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ママテク(@mamateku)ライターのののかママです。
今娘は3歳なのですが、同じくらいの年齢の子どもたちが揃うと気になるのがそのご家庭の「おやつ事情」。
わが子はいわゆるお菓子というものはもうほとんど解禁していて、私のカバンの中には公共の施設で静かにさせるためのグミやチョコレート、おせんべいなどが常に常備されています。
また、喉が腫れてしまったときや、高熱を出して病院に行ったときに、医師から「糖分をあげてください」と言われてからは子ども用ののど飴も解禁。
さすがにお菓子をあげる量や時間こそ決めていても、ガム以外のおやつは殆ど食べたことがあると思います。
我が家にとってはもうお菓子をあげていいかどうかという点では「無法地帯」であるといっても過言ではありません。
しかし、お菓子をあげるか否か、については驚くほど賛否が分かれていて、また躾の部分と関係している部分もあり、あまり仲の良くないお母さんたちと接するときにはお菓子をあげるべきか否かという話は意外とナイーブなところであるように思います。
今日は、我が家のおやつ事情、そしてお菓子解禁までの経緯や、おやつを与える際に注意していることについてご紹介したいと思います。
パッと読むための目次
そもそもおやつって必要?
そもそもおやつというのは、朝昼晩の食事に対する捕食であると捉えられています。
まだまだ胃の小さな乳幼児にとって、十分な量の食べ物を一度の食事で補うことができないため、おやつというものはとても大事なもの。
我が家では私が無知だったために、あまりそのあたりの知識がなく、子どもが離乳食くらいのころは「太らせたくないからあまりおやつはあげたくないな」と思っていたのですが、おやつは子どもの生活において必要なものであるようです。
うちの娘は0歳から保育園に行っていたため、幼いころからの食生活に関しては保育園でしっかりと管理されていて、食事のリズムは割ととれている模様。
現在の食生活は下記のとおりです。
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07:00 | 朝食 |
---|---|
10:00 | おやつ(保育園) |
12:00 | おひるごはん |
15:00 | おやつ(保育園) |
18:00 | 帰宅、おやつ |
19:30~20:00頃 | 夕飯 |
10時と15時は保育園でのおやつとなっていて、バナナ、リンゴ、ミカンなどの果物やニンジン・キュウリなどの野菜スティックのときもあれば、豆乳やヨーグルトのときもあり、たまにおせんべいや、給食室の先生が作ってくれた愛情たっぷりのおやつ(お好み焼きやおにぎり、お団子やマカロニなど)のときもあるようです。
1日の給食のメニューを見て、総合的に足りない栄養素をおやつでとらせようとしてくれているようで、保育園での食生活を見ていると家ではそこまで気を使えないのでとてもありがたく思っています。
我が家の食へのこだわり
我が家の場合、私の母親が無農薬の野菜にこだわり、産地や添加物にとても気を付けていたこともあって、私が作る食生活のベースも無添加・無農薬が基本です。
子どもが生まれる前からはお腹の子どものためにと外食以外の食事には気を使って、無添加・無農薬を特徴としている食材の宅配サービスに登録。
https://www.daichi-m.co.jp
スーパーに比べると割高ですが、その分安全で美味しい野菜が届きます。
野菜の色などがスーパーで買うものに比べ濃い気がして、割高でも我が家の野菜は大地を守る会のものを使っています。
https://www.seikatsuclub.coop/
牛乳やトマトケチャップなどが本当においしくて、感動します。
こちらも通常の市販のものに比べると割高な気がしますが、安全性には定評があるため、お勧めです。
今は買えない場所に住んでいる為、同じく生活クラブを利用している母に食材を送ってもらっています。
我が家では子どもに市販のお菓子を解禁する前にあげていたのは、生活クラブのお菓子のみ。
スーパーなどで売っているものの裏を見て、入っているものを一つ一つ確認するのが面倒くさい…と思っていましたが、生活クラブであれば売っているものはすべて安全性の高いものなので安心です。
一々安全性をチェックする手間を鑑みれば多少高くても納得して購入することができるため、とても助かっています。
こうやってこだわっていると、我が家の食にかける費用はどうしても高くなってしまい、私が働く意味は家族に安全で美味しいものを食べさせるためといっても過言ではありません。
安い食材を探して、夫の収入だけで節約してやりくりすることも一時は考えましたが、安全なものを食べさせたい気持ちもあって食費を稼ぐために働いています。
そのため、できれば子どもには市販のお菓子を解禁したくなかった、というのが本音です。
しかし、解禁してしまった今となっては、お菓子をあげる量と回数、時間に気を付け、あまりキリキリしすぎずに、普段食生活に気を付けている中で一つや二つお菓子を与えても全体で気を付けているならばいいのかなというところで、我が家では納得しています。
ストレスになりすぎない程度にこだわりを持っている、というか、仕事を持ち忙しい毎日の中で100%気を付けることは難しいなというのが正直なところです。
我が家が市販のお菓子を解禁してしまった理由
食生活にわりとストイックだった我が家が、お菓子をあげ始めてしまったきっかけは、保育園のお母さんたちとの子ども同伴での懇親会です。
ちょうど娘が2歳手前くらいのときです。
役員さんがアレルギーの有無などもちゃんと確認して、子どもたちにもお菓子を用意してくれたのですが、上の子がいるご家庭もあって、わが子には食べたことがないお菓子がたくさん。
各々のお母さんがそれぞれの判断で自分の子どもにお菓子を与えていたのですが、今まで食べたことのない美味しいお菓子を前にわが子は大興奮。
私が食べさせることを遠回しに拒否しても娘は大騒ぎして、最後には自ら袋を開けて、食べることをやめません。
おいしそうに食べているほかの子どももいる中で、「ダメ」というのも可哀想な話なのですが、ほかの子がお腹いっぱいになってもお菓子の前から離れない娘を見ていると、あまりストイックでも反動がすごいな…と思ったのが解禁してしまった一番の理由です。
また、皆が楽しくお菓子を食べている横で「ダメ」と言ったり、「太る」「虫歯になる」「砂糖中毒になる」と言いきかせたりすること自体がよその家の躾を否定することになる。
各々のご家庭でそれぞれまかり通っていることを我が家のそれとは違うからと言って否定することはとてもナンセンスだなと思ったのです。
確かに、定説でいえばお菓子はあげないほうが良いでしょう。
栄養学や育児専門家などでは当たり前のようにお菓子はあげないほうが良い、と書いてあります。
また、我が家の場合も食生活にはかなり気を付けているくらいなので、できれば市販のお菓子より、野菜や果物など栄養のあるものを与えていきたいという気持ちもあります。
しかし、各々の家でそれぞれのやり方があり、親も子も一人として同じ性格でもなく、全く同じ生活環境でない中で生活している中で、自分の家の子育てのやり方をほかの家に押し付けることは非常に無意味なことであると思うのです。
仮にうちの子は砂糖をなるべく与えずに育てているからほかの子より健康、だとか、砂糖中毒じゃないから性格が穏やか、というような意見を持っていたとしても、それを他人のお子さんと比べることにはあまり意味はないですよね。
他所の家は他所の家、我が家は我が家と考えて他所の家の方針が我が家と違っていたとしても否定せずそんな子育ての方法もあるんだね…と一つの個性として受け止めていくべきであるとも思います。
そんなこともあって、慣れた感じでお菓子を頬張るほかの子どもたちに多少圧倒されつつも、我が家も少しだけ解禁してみようと思ったのでした。
そこからはそれまで親戚から頂いても「そのお菓子はちょっと…」と断っていたような大人のお菓子をあげることもあれば、一緒に買い物をして、目についたお菓子を娘から買ってとせがまれることもあり、そういう時は一個だけという約束で買ってあげることもあります。
あれはダメ、これはダメ、と言わずに、お野菜を頑張って食べた日はOKとか、お誕生日だからOKとか、お手伝いをしてくれたからOKとか、一種のご褒美として好きなお菓子を買ってあげることもあります。
常日頃、「お菓子買ってあげるから頑張ろう!」というような言い方はしませんが、純粋に子どもが頑張った結果、ご褒美がもらえるくらいは別に悪いことではないというのが我が家の考えです。
我が家でのおやつ・気を付けているのは量と時間
保育園ではしっかりとおやつの中身や時間を管理されている娘。
家でのおやつは、家に帰ってから夕食までの間の時間と、週末のおやつです。
さて、そこで何をあげているのかというと、市販のお菓子と手作りのお菓子と大体半々くらいです。
市販のお菓子では、グミやチョコレートも大好きな娘ですが、一番好きなのはおせんべいやポテトチップス。
甘いものというよりしょっぱいものを好きな傾向があり、塩分には少し気を付けたいところ。
そして手作りの場合はホットケーキやクッキーはあまり食べてくれず、湯がいた枝豆や、家で作ったポップコーン、サンドウィッチやおにぎりなどが多いです。
しかし、市販のお菓子をあげるにしても、手作りするにしても気を付けているのはあげる時間と量、そして回数です。
保育園から帰ってからのおやつは、私の仕事の状況に左右されることがとても大きいのですが、ご飯を作り始めてから食べるまで時間がかかってしまいそうなときにはご飯の一部になりそうなお腹にたまるもの、ご飯の準備がすぐできそうなときにはちょっと口さみしい…というだけのときも多いので、おせんべいが一枚だったり、チョコレートがひとかけらだったり、その時の状況を見てあげています。
また、市販のお菓子をあげるときに気を付けているのは、袋ごと渡さないということです。
最近は小分けされているもののありますが、小分けされているものでも必ずお皿に出してから与えるようにしています。
袋であげてしまうと、お腹がいっぱいでも「お腹がいっぱい」という気持ちを無視して食べ続けてしまう気がして、袋から少しずつお皿に出し娘が「お腹がいっぱい」と言い出したら袋にまだ入っていたとしてもおやつの時間を終わりとしています。
我が家が基準としている量は、小さめのココット皿1杯分。
子どもが食べていい量は子どもの片手に乗るくらい…と言われていると聞いたことがあるので、大体それくらいかなと思って目安にしています。
何をどれくらい食べさせるのかは娘のリクエストを聞くこともありますが、たいていの場合は親が決めます。
そしてご褒美で買ったお菓子、については、食事を全部食べたことが前提で食事の後に少し食べてもいいよ、ということもあります。
こちらはあくまでも頑張ったご褒美なので、食事に影響のない範囲で食べることは禁止していません。
お菓子による子どもの体への影響
ネットでお菓子の子どもへの影響、と調べると
- 虫歯になる
- 砂糖中毒になる
- 太る
そこで実際にお菓子を解禁してからの我が子の体への影響について考えてみました。
虫歯があるかどうかと考えると、うちの娘の場合、飴やグミやチョコレートを食べていても虫歯にはなっていません。
手を洗う→食べる→歯を磨く→食器を片付けると一連の流れになっていて、外出先ではおやつを食べた後に歯磨きナップで口の中をすっきりさせることが習慣化している為、虫歯になったことはまだ一度もないです。
歯磨きをきちんとしていることも影響しているかもしれませんが、虫歯という点では今のところ特に問題もなさそうです。
また、砂糖中毒か…というと、甘いものよりもお煎餅やスナックなどしょっぱいものを好む傾向にあるため、お菓子を食べた日には食事の塩分を少なめにして塩分摂取量を調整しています。
手作りのお菓子として定番のホットケーキやパウンドケーキやクッキー類は一切好まず、果物に関しては一切ダメでジュースさえ苦手、チョコレートやグミを食べても数個だけなので、そこまで甘いものが好きというわけではないと思います。
とはいえ、甘いもののパッケージに釣られてこのお菓子を買ってとせがまれることもあるのですが、買ってあげても全部を食べきることはとても稀です。
これは完全に子どもの好みの問題な気もしますし、またはお菓子を解禁する前の食生活が大きかったのかなとも思うのですが、娘の好み自体はどちらかというと辛党。
甘いもので好んで食べるのはココアやアイスのみでそれ以外はあれば食べる、という感じです。
与える量を最初の段階で親がきちんと管理できていれば、そこまで甘いものに溺れることもないのかな…というのが我が家の娘を見ていての感想です。
太るかどうか、については、わが子はもともとが大きいのですが、保育園で充分に外遊びの時間があり、土日も習い事などで常に体を動かしている為、体重は重めであっても推移は割とゆっくりしていると思います。
特段、お菓子を与え始めてから急激に太ってきているということはないように思います。
お菓子の影響が子どもにあるかどうか、と考えるとお菓子を解禁してからすでに1-2年たっていますが大きな体への影響はあるようには思えません。
ただ、毎日保育園が終わった帰り道でおやつを貰えることを楽しみにしていたり、ご褒美のおやつを食べてもいい?と食事中に聞かれることもあります。
おやつが娘の生活の楽しみとして認識されていることも事実で、それが依存性と考えるか、ただ単にお腹が空いている状態を満たすものとしての位置付けにお菓子があるのかというところでは計り知れないところでもありますが、娘にとってお菓子はとても大事なものでもあるようです。
【結論】お菓子をあげてよかったかどうか
市販のお菓子をあげて良かったか?という点では、個人的な意見は良かったと良くなかったは50:50かなと思います。
良かった点は、一度解禁したことで娘のお菓子への執着が減り、仮にお友達の家でお菓子を出されてもむやみやたらに食べるわけではなく自分の好きなものを適量食べるということができるようになったこと。
そして、市販品はやはり楽で、コンビニやスーパーで買うことができるので外出先でも購入しやすいということです。
悪かった点はやはり市販品は砂糖の量や添加物を親がコントロールしにくいということ。
我が家は食生活に気を付けていて保育園の食事も栄養をしっかり考えてくれているのに、そこに添加物が多少なりとも加わるのは少しもったいないな…と思う気持ちもあります。
そして、「お腹が空いたから食べたい」というより、目についたから欲しい(本当はたいして食べたくない)という様子も目に付くようになったことで、娘が食べずに溜まっていったお菓子を親が食べている状態もあります。
しかし、相対的にとらえるならば、お菓子を与え始めたことによって、何をどれくらい与えるかなど、お菓子への対策を考えるようになり、今は割としっかり管理できているのかなと思うのでお菓子を食べすぎてご飯を食べない、ということもありません。
絶対に与えない、というストイックさも、なんでも食べていいよという放任さも、どちらもほどほどが大切なのかなと感じる今日この頃です。