コスモまま
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ママテク(@mamateku)ライターのコスモままです。
初めての子育てに翻弄されつつも日々頑張るママ。
慣れないお世話に手一杯で、愛情はちゃんと注げているのだろうか。子どもへの愛情は目に見えないだけに不安も募ったり…。
いつまでたっても自信が持てないのが子育て。
きっと悩みが尽きることはありませんが、子どもの笑顔に応援されつつ焦らず一緒に成長していけるといいですよね。
我が家では0歳の頃からわらべうたを積極的に取り入れて、親子で楽しんできました。
我が家が試したわらべうたをご紹介したいと思います。
どんな風に子供と過ごしていいか分からないと悩んでいるママさんの参考になればと思います。
パッと読むための目次
そもそもわらべうたって何?
みなさんも小さい頃、いろんなわらべうたで遊んだ経験はありませんか?
友だちと手を繋いで遊んだ「かごめかごめ」「はないちもんめ」、ボールをつきながら歌った「あんたがどこさ」、あれらも全てわらべうたです。
思い出すと同時に、当時の懐かしい思い出も蘇ってきませんか?
幼い頃に流行った歌謡曲は忘れてしまっても、わらべうたは覚えているという人は意外と多いと思います。
それはきっと歌詞が短く、音域も狭く、繰り返しが多いことから記憶にも残りやすいのだと思います。
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またわらべうたは、大人が子どもの為に作った童謡とは違い、子どもたちの自発的な表現から作られていることも印象付けられる要因なのかもしれませんね。
年齢別のおすすめわらべうたを紹介!
私は結婚後、地元ではない土地に住み子どもが生まれ、近所付き合いもあまりなくとてもい不安に思っていました。そんな時、市の子育て支援広場へ足を運んだところ「子育てにはわらべうたがいいのよ~」と広場の職員さんに聞いたことをきっかけに様々なわらべうたをネットや本で調べて、試すことに。
0、1歳の頃におすすめのわらべうた
じーじーばぁ
いないいないばぁ、と同じ要領で「じーじー」で顔を隠し「ばぁ」で顔を見せます。
反応が分かりにくい0歳でも、数回繰り返すとにこっとかわいい笑顔をよく見せてくれました。
ご機嫌な時には声を上げて喜ぶ様子も、とっても簡単でパパも楽しんでやっていました。
いちり にり
これは子育て支援広場のふれあいの時間に行ったわらべうたです。
いちり にり さんり しりしりしり!
足の指から上へ順番に握るようにタッチをし、最後の「しりしりしり」ではお尻をくすぐります。
1回遊ぶと子どもは原理を理解し、最後の「しりしりしり」の前には何とも言えない笑顔を見せてくれます。その表情を見るたびに笑いをこらえていました。
とっても短い歌詞ですぐに覚えて家でも早速楽しみました。
だるまさん
にらめっこ遊びのわらべうたです。
最後の「あっぷっぷ」で赤ちゃんに顔を寄せて変な顔を見せます。
顔を寄せる度に、赤ちゃん独特のミルクのにおいが愛おしく、このわらべうたもたくさん歌っていました。
生まれたての赤ちゃんと遊ぼう、と思っても一体どうやって遊んだらいいか本当に悩みました。
首が据わっていないと起き上がることも出来ず、仰向けでゴロン状態。激しく動かすことはもちろんできませんし、言葉もまだまだ分かるはずもありません。
何とかして絆を深めたいと思いつつも何もできない日々でしたが、わらべうたと出会うことで赤ちゃんの小さいけれどもいろんな表情を感じることは、子育てのやる気につながりました。
よく『0歳の時期が一番かわいいわよ』と子育ての先輩に言われましたが、どう接していいか分からない時には、
でもわらべうたのおかげで0歳の時期を意外に楽しめたのではないかなと思います。
今ご紹介した以外にもたくさんのわらべうたがあります。
少し調べて試してみることで、赤ちゃんの色んな表情を引き出すことが出来ますよ。
どれも簡単ですぐにできるものばかり。上手に歌わなくても語りかけるだけでも、大好きなママの声に赤ちゃんはたくさんのぬくもりを感じることでしょう。
またどのわらべうたも遊び方がシンプルなので、赤ちゃんの様子に合わせて簡単にアレンジして楽しむことが出来ます。
例えば手を叩いて歌うところを、足でトントンと叩いてみたり、両手をパーで合わせるところをグーにしてみたり、赤ちゃんのできることに替えるだけで赤ちゃんはご機嫌に。
親子でオリジナルな遊びで盛り上がってみましょう。
2、3歳の頃におすすめのわらべうた
いっぽんばしこちょこちょ
きっと誰もが必ず遊んだであろうこのわらべうたはいくつになっても楽しめます。
歌い始めから、最後のくすぐりをどうしようか考えることですでに顔がゆるみ、終始笑いが絶えません。
子どもにやってあげるだけでなく、子どもが大人にやっても盛り上がりますね。
その時の子どものいたずらっ子の顔には、まいってしまいますね。
うまはとしとし
子どもをお膝に座らせて、膝を上下させながらパッカパッカとお馬さんをイメージして遊ぶわらべうた。
膝に座らせたときの密着具合がお互いに心地いいですね。肌がふれあうことで安心感をいっぱい感じとります。
2、3歳であればパパがちょっと激し目にすると大喜びします。そして「もう一回」のリクエスト。
パパは喜びながらも少々苦笑いになることも。日頃運動量の少ないパパのトレーニングですね。
イクメンという言葉が定着していますが、やはりまだ子どもと向き合うことが苦手なパパは多いはず。
そんなパパが実際にわらべうたで子どもと遊び、子どもの表情を見ればきっと子育てに自信が持てるはずです。
子育ては「何かをしてあげる」だけではなく「一緒にする」ことも大切。
パパは一見遊んでいるだけ、と思ってもそんなパパと子どもの姿を見るママは、慣れない家事を手伝ってもらうよりも嬉しいはずです。
おせんべいやけたかな
手をおせんべいに見立てて遊ぶわらべうたです。歌に合わせて手のひらを返しておせんべいを焼きます。
子どもの想像力は素晴らしいもので、本当におせんべいを焼いているかのように「あちあち」と言ったり、出来上がったおせんべいを食べて「おいしい」と表現してくれます。
子どもの何ものにもとらわれない想像力は、時に大人を驚かせます。子どもの無邪気な発想に刺激を受けることもあるのではないでしょうか。
想像力はその後の人生でも大いに役に立つ能力です。
何か始めたいと思っても、少し先の未来が想像できないと一歩がなかなか踏み出せません。
でも「こんな風にしたい」「こうしたら上手くいくかもしれない」と明確にイメージすればするほど、未来は輝きます。
子どもの得意な遊び、わらべうたを通していろんな想像力の引き出しが増えるといいですね。
現在4歳、イヤイヤ炸裂の娘にもわらべうたは大活躍!
わらべうたを通して、いろんな苦難を乗り越えてきましたが、現在4歳になりまた大きな壁にぶつかりました。
子どもはいくつになってもイヤイヤはありますが、特に知識も付いてきた4歳は結構ややこしく、日々奮闘しています。
女の子はおしゃべりと言いますが、本当にああ言えばこう言うやり取りに親もタジタジ。
さらにゆっくり語りかけても、感情が高まっていると受け入れてもらえず、親もイライラに。
お互いに負のスパイラルに陥ります…。
女の子は本当によくしゃべります。
我が子に限らず、保育園に送り迎えに行くときも話しかけてくるのは女の子がほとんど。
話しかけるというよりは自分の言いたいことを好きなだけ話すだけですが…。
一方男の子は話をすることよりもおもちゃのブロックに夢中になっていたり、戦いごっこで盛り上がっています。
大昔、男性は狩りをしていたので体力や冒険心が強く、女性は群れの中で子育てをするので保守的、周囲とのコミュニケーションを大切にする思考になった
という説を耳にしますが、そういわれると納得するところもありますね。
どちらがいいという訳ではありませんが、性別の違いの面白さを感じます。
そんな毎日の子どものイヤイヤにイライラする自分をどうにかするために、子どもとの時間を意識的に少し多めに作ることにしました。
0歳の頃に比べると、お絵かきやおりがみ、おままごと、シール貼りなど遊びの幅が増え、わらべうたを歌うことが少なくなっていました。
これをきっかけに自分の知っているわらべうたを日替わりで数曲ずつ遊ぶことにしました。
わらべうたを歌い聞かせて改めて気づいたのですが、わらべうたで遊んでいる時はちゃんと子どものことを見てふれている自分がいました。
もう4歳だからと思っていたものの、まだまだ4歳、生まれて4年しかたっていない子どもに、
- もうこれはできるはず
- だってお姉さんだし
と求めることが知らず知らず大きくなっていたように思います。
私たち大人は、経験から知識を得て、相手の様子を感じたり、ある程度先の予測ができますが、子どもはまだまだ発展途上。
同じラインで考えてしまうこと自体大人の我がままなのかもしれません。
目と目を合わせて、手と手をふれあうことの大切さをいつまでも感じていたいですね。
4歳の娘のお気に入りのわらべうた
おでこさんをまいて
歌詞に合わせてゆっくり大人の手を動かして子どもの顔をなでていきます。
おでこ、目、鼻、頬、口、最後は顔全体をなでまわします。
赤ちゃんにするような遊びですが、我が子はこのわらべうたが今は1番のお気に入りになりました。
何故好きなのかいろいろ考えてみたところ、最近娘の同じ保育園の友達に妹が誕生し、赤ちゃんを見ることで若干赤ちゃん返りしているのかも、と。
子どもは自分の欲求をどうにか満たすためにあらゆる形でイヤイヤを出してきますが、ただの我がままではなく子どもなりの理由があるんですよね。
まだ幼いから感情を自分でコントロールすることが出来ず爆発してしまう。
受け止める親としては大変なこともありますが、小さな心を自分なりに守っている姿に手を差し伸べる余裕を日々持ちたいですね。
なべなべそっこぬけ
お互い向かい合って手を繋ぎ、歌いながら手を離さず背中合わせになります。
親子で行うと身体の大きさの違いによって意外に難しく、でもくるりとひっくり返れるとお互いに達成感を感じます。
保育園でも人気のようです。
遊び方が分かれば2人組だけでなく、3人組、4人組と人数を増やしても面白いですね。
なべなべそっこぬけは肩の関節を回したり、柔軟性の動きを遊びの中で体験することが出来ます。
年少の月齢になると、走ったり、跳んだり、転がったり、登ったり、運動能力が益々発達していきます。
最近では近所に公園が少なかったり、同じ月齢の子どもの減少、安全面など子どもの遊び場が減ってきています。
幼児期にはいろんな動きを身に付ける時期なので、遊びの環境を私たち大人が確保してあげなければなりません。
場所が作れないのであれば、家での遊びを膨らませたいですね。
また一緒に遊ぶためにも親の体力も日々向上させておかなければなりません。
いつも車を使用するのではなく時には歩いてみたり、エスカレーターにすぐ乗ってしまうのではなく階段を歩いてみたり、今の時代だからこそ親がしなくてはいけないことは頑張りたいですね。
わらべうたをおねだりする娘
いつも寝る前は「う~う~」と何を訴えているか分からなく困っていたものの、自ら「おでこさんして~」と伝えてくるようになりました。
わらべうたの楽しい親子の時間は、しっかり子どもの中に刻まれていました。
子どもには身体の健康の為、睡眠時間を十分にとってもらいたいという思いと、子どもが寝てしまえば自分の時間をゆっくりとれる、こんな思いがあるので、ついつい寝かしつけを焦ってしまうことはありませんか?
なかなか寝付かないとまたイライラが発生。
最悪な場合けんかになってしまい、子どもは泣き疲れて眠ることも。
1つわらべうたを歌うことで、お互いに悲しい思いをしなくて済みました。
日々行うわらべうたの引き出しが増えると、いろんなグズリの場面で重宝します。
わらべうたを通して手のぬくもりを感じる
手は目に見えないけれども、不思議な力をたくさん持っています。
よく子どもが転んで膝をぶつけてしまった時、ママが「いたいのいたいの、とんでいけ~」と膝をさすりながら言うと、涙が止まりにっこり笑顔に。
膝を手でさするだけで膝の痛み、そして心の痛みが癒されるのだと思います。
大人の私たちでも、不安に思う時に肩をポンと叩かれて「大丈夫」と言われる方が、言葉だけの「大丈夫」より癒されますよね。
ふれあうことは心の痛みや不安を和らげて安心させてくれる力があるんですね。
だからこそ、言葉ですべてを上手く理解しきれない子どもにとっては、このふれあうことが欠かせないのだと思います。
わらべうたは自然とふれあえるところがたくさんあるので、難しく考えることなく子どもとの距離を縮めることが出来ます。
さらにわらべうたを歌うことで身体の中の酸素が入れ替わり気分転換になることも。
家族の団らんで楽しめるわらべうた。
おちゃらか
パパ、ママはもちろん、きっとじーじーもばーばも知っているじゃんけん遊びのわらべうたです。
これから年末年始など、家族親戚が集まる機会がある時には盛り上がるのではないでしょうか。
「おちゃらか」の歌詞に合わせて右手で相手の手をタッチし、左手で相手の手を受け止めます。
何気ない動きでも無意識に相手へタッチする時に力加減を考えたり、相手の右手をどう受けとめるのがいいかなど、相手への思いやりの気持ちが育まれます。
また手が合わさることで心と心のつながりを感じられるかもしれません。
動きがとてもシンプルなので、早さを変えたりしてもいいですね。
このわらべうたの面白い所は、大人でも負けることがあることです。
遊んでいる間に集中力が欠けてしまうと、大人も失敗します。
子どもにとって大人より上手くできることほど有能感を感じることはないと思います。
もしかしたら集中力は子どもの方が勝っているのかもしれません。
【まとめ】わらべうたで親子の絆、子供の心を育もう!
子育てを頑張るママはきっと子どもの幸せのために、あの手この手で必死に子育てをしていると思います。
でも何をしたら幸せになれるのか。子育てには答えがないので時に悩むことも多いでしょう。
現在は核家族が主流になり、おじいちゃんやおばあちゃんとの付き合い、近所の付き合いなど子育てにかかわる人間関係が希薄になってきています。
またスマートフォンの使用により子どもがグズるとついついスマホを見せてしまったり、子どもを育てていくには難しい時代だと思います。
そんな時代背景を変えることは難しいですが、親としてできることはたくさんあります。
その一つとしてわらべうたを見直してみてはいかがでしょうか。時代が変わっても歌い継がれるわらべうたにはきっと訳があります。それは実際に親子で試してみれば分かるはず。
子どもたちが将来困難にぶつかった時に、自分自身で乗り越えそしてさらに前に進む力を付けさせてあげたいですね。
みなさんの子育てがより楽しく、幸せな時間になりますように。