ののかママ
最新記事 by ののかママ (全て見る)
- 保育園入園が決まったけど寂しい…。保育園に預けることへの葛藤、私はこう乗り越えました! - 2018年12月31日
- ひらがなの勉強はいつから?我が家の場合と実践している練習法をシェアします! - 2018年12月29日
- 我が家流・イクメンパパの育て方!育児に消極的だった夫を変えた4つのポイントをシェア! - 2018年12月26日
ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
我が家の3歳の娘ですが、新幹線が大好きです。
もう数えきれないほど新幹線に乗っている為、席に座ると自分で椅子を倒し、テーブルをセットして、まぶしければカーテンを閉め、その姿はかなり手慣れたもの。
うちの娘の新幹線デビューはイヤイヤ期直前。
それからは遠方のおじいちゃんおばあちゃんに会いに行くときや、私の出張についていくためなど、毎月1-2回、多いときには毎週新幹線に乗る機会があります。
そのため、娘にとって「新幹線に乗ること」は特段珍しいことではなく、日常の一部になりつつある今日この頃です。
しかし、今となっては新幹線の中である程度静かにできる娘ではありますが、この状態になるまでにはヒヤヒヤ・ドキドキの連続でした。
未就学児、おそるべし、です。
ジュースやお菓子をこぼすなどの突然のハプニングはもちろん、じっとしていられない娘を静かにさせるために諭したり、怒ったりを繰り返し、それでも静かにさせることが出来ずに私がへとへとになってしまうことなど…今までたくさんありました。
これから連休や夏休みなどで子供が新幹線デビューを迎えるご家庭も多いと思います。
今回は我が家の子連れでの新幹線内での過ごし方や心得をご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
子連れ新幹線は乗る時間をよく検討する
静かにトラブルなく新幹線での旅を終えるために、一番大切なことであると思うのは「何時に新幹線に乗るか」ということです。
【スポンサードサーチ】
私が新幹線の予約の前に検討しているのは
- 一つ目が乗りたい時間帯の客層
- 二つ目が子どもの生活リズム
です。
なぜ、乗りたい時間帯の客層をよく考えるのかというのは、新幹線に乗ると一言で言っても、その時間帯によって乗る客層も様々で、じっとしていることのできない幼児を乗せるには少し勇気のある時間帯がある為です。
具体的には平日の朝であれば出張客が多く、朝でも早い時間帯では寝ている方がたくさんいらっしゃいますし、仕事の準備をしている方もたくさんいます。
朝9時台くらいになると出張客と観光客が半々になりますし、土日や連休前後であれば帰省客・観光客も多くとてもにぎわって、自由席では座れないことも珍しくなく、大きな荷物を抱えた人たちが駅構内にたくさんいてとても混んでいます。
夕方は、帰りのラッシュに当たると出張で疲れた方たちが静かに眠っていることもありますし、夜間になると酔っぱらっているお客さんもいらっしゃいます。
小さな子どもたちはたいていの場合じっとしていることや静かにすることは苦手ですから、どうしても避けたいのは朝眠る人が多い時間帯や夕方の帰宅のラッシュ時など。
また、夜間も、子どもの生活リズムを考えれば出来れば避けたいものですよね。
そうなると平日の場合の子どもを乗せることのできる時間は朝のラッシュを避け、帰りは帰宅ラッシュを避けた時間ということになります。
また、子どもが機嫌が悪くなるのは大抵眠いときとお腹が空いたとき。
眠たいときには眠るまでぐずぐずが続くこともあり、そのぐずぐずを新幹線内でやられるととても厄介です。
新幹線での時間を平和に落ち着いて過ごすためには、実際に乗る時間と、子どもの機嫌のよい時間帯を狙って乗ることが一番大切なことであるように思います。
待ち時間はなるべく短くする
新幹線に乗せる時間が決まったら、その時間に合わせて駅に着く時間、お弁当やお菓子を買う時間、と当日の流れを決めていくのですが、ホームで待つ時間は出来るだけ短くすることをおすすめします。
小さな子どもたちにとってただ何もせず「待つ」行為はとっても苦手な分野です。
我が家の娘も同様に、新幹線を待っている間に待ちくたびれてしまって、ソワソワ・ぐずぐずし始めます。
新幹線を見てわくわくできるのはせいぜい2本くらいで、その後は「まだ?」「早く乗りたい」を繰り返します。
親としては小さな子どもを連れていますし、子どもの歩く速度が遅いことや連休や帰省シーズンには混んでいることを考えて、できるだけ余裕をもって早めにホームについておきたい気もやまやまですが30分も40分も待たせてしまうと子どもが疲れてしまって愚図りだします。
中には新幹線が大好きで、新幹線を見ていればいくらでも待てるお子さんもいらっしゃると思いますが、そこまでの新幹線好きではない場合、ホームに入る前にトイレを済ませ、実際に乗る15分から20分前くらいにホームに入っていると、子どもの愚図る時間も少なく済むのでとても楽です。
子どもを疲れさせてぐずぐず・イライラさせないためには待ちくたびれることがないように乗るまでの時間を検討する必要があると思います。
新幹線に乗ったらまず食事がベスト
我が家の場合、新幹線に乗せる時間のベストタイミングはお昼前です。
朝ご飯は出来るだけ早めに少なめにしておいて、お腹がペコペコな状態で新幹線に乗せ、乗ったらすぐに食事をさせることで30分から小一時間くらいは静かにご飯を食べることに集中します。
食べている時は静かですから、その間は騒がれることがないですし、ある程度お腹がいっぱいになると眠たくなってくるので、お昼ごはんを食べて寝かせておくだけで1-3時間は静かに過ごすことが出来るのです。
仮に新幹線に乗せるタイミングがお昼ごはんとずれてしまう場合にも、
- 食事の時間を調整する
- 旅先のホテルで長めのお風呂に入らせる
- 新幹線に乗せる前に公園などで思いっきり走らせる
などして疲れた状態で新幹線に乗せることで、乗車中は眠っていることが多いです。
しかし、寝かせてしまった場合には新幹線を降りる20分くらい前には起こして降りるための準備をさせます。
ギリギリに起こしてしまうと、寝起きのグズグズでなかなか降りる準備が出来ず、重い子どもと荷物を抱えて慌てて降りることになるので起こす時間は早めに設定したほうが良いと思います。
また反対に1時間程度の乗車の場合にはなるべく寝かせないこともあります。
寝かせたくないなと思う時は反対に食事などはしっかりととらせず、程よくお腹を空かせた状態にしておきます。
うちの娘の場合は乗せてから新幹線内で買える硬めのアイスクリームを与えて、そのアイスクリームと格闘させておくことが多いです。
大好きなアイスクリームの冷たさと、硬さ故の食べづらさから静かに黙々と食べていてくれるので、1時間程度であれば静かに食べていてくれるので飽きてしまうこともありません。
新幹線の座席指定は取る?取らない?
新幹線の場合、指定座席ではなく自由席であれば未就学児は大人一人につき2名まで無料となるようです。
また指定席でも大人の膝の上であれば無料です。
しかし、指定席を一人で座らせる場合には未就学児であっても小児料金がかかります。
我が家の場合、1歳後半くらいから新幹線に乗せているのですが、最初のころはまだ体も小さいですし指定席を取るかどうかは毎回悩むところでした。
パパと私と3人での旅行の際には、交代に抱っこすることもできますし、2席指定席を取ってひじ掛けを上げて間に座らせ、二人分の席を3人で利用することもありました。
しかし、私が一人で娘と新幹線に乗るときには、チケットを買う時に窓口でその日の混雑状態を聞いてどうするかを検討することが殆どです。
指定席が空いている場合は、自由席も空いている場所が多く娘も座ることが出来ます。
しかし、混んでいる新幹線においては、自由席で料金が無料の娘が席を使っていることには肩身の狭さを感じますし、長時間の乗車時間においてはずっと娘を膝の上に抱っこしているのも結構きついです。
そのため、混んでいそうなときにはお金を払ってでも指定席で娘の席を確保することが得策だと思い、1歳、2歳のころにも小児料金を払っていました。
そして3歳の現在ですが、今はほぼ9割がた指定席を取っています。
と、言うのも自由席で並ぶことで、並んでいる間に娘が疲れてしまうことと、自由席のある新幹線は停車駅が多いことが多く、目的地に着くまでに時間がかかるからです。
新幹線に乗っている時間が短ければ短いほど騒いだり愚図ったりする時間は短く済みますから、もう少し自我を抑えられる年齢になるまでは指定席を取って、10分でも5分でも早く目的地に着く方法を選ぶことが無難な気がしています。
新幹線に乗っている間、騒ぐことなく静かにできる子であれば全然問題ないのですが、我が家の娘の場合は割とうるさいほうなので、娘の座席に関わる費用も必要経費と考えています。
また座席があることで、眠ってしまったときや荷物が多いとき、ベビーカーなどを運ぶときにも使えるスペースが広いほど楽でもあります。
子供料金とはいえ決して安くはないのですが、やむを得ないことであると思っています
子連れ新幹線、ベビーカーはどうする?
子どもが居ると荷物が増えますよね。
そして旅行のたびにいつも悩むのはベビーカーを持っていくかどうかということです。
もう3歳とは言え、疲れてしまうと歩けなくなり、旅行用の荷物と重たくなってきた子どもを抱えての移動はとてもきついもの。
ここでベビーカーがあると同時に荷物を運ぶことが出来てとても楽なのですが、ベビーカー自体がかさばって周りの人に迷惑をかけることを考えると持って行こうかどうか、毎回とても悩みます。
しかし、新幹線に乗る時間帯によってや、目的地の駅から移動する際に少し歩かなければならないとき、子どもが病み上がりで出張に連れていくときなどあまり体力を消費させたくないときには、ベビーカーを持って新幹線に乗ります。
私が何度も新幹線に乗った経験から言うと、ベビーカーを持って新幹線に乗っている子連れは結構います。
新幹線の座席を取る際に、各車両の一番後ろの席を希望すれば座席の後ろにベビーカーや大きな荷物を置くスペースを確保できますし、多目的室に一番近い席の端を指定すれば、子どもが愚図ったときや授乳の必要があるときにささっと移動できるためとても便利です。
窓口で席を予約する際には、ベビーカーがあって荷物が多いことを伝えるとベビーカーを置きやすい席を指定してくれることもありますし、ネットで座席指定するときなどにも各車両の一番後ろの席を指定すればベビーカーを持っていくこともそれほどハードルが高いことでもありません。
ただし、後ろの人に気を使うことなく座席を倒せることもあって、一番後ろの席は子ども連れではなくてもとても人気があり、空いていないこともよくあります。
ベビーカーを持っていく場合には、新幹線に乗ることが決まったら早めに座席を確保することをおすすめします。
とはいっても、急な旅行等や帰省などのハイシーズンにはそういった席を確保すること自体がとても難しいですよね。
そういった場合には、小さく折りたためるベビーカーを1台サブとして持っていると、足元に置いたりすることもできるのでとても便利です。
我が家の場合も今より少し小さいころはサブ的な小さくたためるベビーカーをもう一台使っていたのですが、現在は許容体重を大幅に超えてしまったので海外製の大き目のベビーカーを使っています。
ベビーカーを持っていくときの注意点は「ベビーカーは必ず折りたたんでから乗る」ということと、折りたたんでいたとしてもベビーカーと荷物を持って子どもの手を引くとどうしても乗り降りに時間がかかってしまうため、早めに降りる準備をするなどすること、そして大きな荷物になるため他の人にぶつからないように十分に注意をすることです。
そういったことを十分注意していれば時には手を貸してくれる優しい方もいらっしゃいますし、周りから白い目で見られることもありません。
思った以上にベビーカーを持って新幹線に乗っている方は多いですので、気を付けなければいけないことはしっかりと気を付けて、安心して持ち込まれるといいと思います。
年齢別・新幹線内のグズリ対策
我が家の経験から、新幹線で静かに過ごさせるための対策を年齢別にご紹介したいと思います。
0歳から1歳のころ
我が家の場合、この時期に新幹線に乗せたことはないのですが、乗せている人たちと遭遇することが多かったため、そこから考える対策です。
まず、この頃の赤ちゃんで気を付けたいのが泣き声。
ざわついている新幹線内であればいいのですが、混んでいる新幹線や朝や夕方の新幹線内では寝ている人も多く、泣き声を異音として捉える方も残念ながらいらっしゃいます。
そのため、取れる対策としては乗る時間を検討することの他、座席は多目的室の近くを取り赤ちゃんが泣いたら多目的室に駆け込むことで泣いた時にも周りを気にすることもないですし、うんちなどをしてしまったときにもすぐにおむつを替えてあげることが出来ます。
このくらいの赤ちゃんに関しては寝かしてしまうことが一番楽だと思うので、ミルクの時間を調整したりすることも対策としてはあると思います。
1歳から2歳のころ
おしゃべりも上手になってきて、その時々の機嫌の良し悪しもはっきりしだすころですよね。
静かにしなさい、と言っても分かる年齢ではありません。
このくらいの年齢の子どもも出来れば食事の時間などを調整して寝かせてしまうことが一番ですが、機嫌が悪いときにはおやつやおもちゃで対応しきれる年齢にもなってきている為、おもちゃやおやつを持って乗車されることをお薦めします。
我が家の娘は食パンを切ったものが大好きだったため、食パンを食べさせたり、抱っこひもでゆらゆらするなどしてこの時期の新幹線内を乗り切りました。
座席はやはり多目的室の近くがとても便利でした。
2歳から3歳のころ
ちょうどイヤイヤ期が始まってきて、何かきっかけがあると爆発してしまう時です。
私が新幹線内で途方に暮れたこともこの時期にはとても多くて、イヤイヤ期の爆発をさせないことに、とても気を使いました。
この時期になると絵本が大活躍。
そして、おもちゃやお菓子もたくさん持って行ったのですが、遊び慣れているものよりも見慣れていないものや久しぶりに出してきたおもちゃを使わせることで、その新鮮さからか静かにしてくれることがとても多かったと思います。
100円ショップなどに行ったときに、おもちゃをいくつか買っておいて、新幹線内で初めて遊ばせることで、おもちゃで気持ちを引くことが出来て愚図っても泣き止むことが多かったです。
お菓子も同様で、今まで上げたことのないものやパッケージが珍しいものを選んで買っていました。
この時期になると、新幹線内で静かにさせるための対策グッズで荷物はとても多くなってしまうのですけど、とにかく子供を飽きさせない対策を考えることが一番大事であったように思います。
3歳~今
3歳の今となっては、『新幹線内では静かにするもの』という認識を娘自身が持ち始めたため、特に何も言わなくても静かにしていてくれることもとても多くなってきました。
しかし、時には悪ふざけスイッチが入ってしまったり、機嫌の悪さからグズグズ言い始めたりしてしまうことも。
現在の娘に対しては先にもご紹介しました通り、ご飯を食べさせることが一番の対策なのですが、それ以外の時間はシールブックや小さなパズル、お絵かきなどで時間を潰すことがとても多いです。
お絵かきゲームは娘がお気に入りの遊びで、何を描いたかをお互いにあてっこします。
また、お菓子を使って「どっちの手に入っているか」ゲームもとても楽しいです。
まとめ
子どもと一緒の初めての経験はいつでもドキドキするものですよね。
我が家の場合も初めて新幹線に乗せたときには私のほうが気疲れしまってクタクタにくたびれてしまいました。
最初の新幹線は準備万端にして、楽しい旅を楽しんでください。