【体験談】うちの子…言葉が遅いかも?そう感じた私が試して効果があったことや療育へ通うことが決まった経緯をまとめてみました

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ChiKa

2歳と6歳の姉妹の母親をやっています。毎日姉妹に翻弄されていますが、ナイスなおかんを目指して日々頑張っております。趣味は人間観察ですが、その姿をよく知り合いに観察されています…ちょっとマヌケですが、宜しくお願いします。

ママテク(@mamateku)ライターのChiKaです。

子供の成長って本当に早いですよね。

ついこないだ産まれたと思っていたらあっという間にハイハイしてタッチしていたり。

泣くことでしか意思表示が出来なかったのに気が付いたら「まんま」「ほしい」など泣き声以外のことを発していたりなど、子供の成長速度には驚かされてばかりだというママも多いのではないのでしょうか。

そして、特別に優れたことが出来たり、周りの同年代の子よりも早く成長してほしいなどという思いよりも、

  • とにかく健やかに
  • 標準的に成長してほしい

という願いを持っているママも多いと思います。

そんな思いからか、我が子と同年代の子の成長具合と我が子の成長具合をつい比較することもあるでしょう。

子供それぞれに成長の個人差があるので比べる事には意味はないのですが、どうしても気になってしまうもの。

そんな風に他の子と比較しているうちに「あれ?何だかうちの子って言葉が遅い…?」と気になりはじめている人も中にはいるのではないでしょうか。

よその子はもうペラペラと滑らかに喋っているのに、我が子は片言の2語や3語が限界…

「ただ、成長がゆっくりなだけなのか、それとも発達に問題があるのでは…」とママは心配でたまりませんよね。

実際に我が家の次女は、長女や周りの同年代の子と比べると言葉の発達が遅い子でした。

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今回は、そんな我が子の言葉が遅いのではないかと心配しているママのために、言葉が遅かった我が家の次女のことを振り返りながら書いてみたいと思います。

言葉を伸ばすに最適!「絵本の読み聞かせ」

読み聞かせなんて、もう昔からとっくにやってるよ!
という人も多いでしょうが、言葉を伸ばすにはやっぱり絵本の読み聞かせはピッタリです!

動物や乗り物、食べ物など子供の興味のあるものが題材になった絵本から始めると、子供も興味を持って絵本を眺めます。

大人だって興味のあるものや好きなものだとすぐに吸収して覚えますよね。

子供もそれは同じで、興味のあるものからどんどん知識を吸収するのです。

また、大好きなママの声で優しく読み聞かせることによって、子供もより耳を傾けます。

親子のコミュニケーションを取りながら、言葉のトレーニングもしちゃいましょう☆

ちなみにこの絵本の読み聞かせに関して、私は絵本選びに失敗したことがあります…。

我が家では、長女が赤ちゃんのころから寝る前に絵本タイムを設けていました。

その流れで次女も赤ちゃんのころから長女と一緒に絵本を見るという習慣があったのですが、なぜかあまり興味を持たず…たまに絵本に興味を持ったなと思ったら、ページをサクサクめくるだけで内容はスルー、めくることを楽しんでいました。

長女が年長さんになり、自分で絵本を読むようになったので寝る前の絵本タイムは次女が中心になりました(それまでは絵本の決定権はほぼ長女が持っていました)

しかし、家にある絵本はどれも興味を持たないどころか拒絶するし、どうしたものかと思っていました。

ある日、本屋で次女が「これー!」と野菜がたくさん書いてある絵本を持ってきました。

これまでどれだけ本屋で絵本を選ばせようとしても見向きもしなかった次女がなんと自ら絵本を選んできたのです。

珍しく興味を持ったので、試しに買ってみると今までの絵本とは食いつきがまるで違いました!

どうやら、家にある長女の絵本は物語系ものや動物系のものが多く、次女の好みではなかったようです。次女は食べ物系や乗り物系の絵本が好きだったのです。

ChiKa
好きなものが違うのに、興味を持てなんて難しいよね…
姉妹だから、趣味が似ているものかと勝手に思っていた…
とちょっと反省しました。

その後は次女の好きそうな絵本を買ったり、図書館から借りてきて読み聞かせました。

すると、自分の好きなものがたくさん載っているので「あー!」「これー!」など興奮した声を出して絵本に食いつく食いつく…

興味を持った瞬間を逃さないため、すかさず「これは、大根だよ」「大きな車だね」など言葉や単語の名前を教えていきました。

それを繰り返しているうちに、話せる単語の数がどんどん増えていき、2語もしっかりするようになってきました。

絵本に興味を持つ前とはまるで別人のようでした…!

もし、あまり絵本を読み聞かせていないという人は、お子さんの好きそうな絵本を見つけてどんどん読み聞かせていってあげてください。

そして、これまでも絵本の読み聞かせをやっていたという人は、これからもぜひ続けていってあげてくださいね!

言葉のやりとりを遊びながら楽しく覚える!「ごっこ遊び」

アナタは子供に言葉を教えるとき、どんな風に教えていますか?

子供と面と向かって絵や物を見せながら「コレは〇〇だよ!」と言ったり、何かを行動したいときに「このときは、〇〇したいって言うんだよ」と言ったりして教えている人もいるかと思います。

実際、長女に言葉を教えるときにそうした方法で教えており、それで言葉を覚えることが出来ました。

そのため、次女に言葉を教えるときに同じ方法で教えていましたが、まったく興味を示さず…ついには怒りだしたり、立ち上がってどっかに去っていったりしました。

そのとき長女のときのやり方しか知らなかった私は途方に暮れるしかありませんでした…

どうにかして言葉を覚えてほしいと四苦八苦しているときに、娘たちが「やおや屋さんごっこ」をしていました。

おままごと用の野菜を並べ、お会計はおもちゃのレジでするというとてもシンプルな遊びです。

長女がお客さん役で「きゅうりとニンジンくださーい!」と次女に言いました。すると、次女が「はい!」と言って適当に野菜を取ってレジに通しはじめました。

それを見た長女が「違うよ!きゅうりとニンジン!コレとコレね!」と次女に手渡しました。

すると次女は「きゅーい(きゅうり)」「いんじん(ニンジン)」と復唱しながらニコニコしていました。

そして次はお客さん役と店員さん役を交代して遊んでいると、「きゅーい!」と言いながらおもちゃのきゅうりを手に取って店員さん役の長女に渡しているではありませんか!!

その光景を見て、これまで私が教えていたときはなんの成果もなかったのに、遊びの中だとアッという間に言葉を覚えることに衝撃を受けました…

ここで、

ChiKa
教えようとするのではなく、遊びの中で楽しく覚えてもらおう
というふうに考えを改めました。

それから「スーパーごっこ」「お人形ごっこ」「〇〇(アニメ)ごっこ」など色んな遊びをしてきました。

一番身近なスーパーの遊びは、次女の言葉をどんどん伸ばしていきました。

一連のお会計のやりとりまでカンペキに覚え、数ヶ月前までの娘からは考えらない成長でした!

先ほどご紹介した「絵本の読み聞かせ」と同時期にこれらの「ごっこ遊び」をしていましたが、相乗効果があったのかどんどん言葉を覚えていってくれましたよ!

ちなみに、長女は最近「何処でそんな言葉を…」というようなたくさん言葉を覚えてきます。

次女とお買い物ごっこをしているときに、

このアクセサリー壊れているじゃない!店長呼んでよ!
と言っていました(決して私はそのようなクレームを出したことはありません(汗))

何処でそんな言葉を覚えてきたのか…謎です。

ChiKa
その長女の姿を見て次女が「てんちょー!!」と叫んでいて「もっと他に覚えてほしい言葉があるのに…」と思った私でした…

言葉が遅い次女…3歳検診で相談して療育へ

ここまでは、子供の言葉を伸ばすにはどんなことをするのがいいのかについてを、私の体験談を交えてご紹介させていただきました。

これらをすることによって子供は言葉を使う楽しみを覚えますし、親子のコミュニケーションをとることもできます。

実際、次女も絵本やごっこ遊びを通じてどんどん言葉を覚えていき、とても楽しそうにしていました。

しかし、次女の場合はそれでも言葉の発達が遅いように感じました。

「成長には個人差があるのだから比べてはいけない」ということはわかっていたのですが、親の勘というか…。

そういう不確かなものではありましたが、

ChiKa
これはちょっと個人でどうにかするには限界かも
と思い始めました。さらに次女は活舌が良くないので、不安は募るばかり。

次女は1歳半くらいのときに姉の名前を呼ぶようになったのを皮切りに「わんわん(犬)」「ブーブー(車)」などの簡単な赤ちゃん言葉を発せられるようになったので「よしよし、成長してるな」と心配せずに見守っていました。

しかし、2歳になっても単語(1語)または赤ちゃん言葉しか発しません。

初めて意味のある言葉を発してから半年くらい経っているのに、そこから大きな言葉の成長はなかったのです。

周りの同年代の子たちを見てると「ママ、行こう!」「〇〇(その子の名前)、お菓子が食べたい」など、自然な2語や3語を使って自分の意思をしっかりと表現していました。

その光景に、私の中でちょっと焦りと不安が芽生えてきました。

こんな娘の状況を市に相談すると、2歳検診なるものに参加するように勧められました。

私の住む地域では1歳半検診の次は3歳検診まで子供の定期検診はないのですが、子供の成長や子育てに不安を感じているママや、市が「来てほしい」と思っている家庭に勧められている検診でした。

せっかくなので2歳検診を受診することにしました。

体重や身長を測ったり、歯の様子を見たりと普通の定期検診と一見変わらない感じで進んでいき、最後の問診で言葉について保健師さんに相談することができました。

しかし、保健師さん…なんだか感じの悪い人にあたってしまいました。

基本的には感じの良い方ばかりなのですが、このときはきっと数少ないピリピリした圧のある感じの保健師さんが担当についてしまったのです。

「まだ単語しか話さない」と話すと「単語だけ?2歳なのに?」と言い放ち、兄弟姉妹はいるかと聞かれたので姉がいると答えると

上の子に手をかけて、この子は放置気味なのでは?しっかりと構ってあげて
事実ではない上に保健師さんの憶測のみで話を進めてきました。

他の話をしても「〇〇なのでは?」と憶測ばかりでまともに聞いてもらえないとわかったので、早々に相談を切り上げました。

これによって市の保健師さんに不信感を抱いてしまい、それからは市には頼らず思いつくかぎりのことを独自で進めてきました。

といっても、根気よく絵本を読んだり、「ごっこ遊び」を積極的にやったりなど小さなことばかりでしたが…でも、次女にはそれなりに効果があったようで、2歳半になるころには2語、たまに3語が出る感じになっていました。

しかし、今度は「活舌の悪さ」が際立ってしまい…専門家でもない私がこれ以上進めるのに限界がありました。

このままではいけないと思い始めてからおよそ1年後、とうとう3歳検診の日になりました。

2歳検診の保健師さんの対応で市の保健師さんに対する不信感がありましたが、個人での限界を感じていたので

ChiKa
このままでは解決しない…もう1度、信じてみよう
と、また3歳検診の問診のときに相談することにしました。

1年前の保健師さんと違って、3歳検診の保健師さんはとても暖かく寄り添ってくれる方でした。

そして

言葉に不安を感じているなら、このまま発達の相談をしていきませんか?別室に専門の先生が控えてますよ
と言ってくださいました。かなりありがたい提案でしたので、一般的な3歳検診が終わったあとに発達の相談をすることにしました。

発達相談の先生は、とても穏やかな女性の先生でした。

少し話したあとにテストが行われました。

内容はたくさんあり、

  • タテや横に線を引いてみて
  • 〇を描いてみて
  • この2つのお顔で、悲しい気持ちのお顔はどっち?
  • この形と同じ形を、その紙の中から探してみて
など、基本的には簡単なものばかりでした。
そしてテストが終了すると「実年齢よりもおよそ1歳ほど発達が遅れている」と診断されました。

言葉の遅れは発達の遅れの1つだったようです。

その結果を聞いてショックが大きかったですが「やっぱりか」と納得もできました。

こうして結果が出ることによって、市から今後の方向性が示されて(別日に専門の医師の診断を受けてから、療育)道が開かれました。

「言葉が遅いのでは」と思ってからの1年間。

ChiKa
こんな2歳もいるよね…?
ある日突然、言葉の爆発期が来るよね…?長女も言葉の爆発期あったし…それがちょっと遅いだけだよね?
など、自分を無理やり納得させようとしたり、あるかもわからないような言葉の爆発期を今か今かと待っていました。

しかし、現実はやはり発達が遅れており療育が必要なのだとわかりました。

一瞬ショックは受けましたが、ちゃんと相談して結果が出てよかったなと心から思います。

「うちの子、言葉が遅いのでは…?」と感じている人は、ぜひお住いの市に相談してみてください。

もし、定期検診が近いようであれば、そのときの問診で積極的に相談してみてください。

どうしたらいいのか悩んでいるのでば、きっといい方向へ進んでいきますよ☆

そしてもし、相談を受けてもらった保健師さんの感じが悪かったときには、別の日に違う保健師さんに相談してみるといいですよ(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?

我が子の言葉が遅いと思うと不安になりますよね…

周りの人は「そのうち、気が付いたらペラペラ話すようになってるよ!」「そんなに遅いとは思わないよ」など、寄り添う言葉をくれたりしますがそれでも不安な気持ちってなかなか拭えませんよね…

子供の言葉を伸ばしていきたいというときは、絵本の読み聞かせやごっこ遊びなどをしてみるのがおすすめです。
子供が興味のある絵本や、楽しい遊びを通して言葉が増えていきます。

慣れてきたら絵本やごっこ遊びのバリエーションを増やして、色んな言葉を覚えさせてあげましょう。

それでも母親から見て我が子の言葉が遅いのでは…と感じたら、検診のときに思い切って保健師さんに相談してみましょう。

年齢やその時点での言葉の様子を見て「まだ様子を見てもいいですよ」となるかもしれませんし、「専門家に発達相談してみましょう」となるかもしれません。

どちらにしても自分1人で抱えて悩んでいたことにアドバイスがもらえるので、とても気持ちがラクになるし、これからどう動けばいいのかということがわかるので安心出来ます。

もしかしたら、ただ言葉が遅いだけじゃなくてうちの次女のように発達の遅れが発覚するかもしれません。

それでも、早めにそのことがわかって次にどうしたらいいのかということがわかるということはとても大きな収穫です。

我が子のことなので心配しすぎてしまうものですが、ママがテンパってはいけません。

色々遊びを通して上手に促して言葉を吸収してもらったり、ときには市や専門家の力を借りてどんどん言葉を伸ばしてあげましょうね!

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