは、これも結婚相手と同じで、無理に焦ったり自分を繕おうとすると必ずどこかでその無理が出てしまうということ。
保育園のママ友は合う人がいたらお友達になる、くらいの意識でいいのかもしれません。
自然体で、長く付き合える友達ができるといいですね。